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JリーグのFC東京を応援しているBlogです

大熊新体制で臨んだ初戦は残念な敗戦に終わりました。

シンプルに平山に当てる楔、石川・リカルジーニョをサイドに配して、森重などゴール前に積極に人数を掛けるフィニッシュなど、大熊さんが足りない部分の意識付けをした成果が出ていると感じた前半でした。ただ左サイドに入ったリカルジーニョはチャンスを作った一方で、もう少しシンプルにできた部分もあったかなと感じたこと、平山に当てる意識が強く大黒のいい動き出しを使えなかったことなど、できたこととこれから修正が必要かな?という部分が相半ばする出来でした。

たぶん大宮はこれまでと同じようにボランチを封じてリズムを崩そうという意図が外れ、サイドの守りもあまり良くなくて、そこを最後で何とかしのごうと割り切った部分があったように思えた前半。それでも決定的なチャンスは何度か作れていて、そこを決めようという意気込みが空回りして決められなかったことは、今のチーム状況からすると厳しかったですね。切った選手交代は現状でどれくらいできるのか、実戦で試した意味合いもあったと思いますが、流れを失っていく時間帯の中で正直あまり機能していませんでした。

東京がチャンスを決めきれなかったこの試合のターニングポイントは、東京の運動量がだんだんなくなって間延びしていく中で、63分の大宮の石原投入で李天秀がサイドに回って起点になったところ。結果論であることを承知で言えば、その辺りから攻めに時間を掛けられずに東京がリズムを掴めなくなり、たびたびチャンスを作られたことを考えると、一度決定的な場面を作られた時点で、何か打ち消す策を打つことを考えても良かったのかもしれません。

残留争いで勝点3は大きな魅力です。大熊新監督の初戦であること、対戦相手が勝てば手に届く残留争いのライバルということを考えれば、なおのこと勝ちたいという気持ちが出てくるのも当然だろうと思います。ただ李天秀がサイドに移った辺りからの失速ぶり、切れる交代カードを考えれば、勝つための手段は模索しつつも、最低限勝点を得る、勝点で離されないための現実的な手段も考えていくことが、今後残留争いで確実に勝点を重ねていくために必要になってくるのではないかと感じた試合でした。


東京が一時的にこれくらいの順位に落ちたことは今までもありましたが、現実的に降格を意識するような時期にこの順位にいたことは、ここ最近はなかったことです。こういう状況に慣れなていないからこそ、チームもサポもどうしても必要以上に意識して緊張して固くなり、状況を冷静に判断し、やるべきことをやりきるのが難しくなってきます。苦しい時にゲームをコントロールできる、チェンジペースオブできる選手が羽生くらいしかいない今のチームは、そこが一番難しい部分です。

大熊監督になってから一週間でできた意識付け、そこから出てきた課題を修正していくこと、梶山・羽生・鈴木達也、高橋、そして米本といったメンバーが戻ってくることを考えれば、必ずしも悲観する状況ばかりではないと思っています。ただゴールを奪えてないことで余裕がなくなってきているのも事実。他チームのゴールシーンを見ていると、今季の東京はGK正面、あるいは枠を捉えられないシュートが多くて、コントロールショットが少ないのかな?という部分は気になっています。

石川がゴールを量産していた時、7~8割の力でコースを狙ってシュートを打っているとコメントしていましたが、こういうシュートが本当に少なくなってきているのは、余裕が無くなっていることも無関係ではないように感じます。この状況に危機感を持たなければいけないし、状況に応じて現実的な部分を見据えていかない状況になっていることは確かです。ただこういう状況に追い込まれて、緊張を強いられれば強いられるほど、やりたいことができなくなるし、選択肢が見えなくなってきます。

勝たなければいけないと思い詰めると、雰囲気も重苦しくなってくるわけですよ。でもそういう雰囲気の中でのびのびとサッカーできるでしょうか。力を出し切れるでしょうか。難しいです。でもこういう厳しい状況だからこそあえて言いたい。チームも選手もサポも、もっとサッカーを楽しむことを思い出すべきです。楽しまなかったらサッカーは面白くないし、思い切ったプレー、余裕のあるプレーは生まれてきません。今のチームに一番足りない部分はまさにそこです。今サポが一番に考えるべきは、自分自身がサッカーを楽しむことを思い出すこと、そしてそれを選手一人一人が思い出せるよう後押しすることではないでしょうか。


【東京】SH20(枠内14) GK8 CK7 オフサイド1 Keep57%
GK権田
DF椋原(→'78前田)、今野、キムヨングン、中村
MF石川、徳永、森重、リカルジーニョ(→'67重松)
FW平山、大黒(→'57大竹)
SUB:GK塩田、DF平出、MF松下、田邉

【大宮】SH12(枠内5) GK15 CK6 オフサイド5 Keep43%
GK北野
DF村上、福田、坪内、鈴木
MF青木、李浩(→'84安英学)、藤本(→'63石原)、金久保(→'89マト)
FW李天秀、ラファエル
SUB:GK江角、DF渡部、MF橋本、FW市川

【得点】
大宮:'73金久保

【警告】
東京:'49中村北斗、'82平山、'89キムヨングン
警告:'12李浩、'65鈴木規郎


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2010.09.26 21:35 | 戦評・東京 | トラックバック(0) | コメント(1) |

ほんとうにそう思います。選手はサッカーが好きでたまらない人たちの集まりなのに、なんでこんなに苦しい顔してサッカーしないといけないのでしょうか。
仕事になった時点で色々しょい込むものはあるでしょうが、自分の来し方をちょっと振り返って、楽しんでプレーすることを思い出してほしいです。
ゴール前でニヤっとしてシュートをぶち込むようなシーンを見てみたいものです。(漫画的すぎ?)

2010.09.26 21:56 URL | OBAKA母 #97Dt.S2o [ 編集 ]












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