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前節優勝を決めた名古屋はダニルソン・田中隼などが不在、東京が平山が不在の中で行われたこの対戦。東京は徳永・米本でボランチコンビを組み、梶山を一列上げて大黒を1トップに据えた布陣でこの試合に臨んできました。前半、名古屋は立ち上がりこそ積極的に仕掛けてきましたが、ダニルソン不在の影響があったのか、サイドチェンジからのピッチを広く使う攻めがなかなか生まれなくなり、闘莉王の縦へのいいフィードはあっても、本来のらしい攻撃はあまり出ていなかったかもしれません。

対する東京は最初守備から入りましたが、リカルジーニョが梶山のパス交換と自身のドリブル突破から左サイドでリズムを作ると、逆に右サイドでも石川・椋原に徳永が絡んで形を作り、徐々に名古屋中盤の守備がサイドに引っ張られるようになって、前半27分にセットプレーの流れから右サイドから梶山がそのスペースにドリブル、闘莉王が飛び出したところで出たスルーパスを森重が繋ぎ、大黒が見事なループシュートを決めて東京が先制。

その後先制して勢いに乗った東京が左サイドのリカルジーニョを起点にチャンスメイク、梶山がミドルや大黒のワンツーから決定機を作るものの、その立て続けのチャンスを楢崎の冷静な守備でしのがれ、2ボランチにした名古屋に対応されると、逆に流れは名古屋に。阿部の大きなクロス気味のサイドチェンジや闘莉王のフィードからファーサイドのケネディに当て、落としたところを小川に狙われる形で、ゴールライン上で米本がクリアしたり、今野がCKに逃れたりと、危ない場面を作られてしまいました。

後半、名古屋は51分左SB阿部に代えて三都主を投入。60分には中村に代えて杉本を入れ、さらに68分にはマギヌンに代えてCBの千代反田を投入し闘莉王を前線に上げて一気にパワープレーに突入。ロングボールの多い名古屋に押し込まれ、なかなか中盤・前線でボールの収まらない東京は我慢の時間帯が続きましたが、74分の杉本右サイド突破から玉田に決定機を作られたものの、それが決まらず名古屋の攻めも失速。追加点こそ奪えなかったものの前半挙げた1点を守り切り、1-0の完封勝利で貴重な勝点3を得ました。


平山不在で前線にボールが収まらない状況でどう名古屋を攻略するのか。これまでの東京の戦い方を考えればそこをどう解決するのかはこの試合を考える上で重要なポイントだったはずです。その答えを大熊監督はトップ下に梶山を据え、右サイドに石川と、左サイドに羽生でなくあえて突破力のあるリカルジーニョを両サイドで先発起用することで、相手の守備をサイドに広げ、そのスペースを梶山に狙わせることに求めたのでしょうか。

序盤こそ試行錯誤が続きましたが、梶山やボランチ、SBが両サイドをフォローしてサイドで形を作ると、それに引っ張られるようにしてバイタルエリア付近にスペースができて、その隙を突いて先制点が生まれました。梶山はひとつひとつのプレークオリティ自体には依然として波がありましたが、視野の広さ、どう攻略するためのイメージ構築自体は梶山らしさが出ており、チャレンジできるポジションに置いたことで、結果的にその良さが活きました。

名古屋はダニルソン不在で、ピッチを広く使うような展開力がいつもより少なく、同じように展開力のある左SB阿部も、サイドから仕掛ける東京に対し守備で苦しい形を強いられたせいか、早い時間帯で下がった影響は大きかったように感じました。横の揺さぶり自体が減った名古屋の攻撃がサイドからの攻略や縦へのボールが多くなり、迫力はあったものの、パワープレーに入る時間が早かったせいか、そのリズムは長く続かず得点にも繋げられず。

前半にケネディが落とし小川が狙う形、後半も杉本の右サイド突破から玉田が飛び込む形と何度か決定機がありましたが、やはりそこで米本がクリアしたり、枠を捉えられなかったことは、我慢の時間帯を考えた上でひとつのターニングポイントだったように思います。相手の個の能力の高さから危ない場面は作られましたが、ゴール前ではよく集中していて、闘莉王が上がった時間帯も徳永とCBがうまく受渡して対応して守っていました。

先制した後で作ったチャンスを決められなかったり、押し込まれた時にどう立て直して攻撃の形を作っていくのかという部分はまだ課題がありましたし、この試合で切った鈴木達也、重松、前田という交代カードは正直に言えばあまり効果的には機能していませんでした。それでもプレッシャーの掛かる決して簡単ではなかった試合で、勝ちたいという強い気持ちを感じさせるようなプレーで90分を戦い抜いて得たこの勝点3の意義は小さくなかったと思います。

この試合の後に行われた大宮-神戸戦は、常に試合をリードしていた神戸が土壇場で追いつかれて2-2のドロー。勝点差1で東京についてきていた神戸にしてみれば痛恨の引き分けです。残り2試合で神戸とは勝点3差が付き、得失点で大きくリードしていることから、次のホームの山形戦に勝てば神戸の結果に関わらず残留がほぼ確定します。今年ホーム味スタでは1勝8分5敗と散々な結果に終わっていますが、ホーム最終戦くらい勝って終わりたいですね。今度の土曜日は何としても山形に勝って、ここで残留を確定させましょう!


【FC東京】SH14 GK12 CK9 オフサイド1
GK権田
DF椋原、森重、今野、中村
MF徳永、米本、石川(→'75鈴木)、リカルジーニョ(→'86重松)
FW梶山、大黒(→'88前田)
SUB:GK塩田、MF松下、大竹、羽生

【名古屋】SH17 GK10 CK6 オフサイド2
GK楢
DF竹内、闘莉王、増川、阿部(→'51分三都主)
MF中村(→'60杉本)、吉村、マギヌン(→'68千代反田)
FW小川、ケネディ、玉田
SUB:GK高木、MF橋本、花井、FW巻

【得点】
東京:'27大黒

【警告】
名古屋:'45+4闘莉王

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2010.11.25 01:00 | 戦評・東京 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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