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2007年10月の過去アーカイブです。
2007年10月05日
横浜戦のポイント
千葉戦を休んで養生した腰の具合は一進一退というか・・・今の感触からすると、すぐには治らないみたいですね。そのうち治るのか、ずっとこんな感じなのかは現時点では分かりませんが、しばらくは様子を見ながら付き合っていくしかないようです。たぶんフツーに試合を観に行くくらいなら大丈夫だと思いますしね(笑)

東京は先日の千葉戦の敗戦で連勝が4で止まったわけなんですが、連勝はいつか止まるもの。次の試合でどう戦うのかが大事です(それにしても東京は引き分けに持ち込むような試合が少ないですね・・・)。横浜戦は徳永が警告の累積で出場停止。その代わりには伊野波を右SBに置き、右サイドにはリチェーリを起用することになりそうです。この替わった右サイド2人がどれだけ存在感を発揮できるか、これはこの試合の一つのポイントになりそうです。予想スタメンはこんな感じですね。

GK塩田
DF伊野波、茂庭、藤山、金沢
MF今野、福西、リチェーリ、栗澤
FWルーカス、赤嶺

仕掛けられるリチェーリと、正確なフィードが持ち味の伊野波がうまく噛み合えばなかなか面白いことになりそうです。


対する横浜は中断前後は好調が続いていましたが、浦和・大宮を相手に連敗。大宮は引き気味でカウンターを狙ってくる戦い方でしたし、プレスから仕掛ける横浜の持ち味が活きるような展開ではありませんでした。そこからどこまで気持ちを切り替えられているかがポイントになりそうです。勢いに乗らせると苦しい展開になりますし、松田を欠くとはいえ、守備には定評があるチーム。油断ならない相手と言えるでしょう。予想スタメンはこんな感じです。

GK榎本
DF田中隼、栗原(那須)、中澤、小宮山
MF河合、マルケス(清水)、清水(吉田)、山瀬功
FW大島、坂田

高い位置からのプレッシングで前線の大島に楔を入れて、その安定したポストプレーから山瀬・坂田、そしてマルケス・清水、さらには田中隼・小宮山の両SBらが絡んで、厚みのある攻撃を仕掛けてきます。ポストプレーから絶妙のタイミングでゴールに入ってくる大島、裏を狙う動きが侮れない坂田、二列目から抜け目なくゴールをうかがう山瀬功といったアタッカーは受けに回ったら抑えきるのは難しいでしょう。またセットプレーから中澤、栗原(那須)、河合、大島といった高さを活かされるのも脅威と言えそうです。

相手がリズムをつかんでくるのは、中盤での繋ぎをカットして大島のポストが収まった時。そこから展開されて横浜に分厚い攻めをサイドから仕掛けられると、数的不利を強いられる可能性が高いですし、決定的なピンチを招くことも多くなるかもしれません。サイドから執拗に仕掛けられて、混戦から山瀬に決められたり、CK・FKから失点・・・というのは一番避けたいパターン。中盤でボールをキープできる梶山がいない今、無理に中盤で繋いで横パスをカットされ、カウンターを食らうような状況を作り出さないことが重要でしょう。

むしろ手数を少なくダイレクトに繋ぎ、サイドの高い位置から仕掛けていく形を作りたいですね。リチェーリに裏を狙わせるような攻めや、サイドチェンジで逆サイドを突いていくような攻めも効果的でしょう。ただサイドからの仕掛けはクロスを入れていくだけでなくて、フィニッシュに福西も効果的に絡めていきたいところ。バイタルエリアで福西が持てば脅威となりますし、その形を作れれば他の選手が絡む余地も出てくるはず。右サイドの高い位置でリチェーリが仕掛けられる形をいかに作り出すか、福西がゴール前でチャンスに絡めるかはこの試合のひとつのポイントになるのではないでしょうか。

日時: 2007年10月05日 23:51

2007年10月06日
東京2-1横浜(J1第28節 味スタ)
【東京】
GK塩田
DF伊野波、藤山、茂庭、金沢
MF福西(→'71浅利)、今野、リチェーリ(→'77石川)、鈴木規
FW赤嶺(→'61平山)、ルーカス

【横浜】
GK榎本
DF那須、中澤、栗原、小宮山(→'46田中隼)
MF清水、河合、山瀬功、山瀬幸(→'81乾)
FW坂田(→'77マルケス)、大島

得点
【東京】'66平山、'84石川
【横浜】'47山瀬幸


この試合、東京は相手のキーマンとなる山瀬功には他の選手と受け渡しつつ今野がマーク。お互い前からのプレスで長いボールが多くなる中、横浜は結果として引いてポストをこなす大島や裏を狙う坂田にはボールが入るものの、山瀬功がなかなか効果的に絡めないために相手の脅威も半減させることができました。東京も相手の最終ラインに高さではやや分が悪かったものの、リチェーリのスピードや前線とのコンビプレーなどをを組み合わせて活かして崩す形を何度も作り出しましたが、シュートが枠にいかず無得点。

後半、横浜が田中隼を投入して那須が左SBに。そんなリズムをつかみきれない時間帯に山瀬幸に決められて失点。そのうちリチェーリと鈴木規がサイドを入れ替えるものの、どこか機能しない時間帯が続いていました。しかし前線に高さのある平山を投入すると、高さで競れるようになり、左サイドでリチェーリが田中隼・中澤相手に粘ってあげたクロスを平山が決めて同点。77分に石川を投入すると、ロングボールにエリアを飛び出した横浜GK榎本と競った鈴木規がキープ、それを石川がループ気味のシュートで決めて逆転に成功。その点差を守り切って勝ち点3を得ました。


相変わらずイマイチなピッチコンディションでしたが、リチェーリ・鈴木規を両サイドに置いて、そこから積極的に仕掛けさせたのは正解。彼らの突破力にFWの2人や福西が絡んで何度もチャンスも作りましたし(なかなか決まらないのが問題ですが・・・)、リチェーリの仕掛けによって対面の小宮山はなかなか攻撃参加することができていませんでした。二列目の2人が選択肢として単独でも仕掛ける力を持つことで相手の対処も変わってきますし、SBの攻撃参加も今まで以上に活きてきます。鈴木規が復調しつつあるのは大きいですね。

一方で徳永の出場停止で代わりに出場した伊野波に中途半端なプレーが多かったのは残念。伊野波と徳永の持ち味は違いますし、できることとできないことはあるでしょう。でもそれとやれること、できることをキッチリやるかどうかは全く別の問題。今回の出場にどれだけ危機感を感じて臨んでいたんでしょうか。今回出場停止となった徳永以外にも、福西・茂庭らの警告累積は3枚。今後いつ出番が来るか分からない状態なのに、ああいうプレーをしてしまったら周囲の信頼を得ることは難しいですよ。


日時: 2007年10月06日 22:41

2007年10月10日
東京における福西の存在感
28試合
27試合出場(2位)1938分出場(4位)
シュート数33(4位) 6得点(2位) 4アシスト(1位)
※(  )内はチーム順位

今季ここまで残してきた福西の数字をJリーグ全体で見れば、さほど突出したものではありません。ただ福西はこれまで決定的な仕事をする選手に恵まれなかった東京において、2節大宮戦の貴重な追加点、12節横浜戦の決勝ゴール、14節清水戦の先制点アシスト、25節横浜FC戦の先制点、26節清水戦での追加点アシストなど、今季の東京勝ち点を上積みするのに貢献してきました。特にゴール付近で決定的なチャンスに絡む嗅覚は天性のものがありますね。

抜群の身体能力を活かしたキープ力、時折垣間見せる判断力にも素晴らしいものがある福西ですが、一方でチーム全体としての守備の連携という面ではまだまだですし、チーム内で突出した経験を持つ割には、リーダーシップを発揮して周囲を引っ張っていくタイプでもありません。決定的な仕事をする反面、プレーを90分全体で見ればそのプレーにややムラがあるのは否定できません。貢献度の高さには疑う余地がないものの、そのアンバランスなプレースタイル振りをどう評価していいのか分からなくなります。

最近の東京は味スタの芝の問題もあってか、無理に中盤で繋ごうとせずに前線にボールを入れて、そこから展開していく形を模索するようになりました。梶山の不在を考えれば現実的な戦い方だと思いますし、サイドが高い位置で仕掛け、福西が三列目からチャンスに絡むような形を作る今の東京の攻撃を考えた時、有効な手段だとも思います。徐々にでも福西という存在をチームが戦術的に消化しつつあるのかもしれませんが、来季は果たしてどうなるんでしょうか。梶山の存在を考えるとなかなか簡単に解決する問題ではなさそうです。

日時: 2007年10月10日 22:07

2007年10月17日
今日の雑感
さっきまで何となくエジプト代表戦を観てましたが・・・相手がベストメンバーだったらどうだったんでしょうね。今のチームで戦った時、もう少し相手に最後の守備を引き締める存在がいて、前線に怖い存在がいたらどうだったのか、そんなゲームが見れたらなと思いました。ある程度ゲームをコントロールして着実に得点を重ねて、チームとしての戦い方はそんなに悪くなかったとは思います。ただ後半3点リードしてからパスミスからリズムを失って失点。不運もあったとは思いますが、こういう試合だからこそ、そんな時間帯を無事乗り切っておきたかったですね。

五輪代表の方は深夜起きてるのはしんどいので素直に録画で観ます。アウェーですし、反町監督なら無理せず慎重に戦うことになるんでしょうね。ただここで勝っておけば残りの日程が随分楽になるはず。結果として勝ち点1というのはOKですが、それはどう勝ち点3を取るのかをゲームプランの中に織り込んだ上での話です。どこかの時間帯で点を取りに行く時間帯があってもいいと思いますし、その辺でうまく点を取って勝ち点3を取っておきたい試合です。大切なのは攻撃をどうシュートまで繋げて行くか、相手のリズムでなくいかに自分たちのリズムで戦えるかではないでしょうか。

日時: 2007年10月17日 23:38

2007年10月20日
名古屋戦のポイント
さっきまでTVで千葉-浦和戦を観てました。後半、2得点を挙げたワシントンが負傷交代したこともあって、レイナウドを基点にした攻めで千葉も粘ったんですが、3-2にした時点で一気に追いつけなかったのが響いた格好となりました。結果田中にダメ押し点を奪われて敗戦・・・後半浦和も足が止まっていたんですが、その辺で一気に崩れない辺りが浦和の強さ。ま、浦和相手に3-0にされたらどこのチームも厳しいわけで、相手にリードを許した時点で千葉にしてみればかなり苦しい戦いになっていました。

さて明日は名古屋戦なわけですが、東京は千葉戦に敗れたものの横浜戦に勝利。中断期間に勝って入れたのは良かったと思いますが、ナビスコ杯や代表などで2週間空いたことがどう影響するか。期間中に行われた大学生相手での練習試合ではスコアこそ開いていますが、連携面ではやや課題があった模様。その中心となる今野も代表に行っていましたし、攻守の両面においてチームとしての連動がどこまで取り戻せているかがチームの鍵となるでしょうか。予想スタメンはこんな感じです。

GK塩田
DF徳永、茂庭、藤山、金沢
MF今野、福西、リチェーリ、鈴木規
FW赤嶺、ルーカス

梶山の離脱などの誤算はあったものの、ここに来てある程度チームとしての形は見せてきているだけに、安定した戦い方ができるようにしていきたいですね。


対する名古屋は11勝3分14敗の13位。中断期間明けからの成績でいうと4勝1分5敗と連敗もなく連勝もなく、勝ったり負けたりの試合が続いているようですね。ただ負傷で欠場が続いていたFWヨンセンが6試合ぶりに復帰の予定。最近は4-5-1で臨む試合が増えていた名古屋ですが、今節吉村が出場停止ということも相まって、結果的にどんな布陣で臨んでくるのか難しいところがありますね。予想スタメンとしてはこんな感じでしょうか。

GK楢崎
DF山口、大森、増川、阿部
MF藤田、金正友、中村、本田
FWヨンセン、杉本(玉田)

負傷していた増川・ヨンセンは復帰、出場停止の吉村のところに藤田を置く感じにはなると思うんですね。あとは前線のヨンセンをトップに置いて杉本・玉田あたりと組ませるのか、それとも1トップで行くのかが焦点でしょうか。清水戦ではプレッシングから玉田がサイドに流れて基点となり、そこに人が絡んで攻めの形を作ってきましたが、ヨンセンが入ったことで攻めの形は大きく変わりそうです(逆にそこでチームとしての方向性がハッキリするかがポイントになりそうですが)。裏を執拗に狙ってくる杉本や、一発のある中村・本田など、タレントはいるだけに、いい形を作らせると怖いですね。

守りとしては杉本の裏を狙う動きや、ヨンセンのポストプレーからの周囲の連携をいかに封じるかですね。確かに中盤に一発の怖さはありますが、怖いのはポストプレーからの展開や裏を取られたりして守備が崩されて、それに中盤の選手が連動してきた時。前からどうプレスを掛けていくのかハッキリさせて、前線に簡単にボールを入れさせないことでしょう。特にボランチの位置に入る可能性の高い藤田のマークははっきりさせておくべき点。ヨンセンの高さや杉本の裏に抜ける速さを完全に封じるのは難しい。そんな中でチーム全体で連動して守備を行い、最終ラインの負担をできるだけ軽くしていけるかは重要です。

うまくハマれば一発でゴールに繋がるだけの決定力がある一方で、作ったチャンスをなかなかゴールに繋げられずに先制されたりすると、すっかりリズムを失ってしまうのが今の名古屋。そういう相手に受けに回るのは得策ではありませんし、相手がどうこうというより前から積極的に行って自分たちのリズムを作って行くことが肝要です。悪い時の典型のように、先制されてから目が覚めるではなく、勢いをつけて先制・追加点を奪いに行くような戦い方を目指すべきでしょう。リチェーリ(石川)・鈴木規は単独でも仕掛けて行くだけの怖さがあります。そこからどんどん仕掛け、それにFWや三列目・SBが絡んで分厚い攻めを形成したいですね。

日時: 2007年10月20日 23:18

2007年10月21日
名古屋0-1東京(J1第29節 TV観戦)
【名古屋】
GK楢崎
DF増川(→'85吉田)、大森、阿部、渡邊
MF山口慶(→'72藤田)、金正友、中村
FW本田、小川(→'68杉本)、ヨンセン

【東京】
GK塩田
DF徳永、藤山、茂庭、金沢
MF福西(→'32浅利)、今野、リチェーリ(→'62石川)、鈴木規
FW赤嶺(→'74平山)、ルーカス

得点者
【名古屋】なし
【東京】'57ルーカス

名古屋は山口慶を底に二列目に金正友・中村、サイドに本田・小川を配し、9試合ぶりに復帰のヨンセンを1トップ気味に置く4-1-4-1の布陣。東京の方は中盤で数的優位に立つ名古屋を相手になかなかボールを回せず、前線に放り込み気味のボールが多くなるものの、前線にボールが収まらないため、単発のカウンターに終始。一方名古屋の方は引いてくるヨンセンが懐の深いキープ力と正確なポストプレーで基点となり、小川・本田に二列目・SBが絡んでサイドで数的優位を作ったことから、東京はボランチがサイドに引っ張り出され、中のスペースへヨンセンだけでなく二列目の金正友や中村、さらには本田に中に切れ込まれてゴールを脅かされる形に。

32分に足を痛めた福西が負傷交代、浅利が入ると今野とどちらか一人がバイタルエリアを埋めるようになり、時折名古屋にサイドで数的優位を作られたり、突破を許すものの、粘り強い守りでゴールを許さず。一方で攻撃は福西が退いてからはさらに中盤の構成力が低下。相手のミスがらみからの逆襲が多くなりましたが後半12分、金沢のスルーパスで左サイドの裏を抜け出した今野のクロスをルーカスが押し込み先制。名古屋は杉本などを投入して東京を押し込み、残りの30分が長く感じましたが、引いた東京を相手に有効な手立てを見出せないままタイムアップ。苦しい試合でしたが勝ち点3を積み上げることができました。


名古屋はヨンセンが復帰してそのキープ力がリズムを生み出していましたし、そこからサイドで数的優位を作って、空いた中に二列目やサイドから選手が入ってくる形に東京は苦しみました。ヨンセンのキープ力・正確なポストプレーはさすがとしか言いようがありません。ヨンセンに入った時点で潰せないと、その後の展開でどうしても後手に回る部分は出てきてしまうのは仕方のない話。守備陣にとっては苦しい試合でしたが、最後の部分で選手をよく捕まえていましたし、塩田もファインセーブで何度も決定的な場面をしのいで耐えられたことは、この試合のひとつのポイントだったと思います。

攻撃面では二列目に鈴木規・リチェーリを置くことでどうしても中盤の構成力の低下は否めない分、どう前線に基点を作って行くのかが重要になりますが、横浜戦と同様にアバウトな放り込みが多くなって赤嶺辺りでボールを収まらず、攻撃の形をなかなか作れませんでした。赤嶺自身にもどこでボールを受けるのか、そこからどう展開していくのか周囲と確認していく必要があると思いますが、前線にボールを入れるにしても、ハイボールを前線に競らせるだけでなくて足元に入れるとか、サイドに裏を突かせるとか、チームとしてもう少し具体的なイメージが欲しいところですね。ともあれこういう試合展開で勝ち点3を取れたのは大きい。これを年間通してできるようになれば、もう少し勝ち点を上積みすることができるようになるかもしれませんね。


日時: 2007年10月21日 23:32

2007年10月24日
今日の雑感
原監督今季限りというニュースはわりと淡々と聞きました。原監督のキャラクターは個人的に好きですし、志向しているサッカーも案外好みだったりもするわけなんですが、それとはまた別の次元で昨年就任した時、なぜ再びあえて原さんなのかというのはやはりエクスキューズとしてあったわけで。振り返るとワンチョペ・エバウドといった選手が機能しなかったことや、茂庭の負傷などの苦しい面もありましたが、監督の起用にやや迷いや硬直化があったことも、勝ち点を伸ばしきれなかった要因のひとつとしてあったとは思いますし、止むをえないことなんだとは思います。

もっともオフにワンチョペ・福西・エバウドとセンターラインに軸となりうるだけの力を持った選手を獲得しましたが、そういったチーム構成の根幹をなすようなポジションの選手が一気に変わるというのは、かなりのリスクを伴う行為。また昨年65失点した守備陣は仮にエバウドが機能したとしても、ひいき目に見てプラスマイナスゼロでした。やはり年間を通して安定して戦うには不安要素も多かったですし、それで本気で上位争いに食い込めると考えていたとしたら、やはりフロントの見通しも甘かったと言われるのは仕方ありません。

去年辺りから引き分けが少ないんですよね。例えば今季の敗戦数(14)の半分を引き分けていれば、もっと上の順位をうかがうこともできていたでしょう。今のレベルでもある程度点は取れているわけですし、むしろ今の東京に必要なのは守備を建て直し、安定感を取り戻すことなんだと思います。その上でチームのリズムに乗れないときにどう戦えるのかがポイントであって、そこを解消していかないことには上位はうかがえません。それは前線に決定力のある選手を獲得すれば解決することではない気がします。チームは急に強くなるものではないですし、監督もそうですが、今のチームに必要なものでは何なのか、その辺の見極めが重要な気がしますね。

日時: 2007年10月24日 23:04

2007年10月27日
川崎戦のポイント
今日のG大阪の引き分けでさらに浦和優位の状況となり、大分・大宮・広島・甲府らの降格争いも厳しさを増してきました。また中位付近も東京・千葉・神戸らが勝ち点を積み上げた一方で、柏・新潟・磐田・横浜・川崎あたりの勝ち点が伸びず、結果として5位の柏から12位の東京までが勝ち点差5にひしめく大混戦状態になっています(10/27終了現在)。当然一試合の結果で順位は大きく変わる可能性があるわけで、残り試合でどこまで踏ん張れるかで順位は大きく変わりそうですね。

さて東京の方は前節名古屋相手に苦戦しながらも勝ち点3を獲得。30節未消化状態の暫定順位では12位に付けていますが、今度の川崎戦に勝利すれば9位まで順位を上げることができます。梶山・福西とキーマンに負傷者が続いたことで、チームとしての中盤の構成力低下は否めませんが、その辺は戦い方次第でカバーできる部分。あまり悲観的になる必要はないですし、むしろそういう状況下でどう戦って行くのかをチームとして方向性を定めてはっきりさせることでしょう。予想スタメンはこんな感じです。

GK塩田
DF徳永、茂庭、藤山、金沢
MF浅利(伊野波)、今野、リチェーリ、鈴木規
FW赤嶺、ルーカス

平山はこの前の練習試合中に負傷したようですが、果たしてその状態はどうなんでしょうか。


対する川崎はACLこそ決勝トーナメントで敗退したものの、ナビスコ杯では決勝に進出(来週ですね)。以前は代表やACLの日程も含めた過密日程に苦しみ、徐々に調子を落としてリーグ戦では思ったほど結果を残せていない状態です。とはいえ新潟らに連勝したことで、徐々にチームとして立ち直りつつあるように感じます。とはいえもともと高さのあるCBに加えて、ジュニーニョ・マギヌン・中村といったセンターラインは強力で、侮れない力があるのは間違いありません。予想スタメンはこんな感じですね。

GK川島
DF箕輪、寺田、伊藤
MF谷口、中村、森、久木野、マギヌン
FWジュニーニョ、鄭

最近の川崎は一見ポジション上3バックなのですが、右の森がやや下がり気味の実質4バックなことが多いようですね。それでいて中盤のバランスは右サイド以外は3-5-2のポジションを維持し、その空いた右サイドのスペースを中村やマギヌン、FWの2人などが使って流動性を作り出しているようですね。谷口がやや引き気味に位置しつつ、ゲームメーカーの中村が積極的にサイド・前線に顔を出し、決定的な仕事をしてきます。ジュニーニョの決定力もそうですが、前線で貴重なアクセントとなっているトップ下のマギヌンの存在も気になるところではありますね。

FW2枚+マギヌンでカウンター気味に前線やサイドで基点となる動きを作られると、ジュニーニョらの縦に抜け出すスピードと二列目以降の飛び出しによる揺さぶりに苦しめられますし、かといって引いてスペースを潰しても、視野の広さと技術の高さに裏打ちされた中村を中心とするチャンスメイクは侮れません。コンパクトな布陣を維持しつつ、前線に入ってくるボールは確実に潰して次に繋げさせないこと。そしてカウンターを食らったらディレイさせて攻撃に時間を掛けさせつつ、うまく追い込んで連携を分断するしかありません。もちろんカウンターを食らわないよう、攻撃をシュートで終えることも重要です。

前線に入れたボールを基点に、サイドから深くえぐらせて後列から入ってくる形を作りたいところですが、前線でいかにボールが収まるかが一つのポイントになります。高さのある最終ラインが相手だけにロングボールを放り込んでもキープは難しい。うまく足元でボールを受けて周囲が素早くフォローに回って次に繋げる形を作りたいところですが、前線がどう次に繋げていくのか、ボールを受ける前の動き出しが一つのポイントになるでしょう。相手チームのカウンターの鋭さという特徴を考えると、当然先制されたら苦しくなります。うまく先に点を取って主導権を引き寄せたいところですね。

日時: 2007年10月27日 23:55

2007年10月28日
東京0-7川崎(J1第30節 味スタ)
【東京】
GK塩田
DF徳永、藤山、茂庭、金沢(→'74栗澤)
MF伊野波(→'46平山)、今野、リチェーリ(→'34石川)、鈴木規
FW赤嶺、ルーカス

【川崎】
GK川島
DF箕輪、佐原、伊藤
MF谷口、中村(→'81大橋)、森(→'89井川)、河村、マギヌン(→'82退場)
FWチョンテセ(→'62寺田)、ジュニーニョ

得点者
【東京】なし
【川崎】'25、'29、'42チョンテセ、'40箕輪、'74マギヌン、'79寺田、'85ジュニーニョ


もともと相性の良くない相手ですし、こういう相手に先制されて前掛かりになったらカウンターから失点を重ねる可能性は考えていましたが、まさか7失点するとは思ってもみませんでした。もっとも川崎にパスを回されているうちに中盤でマークがルーズになっていくのは見ていて分かりましたし、中村とかマギヌン・ジュニーニョといった選手をあれだけ自由にさせていれば失点は必然。ただ前半で4点もリードされたらひっくり返すのは難しい。前半のうちに早めに点を返せれば良かったですが、それが難しいなら後半の反攻に向けてこれ以上点差を広げないという意識も必要だったのではないでしょうか。

フィードの精度が悪く、守備面でもマーキングが中途半端だりと、伊野波が精彩を欠いたのは苦戦の要因の一つだったと思いますし、入れるボールがなかなか次の攻撃に繋がらず、裏を狙う動きがことごとくオフサイドになった赤嶺は少し煮詰まっている印象。そういった積み重ねもあったと思いますが、ゲームをコントロールできる選手が不在の東京は、そういった愚直ともいえるひたむきさが空回りすれば、攻撃のリズムを作れないばかりか、前掛かりの裏を狙われて決定的な場面を作られます。それは以前から言われていたチームとしての課題です。

この敗戦は順位・得失点差といった直接的な面もさることながら、観客動員やサポータの心理、選手の動向、あるいは補強といった様々な部分に少なからず影響を及ぼす試合だったと感じました。強くなっているチームはいずれもビジョンに継続性、これまで積み上げてきた結果として今があるわけです。そんな中で場当たり的な補強・起用を繰り返すのみで上位進出することは難しい。選手個々の能力に依存する戦い方でなく、チームとしてどう戦うのかという視点は今まで以上に重要なポイントになってくるでしょう。短絡的な発想で迷走の度合いをさらに強めることのないように、今後のことを改めてじっくりと考えることが必要ですね。

日時: 2007年10月28日 23:07
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2007.10.30 00:00 | 過去アーカイブ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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