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プレミアリーグのレベルの高さを考えると一体どんな試合になるのか?日本代表からすれば厳しい試合になると思って観た試合でした。この試合に臨む日本代表はGKに川島を起用。今野を右、長友を左のSBに置いて、阿部をアンカー。長谷部・遠藤を中央に本田・大久保がやや引き気味にサイドをカバーした二列目の4枚、岡崎の1トップの布陣。対するイングランドはまだ23人を絞り込んでいない模様で、テストの要素もあった布陣だったとか。

イングランドの入り方が良くなかったという面があったとしても、この試合の日本代表はその良さを活かした戦い方ができていたのではないでしょうか。中盤の底に阿部をアンカーとして置いてバイタルエリアを埋めつつ、全体がコンパクトなラインを維持。イングランドのボールサイドでも数的優位を保つように修正し、攻め手に窮したイングランドの中途半端な攻めをカットして、手数の少ないカウンターに繋げ、カウンターに持っていくことができていました。

早い時間帯に先制できたことで、その戦い方もより効果的なものになっていたと思います。アンカーの阿部、両SBの長友・今野も周囲とうまく連携する形を意識して、前半はサイドやバイタルエリアではそこそこ悪くない守りができていました。ただ前半の30分過ぎからはゲームが膠着し、ちょっとした隙をルーニーにチャンスメイクされて、危ない場面を何度か作られるようになっていました。この時間帯にCBの裏への対応を危ないと感じたのは確かです。

そして後半開始で5人交代してきたイングランドにガツンと前からプレッシャーを掛けられて、その厳しいプレッシャーに日本はボールを前に運べなくなり、中盤で起点を潰されて守勢に追い込まれてしまいました。前半の日本はさほどオーバーペースという印象でもありませんでしたが、攻撃の形をなかなか作れず守るだけになってくると、さすがに疲労が蓄積していきます。ここで受身にならざるを得なかったところが、この試合を苦しくしました。

守勢に回っても日本は何とか踏ん張っていましたが、前にボールを運べないために押上げができずにラインがズルズルと下がり、中盤をコンパクトにできないから人数を掛けてもボールを奪えずうまく繋がれて、バイタルエリアからミドルを脅かされたり、逆サイドのスペースを突かれる状況。精度の高いクロスを入れられる相手に良いボールを入れられる状況を作り出されてしまったら苦しい。2つのOGは状況からすると運が悪い云々でなく、必然の失点でした。


日本は前線や中盤の選手が守備に参加できてフォローする形を作れれば、ある程度守備の形は作れると思うんですね。相手のパスの出しどころにきちんとプレッシャーを掛けつつ、インターセプトからカウンターを狙ったり、ディレイさせてブロックを作って跳ね返して、うまくフォローしてスペースから起点を作って、相手の守備が動いたところを、そのギャップを突いて裏を狙って飛び出して行く。先制したのも大きかったとはいえ、GK川島もファインセーブを見せ、日本代表はいい戦い方をしていました。

ただ後半のような劣勢になった時に防戦一方となったら、強豪相手に日本がそれを守りきるのは難しい。攻撃は最大の防御とはよく言われますが、相手の厳しいプレッシャーに遭っても、焦らずに粘り強く前にボールを運んで、手数を掛けずにシンプルにシュートまで持ち込む形は考えていくことが必要でしょう。そうすることで守備も立て直せますし、相手の攻めに掛ける人数を減らすことにも繋がります。本田・森本といった一発のある選手の存在を有効に使って、守備一辺倒にならない形は考えておきたいところでしょう。

また中盤の運動量も生命線となる部分だけに、守りのバランスを考えつつ攻め手を失わない交代のカードをいかに切っていくかは、本大会に臨む上で模索しなければいけない重要なポイントになるでしょう。敗れたとはいえ、今年これまでの状況を考えれば、このタイミングでらしい戦いをできるところまで戻れたのは大ききかったと思います。今回のW杯は対戦相手を考えても元々厳しい戦いであることは最初から分かっていますし、残り時間でやれることをきっちりと積み上げて、今できることをやり切って欲しいと改めて感じた試合でした。


【日本】
GK川島
DF今野、闘莉王、中澤、長友
MF阿部、遠藤(→'85玉田)、長谷部
FW本田、大久保(→'70松井)、岡崎(→'64森本)

【イングランド】
GKジェームズ(→'46ハート)
DFA・コール、ファーディナンド、ジョンソン(→'46ギャラガー)、テリー
MFハドルストーン(→'46ジェラード)、ランパード、レノン(→'75ヘスキー)、ウォルコット(→'46ライト・フィリップス)
FWベント(→'46J・コール)、ルーニー

【得点】
日本:'7闘莉王
イングランド:'72・'82OG

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2010.05.31 03:37 | 戦評・日本代表 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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