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JリーグのFC東京を応援しているBlogです

いい時間帯を作ったときに点を取りたかったですね。

序盤高い位置からプレッシャーを掛ける神戸に対し、ボールが落ち着かず何度かシュートを打たれて始まった試合。さすがに神戸ペースこそ続かなかったものの、ゲームが落ち着いてからも、東京のボランチ(特に梶山)に対して、神戸はFWが下がって中盤と連携しつつプレッシャーを掛け続けました。そのため梶山経由でゲームを作れない東京は繋ぎはするものの、攻めに時間が掛かってしまい、東京らしいリズムを作って攻め切るところまで、なかなかもって行けていませんでした。

そんな流れの中で大竹も起点になろうとしていたものの、どうしても繋いでいく中で選択肢が狭くなっていく状況では、神戸も確実に潰してきましたし、前線の個々の距離が遠かったりで、大黒もシュートまで持っていく場面もなかなか作れず。そういう難しい試合で起点となったのはリカルジーニョ。サイドに流れて個人技でのチャンスメイクには可能性を感じますし、ドリブルから石川の決定的なシュートも演出。それをどうチームとしてフィニッシュにまで繋げるかは考えたいと感じた部分。

後半、開始直後と同じようにプレッシャーを掛けた神戸が、縦への楔からリターンボール、ボランチが前を向いてスルーパスや展開するというダイレクトプレーでリズムを掴みましたが、その神戸の時間は長く続かず、カウンターから大黒を起点にリカルジーニョ→大竹が飛び込むも潰され、徳永のスルーパスからリカルジーニョのパスに石川が飛び出すも決めきれず。単調な攻めが多くなった神戸に対し、東京の惜しい時間帯が続きましたが、それを得点に繋げることはできませんでした。

63分に大竹に代えて鈴木達也を投入。サイドで起点となるリカルジーニョを追い越す動きからチャンスを作ったり、ドリブルから中に切れ込んでのミドルなど、攻撃の新たなアクセントとなりましたが、69分にリカルジーニョに代えて平山、80分に石川に代えて重松を投入すると攻めは逆に単調になってリズムを失い、逆に都倉・我那覇を投入し、ボッティをボランチに下げ、サイドに石櫃を投入した神戸に決定機を作られましたが、GK権田が最後のところで踏ん張り無失点。ドローに終わりました。


さすがというか、神戸は三浦監督が東京をよく研究し、梶山をFW2枚+1枚でプレッシャーを掛けて自由にさせず、東京の攻撃の精度を下げ、サイドからの仕掛けでCBを引っ張り出してスペースを突く、縦への楔からボランチに前を向かせ、そこからの形で活路を見出す。さすがに試合を支配するのが難しかったと割りきって、前後半の開始直後と後半の最後と割りきって勝負してました。あれだけ相手が研究して良さを消してくれば、試合が難しくなるのは仕方ない面もあったと思います。

東京は梶山経由でなかなかゲームを作れなかったことで、手数が掛かり、その良さを出すのに時間が掛かってしまいました。個人技で起点となれるリカルジーニョがサイドで起点となる動きはうまく使いたいところですが、中が大黒1枚のため常に神戸のCB二枚が挟み込み、厳しくマークしてきました。これでは中で勝負しようとしてもなかなか難しい。ヒントになるのはリカルジーニョのドリブルから石川がシュートした場面、カウンターからリカルジーニョのパスに大竹が飛び出した場面でしょう。

つまりリカルジーニョがサイドで起点になれば当然、二列目がゴールを狙う動きを見せないと大黒だけでは中の枚数が足りなくなり、選択肢が狭くなります。個々がバラバラに動くのではなく、ピッチを広く使う、人数を掛けて局面を打開する判断に、グループとしての連動性をもっと意識していくべきです。今は広く使うべき時に狭いところでボールを動かしてしまい、局面を打開すべき時に個々が孤立してしまうということが散見されます。そこをもう少し意識していけば攻撃面も改善されるはずです。

梶山がマークされて組み立てが厳しくなるという展開は、もうどこのチームも考えてくるところ。そういう中で徳永もスルーパスからチャンスを演出したり、シュートこそならなかったものの鈴木達也のクロスにファーへ飛び出したりと、今出来ることの幅を広げてきています。守備にも言えることですが、あまりコロコロ変えるとチームとしての連動も生まれてきません。ここまで来たらベースを決めて腰を据えてチームを熟成させるべきでしょう。今必要なのはディテールを作っていくことです。


【東京】SH10(枠内5) GK16 CK5 オフサイド4 Keep53%
GK権田
DF椋原、今野、キム・ヨングン、中村
MF徳永、梶山、石川(→'80重松)、大竹(→'63鈴木)
FWリカルジーニョ(→'69平山)、FW大黒
SUB:GK阿部、DF高橋、MF松下、草民

【神戸】SH14(枠内5) GK4 CK2 オフサイド5 Keep47%
GK徳重
DF茂木、北本、河本、冨田
MF三原(→'69都倉)、松岡、朴康造(→'85石櫃)、ポポ
FWボッティ、イ ジェミン(→'74我那覇)
SUB:GK紀氏、DF小林、宮本、MF田中

【警告】
東京:'23今野、'90キム

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2010.08.29 23:21 | 戦評・東京 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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