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JリーグのFC東京を応援しているBlogです

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毎回Jリーグの日程が出る度に、だいたい翌日くらいにできるさっかりんにある日程データを取り込める作業を行なっているのですが、改めてそのやり方をまとめてみました。取り込むだけなら作業自体はとても簡単です。

1.さっかりんのサイトで「ダウンロード」を選ぶ
sakkarin6.jpg



2.FC東京の「リーグ戦」、「ナビスコ杯」などのファイルURLをコピー
下みたいなURLですね。
http://soccer.phew.homeip.net/download/schedule/data/UTF-8_emp_kasiwa.ics
sakkarin6.jpg
※「選手の誕生日」・「イベント」・「チケット発売日」・「テレビ放送」などもあるようなので、その辺はお好みで入れられるといいと思います

3.Googleカレンダーで右上の設定を選択
右上のカレンダー設定→カレンダータブ→中段右、おすすめカレンダー検索→ファイルの選択→出てくるウインドウの「ファイル名」に先ほどのURLをペーストすると、反映されます。
sakkarin6.jpg

これだけでGoogleカレンダーに設定されます。
※個人的に昨年まではいったんファイルを保存した後インポートして取り込んでいましたが、聞いた話ではURLで設定すると、更新情報も反映されるようです。

【重要な補足】
※Googleカレンダーに一度取り込むと再度取り込み直すのが面倒なので、取り込む前に一度読んでもらった方がよいです。

ここから先は応用編。データのcsvファイルを保存して、メモ帳や秀丸などのテキストエディタで開くことができます。表記文字が必ずしも自分好みでなかったとしても、ここで編集して表記を変更して取り込めば、カレンダー上は自分の好きなように表示出来るわけです。



デフォルトは

14:00 J1 FC東京 - 大宮

とカレンダー上に表記されますが、これを文字の置換などをうまく駆使しつつ、「J1を1節」「FC東京→東京」というように自分好みの表記に変えて保存してから取り込めば

1節 東京-大宮

というような文字群に変更すると表記を変更することができます。
sakkarin6.jpg

また不要なデータを削除すれば、さっかりんの作成した情報を取捨選択して登録ということもできるので、試合時間の決まっている前半戦だけ取り込んだり(2月の公開では後半は時間の指定がありません)、チケット販売情報でホームの情報だけを選択して削れば、アウェイの販売情報のみをカレンダーに取り込むことも可能です。後半日程の詳細が発表になった際にそれだけ取り込むのもありでしょう。

その辺の必要な情報、必要な情報というのは人によって違うと思うので、仕組みを理解して使い分けると幅が広がると思います。こんなやり方も知っている人からすると、当たり前のように何年も前からやっていたことだったりします。ただ当然知らない人もいると思いますし、使い方がわかればいろいろ便利だと思うので、もし知らなかった人は今回を機に一度試されることをオススメします。

【関連】
iPhone標準のカレンダーとgoogleカレンダーを同期させる一番便利で簡単な方法
(複数のカレンダーのアカウント共有可)
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2012.02.01 12:53 | Jリーグ | トラックバック(0) | コメント(1) |
週末は天皇杯の試合があったりで珍しくJリーグがないので、この機会に2011年シーズンのここまでのJ1・J2までの観客動員の状況をまとめてみたいと思います。まずは週末のうちに作成しておいたこちらの表。Jリーグ全体を俯瞰する視点を重視して、あえてJ1・J2を分けずに全チームで平均観客動員数の多い順から並べてみました。

【ホームゲームにおける観客動員数の前年との比較】
J1全体観客動員平均 前年比82.0% 2011年15,441人 2010年18,428人
J2全体観客動員平均 前年比93.2% 2011年 6,244人 2010年 6,696人
※2011年平均は10/6終了時点、2010年平均は全試合消化時点での数値。
※前年比は平均動員数を前年度と比較。色付きはJ2のチーム。
ホームゲームにおける観客動員数の前年との比較



今年の観客動員の平均を見るとJ1が前年比82%、J2が前年比93.2%となっています。全体的な下落傾向にある中でJ2の方が減り幅が少ないのは、昨年観客動員が4位だったFC東京がJ2に降格した影響が大きいだろうと感じるところです。順位を見てみるとFC東京が7位にあるのが目立つくらいで、観客動員という面ではJ1とJ2の差は歴然としています。

FC東京は震災の影響で延期となった4節栃木戦はホーム開催ながら、震災の代替開催で味スタ・国立・駒沢などの競技場を確保できなかったためか、遠隔地の埼玉県熊谷で開催され、6,795人の来場に終わりました。この変則的な開催となった試合を除くと平均で16,599人(前年比で66.1%)程度となります。FC東京の現時点での現実的な平均動員数はこれくらいと考えた方が良さそうです。思ったより下落幅が大きいのは、サポ以外の都内でJ1の試合を見ることができなくなったライト層離れがあった影響かもしれません。

また東京Vはこの表を見ると一見前年に比して健闘しているように見えますが、実は5/4に行われた第10節FC東京戦で、現時点でのJ2動員記録である28,832人を集め、これが今季の観客動員全体の35.7%を占めています。最終的にはその比率も下がっていくでしょうが、現時点でそのFC東京戦の動員を除くと平均動員は一気に3,991人まで落ち込む部分は留意すべき点でしょう。

仙台や鹿島、水戸などは震災による被災の影響もあったでしょうし、震災による日程や会場変更も少なからず動員に影響があったはずです。観客動員の減少が言及される浦和、中村俊輔効果もあっただろうと思われる横浜、優勝の好影響があった名古屋などは相対的な意味で減少幅が比較的大きく、数値以上に平均値を押し下げていると考えてもよさそうです。また昇格した3チームを見ると甲府は前年割れしているものの、福岡・柏に関しては前年比で観客数を大きく伸ばしました。

J1J2.jpg











もうひとつJ2への降格、J1昇格の観客動員の増減についても少し考察したいと思います。2009年の降格チームは千葉・柏・大分。大分の減少幅は財政難で下位に低迷したことと、09年末の一連の騒動の影響を加味すべきだと思いますが、千葉・柏の減少からも見えるように、通常の降格による減少幅は2~3割程度と考えます。大分・千葉のようにJ2残留した場合はさらに10%~20%減少する可能性が高そうです。今季の京都・湘南の観客動員苦戦は降格に加えて、J2でも苦戦していることと無関係ではないでしょう。

また昇格効果を考えた時、チームの観客動員ベースで違ってくるとは思いますが、基本的に観客動員数が増えるのは間違いありません。ただ降格時の減少幅と同じくらいの2~3割増となるのが理想ですが、現実には下位に低迷するようだと、観客動員にも確実に影響するはずで、今季の柏のように上位にでも躍進しない限り、大幅な増員は難しいのかもしれません。J1のチームは平均で1万人超えをしているチームが多いですが、そこに到達するにはJ2の段階で平均7,000~8,000人くらいまで伸ばしておくことが必要ではないでしょうか。


昨年ナビスコ杯優勝した磐田といったチーム、J2でも地道に取り組んでいる岡山・熊本といったチームは、こういう状況下でも前年よりプラスにしています(岐阜は長良川を使えるようになったからもあるでしょうか?)。成績の向上は勢いをつける一つの要因ですが、優勝争いや昇格のような大きなものにならないと、必ずしも観客動員に直結していないことは着目したい部分です。勝敗に大きく左右されないコア層の育成・新規取り込みを増やすと共に、ライト層や新規をいかに開拓し、つなぎ止めていくかが、各チームの工夫のしどころと言えるでしょう。

個人的にはホームの試合だけでなく、アウェイの動員をいかに増やすかも中長期的に見れば重要な施策なのかなとは感じるところです。アウェイの動員自体は自チームの観客動員に直結するわけではありませんが、営業的に対戦相手同士で協力し合うことでプラスに出来る面もあるでしょうし、何よりホームに比べれば明らかに少数の人員で結束して応援することは、チームへのロイヤリティを高めることに繋がるような気がします。やはり成績に依存した動員や営業活動には限界がありますし、それだけでないチームの可能性を提示することが、今後重要になってくるような気がしますね。


2011.10.09 01:00 | Jリーグ | トラックバック(0) | コメント(1) |
久しぶりのブログ更新です。。。と思い調べてみたら、愛媛戦の選評から6/5以来の更新になります。あれからTVでずっと東京の試合は見ていますが、やはり納得はしていても、応援に行けないというのはもどかしいですが、まぁ今年は娘が落ち着くまでしょうがないですね。

この前の富山戦で東京は今季初の連敗。他チームにマーク・研究され出したところに、突然負傷したロベルト・セザー不在の再構築に時間が掛かって、これは苦しい展開だと思っていたら、意外にも上位陣が揃って足踏み。2連敗を含め最近5試合で2勝3敗だった割には依然としてまだ首位だったりで、東京だけでなくて、他も苦しんでる感じなんでしょう。

で、そんな上位陣が勝てない状況で、ふと各チームのホーム・アウェイの戦績はどうなんだろう?と気になって、スパサカのサイトの各チーム状況から、通算とホーム、アウェイの別に順位表を作ってみました。変則日程でホーム・アウェイの試合数がまばらだったりしますが、ある程度参考になるかなとは思います(基本的に勝点→得失点の降順。ホーム・アウェイの横の順位は本来の順位)。

まずこちらが9/1時点でのJ2通算成績(徳島と草津の試合は1試合ずつ多い)
all.jpg

こちらがホームでの戦績
home.jpg

で、こちらがアウェイでの戦績
away.jpg

まず目につくのは札幌のホーム8勝。アウェイの戦績が3勝2分5敗と苦戦しているところを見ると、ホームでの勝率の高さが勝ち点の積み上げに大きく貢献し、最近の躍進の大きな理由のひとつとなっているのは間違いありません。

徳島はアウェイで6勝を挙げていますが、実はホーム(6勝3分3敗)とアウェイ(6勝2分3敗)の戦績がほとんど変わらなかったりします。ホームに特に強いというわけではなさそうなところが、悪い時に流れを断ち切るという意味でどう影響するのかが気になるところ。

栃木は他の上位3チームほど、毎試合何がなんでも勝ちに行かないといけない、という戦い方はしていない印象があります。最低でも勝点1を取ろうという戦い方が、敗戦の数の少なさに繋がっているようにも思いますが、別の見方をすれば他チームに比べて引き分けが多いのもそれが要因なのかなと感じています。

東京と千葉はホームで負けなし7勝、アウェイの戦績も案外似たような感じで、戦い方は違いますが、オーロイ・セザーと戦術的に前線の核となっていた選手が負傷離脱し、研究された戦い方を再構築中で苦戦しているところも似ているのかなと。千葉はややアウェイで苦戦しているものの、言われているイメージほどの戦績ではなかったのですが、サポが危機感を持って言及しているのは、昨年の経験があるからこその苦言なんでしょうか。

その他気になるところで言うと、北九州はアウェイではほぼ五分もホームで確実に積み上げているところが大きい。鳥栖はホームで7勝も4敗は上位陣の中では多い方。東京Vは華々しく勝っているイメージがある割にはころっと負けたりでH&Aどちらも戦績が安定せず。京都はホームの戦績は案外悪くないものの、アウェイの戦績がやや厳しい感じでしょうか。


全体的に見てやはりアウェイに関してはどこも苦労している印象で、そんな中でホームできちんと勝っている、勝点を積み上げているチームはアドバンテージがありますし、実際上位に来ています。今後はホームで勝点を積み上げているチームの中で、アウェイの戦績が最終的に順位に大きく影響してくるのではないでしょうか。

総合力で見た時に、東京・徳島・栃木・千葉は少し抜けているとは感じます。しかし上位陣は勝ち切る力で他を圧倒していない分、相手がしっかり対策してくれば今後も苦戦は避けられず、勝ち点も伸び悩むだろうと予測します。勝たねばならないという状況が続く中で、勝つことができなかったらその下にいるチームに追い抜かれる可能性も出てくるでしょう。

リーグ戦半ばを過ぎた辺りで上位陣の勢いが止まったのは偶然ではないと感じます。下位チームがしっかり対策し、引き分けをボーダーラインに、リスクの少ない、効果的な戦い方を採りやすいということも大きいでしょう。上位陣が勝点を積み上げるためには、戦術的な幅を広げたり、セットプレーが重要になってくるはずです。厳しい戦いではありますが、タフに勝ち抜いて何とか昇格までこぎつけたいところです。

2011.09.02 00:15 | Jリーグ | トラックバック(0) | コメント(0) |
先週の5/13(木)に文京シビックホールで行われた、川淵三郎氏の講演「夢があるから強くなれる」に行ってきました。そこで聞いた話が面白かったので、1時間とロスタイム5分(笑)の講演でしたがノートにして約6ページくらいメモったのをまとめてみました。ざっと流れを整理しながら書いてみたんですが、その面白さが少しでも伝われば幸いです。

(1)2002年W杯開催立候補を表明した当時の状況

【FIFA】
現時点で208の国と地域が加盟(国連加盟国よりも多い)
独立したことをアピールするためには、対外試合は格好の舞台だから、たくさんの地域が加盟している。

1986年メキシコW杯(マラドーナの神の手ゴールがあった)
FIFAアベランジェ会長(当時)が21世紀はアジアでと発言。大の日本びいきで知られる氏の発言は、次は暗に日本でW杯をと言っていると誰もが思ったが、日本の現状を考えれば日本国内では誰もピンと来なかった。

では当時(1986年)の日本の状況はどうであったのか。

1.5万人が収容出来るサッカー専用スタジアム→0
4万人以上が収容出来るスタジアム →2(国立・神戸ユニバー)

1950年代
大学中心のサッカー(大学やそのOBが天皇杯で優勢だった)
1960年代~
企業スポーツ
広告媒体・求心力・福利厚生の一環として、年間2~10億の予算があった。

1965年
JSL(日本サッカーリーグ)がスタート
※日本サッカー界の恩師、クラマー氏の提言
8チームでスタートし、90年当時には1部12チーム、2部16チーム

W杯出場など夢のまた夢で、オリンピック出場が目標。しかし1968年メキシコ五輪で銅メダルを獲得して以来、オリンピックで全く勝てなかった(マレーシア・シンガポールらにすら勝てない弱小国だった)

1990年当時JSLの状況
平均観客動員数は3,000人。
最終的に27年間での累計観客動員数970万人、年平均で36万人。

【TV放送】
JSLは優勝のかかった年2-3試合のみの放送
視聴率が取れないということでお金を払うと持ちかけてもTV局に断られた。
※人気の高校選手権・天皇杯はTV放送されていた。
全てを合わせたサッカー関係の放映権料は年約500万円。

【新聞】
主要紙→結果のみの掲載
スポーツ紙→ほとんど掲載されていない状態

当時のJSLには海外から戻ってきたカズや、ラモス・木村和司・水沼といった選手はいたが、見るべき選手は10人くらいだった。
※グッズの売上は大売れに売れた日で2万円くらい。

それなりに安定してはいるものの、ここからさらに日本のサッカーを強化していくためには、「欧州のような地域に根ざしたスポーツクラブ」を作っていくことが必要だ。→どうすればいいのか?

1990年当時
「3万人収容のホームスタジアム」「独立法人化」「30人前後のプロ」「ユース(下部組織)」「TV放映権」「広告収入」などのプロ化を成功させるための要素は何も揃っていなかった。

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1960年代の集中強化による銅メダル→世代交代により衰退
そんな中でサッカー競技人口を増やすための転機となった2つの要素

1.1970年にサッカーが体育の正課に取り入れられた。
  →それまでは教師が提案してたまにやるくらいだった。

2.1981年「キャプテン翼」少年ジャンプに連載開始
  →サッカー人気の爆発 ※中田英寿、稲本、中村俊輔といった世代

上記の理由によりサッカーの競技人口自体は増えていた。
しかしプロリーグを成功させるためにステップバイステップでは難しい
→あえて高いハードルを設定して超えられたチームで始めよう
(元々たいしたことないんだから、失敗したら元に戻せばいいじゃないかという開き直り)

・法人化した自立したクラブ経営を目指す→企業大反発
・ホームタウン化
・1.5万人収容のナイター施設付きの競技場(「保有」でなく「確保すること」とした)
 →ナイターのカクテル光線・芝生でなら何かが起こるだろうという期待感
  競技場を走り回っている子供を隠せるといった現実的な視点もあり
・18人以上のプロ
・下部組織

など7つの要素を条件に兼ね備えたチームを募集
1990年4月→バブル経済の最後の時期

20チームの申し込み→14チームに絞り込み
→10チームのうち8チームはすんなり決まった

残りの候補
・清水
→当初チームに連れてくると公言していたカズ・武田の移籍には失敗
 しかし堀池・大榎・長谷川の三羽烏などの熱意を感じて加盟が決定

・ヤマハ(現磐田)→中山がいたがホームスタジアムで失格
・ヤンマー(現C大阪)→神戸・大阪とホームスタジアムで迷い失格
・日立(現柏)→勝田(茨城)をホームにする予定だったが、ホームスタジアムで失格
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残り2候補
・フジタ(現湘南)
→条件を満たしてはいたが、当時ヴェルディ・横浜M・横浜Fが決定していたため、神奈川に4チームが集中することはできれば避けたい

・住友金属(現鹿島)
当時の鹿島町の人口は3.5万人で、3,000人のスタジアムを予定していた。
川淵氏は厳しいと感じ「99.99%ない」と、訪問してきた関係者に伝えた
→「100%ではないんですね?」と、「1.5万人収容の屋根付きスタジアム」「観客動員」「施設」「補強」といった次々と氏が出した課題を、県とも協力しつつ1つ1つ解決し、鹿島の逆転加盟が決定した。

1993.5.16のジーコのいる鹿島と、リネカーのいる名古屋の対決
・初戦は満員だったが招待券がほとんどで、応援団はほんの一角だった
・2戦目→即完売。往復はがきで申し込みを募集していたが、茨城県で通常使用する30万枚がそのためになくなってしまったため、方法を変えた
・何もなかった鹿島町への住金社員の転勤は歓迎されるようになり、暴走族がいなくなったことで警察の転勤も嫌がられなくなった。

これまで運用のノウハウがなかった鹿島ボランティアの行動規範
1.客に不快感を与えない。
2.その行動がアントラーズのマイナスにならない
3.自覚を持って行動する。
→成功して、全体の規範に


Jリーグのマーチャダイジング(グッズ販売)
・1991年当時のアメリカ4大スポーツのグッズ売上は各3,000億円くらい
・有名な「J」のロゴマークは1,000万円でデザイン
 →もったいないと思ったが、あのロゴマークを作ったことは大きかった
・NFLの日本でのグッズ販売実績が40億円だったので、初年度の目標が45億
・フタをあけてみれば、初年度300億円の売上があった(次年度からは下がったが)。

Jブームの一例
・NTTのテレホンカード→700万枚の売上
・森永のチョコレートバー→12億円の売上
・永谷園のJリーグカレー→1200万食の売上
※食うとラモスになる有名なCMで「ラモスにならない」と苦情の電話が殺到したとか
・各チームのフラッグ→1000本売れればいいと思っていたが、300万本売れた

バブルが弾ける前にJリーグをスタートさせることができたのは大きかった
・加盟の条件を下げないで済んだ
・企業名をチームにいれるという妥協をしなくて済んだ
・あのタイミングでなかったら、Jリーグ自体が存在しなかったかもしれない。


当時の状況からどう変わったのか

1.5万人以上収容のサッカースタジアム→20
4万人以上収容の屋根付きスタジアム→12
※屋根のない国立・神戸ユニバー・広島ビックアーチを加えた15が4万人以上

新潟ビックスワン
「サッカー不毛の地」と言われた新潟が、J2で66.7万人の観客動員を記録。
アベランジェ前会長は被爆した広島に思い入れがあって開催を希望しており、それを背景に開催地に立候補していた広島市長(当時)が誘致にあたって100万以上掛かる「屋根は付けない」と公言。そのため新たな候補地としてビックスワンが作られた経緯があり、それがなければ新潟の今の状況はなかったかもしれない。そういう意味では氏は広島市長に今でも感謝している(笑)

Jリーグの観客動員970万人(高校サッカーや天皇杯を加えると1,000万人を超える)
スカパーの放映権料 Jリーグ52億円(今後は少し下がる)+代表の10~20億円くらい

苦しい状況もあったが、ようやくここまで来た。



(2)川淵氏から見た代表の印象

1.1998年フランスW杯代表(中田が21歳)
中田は確かに生意気ではあったが、先見性があった。
その中田を中山・秋田・井原・名波・山口といった選手が支え、盛り上げていた。
岡田監督の下、3連敗こそしたものの良いチームだった

優勝するチームの力を15とすると日本代表は6+チームワーク1で7くらいの力


2.2002年日韓W杯代表(中田が25歳)
トルシエという言葉には今でも苦いものが混じらざるをえない(笑)
徹底的に押さえ込んでチームを掌握しようとした。
トルシエはメディアの露出が多かった中田・川口がとにかく嫌い。
中村落選を和らげるために、ベテランの中山・秋田を招集した。
→結果的にこの2人がチームを盛り上げてくれた。
チームは「アンチトルシエ」で結束→ゴールしても誰もトルシエのところに行かない
初ゴールの鈴木隆行→中山のところ ロシア戦の稲本→秋田のところ

このチームの力は7+ホームアドバンテージ2で9くらいの力があった


3.2006年ドイツW杯代表(中田が29歳)
チーム構成的にピークとなるべき代表だった。
国内組+中村俊輔で臨んだ中国アジア杯でのチームワークは素晴らしかった。
しかしジーコとイタリア語で話せる中田ら海外組が戻ってきてから、ポジションを約束されている海外組と国内組の間が少しずつギクシャクし始めた。
それでも初戦で勝てればチームも結束しただろうが、オーストラリア戦で決壊してしまった。
ジーコは人間的には素晴らしいが、人心掌握という面では必ずしも上手くなかった。

このチームは8くらいあったが、チームの和を欠いて-0.5、7.5くらいの力だった。


4.2010年南アフリカW杯代表
現時点でのチーム力は8くらい、奇跡を起こすためにはそれに+αが必要。

キーマンとなるのは本田
北京五輪の頃は何であんなのが選ばれているんだと思った。
しかし海外に移籍して2年で激変した。
海外に行ったことで天井効果がなくなったことが、大きかったのではないか。

天井効果(ceiling effect)
→環境で天井が限定されてしまうとそれ以上伸びない

もう一人長谷部
正直海外で成功するとは思っていなかった(ここで私は見る目がないと告白)
球離れ、動きの質、何より倒れない気持ちの強さがいい。
中田が「倒れるのは恥」と言っていたが、今はコロコロ倒れる選手が多過ぎる。
こういう「倒れない強さ」をもっともっと意識しないといけない。

思うに謙虚な日本人らしい選手が海外で成功するのが難しいのではないか。
折れない気持ちの強さを持った、自我の強いくらいの選手の方がいいかもしれない。
本田は凍てつくロシアの厳しいピッチでも転んでアピールするような気持ちは微塵もない。

キーマンの本田を中村・遠藤といった選手が認め、支えていけるかがカギ。
守備のしっかりできる長谷部も重要なのではないか。
アトランタ五輪は95%くらい圧倒されていたが、勝った。
もちろん簡単な相手ではないが、信じて応援する気持ちも大事。

選手にはもっと欧州に挑戦して、自分の限界を試して欲しい。
30人くらいが欧州に挑戦して20人くらいがレギュラーという状況を作り出すことができれば、日本代表ももっともっと可能性を高めていくことが可能ではないか。


【この講演を聞いての個人的な雑感】
あちこちで講演している内容なのか、数字もスラスラ出てきて、川淵氏の話は上手かったですし、興味深くもあり、面白かった講演でした。講演を聞いて自分が生まれる前のこと、幼くて記憶にないことでもこれから日本のサッカーを応援していく上で、共有していった方がいい歴史の積み重ねというものがありますし、Jリーグ開幕前の積み重ね、そしてJリーグの積み重ねがあったからこそ、今があるのも確かです。そう思ったからこそ今回、少しでもそういう部分を感じてもらえればと思い、このエントリを書いた次第です。

川淵氏は監督決定のプロセスなど、他の角度から言及されるべき一面が多々あったのは確かですが、あのタイミングで国内でも懐疑的な声のあったW杯開催国に立候補し、Jリーグを立ち上げる、プロチームを立ち上げると決断して、あの基準を作っていかなかったら今のJリーグはなかったでしょうし、今の代表の躍進もおそらくなかったわけで、川淵氏のみの功績ではなかったとしても、ある一面のみを取り上げて評価するのではなく、それはそれとしてもう少し客観的な評価がなされてもいいのでは、というのは感じたところです。

また目標(とされる)「ベスト4」という数字ばかりが一人歩きして、どうしても代表に関する悲観的な意見ばかりが先行してしまいがちですが、結果が最終的にどうなるのかはともかくとして、サッカーファンが悲観的だったり、ネガティブな意見ばかり述べていたら、日本国内が盛り上がるわけがありません。日本代表も、日本代表をサポートするスタッフたちも今できることを頑張っています。サッカーファンだからこそ、今のチームを信じて応援しようと盛り上げていくことも必要ではないでしょうか。

2010.05.16 21:23 | Jリーグ | トラックバック(0) | コメント(2) |
あけましておめでとうございます。本年も改めてよろしくお願いします。
今年も頑張って更新します!と力強く宣言したいところですが、1月はちょっと仕事の方で多忙なのが見えているので、たぶんあまり更新できないかもしれません。すいません。

さて今年は昨年ほど派手ではないものの、各チームの動向が出てきていますね。不況下もあって例年よりも早めに収束しそうな気がしないでもないですが、とりあえずこの段階でいったん整理して自分なりにまとめてみようと思います。第一弾としてまず9チーム分。

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【仙台】
主な新加入
MF
大田吉影(13試合0得点 ←磐田)
高橋義希(46試合6得点 ←鳥栖)
鎌田次郎(11試合0得点 ←柏)

主な移籍・退団
FW
田中康平(16試合1得点 →未定)
マルセロ・ソアレス(34試合16得点 →期限付移籍満了)
サーレス(12試合2得点→ 契約満了)
ほかMF曽我部・西山・飛騨/DF木谷(→鳥栖)

昇格した仙台は中盤に計算できる選手を獲得して層を厚くした印象。あとは契約更新出来なかったマルセロ・ソアレスを含め、数選手を放出した前線にテコ入れをどう考えているのかは気になるところです。
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【山形】
主な新加入
FW
田代有三(←鹿島より期限付き移籍?)
MF
下村東美(25試合1得点 ←千葉)
増田誓志(←鹿島より期限付き移籍?)
新卒加入
伊東俊(国士舘大)、中野圭(高知大)

主な移籍・退団
MF
財前宣之(11試合0得点→ムアン・トンユナイテッド/タイ)
渡辺匠(→15試合0得点)
赤星貴文(→8試合0得点)
DF
小原章吾(12試合0得点 →愛媛)
ほかFW坂井/DF木藤・木村/GK遠藤

今季残留した山形は小林監督がC大阪時代に指導経験のある下村に加えて、増田・田代を鹿島から期限付き移籍で獲得の見込み。現時点での正式発表はまだですが、二人を獲得できれば大きいですね。
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【鹿島】
主な新加入
MF
鈴木修人(6試合 ←湘南※復帰)
船山祐二(15試合5得点 ←C大阪※復帰)
DF
李正秀(32試合5得点 ←京都)
新卒加入
八木直生(ユース)

主な移籍・退団
FW
田代有三(→山形へ期限付き移籍?)
MF
ダニーロ(23試合2得点)
増田誓志(→山形へ期限付き移籍?)
DF
パクチュホ(19試合0得点 →磐田)
ほかMF後藤(→岡山)

3連覇した鹿島は鹿島は京都からCB李正秀を獲得したものの、ダニーロが退団、パクチュホは磐田に移籍し、田代・増田は山形に期限付き移籍の見込み。鈴木・船山は復帰したもののACL込みの過密日程を戦うにはやや心もとない印象。今後開幕までに国内選手・外国籍選手の獲得はあるんでしょうか。
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【浦和】
主な新加入
FW
高崎寛之(46試合19得点 ←水戸※復帰)
MF
柏木陽介(33試合8得点 ←広島)
新卒加入
宇賀神友弥(流経大)

主な移籍・退団
DF
田中 マルクス闘莉王(31試合4得点→名古屋)
ほかDF近藤(→岡山)・橋本(→栃木SC)

加入では水戸で活躍した高崎の復帰、広島から柏木を完全移籍したのは大きいですが、最終ラインは闘莉王が移籍したほか、近藤・橋本なども移籍。外国籍選手獲得を含めた最終ラインの構成は気になるところです。
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【大宮】
主な新加入
MF
村上和弘(28試合0得点 ←川崎)
DF
深谷友基(14試合1得点 ←大宮)
杉山新(45試合2得点 ←甲府)
GK
北野貴之(34試合 ←新潟)
ほかGK多田大介(←C大阪)
新卒加入
金久保順(流経大)、木原正和(阪南大)

主な移籍・退団
MF
片岡洋介(←京都がオファー)
DF
波戸康広(30試合0得点)
冨田大介(21試合1得点 →神戸)
ほかGK高木(→新潟)・小林/DF村山(→大分)・西村/MF川辺

波戸・冨田などの戦力外が目を引きましたが、フタを開けてみれば、最終ラインはCB深谷・SBに杉山・村上、GKに北野を獲得するなど、無難に計算できる選手を獲得した模様。外国籍選手の枠が埋まっていることもあり、片岡が京都からオファーを受けるなど、中盤の層の薄さが気になるところでしょうか。
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【川崎】
主な新加入
MF
稲本潤一(←レンヌより完全移籍交渉中?)
DF
小宮山尊信(28試合3得点 ←横浜)
佐原秀樹(←東京※復帰)
新卒加入
高須英暢(大阪桐蔭高)、楠神順平(←同大)、小林悠(←拓大)


主な移籍・退団
MF
村上和弘(28試合0得点 →大宮)
山岸智(16試合0得点 広島※期)
ほかMF杉浦(→愛媛※期)・養父(→甲府※期)/FW久木野(→横浜FC※期)

川崎は懸案の左SBに横浜から小宮山を獲得。しかし村上が大宮、山岸が広島に移籍してしまい、層の厚さという課題は残りました。また杉浦・養父・久木野など期限付き移籍した若手が、どれだけ出場機会を得ることができるのかは気になるところです。
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【横浜】
主な新加入
FW
パウリーニョ(オファー中?)
DF
藤田優人(46試合0得点 ←東京V)
新卒加入
松本怜(早稲田大)

主な移籍・退団
DF
小宮山尊信(28試合3得点 →川崎)
ほかハーフナー・マイク(→退団 徳島・甲府がオファー)

木村和司氏が新監督に就任する横浜はSB小宮山が川崎に移籍。東京Vから藤田を獲得したものの、ややスケールダウンした印象。松本やパウリーニョ、中村北斗の獲得などに動いているようですが、鳥栖に期限付き移籍していたハーフナーマイクの退団も濃厚で、今後戦力としての上積みがあるのか気になるところです。
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【湘南】
主な新加入
DF
小澤雄希(48試合1得点 ←水戸)
松尾直人(13試合1得点 ←新潟)
新卒加入
MF韓国栄(崇實大)、松浦勇武(浜松開誠館高)、三平和司(神奈川大)、古林将太(ユース)

主な移籍・退団
FW原竜太(11試合1得点)
FW山本孝平(13試合0得点)
ほかDF滝川/MF鈴木・原田

昇格した湘南は、DFに小澤・松尾といった計算できる選手は獲得したものの、他のJ1クラブと比べて予算規模は大きくないため、現有戦力をベースとした戦い方になるんでしょうか。ここからの上積みがあるのかどうか注目したいと思います。
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【新潟】
主な新加入
FW
河原和寿(48試合13得点 ←栃木SC※復帰)
MF
西大伍(41試合7得点 ←札幌※期限付き移籍)
ほかGK高木貴弘(←大宮)
新卒加入
奥山武宰士(ユース)、加藤大(三菱養和ユース)

主な移籍・退団
MF
松下年宏(25試合2得点 →東京)
DF
松尾直人(13試合1得点 →湘南)
GK
北野貴之(34試合 →大宮)
ほかMFディビッドソン・純マーカス

新潟は黒崎新監督で来シーズン臨むことになりますが、松下・北野と2人のレギュラーが移籍。ジウトンには鹿島からオファーが届いている模様。栃木から河原が復帰、札幌から西、大宮から高木を獲得したものの、その他の獲得や若手の成長が必要な状況といえそうです。
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追記:書いた部分も大幅に変更があったり、まとめる時間ないので、機会を改めてまたやりたいと思います。

2010.01.03 20:18 | Jリーグ | トラックバック(0) | コメント(0) |