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2006年9月の過去アーカイブスです。
2006年09月01日
伊野波の代表選出とC大阪戦の雑感
昨日は伊野波が代表に選ばれてましたね。正直少し驚きました。身体能力が高く、時折いいクロスも上げるし、ユーティリティ性もある。何より向上心が強いことは重要なことですし、これから伸びる要素は十分に持っていると感じていました。ただ、これは梶山にも言えることですが、まだ年間を通してレギュラーとしてプレーした経験がなく、プレーに波があるのは仕方ないと思います。今季一年間を通した経験が、将来的に活きてくれば・・・と感じていたのですが、今そういう経験をすることも悪いことではないのかもしれませんね。


一昨日の試合をもう一度MXTVの録画で見返していたのですが、解説の前田さんが指摘していた通り、やや中盤の守備が甘かったかなと思いました。布陣で言うとC大阪は4バックに2ボランチ+名波と1トップ2シャドー。東京は守備時にはルーカスがトップ下の位置に入るような形の4-5-1の布陣に変化していました。ただ名波の位置取りは比較的低く、C大阪の2ボランチが両サイドバックと同様にパスコースを作るために動くので、結果的に石川・阿部はそのパスコースを消しに行きました(実は自分が想像していたほど、2人がサイドに張っていたわけではありませんでした)。

ただ、ここでポイントになるのはトップ下のポジションに入っていたルーカスのポジショニングです。CBにプレッシャーを掛けに行くでもなく、名波のマークに付くわけでもなく、非常に中途半端だったんですね。悪い言い方をすれば守備に参加できていなかった。結果的に名波がフリーでボールを受けることが多く、そこからの展開に常に後手になりやすかったことで、2シャドーにも撹乱されて、ボールを持たれるとどうしても受身の守備を強いられました。途中から浅利がマークに行きましたが、最終ラインが押し上げられなかったことで、カバーしなければならないエリアが広く、その対応はどうしても効果的なものにはなりえませんでした。

名波は味方の攻勢時にも歩きながらポジショニングを修正し、フリーのいい形でボールを受けられるところにさりげなく移動していました。走っていたわけではありませんし、運動量もありませんでしたが、的確なフォローに動いて、的確に展開していかれると、守る側としては非常に嫌なものです。4バックは中盤で守備が機能しないと、最終ラインは押し上げられず、そこからの展開にも後手に回って、ゴール前の攻防も苦しいものにならざるをえません。まずは中盤の守備をしっかりと確立させること。今回の失点はいずれもそういった流れからではありませんでしたが、前からの守備でリズムを作っていくことは、試合全体の流れを考える上でもポイントになるのではないでしょうか。


攻撃面を見ると形は作れていました。ただ時間が経つにつれて徐々にサイドからの崩しに時間が掛かるようになり、攻め切れずカウンターを食らう場面も増えていきました。思うにもう少しサイドからの崩しでは、早めにボールを入れていってもいいと思うんですね。少なくとも前半はそれでいい形も作れていたわけですし、それでゴール前の人数が足りないわけでもありませんでした。攻めに時間を掛ければ当然SBやボランチも前掛かりになるわけで、結果的にそこで跳ね返されて相手に繋がれると一気に大ピンチになってしまいます。もちろんリスクを掛けた攻めがあってもいいですが、時には前の3~4人でフィニッシュまで持っていく形も欲しい。そういった使い分けができるようになりたいものです。


リズムを作っていくには足元へのパスではなく、動き出しを意識したパスに切り替えていくこと、そしてパス出し後の動きを意識させていくことで随分違ってくるはずです。ただその過程で出し手と受け手の意識のギャップが中盤で起こると、それが致命的なパスミスになりかねないだけに、そういった意識に改めて意識を統一していくことが重要になりますね。また後ろの方に怪我人が少なくないことで、守備の建て直しが難しい部分もありますが、前線からの中盤に掛けての守備を整備させて、思い切った最終ラインの押し上げによるコンパクトなラインを維持することで、前からの積極的な守備も活きてきます。中断期間の時間の使い方は難しいですが、その時間を大切に使って何とかチームを立て直して欲しいですね。

日時: 2006年09月01日 22:40

2006年09月04日
サウジアラビア代表1-0日本代表(アジア杯予選 TV観戦録画)
イエメン戦と同じ先発メンバーで臨んだ日本代表は、リーグ戦の過密日程の疲れも影響していたのか、ややボールを受ける動きに乏しく、足元へのパスが多かったこともあって、日本の前線に入れるボールはサウジのDF陣にことごとくカットされ、決定的な形まで持っていかれることは少なかったものの、繋ぎながらサイドに基点を作るサウジの時間が必然的に長くなっていきました。そんな中で日本も三都主らが絡んで田中や遠藤が決定的なチャンスを作りましたが、それをゴールに繋げることができず。

後半に入ると再びサウジが繋いでチャンスをうかがう展開となり、川口のパスミスからシュートを打たれたりする場面もありました。日本もサイドからクロスを入れていくものの得点には繋げられず、逆にパスを繋がれてたびたびシュートを打たれる場面が目立つようになり、後半28分にサウジのMFアミンにフリーで持ち込まれてのミドルが闘莉王に当たり、こぼれ球がアルサハリに渡ってこれを決められ失点。日本は我那覇・羽生を投入するもののサウジの守りを崩せず、0-1のまま敗れてしまいました。

日本はボールを繋ぐもののやや連動した動きに乏しく、日本が前線に入れたボールをカットしたサウジがじっくりと繋いでチャンスをうかがう展開となりました。そういったこともあって全体的に見ればサウジがボールを持つ時間帯が多かったわけですが、局面局面では日本もチャンスを作っていたわけで、特に前半の終盤、何度かチャンスのあったこの時間帯に得点を奪えていれば、その後の展開が違ったものになっていた可能性はあったかもしれません。一方で失点の場面に見られたような、どこか中途半端な部分は気になりました。決して簡単な試合ではなかったと思いますが、悪いなりに勝つチャンスはあっただけに、ポイントとなった場面をきちんと押さえていけば、ものにすることができた試合だったかもしれませんね。実際にはその「何とか勝てるようになる」ことが難しかったりもするわけなんですが。

日時: 2006年09月04日 23:51

2006年09月06日
イエメン代表0-1日本代表(アジア杯予選 TV観戦)
イエメン代表はエクアドル代表ではありませんでした(苦笑)
標高2300mという高地での試合というと、どうしても高地のホームでは圧倒的な強さを誇るエクアドル代表をイメージしてました。ただイエメン代表は守ってカウンターの形は作ったものの、決定力のあるFWがいるわけでもなく、徐々に試合の焦点は日本が勝てるかどうかに移っていきました。確かに日本代表は局面局面で崩しのアイディアがあるわけですよ。その辺は日本代表の優れた部分なんじゃないかと。

しかしそのチャンスを決めきれない。前半32分の田中のクロスからの巻のヘッド、後半27分の遠藤の攻め上がりから巻・佐藤寿が絡んでの遠藤のシュートは決めたかった場面。攻めながら決めきれず、我那覇を投入し闘莉王を前線に上げて攻めた日本は、ロスタイムに巻が落としたボールを我那覇が決めて、どうにかこうにか先制。このまま0-0で終わってもおかしくなかった試合だけに、1-0で終えられたことは大きかったと思いますね。

客観的に見れば、Jリーグの過密日程の後の、時差があったり標高の高い場所であったりと、行う前からコンディション面が懸念されていた遠征ではありましたし、戦術的な練習も十分とは言えなかったでしょう。チャンスを作りながら決められないとか、課題がなかったわけではありませんが、予選を突破するという観点から見ると、必要な勝ち点は得たわけで、とりあえず及第点といってもいいのではないでしょうか。それにしてもJのあの日程の後にああいった場で戦った選手たちはなかなかきついものがあったと思います。長い目で見れば貴重な経験だとは思いますが、怪我やコンディション不良に繋がらないことを祈るばかりです。

日時: 2006年09月06日 23:47

2006年09月08日
甲府戦のポイント
ようやくリーグ戦が再開しますね。連戦が続いていただけに選手たちの疲労も心配されましたが、この1週間半の中断期間でリフレッシュができたんでしょうか。状況としては8勝3分10敗の11位とやや黒星が先行してしまっていますが、今季残り13試合でどこまで取り戻せるか。そのための一歩として今節ホームの味スタで行われる甲府戦は重要です。

東京の状況としては茂庭に続き、増嶋も負傷で離脱。すでに金沢・今野らを負傷で欠く中、代表に帯同していた伊野波のコンディションも心配され、守備面では苦しい台所事情が続いています。一方で前節出場停止だった徳永が復帰、負傷から復帰した戸田も先発の起用が濃厚で、ルーカスの1トップに馬場をトップ下に置いた4-5-1の布陣が見られそうです。予想スタメンはこんな感じですね。

GK土肥
DF徳永、ジャーン、中澤(池上)、藤山
MF浅利、梶山、馬場、石川、戸田
FWルーカス

守備は両SBのスピード、CBの高さをいかに活かせるか。攻撃面では基点となる梶山・馬場のサイドへの展開からの早い攻めに期待したいところでしょうか。


対する甲府は6勝4分11敗の15位。最近5試合では鹿島に勝ったものの、ミスや中途半端な守備から失点を重ねる試合も多く、やや攻撃も停滞気味な面も見られるようです。長期離脱中の倉貫に加えて前節退場となった石原が出場停止。宇留野や長谷川、ビジュといった選手はやや負傷を抱えているようですが、今節のスタメンはどんな形になるでしょうか。予想スタメンはこんな感じです。

GK阿部
DF杉山、アライール、ビジュ(奈須)、井上
MF林、山本、藤田
FWバレー、宇留野、茂原

いろいろ調べた限りでは左SBで起用されることの多かった山本を中盤に上げて茂原を前線に、バレーを左WGの位置に置くような布陣のようですね。林を基点とする攻撃陣は技術の高い藤田、運動量のある前線の茂原に宇留野が絡む右サイドの攻めは要注意だと思いますし、左サイドに位置することになるバレーも積極的な仕掛けを見せて、右サイドからのチャンスメイクにはその高さを活かしてゴール前に飛び込んでくるでしょう。

甲府の持ち味は林・藤田という卓越した技術を持った選手と、運動量のある選手達をうまく組み合わせ、ボールをキープする選手に周囲が積極的に絡んでいくコンビネーションにありますが、少なくないチャンスを量産する一方で、実は福岡に次ぐ得点の少なさ。これは1人で局面を打開し、ゴールをねじ込んでしまうような選手がいないことも無関係ではないのかもしれません。またSBを始め攻撃に人数を掛けることから、攻めのリズムが悪い時にはカウンターを食らう苦しい戦いを強いられることも多いようです。

戦い方としては中盤に入ってきたボールにはプレッシャーを掛けてインターセプトを狙いつつ、前線に入ってきたボールは確実に潰していきたいところ。大切なことは全体をコンパクトにして相手に余裕を与えないこと、ルーズボールをいかに確実に拾えるかでしょう。そこから攻守の早い切り替えでサイド、そしてシンプルにシュートまで持っていく。そういう攻めを繰り返すことで、相手の前に出る勢いは削ぐことができるはずです。相手がリズムをつかむ前に先制点を奪って、試合の主導権を握りたいですね。

日時: 2006年09月08日 22:16

2006年09月09日
東京1-3甲府(J1第22節 味スタ)
この試合、守備陣では停止明けの徳永が右SBに、藤山を左CBに置いて、伊野波が左SB、三浦がボランチに起用され、攻撃陣では馬場をトップ下に置いて左サイドに戸田、1トップにルーカスという布陣でした。半分くらいのメンバーが入れ替わりましたが、やはり前半の3失点が痛過ぎました。いくら多少点を取れるようになったとは言え、攻撃陣のクオリティ自体は昨年に戻った程度。それで先に失点を重ねてしまっては勝てるはずがありません。主力を欠いてはいましたが、逆に言えばいかに個の能力に頼った守備で何とか乗り切っていたのかを痛感させられました。

この試合はリズム自体も決して良かったわけではありません。今日に始まった話でもないのですが、中盤の組み立てがやや単調で、どうしても中央でボールを受ける選手に対してボールを引き出す動き、そこから繋いでいく意識に乏しいために、なかなか中盤でしっかりと基点を作ることができません。そのため結果的に手詰まりとなってSB→サイドという縦の攻めに頼ることが多くなり、東京の基点を作る動きを意識して潰し、サイドを厚くして対応してくる戦いをされると無理な攻めが多くなって苦戦を強いられます。足元へのボールが多いことも要因ですが、依然として昨年からの課題を抱えたままです。

守備でもマークの受け渡しや一人の動きに対して周囲がどうフォローに動くかという部分が非常に曖昧で、相手の前線が引いてボールを受ける動き、後列から飛び出してくる動きといった複数の選手で崩して来る動きには弱く、中盤で基点を作られ簡単に前を向かれてしまうような状況を作るようでは、苦戦するのは当然です。東京がいい時は中盤から最終ラインがコンパクトになって、基点を潰して攻撃に移れているのですが、前線と中盤以降の守備での連動とともに、最終ラインとボランチの間でいかに状況に応じた対応の確認・フォローを意識していくことが必要です。

攻撃陣では両サイドに開くことの多い二列目の動きにもう少し工夫が欲しい。大きな展開からサイドを突く、裏を狙うのはもちろんアリなのですが、サイドに張ったままだと中の基点を作る枚数がどうしても少なくなり、前線の二枚だけだと相手のボランチ、CBだけで十分に対応できてしまいます。中盤で基点となる動きを意識しつつ、そこから選択肢の一つとしてサイドに開いていくことを考えれば、攻撃の幅が広がるだけでなく、中を固める相手の守りを広げることができるはずです。攻撃の基点を作る上で、前線の二枚の負担がどうしても大きくなってしまう今の現状をいかに解消するかは、今両サイドにいる二人の選手の動きに掛かっているのではないでしょうか。

ここ数年見ていて、勝ちきれなかった試合は決して少なくありませんでしたが、ここまで失点を重ねて敗戦することの多いシーズンは初めてです(一時期最下位まで転落した昨年でさえトータルでは9敗でしたからね)。この苦戦はもちろん負傷する選手がどうしても多く、選手のやりくりに苦労している現状も無関係ではないと思いますが、今のような状況だからこそ、組織としての攻守を整備して、いかに守って攻撃の基点を作っていくかという部分に目を向ける必要があるのではないでしょうか。それを変えていかないことには、今後も安定したチーム力を維持していくことは難しいでしょう。

シーズンが終わるまでにそういう部分を形成していくことができれば、今シーズンの苦戦も決して無駄にはなりません。たくさんあった決定機を決めることができなかったから、チームは勝てなかった。それはサッカーがいかに相手より多く点を決めるかを競うスポーツである以上は当然のことですが、それだけを敗戦の要因にしていてはチームの成長はありえません。状況を打破することのできる選手はいますが、その選手に依存するだけではチームとして限界が出てきます。チームとしてそういった選手をより活かすためにどうすべきなのか。それを先入観に囚われずに改めて考えてみることも必要だと感じています。

日時: 2006年09月09日 23:55コメント (1)

2006年09月10日
平山獲得
オランダのヘラクレスから解雇通知を受けてJ入りを視野に入れている、というところまでは知っていたのですが、その平山の東京入りは夢にも思いませんでした。帰国に至った事情や現時点でのコンディション、東京なら出場機会を得られそうという理由(もちろんそれだけではないのでしょうが)などを考えると、現時点では大丈夫なのかな?という懸念の方が先に立ってしまいます。その高さや足元の意外な巧さなど魅力もありますが・・・どうなんでしょうね。

確かにルーカスは前線で張るよりも結果的にやや引き気味の方が活きることが分かったわけで、そうなると前線の柱となる選手をどうするのか、という問題に当然行き当たります。コンディションが上がってきたらそこにワシントンを置いて、1トップないし2トップを模索するのかと思いましたが・・・ルーカスを二列目に置いて平山+ワシントンの2トップという形をイメージしているんでしょうか。ま、どこまでできるかはやってみないと分からんので、その辺は想像であーだこーだ言っても仕方ないですね。

個人的には去年が嘘のように異様に多いFW陣を考えると、FWより先に補強すべきポイントがあるだろう、という思いもあるのですが、前線でしっかりと軸になれるのであれば、あるいは将来的に東京の戦術そのものを変える可能性はあるでしょう。ただ現実的に見れば今はコンディションを上げて、チームにフィットできるかどうかの方が優先課題。それで今季中に活躍するようであれば、東京にしてみれば儲けものなのかもしれませんね。獲得が決まった以上はもちろん応援します。周囲のネガティブな評価を吹き飛ばすよう頑張って欲しいものです。

日時: 2006年09月10日 22:10 | トラックバック (1)

2006年09月12日
今日の雑感
今日の小平の練習はやはり平山目当てだったのか、雨にも関わらず結構お客さんが来ていたみたいですね。ところがスポニチの記事によると彼の東京入りに対して、ヘラクレスの会長が平山と代理人から説明がない限り国際移籍証明書を発行しないと述べているとか。「(退団は)日本で学業に専念したいからだと理解している」と向こうの会長がコメントしたり、状況的に随分と怪しげな雰囲気が漂ってきてるんですが、果たして大丈夫なんでしょうか。

今更な話ではあるんですが、平山(とその代理人)はヘラクレスと、今後の去就について、ちゃんと話し合いの場を持っていたんですよね?チームときちんとコミュニケーションが取れていたんでしょうか。何かそういう根本的な部分における不安を感じてしまいました(もちろんヘラクレスがゴネた可能性もありますが)。オランダサッカー協会から国際移籍証明書を受け取ることができなければ、東京に所属していても公式戦には出場できません。コンディションや試合出場云々以前に、まずは早急にこの問題を解決する必要があるでしょう。

そういえば今日の練習で今野が紅白戦に出場していたとか。
チームの状態が状態だけに、次の京都戦ではスタメン復帰できるところまで、コンディションが回復してくれるといいですね。

日時: 2006年09月12日 23:59

2006年09月14日
今日の雑感
どうなるか心配されていた平山の移籍証明書問題ですが、何とか無事届いたみたいですね。一安心しました。やはり出場のチャンスがないまま練習に参加しても、そのモチベーションを維持することは簡単ではありません。東京はもし間に合わなくても契約は変わらないと言っていましたが、宙に浮いた存在ではチームに溶け込むことも難しかったでしょう。でもその問題も当面は解決。この時期に加入する難しさは依然としてあるとは思いますが、復調してレギュラーを脅かすような存在になって欲しいものです。

あとユースの吉本、権田、森村3人の昇格も決まったみたいですね。確か吉本と権田は負傷してリハビリ中だったと思いますが、まずは負傷を治すところからですか。いろんな人から森村の良さについては聞いていますし、来季が楽しみです。

日時: 2006年09月14日 23:03

2006年09月15日
京都戦のポイント
さて週末はアウェーの京都戦です。東京は倉又監督に代わってから2連勝の後3連敗。負傷者が多いことも無関係ではないとは思いますが、チームとしての守備戦術を確立できず、局面局面における守備が曖昧なことで、結果的に苦しい守備を強いられる要因となっています。勝ちきれない理由を決定力不足に求める向きもありますが、今の状況を招いた最大の要因が守備の不安定さにあるのは間違いありません。

そんな中で今野の復帰はやはり大きいですね。チームとしての守備戦術に問題を抱える今の状況は、今野一人が入れば全て解決するようなものではありません。ただ今野の戦う気持ちを前面に押し出したプレーは、周囲に好影響を与えてくれるのではないかと期待しています。川口が出場停止でリチェーリが負傷するなど、状況は依然として芳しくありませんが、ワシントンが調子を上げてきているようですね。予想スタメンはこんな感じでしょうか。

GK土肥
DF徳永、ジャーン、藤山、伊野波
MF今野、梶山、石川、馬場(栗澤)
FWルーカス、戸田

ここ最近は受けに回っての守備で失点していることが多いだけに、攻撃的な守備からの速攻に活路を見出し、攻撃をシュートで終えるような形を作りたいところ。


対する京都も3連敗ですが、ボランチの底に石井を配するようになったことで守備が安定し、3試合連続で4失点していた守備が鹿島戦では自殺点による1失点に留まりました。ただ最終ラインをコントロールしていた手島は負傷での欠場が濃厚。その辺りが守備にどれくらい影響出てくるんでしょうか。また攻撃面ではスピードのあるパウリーニョ・林のコンビから変更して高さのあるアンドレを起用する可能性が高いようです。予想スタメンとしてはこんな感じでしょうか。

GK西村
DF角田、登尾、児玉、三上
MF石井、斉藤、星、中払
FWパウリーニョ、アンドレ(林)

基本布陣としてはフラットな4-4-2による中盤と最終ラインの距離を狭めたコンパクトなライン。中央は石井を底に置いて、斉藤が攻撃の基点となり、サイドからサイドに流れるFWにボールを入れて基点を作りつつ、そこに星・中払が絡んでファーに入ってくる選手にクロスを合わせるような攻撃の形が多かったでしょうか。中払が積極的に中に入ってきてフィニッシュを狙う動き、斉藤のミドルも要注意と言えるでしょう。また前線にアンドレが入ることで、そこに入ったボールに周囲が絡む動きを見せると守備では苦しくなりそうです。

対策としては高さのあるアンドレもそうですが、特に引いたりサイドに流れる動きを見せるパウリーニョらに対し、マーキングをはっきりさせて前線で簡単にボールキープさせないことが重要です。京都は基本的に2つのフラットなラインを維持しつつ、前線にボールが収まると攻めに人数を掛けてきます。つまり前線と中盤以下を分断させることがポイントではないかと思います。ただ、京都は比較的サイドの浅い位置からでもアーリークロスを入れてくるので、抜け出されないように、あるいはファーに入る動きに注意が必要ですね。

京都はプレッシャーの中でのプレーの精度はさほどでもないため、付け入る隙は十分にあるはずです。重要なのは攻守の切り替えの早さ。石井を底に置いていますが、逆襲からいかにシンプルにシュートまで持っていけるかですね。また京都の守備は全体的にボールサイドに寄る傾向があり、サイドチェンジも有効です。最終ラインもサイドからの崩しに対して逆サイドも中に絞る形が多く、ファーから入ってくる動きに後手になりがち。その辺も狙い目になるでしょう。追いかける展開になるとスピードのある選手でカウンターを繰り出せる京都が有利なだけに、先に点を取って主導権を握りたいですね。

日時: 2006年09月15日 23:25

2006年09月16日
京都1-0東京(J1第23節 TV観戦)
この試合、京都の前線へのボールがやや雑で、攻撃も単調だったためか、東京の守備陣は前線の基点をしっかりと潰すことができていました。前半17分のPKは何となくいやな流れを断ち切れない時間帯の失点でしたが、あれはある程度仕方ない面もあるでしょう。今日の守備陣はパウリーニョの動き出しに対してやや後手に回った場面も何度かありましたが、全体的には今日の守備陣は京都の攻めに対して対応できていたと思います(現時点でより複雑な崩しを見せてくる相手と対した時にどこまで対応できるのかは何とも言えませんが)。

むしろ難しいなと感じるのは攻撃の組み立て。確かにクロスやフィニッシュの精度は個の能力に依存する部分でもありますが、そこに至るまでの過程で、いかに落ち着いてクロスやフィニッシュができるような状況を作り出すかは、チームとして形を作れれば随分違う話でもあります。ボールを奪ってそのまま攻めに出る、という形が多かった試合でしたが、ドリブルをする距離が長かったことで、相手に戻る時間を与えてしまい、ごり押しな攻めも少なくありませんでした。そこで何度も得たFKやCKで得点を繋げられれば良かったのですが、残念ながらそういった気配はやや希薄でした。

まずは攻守の切り替え時のボールを受けるための動き出しが一つのポイントになると思うのですが、全体レベルでこれを修正するには時間が掛かります。とりあえずはルーカスや石川といったキーマンになる選手の意識付けを行うことで、少しは改善できる部分もあるでしょう。あとはたくさんあったセットプレーをいかに得点に繋げていくかも当面の課題です。攻撃が単調な京都のような相手は比較的組し易かった相手だと思うのですが、人数を掛けた守りを崩す術を持たなかったことでこのような結果となったように思います。

阿部やワシントンの動きは悪くなかったと思いますし、現時点ではルーカスをやや引いた位置に置いて攻撃の基点となる動きも期待するのが一番効果的でしょう。しかし周囲のフォローがなければ必然的にルーカスの負担は大きくなってしまいます。パスを受けた選手をフォローする動き、ボールを受けた選手に対してどう絡んでいくのか、どう攻めを構築していくのかといった部分をもっと詰めていって欲しいところ。攻撃のイメージが漠然としているからこそ、個人のアイディア頼みになってしまうわけで。攻撃の形を作るために何が必要なのか、そこがチームとしてもっと考えるべき部分なのではないでしょうか。それは守備にも言えることなんですけどね。

日時: 2006年09月16日 23:59

2006年09月19日
今日の雑感
今日の時事通信などで取り上げられていたように、Jリーグでは昨年度、つまり05年度分からJ1・J2全30クラブの経営状況を個別に開示するようになりました(そのpdfファイルはこちら)。これまではJリーグ全体を中心とした統計だったんですが、全ての部分ではないしろ各チームの具体的な状況が数値で示されるようになったわけです。この情報は当然のことながらJリーグのオフィシャルサイト上で公開されてるわけなんですが、残念ながらこういう貴重な情報にも関わらずトップページのニュースリリースにはありません(苦笑)

どこかにあるだろうと思って探してみたら、左側にあるメニューバーの「about Jリーグ」の「クラブ経営状況」の一番下に「2005年度(平成17年度)Jクラブ個別経営情報開示資料」ということでpdfファイルで置いてありました。このあたりの情報はもっと現状を正しく認識するためにも、各チームのサポーターにもっと見てもらうべきものだと思うわけで。奥まった場所ではなくて、積極的に公開してもいいと感じます。数字を見ると全体の平均営業収入が増えた反面、補強費などで赤字に転じたチームが2チームから11チームに大幅に増えたりするなど、必ずしもいいことばかりではないことも多少は影響してるんでしょうか。

東京の部分を見ると人件費は数値が出ていませんが、それなりに健全な経営をしていることがうかがえる数値が並んでいます(東京に本拠地があるにしては広告料収入がやや少ない気もしますが)。思うに健全経営、徐々にレベルアップをしていくのでは大幅な成長が見込めないという面もありますが、かといってリスクの大きい賭けを繰り返すようでは、チーム経営だけでなくチームそのものが不安定になってしまいます。今の上位陣を見るまでもなく、大切なのはチームとしての方向性・継続性です。これからも試行錯誤は続くと思いますが、軸になる根本的な部分はブレがないようにしたいですね。

日時: 2006年09月19日 23:14

2006年09月22日
今日の雑感
残念ながら諸事情あって日曜の鹿島戦は行けそうもありません。たぶんTV放送を録画で見ることになると思います。増嶋や規郎が怪我から復帰しつつあるというのは好材料ですが、ルーカスが負傷を抱えている状態でワシントンが出場停止。平山もコンディションという面でまだまだのようです(その辺は無理もないとは思いますが)。練習試合では3バックを試したりするなど、もう少し試行錯誤の段階は続きそうです。ただこれも対処療法では根本的な解決にはならないと思うんですね。


思うに東京は03年くらいまでは確実な選手補強でチームとしてのベースアップが図れていたと思うんですね。また負傷者も少なく、また警告の累積による出場停止も少なかったことで、ベストメンバーで戦える試合が非常に多く、それがチームとして好成績を残せた大きな要因だったと思います。ただ一方で、ナビスコ杯などを見ても常にベストメンバーで戦うことが多く、逆に言えば控え選手を試してみるような機会が十分ではありませんでした。それがレギュラーと控えの力の差が大きく開いた要因にもなっていたのではないでしょうか。

個を活かすチーム作りによって選手が大きく伸びたのは評価すべき点です。ただそれによってチームとして個の局面打開能力に依存するようになっていた面もあったことは否定できません。以前から前線に基点を作れないことはチームとして課題のひとつでしたが、展開力のある選手、サイドに局面を打開できる選手を置いたことで攻撃の形を作っていました。また守備面でも必ずしも組織的な守備が構築できていたわけではありませんでしたが、ボール奪取能力の高い今野を中盤に置き、2CBや土肥の奮闘で失点を抑えていました。

ただ昨今の試合増による過密日程の中で、負傷や代表召集を考えると、当然のことながら常にベストメンバーで戦うことは難しいですし、選手層を厚くしていくことは必要不可欠です。しかしチームとしてのベースがなく、個々の機転や能力打開に頼らねばならない場面が増えれば増えるほど、出場機会を得ようとする経験の足りない選手にとって、非常に厳しいものにならざるを得ません。これまでは若い選手が多かった面を考えると仕方のない面もあったのかもしれませんが、いかにチームとして選手個々の動きを整理して組織化し、その質を高めていくことこれからの重要な課題でしょう。

今は前線で基点を作れないために、どうしてもサイドからの強引な攻めが少なくないですし、そのために攻めに人数を掛けざるを得ないところを跳ね返されてカウンターを食らっていただけに、前線に基点となれる人材を確保したのは戦略的には正しいと思うんですね。攻撃をシュートで終わらせるような展開をいかに作っていくかというのは攻守のリズムを考える上で非常に重要です。ただそれは守備にも言える事ですが、いい選手を獲って機能すれば問題解決ではなく、今の東京はそこから先をどうするのかを求められていると思うわけです。

ここ数年東京が勝てなくなってしまったのは、確かに負傷者が急増したことはありますが、それもここ数年常にベストメンバーで戦ってきたことによる疲労の蓄積が、必ずしも無関係ではなかったように思えてなりません。以前に比べれば技術的に高い選手、局面を打開できる選手は増えましたが、チームを機能させるためにはそれだけでは十分ではないわけです。今に始まった課題ではないですし、すぐに解決できる問題でもないと思うのですが、チームとしてさらにステップアップできるかどうかの分かれ目だとも思うだけに、腰を落ち着けてじっくり取り込んで欲しい部分だと思っています。

日時: 2006年09月22日 23:51

2006年09月23日
鹿島戦のポイント
さて明日はアウェーの鹿島戦です。残念ながらこのところ勝てない試合が続いていますが、今野の復帰などもあって徐々に守備は改善されてきているように思いますし、リズムに乗った時間帯に訪れるチャンスを得点に繋げることができれば、チームとしての流れを引き寄せる大きなきっかけとなりそうな気がします。流れの中での攻撃も重要ですが、おそらくポイントになるのは決して少なくないセットプレーでしょう。

その東京は増嶋・鈴木規郎の復帰が間近です。平山はコンディションが上がらないままで遠征に帯同せず、ワシントンが前節の退場で出場停止。ルーカスも負傷を抱えての時間限定による出場ということで、状況は必ずしも楽観できるような状況ではありません。ただ、赤嶺・川口といった前線で基点となれる選手は好調を維持しており、彼らと中盤がうまく絡めば勝機をうかがうことは十分に可能です。予想スタメンはこんな感じでしょうか。

GK土肥
DF徳永、ジャーン、伊野波、藤山
MF今野、梶山、石川、馬場(ルーカス)
FW赤嶺、川口

最終ラインの試行錯誤が続いているのがやや気がかりな点ですが、むしろその前の前線から中盤に掛けての守備でリズムを作っていきたいところですね。


対する鹿島は最近5試合で3勝2敗。3連勝の後、先日のナビスコ杯横浜戦では試合そのものは敗れたものの、新アウェーゴール方式によって決勝進出を果たしました。当然中3日の厳しい日程によるコンディションの難しさはあると思いますが、高いモチベーションを持続していれば、当然厳しい戦を強いられそうです。また本山が負傷で欠場中。大岩・アレックスミネイロが負傷でスタメンからは外れていますが、東京戦での復帰はどうでしょうか。予想スタメンはこんな感じですね。

GK曽ヶ端
DF内田、岩政、青木、新井場
MF増田、フェルナンド、野沢、ファビオ・サントス
FW深井(アレックスミネイロ)、柳沢

基本戦術としては中盤での組織的なプレスとパスワークでゲームを支配しつつ、サイドに流れるFWに二列目やSBが絡むことで、サイドからチャンスをうかがってきます。気をつけないとサイドで数的不利を作られかねませんし、かといってサイドに人を割きすぎると、今度は中の枚数が足りなくなってきます。FWや二列目の選手のゴール前に入ってくる動きの質は高く、またフェルナンドらのミドルの精度も高いだけに、そういう局面が続くような状況は非常に危険です。

受けに回ってそこから攻撃に繋げられない時には、無理せずにいったん流れを切って体勢を立て直すことも必要でしょう。そうならないためにも中盤で鹿島のプレスをかわし、コンパクトに保つ鹿島の最終ラインの裏を突いていきたいところですが、その点で気になるのがボール保持者の球離れの悪さ。ただこれは受け手となる周囲の選手の動き出しの遅さの問題もあるので、パスした後のボールを引き出す動きをもっと意識してパスコースを作る動きが必要です。

鹿島のプレスは厳しい反面、人数を掛けていくためにどこかで必ずスペースができます。出し手受け手ともにパスをリズム良く繋いでプレスの的を絞らせず、そういったスペースを突く動きでボールを引き出したいところです。鹿島は例えばサイドなどで数的不利を作られても、CB自陣ゴール前のバランスを大きく崩してまでフォローに行くような形はあまり取らないようです。思うにそこに東京が鹿島を攻略するヒントがありそうな気がします。流れの中で得点を挙げられればベストですが、特にチャンスの少なくないセットプレーは何とか得点に繋げたいですね。

日時: 2006年09月23日 23:25コメント (1)

2006年09月24日
鹿島3-2東京(J1第二十四節 TV観戦)
この試合、鹿島は低い位置からじっくりと繋ぎつつ、FWや二列目のボールを引き出す動きから基点を作り出そうとしていました。それに対して東京も積極的なプレスで対抗しようとしていたのは感じられましたが、肝心の引いてボールを引き出す動きに対するマーキングが曖昧だったために後手に回り、ブラジル人トリオが絡むダイレクトプレーに振り回されてたびたび苦しい守りを強いられました。

対する東京もサイドに流れる赤嶺を基点に、サイドへの展開からチャンスをうかがいましたが、序盤にチャンスを作り出した石川・徳永も守備に回る時間が多くなり、今野らが中盤でボールを奪い返しても、そこから攻撃に繋げずに再びボールを失う状況が続きました。そんな中での前半22分、ダイレクトプレーからボールを受けたフェルナンドのミドルによる失点は、残念ながら起こりうるべくして起こった失点だったように感じました。

後半ルーカスを投入した東京でしたが、野沢のCKから後半2分・22分とフェルナンドに立て続けに決められ、ハットトリックを許してしまいました。その失点はいずれもニアにいたルーカスの後ろのスペースに入ってきた選手を掴まえることができなかったことによるもの。もちろんそこに入ってきた選手は違う選手だったわけですが、人をしっかりと捕まえ切れていなかったことは、やはり見ていて感じました。

鹿島が引いてカウンターを狙うようになったこともあって、馬場・宮沢投入後は攻める時間帯を作り出せましたし、今野・梶山のゴールで2点を返すこともできました。ただ、追いつこうとするのに3点はやはり痛過ぎました。攻撃のリズムを作れずに逆襲を食らう場面も多かったわけですが、それも相手の基点となる選手・スペースにきっちりついて自由にさせなければ、3失点することはなかったのかもしれません。5連敗は正直厳しいですが、そういった曖昧さを減らして連敗から脱出するしかありませんね。

日時: 2006年09月24日 23:10

2006年09月28日
今日の雑感
ずっと更新できずに申し訳ありません。最近忙しかったというのもあるのですが、今回MobableTypeに脆弱性が発見されたということで3.121jから3.33jへアップグレードしたところ、DatabaseがBerkeley DBのままだだったため、エントリー数の多さからサイトの再構築時にエラーが発生してしまい、実質的に更新をUpできない状態になってしまいました。

おそらくDatabaseをSQLiteへ移行すれば問題は解決すると思うのですが、mt-db-convert.cgiによる移行ではconver時にエラーが出てうまくいかず、試行錯誤の段階が続いていました。結局どうにもならずにギブアップ。仕方なく今はバックアップからバージョンを元に戻して更新しています(再構築時にエラーが出るのは旧バージョンにもあるので、それはそれで問題があるのですが)。

いずれにせよ、いつかはどうにかしなければいけない問題なのですが、ちょっとすぐには解決方法が見当たりません。元々MTを使っているとはいってもそんなに技術が高いわけではないので、この辺になるとお手上げです(周囲に詳しい人がいるわけでもないので)。東京の連敗や怪我人続出も頭の痛い話なのですが、ホント困ったものです。仕方ないので方策が見つかるまでこのまま更新します。今回はサッカーの話ができず申し訳ないです。

日時: 2006年09月28日 22:33

2006年09月29日
新潟戦のポイント
アウェー2戦が続いて明日は久しぶりのホームの試合です。去年の6連敗の時も負傷者が続出しての苦しい戦いでしたが、今も金沢・茂庭・ジャーン・規郎・ルーカス・ワシントンらが負傷している状況はやはり苦しい。しかし、それでも週末の試合はやってきます。9月最後のこの試合・・・流れを変えるためにはまずは1勝。まずは先制点を取ることがなにより重要になってきます。

攻撃の組み立ての拙さ。セットプレー絡みから後手に回っての失点。楽観できるような状況ではありませんし、悪循環に陥っているようにも見えます。ただそういうプレーの一つ一つも、先に点を奪って試合の中でリズムを作っていくことができれば、好循環を取り戻すきっかけになりそうな気がしているのは事実です。華麗さよりもいかに攻撃をゴールに繋げられるか。今の東京に求められるべきはまさにそれでしょう。予想スタメンはこんな感じです。

GK土肥
DF徳永、中澤、藤山、伊野波
MF浅利(宮沢)、今野、石川、梶山
FW川口、平山(赤嶺)

川口はもっと高い位置で使った方が活きそうな気がしますね。選手間で適度な距離感を保ちつつ、いかに効果的な連動性を生み出していけるかが重要になってきます。


対する新潟もアウェイで3連敗しましたが、前節の甲府戦では3-0で快勝。トータルでは9勝3分12敗という数字のうち、ホームでは7勝2分3敗。ホームのこの戦績は素晴らしいものがありますね。アウェーではやや淡白な試合を見せることもありますが、この前の試合の勢いが続くかどうか。献身的で効果的な動きをするファビーニョが出場停止なだけに、それがどう響いてくるかですね。予想スタメンはこんな感じです。

GK北野
DF三田、海本慶、千葉、内田
MF寺川、シルビーニョ、松下、鈴木、田中
FWエジミウソン

新潟はゲームを組み立てるシルビーニョ、豊富な運動量を見せる寺川を中心に、サイドから鈴木慎吾らが崩す形を作ってくるわけですが、その攻撃がもっともリズムを作り出すのは、前線の田中らの献身的な動きからコースを限定し、中盤でのインターセプトから前線のエジミウソンに入れるカウンターではないかと。そして鈴木・エジミウソンらのドリブルによって生まれる、鈴木のセットプレーも新潟の大きな武器の一つと言えるでしょう。

中盤でボールを奪われ、新潟がシュートで終わるような形、あるいは流れが切れるような形で攻撃を終える。結果的にそれが決定的な場面に終わらなかったとしても、そういう形が続く状況は東京が攻撃面でリズムを作れていないということです。逆に言えば中盤でボールをカットしてシュートで終わるような形が続けば、新潟にとってもいやな展開になります。縦にボールを入れられた時、いかにコンパクトなラインを維持しつつ対処できるかもポイントの一つになるのではないかと。

攻めを考えた時、まずは赤嶺(平山)のところにきちんとボールが収まること、そしてそのリターンを受けて周囲が前を向いた形でボールを受けてしっかりと基点となり、サイドへの展開ができるかどうかですね。サイドからの攻撃を考えた時に重要になってくるのは、出し手と受け手がどこをフィニッシュポイントと見るか。これはセットプレーにも言えることでしょう。新潟のボランチは守備をベースとした選手ではありません。二列目以降の飛び出しは必ず有効なものになるはずです。連敗中は先に点を奪われることが多かっただけに、先に点を奪って流れを引き寄せたいですね。

日時: 2006年09月29日 23:47

2006年09月30日
東京1-4新潟(J1第二十五節 味スタ)
メンバーの半分が入れ替わったこの試合。序盤はそれなりに守備もシュートまで行かせない時間帯が続いていて、平山を基点とした攻めから前半10分に川口が先制点を取った時には、連敗しているチームとしては必ずしも悪くない入り方だと感じました。しかし12分・17分と連続失点し、10分も経たずに新潟があっけなく逆転・・・。結果的に4失点した試合でしたが、この10分間の攻防が試合の流れを決定付けてしまったのではないでしょうか。

序盤はラインをコンパクトにして新潟の選手を捕まえることができていたと思うんですが、得点した辺りからややそのコンパクトさが失われ、中盤にスペースができるようになってしまっていました。先制した後に早く追加点を奪いたい攻撃陣と、守りから入りたい守備陣に、やや意識のギャップが生まれていたのかもしれません。そのために攻撃にはなかなか厚みが生まれず、守備では前線が連動できないという中途半端な状態に陥っていました。

CBの二人もそれぞれの持ち味を生かす場面はありましたが、逆に言えばこの持ち味を連携させるところまではできていませんでした。エジミウソンが藤山と競って田中が中澤と対するような形を何度も作られて、危ない場面を作られるなど、藤山は前に出てボールをカットする思い切りの良さはあるものの、相手が高さを意識した攻めをしてくると、やはり藤山のCBは厳しいと感じました。金沢不在の今、増嶋・茂庭が戻ってくるのであれば左SBに置いた方が守備は安定するのではないでしょうか。

中盤も宮沢・栗澤が入ったわけですが、二列目がサイドに張り過ぎて周囲とのコンビネーションが構築できず、いたずらに攻撃に時間が掛かってしまいました。ポジショニングもそうですが、ボールを受ける動きの部分で中盤の動きが小さくなっていけばいくほど、相手にとって守りやすいのは言うまでもありません。ボールを入れた先の個人技に頼るだけでは限界があります。適度な距離感を保ちつつ、ボールを入れた後の展開ももっと意識していかないと、攻撃の閉塞感は続いてしまう気がしました。

初先発だった平山はスピードがなく、身体はまだ重そうでしたが、今できることはやっていたと思います。ハイボールで競り勝てるあの高さは魅力ですし、懐の深いボールキープを周囲が巧く使えるようになれば、より効果的な動きも期待できるかもしれません。ただそれが今の東京に一番欠けている部分だけに、そこに起用の難しさがあるようにも感じます。ベースがない状態で、選手を入れ替えていけば、苦戦するのは当然の話です。宮沢の精度の高いキックは欲しいのですが、藤山を左SBに伊野波と今野でボランチを組ませて、まずは守備の安定を図ってみてもいいような気がします。

こういう苦しい時期、これまでは土肥が水際でしのいでくれていたことも多かったのですが、今はその土肥に元気がない。連敗していることでキャプテンとしてもGKとしても責任を感じている部分はあるんだと思いますが、一度休ませて気持ちを切り替えること、外から今の現状を見せることも必要なんじゃないでしょうか。土肥には連続試合出場の記録があることで、どうしても躊躇する部分はあると思います。ただ今の失点を減らさないことには東京はどうしようもありません。決断としては非常に難しいものがあるとは思いますが、一度塩田を使ってみてもいいのではないでしょうか。

日時: 2006年09月30日 23:58
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2006.09.30 00:00 | 過去アーカイブ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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