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日本が引分け以上で決勝ラウンドに進出できるこの試合、序盤はデンマークペース。デンマークはコンパクトな布陣を維持して日本の前線へ楔として入れるボールを意識して潰し、サイドを広く取って日本のプレスを分散させつつ、縦への楔を積極的に入れてそれをフォローし、日本が中に絞ろうとすると外に起点を作り、そのクロスをトマソンがファーに流れる動きで中に入るなどして、何度かチャンスを作ってきました。

日本はその攻めに対して中のマーキングが曖昧になることもありましたが、その難しい時間帯を身体を張った守りで何とかしのぐと、徐々に本田だけでなく松井や大久保も起点となってボールを前に運べるようになり、17分に本田が直接FKから先制点を奪うと、30分には本田のFKを警戒させて、意表を突いた遠藤の直接FKで大きな追加点を奪い2-0。日本からしてみれば、前半はこれ以上望めない上出来の展開。点を奪ってからは繋ぎにも周り見る余裕が出てきました。

34分に早くも交代のカードを切っていたデンマークは、後半に入っても焦らずにボールを繋いでバイタルエリア付近に起点を作り、横の揺さぶりからロンメダールらのクロスでチャンスを作ってきましたが、それに得点には繋がらず。すると56分にはCBクロルルップを削って長身FWのラーセンを、63分には中盤のカーレンベリに代えてエリクソンを投入。前に人数を掛けて低い位置からロングボールを入れて、そのセカンドボールを拾うような戦い方に変えてきました。

それに対して日本はサイドから入るボールの時よりも、相手の攻めが単調になった分ボールを跳ね返す部分をしっかりできるようになり、カウンターからうまく繋いでチャンスを狙って行きました。81分に長谷部のファウルからPKを与えて失点するものの、87分には大久保を起点にドリブルで切れ込んだ本田が相手を引きつけて折り返し岡崎がダメ押し。88分には大久保に代えて今野を左SBに入れて長友を一列上げ、警告を受けていた遠藤を稲本に代えるなど、冷静な試合采配で締めくくり3-1で勝利、グループリーグを2位で突破しました。


序盤は日本が作ろうとする前線の起点を確実に潰し、ピッチを広く使って思っていたよりもうまいボール繋ぎで縦への楔、外への展開をうまく使い分けるデンマークを相手に劣勢にならざるをえませんでしたが、この時間帯にきちんと守備から入って粘り強く守り、先に失点を許さなかったことはひとつの大きなポイントでした。さらになかなか直接FKが決まることがなかったこの大会で、2つの直接FKでリードを奪えたことも大きかったと思います。2点目は本田のFKを利用してうまく裏をかきましたね。

後半に入って勝たなければならないデンマークに焦りが見えて横の揺さぶりがなくなり、後方から縦に放り込んでこぼれ球を狙う単調な攻めになったことで、闘莉王・中澤を中心に跳ね返してセカンドボールを拾うシンプルな守りになったこと、いい場所に顔を出していたデンマークのトマソンが何度も決定機を作りながら、それを得点に繋げられなかったことも助けられましたが、うまくしのぎきってカウンターからダメ押し。理想的な勝ち方ができたと思います。

劣勢にある時には割りきって守備ブロックを作って粘り強く守り、本田が前線の起点として厳しいマークに遭うと、松井・大久保のドリブルをアクセントとしてそれを遠藤・長谷部がフォローするなど、的確に状況を判断し、チームとしてどうすべきなのか方向性が統一され、個々の選手も集中していました。直接FKが2本も決まったことは運もあったかもしれませんが、チームとしてやるべきことをやりきったからこそ、生まれた勝利だったと思います。次のパラグアイ戦も簡単な試合にはならないと思いますが、今持てる力を出しきっていけるところまで頑張って欲しいですね。

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2010.06.25 12:57 | 戦評・W杯ほか | トラックバック(0) | コメント(0) |
前半はオランダが高い位置からプレッシャーを掛け、サイドからのクロスからボールを入れ、セットプレーからチャンスをうかがうも、日本も守備ブロックを作って対抗。日本は本田を起点に松井とのパス交換から長友が切れ込んでシュートを放つ場面は作ったものの、オランダが圧倒的にボールキープする展開。

日本はオランダのプレッシャーの前になかなかボールを前に運べなかったものの、ボールを奪われても一気に持っていかれない守備を徹底。カイトを中心とした右サイドからの仕掛けにも長友に加えて大久保・長谷部などもカバーに回り、自由にさせませんでした。前半の終盤にはオランダもいったんペースダウン。

しかし後半に入ると再度ラインを押し上げてプレッシャーを掛け、一気に攻勢の度合いを強めてサイドから何度も仕掛けてきました。日本は防戦一方に追い込まれて跳ね返すのが精一杯になってしまい、後半8分にクロスのこぼれ球を繋がれ、スナイデルが強烈なミドル、川島も当てるのが精一杯で失点。

その後は日本も大久保や松井のドリブル、SBも攻撃参加して攻勢の時間帯を作り出しましたが、後半19分に中村、32分に玉田・岡崎と投入した選手がなかなか流れに乗れず、オランダに中盤でパスカットされてカウンターを食らい、ゴールを脅かされる場面も。長友の攻撃参加も実らず0-1で敗れてしまいました。


オランダが圧倒的にボールをキープされる展開ではありましたが、日本は前線の起点を人数を掛けて潰し、右サイドのカイトには長友をぶつけ、大久保や長谷部にフォローさせることでオランダの特徴を消してきました。日本がボールを奪ってもオランダの守備意識が高かったため、それを攻撃に繋げるという点では必ずしも成功していませんでしたが、ポイントを抑えた守備は十分に機能してたと思います。

右サイドのカイトを始めとする強力なアタッカー陣を擁するオランダの攻めは迫力がありますし、リズムがある時の攻守の連動はさすが優勝候補の一角と感じさせる高いレベルでした。ただ日本の特徴を消してくるような戦い方をオランダは明らかに嫌がっていましたし、一試合を通してあのリズムを持続させるには、ペース配分的にも、ムラのあるチームだけに難しかったのではないでしょうか。

前半はオランダも基点を潰されて攻めきれない時間が続いたことで、最終ラインが引いて前線との間が間延びし、徐々に日本も攻める時間が作れるようになりました。おそらく日本が狙っていたのはそこで、しかし後半は前半以上に仕掛けてきたオランダの攻めをしのぎきれず失点。ある程度覚悟していた部分はあったとしても、先に失点したのはやはり痛かったのではないでしょうか。

その後攻めに出た日本は大久保や松井のドリブルなどがリズムを作っていた時間帯だけに、交代のカードをどう切るのかは難しかったと思います。しかし中村を入れて岡崎・玉田を動かすというカードは戦い方としてはアリだったのかもしれませんが、交代選手がなかなか試合の流れに乗れず、中盤でボールをロストしてカウンターを食らったり、攻勢の時間を続けられませんでした。

その辺はイングランド戦あたりからチームの構成がガラリと変わったことも、少なからず影響していたでしょうか。ただこの試合敗戦したとはいえ1失点のみに終わったことで、最後に対戦するデンマークはカメルーンに勝って勝点で並ぶも、得失点でリードしているために引き分け以上であれば、日本の決勝ラウンド進出が決まります。デンマーク相手に引き分けでもいいという気持ちでは苦戦は免れませんし、何としても勝つというくらいの強い気持ちで次の試合に臨んで欲しいですね。

2010.06.20 22:02 | 戦評・W杯ほか | トラックバック(0) | コメント(0) |
序盤からセルビアがドイツのパス回しを高い位置からコース制限し、ボールを奪取するとサイドに展開、右サイドのクラシッチらを起点にSBも攻撃参加してチャンスをうかがうと、対するドイツは前線のクローゼを起点に、右サイドからミュラー&ラームが、左サイドからポドルスキーが仕掛け、ゴールを狙ってきました。

徐々にドイツ相手に守勢になってもセルビアは焦らず守り、逆にポゼッションしチャンスをうかがいながら、それをゴールに繋げられないドイツは前半37分、クローゼが二枚目の警告で退場。直後の前半38分、カウンターから右サイドクラッシッチがクロス、ファーの長身ジキッチが落とし、ヨバノビッチが決めてセルビアが先制。

後半は右サイドのミュラー&ラームにエジルが絡んで起点を作るドイツが意欲的に攻めに出て、リードしてひとり多いセルビアは徐々に守備ブロックを作って受けに回るようになり、ドイツはエジルのサイドチェンジやラストパスなどからポドルスキーが何度も決定機を迎えましたが、そのシュートは枠を捉えられず。

後半14分にはセルビアCBビディッチのハンドでPKを与えるも、ポドルスキーが失敗。後半25分にエジルとミュラーが交代してからはその攻勢も徐々に失速し、セルビアのカウンターでゴールを脅かされる状況に。最後はDFを削ってFWゴメスを投入し、CBメルテザッカーを前線に上げるも機能せず、セルビアが1-0で勝利を収めました。


ドイツは前線のクローゼを起点に、右サイドのミュラー&ラーム、左サイドのポドルスキーの仕掛けには迫力がありました。クローゼの退場こそあったものの、そこで諦めずに1人少ないながらドイツは失点直後から攻勢に出て、PKを含めた数多くのチャンスを作り出しました。しかしその多くを決められなかったポドルスキーがゴールに嫌われ続けたことは、ビハインドを負って一人少ないドイツにしてみれば、あまりにも痛い誤算だったのではないでしょうか。

セルビアはドイツの攻撃を前に徐々に守勢に回らざるをえなくなりましたが、ドイツのクローゼが退場した間隙を見逃さず、カウンターから奪った先制点は見事でした。その後は攻勢に出たドイツを前にやや受身になり、不用意な守備もあったりでPKなどピンチも少なくありませんでしたが、GKストイコビッチを中心にその時間帯をしのいでからはうまく選手交代も使って、流れを変えつつカウンターも狙うようになり、見事リードを守り切ることに成功しました。


2010.06.19 17:04 | 戦評・W杯ほか | トラックバック(0) | コメント(0) |
前半、アメリカはリズムの良いパスからサイド攻撃のチャンスをうかがい、対するスロベニアは技術の高さを感じさせる繋ぎから10番ビルサがアクセントとなってチャンスメイク。先制はスロベニア。前半13分左サイドを起点に繋いで、バイタルエリアで受けたビルサが見事なミドルでゴール。アメリカGKハワードは一歩も動けず。

アメリカはアティドールやドノバンらの仕掛けはあるものの、徐々に攻撃が単調になってしまい、セットプレーのチャンスも活かしきれず。逆に前半42分、スロベニアはカウンターからバイタルエリアのノバコビッチを基点にリャビヤンキッチが裏に飛び出し、GKとの一対一を冷静に決めてスロベニアが前半2点リード。

後半アメリカは前線のファイルハーバー、ボランチのエドゥと二枚交代。開始直後からサイドを起点とした攻勢の形を作り、縦のフィードからドノバンが右サイド抜け出して切れ込み、角度のないところから決めて1点を返す。スロベニアもそのリズムをうまく分断してカウンターを仕掛けるも、それをゴールに繋げることができず。

スペースが生まれたことで、アメリカは攻守の早い切替えからFWアンティドールの身体能力の高さが活きるようになって、守勢に回ったスロベニアは警告が増え、後半36分ドノバンのフィードをアルティドールが落とし、ブラッドリーが決めて同点に。お互いチャンスはあったものの決め手を欠き、2-2のドローに終わりました。


スロベニアは高い技術をベースにビルサが起点としてアクセントとなり、ビルサ自身のゴールとカウンターから前半でアメリカを相手に2点リードを奪い、そのポテンシャルの高さを証明しました。ただ後半スペースができてからはアメリカのスピードに守備が後手に回り、追いつかれてこの試合での予選突破はなくなりましたが、派手さはなくとも自分たちの形を持った好チームですね。

対するアメリカはスロベニアの巧さに前半はリズムを作り切れず、2点のビハインドを許しましたが、後半一挙二枚の交代で1点を返すと、徐々にスペースができたこともあってアンティドールを始めとする個々の選手の身体能力の高さを活かして優位に立ち、2点のビハインドを追いつきました。個々の技術・身体能力が高く、それを活かせる展開になった時はさすがアメリカらしいチームという印象。イングランドが不調なグループリーグでは、十分突破の可能性もあるのではないでしょうか。

2010.06.19 16:33 | 戦評・W杯ほか | トラックバック(0) | コメント(0) |
お互い守備から入る無難な立ち上がり。そんな中でも、C・ロナウドがドリブルからFKを獲得して直接ゴールを狙うと、中盤の遠い位置からミドルを狙うなど、序盤は存在感を発揮しました。しかしそれも15分くらいまでの話で、コートジボワールが自陣に入った辺りでブロックを作り、オランダの楔を潰してカウンターを狙う形を取り出すと、徐々にボールに絡めなくなっていきました。

ポルトガルはC・ロナウド頼みなことが多く、ボールを持つと存在感を発揮するものの、組織的に数的優位で潰しに来るコートジボワールの守備を前に周囲のフォローが遅く孤立しがちで、相手のミスかセットプレーくらいしかゴールに迫ることが難しい状況。対するコートジボワールも組織的な守備が安定し、左サイドでジェルビーニョやカルーが仕掛けるなどチャンスは作るものの、なかなかシュートに持ち込めず。

後半に入ってもコートジボワールの集中した守備からサイドに展開して仕掛ける展開は続き、ポルトガルは徐々に中盤のデコが相手陣内でボールを持つ場面が出てきたものの、コートジボワールの守備がうまいのか、ポルトガルのフォローの意識が低いのか、デコにしてもC・ロナウドにしても、ドリブルすると孤立してドリブルが長くなって潰され、シュートまで持っていけませんでした。

ポルトガルは後半11分にシモン、17分にチアーゴを投入してラインを押上げ、徐々にボールを前に運べるようになりましたが、最後のチャンスメイクが雑でシュートまで持ち込めないのは相変わらず。対するコートジボワールも21分にドログバを投入するも、運動量が少ないためかなかなかボールには絡めず、終盤コートジボワールのサイドからの仕掛けも不発。試合は0-0のドローに終わりました。


ポルトガルは守備はわりとしっかりとしている印象を受けましたが、前にいい形でボールを受けるためのビルドアップの工夫や、前線をフォローしていこうという意識に乏しく、C・ロナウドやデコといった選手を活かしきれていなかった印象。後半はスペースのできたこともあってか、ラインを押し上げたことでビルドアップの部分は改善されたものの、最後の崩しの部分がアバウトで、攻める割にはなかなかシュートまで持っていけませんでした。

コートジボワールもセンターラインを超えた辺りでコンパクトなラインを作り、そこで高い守備意識からポルトガルの攻めをカットしてサイドから仕掛けるという形には安定感がありましたが、サイドからの仕掛けをフィニッシュまで繋げていく形は少なかったですね。後半ドログバ投入も根本的な解決には繋がらなかっただけに、守備からしっかり入る相手にどう点を取るにはもう一工夫が必要ではないでしょうか。

2010.06.16 07:40 | 戦評・W杯ほか | トラックバック(0) | コメント(0) |