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いずれ全体の概要も正式に発表になると思いますが、取り急ぎ2010年5月に発表になっているJFAの「クラブライセンス制度について(pdf)」をベースに必要なところを抜粋し、各紙の記事に掲載されている内容を注として付記し、いったんまとめてみました。


クラブライセンス制度とは
・発祥はドイツサッカー協会のライセンス制度。毎年全クラブのリーグ戦への参加資格をチェックするための基準。
・ドイツの制度をもとに、UEFAが2004/2005シーズンより導入。UEFAチャンピオンズリーグへの参加資格を定めた。
・透明性の確保などを通じてUEFAチャンピオンズリーグの価値向上に寄与したことから、FIFAも2007年10月にクラブライセンス制度を承認し、2008年月より導入。
・AFCは2009年3月、加盟国に対してACLの参加資格を定めるためにクラブライセンス制度の導入を通達し めにクラブライセンス制度の導入を通達し、2010年3月、2013年シーズンのACL参加資格としてのクラブライセンス導入を承認した。

【目的】
・サッカ に関するあらゆる基準の継続的な向上。
・若手選手のトレーニングとケアを最優先課題とする。
・クラブの管理体制と組織の強化。
・設備の整った安全なスタジアムの確保。
・クラブの財務能力、信頼性の向上。債権者の保護。
・1シーズンにわたり大会を継続させる。
・競技会における財務上のフェアプレーを監視する。
・各クラブに以下の基準を提供する競技 施設 組織運営
 及び人事体制 財務 法務

注:対象はJ1とJ2のクラブ、日本フットボールリーグ(JFL)でJリーグ入りを目指す準加盟クラブ。毎年度申請し審査・交付を受ける必要がある。


【目的達成のための5つの審査基準項目】
注:競技、施設、人事組織、法務、財務の五つに分かれ、全56項目のうち47項目は達成が必須。

1.競技基準
・育成プログラムへの投資
・サッカー及びサッカー以外の教育の支援
・ユース選手の医療ケア促進
・ピッチ内外でのフェアプレ の実践

2.施設基準
・安全・快適なリーグ戦が可能なスタジアムの保有
・選手の技術向上に適したトレーニング施設の保有

注:競技場の入場可能人数を満たすこと(J1は1万5000人、J2は1万人)
注:観客席の3分の1を屋根が覆うこと


3.組織運営・人事体制基準
・プロフェッショナルな運営の実現
・スキルと経験を有する専門家登用の実現
・全選手への適切なコーチによるトレーニング
 及び必要な医療支援の機会の確保

注:マーケティング担当者や下部組織の責任者を置くことを義務づける


4. 財務基準
・経済的 財務的能力の向上
・財務的透明性・信頼性の強化
・必要に応じた債権者の保護

注:財務基準は日本独自の規則が設けられた。
注:直近の3期連続で赤字となった場合や、債務超過になったクラブにはライセンスが交付されず、日本フットボールリーグ(JFL)など下位リーグへ降格となる。
注:このほかでも基準を満たさない場合は、日本フットボールリーグ降格の可能性がある。
注:ただし、「3期」については2012年度から14年度にかけての決算から、「債務超過」についても14年度の決算から適用される。
注:Jリーグによると、10年度終了時で、J1は4、J2は6の計10チームが債務超過。


5.法務基準(Legal Criteria)
・競技会への参加に関する基準の遵守
・クラブ規約・登記簿の提出
・クラブ所有権と管理形態の提出


【基準の等級づけ】
5つの基準は以下の3カテゴリーに等級分けされる
a) A基準「必須要件」:
A基準のいずれかを満たさない場合、ACLに参加するためのライセンスは交付されない。

b) B基準「必須件要件」:
B基準のいずれかを満たさない場合、ライセンサー規定に従って制裁が加えられるが、ACL参加のライセンスを取得することは可能。

c) C基準「ベストプラクティス」:
C基準は ストプラクティスとして推奨される。 基準はベストプラクティスとして推奨される。C基準のいずれかを満たさなくとも、制裁やライセンス交付拒否につながることはない。

注:達成しなければライセンスが交付されない「A等級」が44項目、達成しなかった場合に処分が科せられた上でライセンスが交付される「B等級」が3項目、努力目標の「C等級」が9項目定められている。
注:競技場の入場可能人員(J1は1万5000人)などはA、競技場の屋根が観客席の3分の1以上覆うことなどはB、女子チーム保有などはCとした。


【ライセンス交付システムの制裁について】
・ライセンス交付あたっては制裁一覧表を作成する
⇒B基準の不履行に対する制裁等(例:警告・罰金・一定の期限内に一定の条件を満たす義務等)
・制裁一覧表には勝ち点の減点、移籍契約または選手契約締結の禁止、不履行に対する何らかの保証を提出する義務等を盛り込むことができる。
・制裁はシーズン開始前のみならず、シーズン中も課すことが可能。

注:制裁には戒告や無観客試合などがある
注:資金難でJリーグからの融資制度を活用した場合は勝ち点10を剥奪する。


【今後のクラブライセンス制度導入スケジュール】
2011年5月下旬~12月末
ライセンスマネージャによる国内各クラブ対象セミナー開催
2012年1月31日
国内各クラブへの申請フォーマット配付
2012年1月31日~6月30日
各クラブ申請準備期間
2012年6月30日
クラブライセンス申請締切
2012年7月1日
審査及び上訴可能期間の開始
2012年11月30日
審査及び上訴可能期間の終了
2012年11月30日
ライセンス交付決定連絡(各国協会⇒AFC)
2013年
AFCチャンピオンズリーグ出場

注:クラブの翌シーズンのリーグ参加資格を毎年審査する同制度は今年施行され、6月末の申請締め切り後、Jリーグが任命する弁護士、公認会計士らで構成する審査機関がライセンスの交付、不交付を9月までに判定。
注:ライセンスの審査機関には、第一審機関と上訴機関があり、第一審での判定に不服があるクラブは、上訴して再審査を受けることができる。 

バラバラになっていると分かりづらいので、全体のイメージをざっくりと掴むためのメモということで。

上記にも書いたように、財政の「3期連続赤字」は12年度から、債務超過も14年度の決算から。財政は3年のうちに何とかすればいいと考えれば、やりようはあると感じます。むしろ当面の焦点はA基準がどれくらい危ういクラブがあるのか、B基準がどれくらいの罰則なのか。たぶん一番問題になるのはスタジアムや練習場といったインフラの部分。自治体の協力なしには進めることが難しい話ですし、練習場の確保とかスタジアムの収容人員などは早めに動かないと厳しそうですね。

【参考文献】
クラブライセンス制度について(2010年5月 JFA資料)
Jリーグ ライセンス制度の概要公表(スポニチ)
Jリーグがクラブライセンス制度詳細発表(デイリースポーツ)
ライセンス制度、56項目で審査=3期連続赤字は降格-Jリーグ(時事通信)
Jリーグ:債務超過で下部に降格も ライセンス制度発表(毎日新聞)
降格や無観客試合の制裁も 来季導入のクラブライセンス(産経新聞)
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2012.01.18 18:00 | 未分類 | トラックバック(1) | コメント(0) |












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