yocchi-football.net

JリーグのFC東京を応援しているBlogです

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
2006年8月の過去アーカイブスです。
2006年08月01日
新外国人FWワシントン獲得を発表
以前から話は出ていましたが、オフィシャルでもついに発表がありましたね。パルメイラスのFWで一度チームと契約した後に東京へのレンタル移籍となるようです。このワシントンについては「見る前に跳べ」でも紹介されているこちらのサイトの情報が詳しいようです。ところで以前どこかで調べたときに読んだプロフィールでは、オフィシャルでは185cmと書いてある身長が180cmと書いてあったような・・・ま、別にたいした問題ではないのですが。

オフィシャルにもあるように出場試合数と得点数を比較すると、その得点力には期待したいところですが、今季の後半ではややチームの中でも構想外になっていた部分もあったようです。その辺でコンディションがどうなのか、あるいはチームにフィットしてくれるのか気になるところです。実際に噂通りにボールを引き出す事ができて、突破力・決定力がある選手なら言うまでもありません。いろいろ準備をしていくと、出場は千葉戦か福岡戦あたりからになるでしょうか。東京は前線でボールが収まる選手が少ないだけに、期待が集まりますね。

日時: 2006年08月01日 21:18

2006年08月06日
今日の雑感
実は金曜あたりからパソコンが起動できない状態が続いていて、今日まで試行錯誤の状態が続いていたために、更新のしようがない状態でした。試行錯誤した末にハードディスクからデータを救出して、初期化せざるをえなくなってしまったわけです。結果的に失ったデータもあるのですが、どうにかこうにかフツーに動くところまで戻ったのでそれで良しとします。

ちなみに土曜にあったFCソウル戦はもちろんTVで観ていました。東京はU-21代表に選出された増嶋・梶山・伊野波と、代表に選出されたものの負傷してしまった今野らが欠場。メンバーとしてはGKに土肥、3バックに藤山、ジャーン、茂庭、ボランチに浅利、宮沢、右に石川、左に徳永、トップ下にルーカス、馬場、1トップに赤嶺という布陣だったでしょうか。藤山・浅利・赤嶺が久方ぶりのスタメン。徳永が今回は左サイドで試されていましたね。

試合の方は序盤からFCソウルの中盤からのプレッシングを前にリズムをつかみきれないうちに、ゴール前でパスを受けたチェヨンスのチェックに行った茂庭と土肥が交錯、こぼれたボールを繋がれて前半2分に失点。その後は徐々に単調な攻めになったFCソウルに対し、東京はルーカスや馬場のキープから石川・徳永の両サイドが進出してチャンスをうかがって前半で12本のシュートを放ったものの、なかなか得点に繋げることができませんでした。

後半に入ってからは阿部を投入した東京は、その阿部が積極的にボールに絡んでゴールに向かう動きを見せたものの、やや攻撃に時間が掛かっているような印象がありました。その後、お互い積極的に選手を交代させて、東京も川口・栗澤・池上らを投入するものの得点は奪えないまま。逆にたびたびカウンターからFCソウルにゴールを脅かされると、84分にドドに決められ、89分にも個人技から失点。結局3失点で無得点のまま敗れてしまいました。

梶山・伊野波・今野らを欠いたメンバー構成だったわけですが、相手のFCソウルは戦う相手としては悪くなかったですね。序盤に得点を奪ったせいか、相手は徐々にカウンター狙いになり、東京が攻めたものの崩しきれませんでした。観ていて気になったのはカウンターを食らった際の残ったCBのポジショニングでしょうか。東京の場合、CBの一枚が攻めあがった時はボランチも高めの位置取りをしていることが多く、カウンターを食らうと一気に2対2、あるいは2対3のような場面になることも少なくありません。その辺もう少し全体で攻めている時のバランスは一考の余地があるでしょうか。

またボールを奪った場合のカウンターの組み立てもちょっと時間が掛かっている印象がありました。カウンターは得点を奪う有効なチャンスだけに、基点を作ってどう崩すのかという部分についてもう少し明確なイメージが欲しいところですね。ゴール前でボールを持った時、コースが見えたら思い切りの良さももう少し欲しい。この試合で得点を奪えなかったのを相手の守りが良かったから、あるいは運がなかったからと言ってしまうのは簡単です。相手からゴールを奪うために、その前段で相手の守りを崩すために何が必要なのか、こういった試合こそよく考えてみるべきなのではないでしょうか。

日時: 2006年08月06日 23:15

2006年08月08日
今日の雑感
昨日のU-21日本代表の中国戦はなかなかいい試合でしたね。その可能性を感じさせる戦いぶりに満足したら、ついそのまま寝てしまいました(笑)序盤こそU-21中国代表にたびたびチャンスを作られたものの、そこを無失点でしのぐと、本田と増田の2得点で勝利を収めました。完成度という点ではまだまだですが、チャンスと見たら積極的に攻撃参加する姿勢はいいですね。

東京の3人はいずれもフル出場。この試合梶山は中盤でうまく基点となっていましたし、伊野波もサイドからのドリブル突破で切れ込まれたりはしましたが、読みを活かした守備などで無難に対応していましたね。しかし、一番危機感を感じていたのは増嶋だったのかもしれません。ずっとレギュラーとしてプレーしてきた増嶋にしてみれば本職でない伊野波が中央を務めたわけですからね。内心穏やかならぬものがあったでしょう。

まだまだ北京への道は始まったばかり。そして北京が最終的な目標でもないはずです。同じU-21代表のDF青山がA代表に招集されましたが、そういう代表でコンスタントに活躍するためには、やはり常日頃の積み重ねがものを言うわけで。3人ともまずは東京で頑張って欲しいものです。

日時: 2006年08月08日 23:41

2006年08月09日
日本代表2-0トリニダード・トバゴ代表
今日は帰ってきたのが遅かったので、代表の試合はさっき録画で見ました。運動量のある選手が多かったことで、前半はラインをコンパクトにして中盤でボールを奪い、積極的に前に楔を入れ、サイドに基点を作ってそこに人が絡むという、アグレッシブに崩そうという意図が感じられました。前線の我那覇や田中のところでボールが収まったことも大きかったのでしょうが、初出場の選手も多い中で前半はそれなりにやりたいことができたのではないでしょうか。

ただ、2得点を奪った前半の終盤辺りから徐々にペースダウンして、相手がキープする時間が長くなったものの、切り替えの早い守備から囲い込んでボールを奪い、そこからのカウンターという形は作っていました。今回のトリニダード・トバゴ代表は個人技で日本を圧倒するような選手もいませんでしたし、比較的早い時間帯に2点のリードを奪ったことで、チームとしてはさほど無理をしなくてもいい展開になったことも、徐々にペースダウンしたことと無関係ではなかったのかもしれませんね。

召集された選手を見ても自ら動いて仕掛けられる選手が多かったですし、今後は状況によって召集される選手も変わってくるのでしょうが、何となくオシム監督が志向しているサッカー、これからの日本代表に求められる選手像というのが感じられる試合ではありました。確かにこういうサッカーしている環境に関与し続けることができれば、サッカー選手としてのクオリティは確実に上がるでしょう。代表とJのチームが良好な関係を築いていくことも必要ですが、できるだけ今の代表には東京の選手を送り込んでおきたいと感じました。

日時: 2006年08月09日 23:57

2006年08月11日
浦和戦のポイント
最近、仕事が忙しくてずっとお腹に違和感を感じていたのですが、今日病院に行って診てもらったところ、十二指腸潰瘍の可能性が高いと言われてしまいました。今日は超音波検査を受けて、来週念のため胃カメラとレントゲン等の検査を行うことになってます。どうやらストレスから来ているものらしいので、薬を飲んでいるとは言え、明日はストレスが溜まらない試合を期待しています(笑)

さて二週間の中断期間を受けてリーグ戦が再開するわけですが、東京は今野に引き続き文丈が負傷で離脱。徳永は警告の累積による出場停止のようですね。一方で新加入した外国人ワシントンがいきなり浦和戦に1トップで先発することになるようです。コンディションや周囲との連携といった面での不安もありますが、彼の活躍次第ではチームも随分変わってくるかもしれませんね。予想スタメンはこんな感じです。

GK土肥
DF増嶋、ジャーン、茂庭
MF浅利、梶山、石川、伊野波、ルーカス、馬場
FWワシントン

気になるのは3バックの配置とボランチの人選。馬場とルーカスが前をむいてボールを受けられる展開になれば試合が面白くなるような気がします。


対する浦和は中断前の4試合で2勝1分1敗。ポンテは相変わらず負傷中のようですが、ワシントンが復帰し田中と2トップを組むことになりそうです。また山岸、闘莉王、坪井、三都主、鈴木啓太、長谷部、田中と代表に選手された選手たちも東京戦には問題なく出場することになるとか。中断前の試合を見る限りでは、小野の調子は必ずしも上がっていないようですが、疲労があっても選手個々のモチベーションは高いでしょうし、難しい試合になりそうです。予想スタメンはこんな感じでしょうか。

GK山岸
DF堀之内、闘莉王、坪井
MF鈴木啓太、長谷部、山田、三都主、小野
FW田中、ワシントン

開幕から浦和はワシントンの1トップに2シャドーを置いて、ポゼッションを意識したサッカーをしてきましたが、田中の復帰と入れ替わるようにワシントンとポンテが負傷で離脱したこともあって、戦い方が全く変わってしまいました。復帰後の田中の動きには素晴らしいものがあり、高さがあって懐の深いワシントンとうまく連携が取れてくれば非常に怖い組み合わせになりそうですが、今回田中が代表に召集されてしまったこともあって、どれくらいコンビネーションが確立されているのかは未知数な部分がありそうです。

おそらく東京にとって怖いのは、自陣の深い位置でワシントンにボールをキープされた時、あるいは田中に裏を執拗に狙われた時でしょうか。連動して崩してくる相手への対応は必ずしも十分ではない可能性が高く、そうならないように中盤からボールホルダーにプレッシャーを掛けて、前線にいいボールを簡単に供給させないように意識していくことが重要ですし、前線にボールが入っても早め早めの対応で潰していきたいですね。浦和が個人技に走るようになってきたら、それを止めるのは必ずしも難しくはありません。

3バックにはピッチを広く使って3バックの横、両サイドの裏を突いていくのが定石ですが、浦和の場合それを5バック気味にしてそれをしのぎきってしまうだけの潔さがあります。そうなると前述の戦い方だけで機能するとは限りません。サイドからの崩しがキーになるのは変わりませんが、後列からの飛び出し、ルーカスや馬場、さらには梶山が飛び出して積極的にゴールを狙いたいですね。そうすればワシントンの負担も軽減されるでしょう。今の東京が意識すべきはポゼッションよりも攻守の切り替えの早さと思い切りの良さ。その辺りの優先順位を整理できれば、戦い方も変わってくるのではないでしょうか。

日時: 2006年08月11日 21:19コメント (1)

2006年08月12日
浦和4-0東京(J1第十七節 埼スタ)
今日の試合そのものを見れば、今日の試合のそれは何年も掛けて3バックをベースとした戦いを熟成させている浦和と、依然として急造の域を出ない東京の差だということなんでしょう。それは最初から分かっていることでしたし、練習見ていて土肥の調子もあんまり良くなさそうな気がしてました。試合開始して東京の中盤の運動量が足りなくて、十分にボールキープできていない時点で苦戦は予想していましたが、この結果には・・・正直かなり凹みましたよ。

伊野波が退場した時点で試合がかなり苦しいものになったとは感じました。ただそんな中で一人少なくなった時点で動いた結果は、川口・阿部の投入だったわけですよ。とはいっても前線の枚数を増やしたところで放り込みサッカーをするわけでも、何か攻撃の形を見せわけでもなく、ガッチリと固めた浦和の守備に掛かってはじっくりとボールを回されて、空いたスペースを突かれてカウンターを食らい続けました。0-4で負けたことそのものよりも、何とかするためにために考え抜いた結果がこれなの?という部分にガックリきたわけです。

ホントにこの試合を何とかしようと思うなら、まずこれ以上失点しないことを考えるべき。この試合の状況では1点差なら追いつくことはできても2点差、3点差になってくると厳しい。その時間帯をどうしのぐのか、もう少し選手たちも意識して欲しかったですし、浅利を最終ラインに入れるような形で茂庭を左に出すのなら、素直に藤山を左に入れて浅利の1ボランチにするとか、守り方はあったのではないでしょうか。一方で闇雲に前線の枚数を増やせば得点に繋がると思ったのなら、それはそれであまりにも安直過ぎます。まさかサポーターが阿部・川口をコールしたから?という理由で投入したわけじゃないでしょう。

結果的に負けることがあるのは仕方ない。しかしなぜあそこまで3バックにこだわり続けるのか、そこが私には分かりません。サイドの裏を突かれた時の対応もそうですし、そこから逆サイドに入ってこられた時の対応もそうですが、あれは少し修正したからどうこうできるレベルではありません。SBがサイド攻撃をカバーした上で中央で跳ね返すという点では信頼できるジャーンも、3バックのストッパーに入るとスピードに不安がありますし、ポジショニングも中途半端です。それに石川が守備に奔走しているのを見ると、一体何のための3バックなのか・・・試合を見ていてしみじみと考えてしまいました。

昨年敗戦が続いた時も堪えましたが、今年の方がもっとしんどいですよ・・・。昨年のは怪我人が多過ぎてどうにもならないのは感じてましたからね。東京にもっと強くなって欲しいとは思っていますが、それは攻守の切り替えの早さやサイド攻撃といった、これまでの東京の良さと引き換えにしないと得られないものなんでしょうか。以前から監督と選手のコミュニケーション不足は感じていましたが、普通に考えればここであえて3バックを続ける必然性はどこにもありません。ここまで窮屈な戦い方をこれからも続けなければいけないのだとしたら、どうしてそうしなければいけないのか、その理由を誰か教えて下さい。

日時: 2006年08月12日 23:54コメント (4)

2006年08月15日
ガーロ監督解任
今日、帰省していた実家から帰ってきたわけなんですが、ついにガーロ監督が解任になってしまいました。浦和戦の敗戦はは、単なる完敗というだけではなく、今までどこかおかしくなりながらも東京の中でかろうじて保たれていた何かが、ついに壊れてしまったと感じていました。呆然と見ているしかなかったあの時も、正直現状を維持したまま立て直すのは事実上不可能だとは思いましたし、今回の措置は止むを得ないと感じています。原点に戻りつつ一から建て直しを図るしかないでしょう。

今回の解任劇は東京というチーム・選手とガーロ氏とのコミュニケーション不足や、ガーロ氏の考えていた戦術と選手構成・相性が悪かったといった部分が迷走を生んだ一端だったことは否めません。現実問題としてガーロ氏がこれくらいできるだろうと感じていたレベルと、実際に東京の選手のプレーレベルはやや乖離していたように感じました。またチームの形が固まりつつあった時に石川が復帰したり、左SBに負傷者が続出した点を見れば、ガーロ氏に不運な点もあったでしょう。

何より選手だけでなく、チーム自身が成長過程にある東京の今の現状において、指導者まで海外経験のない若手の外国人監督を起用し、新しいスタッフでトップチームを固めたことが果たして正解であったのか、その点に関しては一考の余地があるでしょう。外国人監督でも経験豊富な監督を呼ぶという選択肢があっても良かったと思いますし、現実問題として伝統的に3バックで戦う文化のなかった東京が、3バックを好むというガーロ氏の起用することでどうなるのか、もう少し慎重に考えてみても良かったのかもしれません。


またナビスコ杯で優勝したことで過信したのか、ここ数年どこかチームが性急・安直に事を進めるようになったことが、以前から気になっていました。昨年のケリーの退団、FW不足、左SBの層の薄さの問題・・・リーグ戦の成績が必ずしも芳しくなかった東京が、現状維持の域を出ない状況下において、本気で上を目指すことができると考えていたのだとしたら、やはりフロントの見通しの甘さを感じずにはいられません。東京は数年前まで着実に層を厚くするような的確な補強を続けてきたことで、それが着実にレベルアップに繋がっていたと思うのですが、チームの成長に過信があったり、貪欲になることを忘れてしまっては、他のチームに置いていかれてしまいます。

今季は本来なら原監督の下で醸成されてきたベースを元に、その足りなかったものを埋めていくべきだったと思うのですが、チェンジオブペースや選手個々の動きの質や意識を高める、といったことをなおざりにしたまま、ポゼッションや決定力に意識を向けてしまったことで、どこかチームの進むべき方向性が曖昧になってしまったように思います。今の東京はまだまだ発展途上の若いチームでしかなく、最後のワンピースを埋めれば優勝できるレベルにはありません。チーム全体の編成の見直しを迫られている今、監督を替えて問題解決とするのではなく、チームとして今後の方向性について、冷静に見つめ直してみるいい機会なのではないでしょうか。


倉又新監督に関しては、東京で長くコーチを務めて人望があること、ついこの間S級ライセンスを取ったこと以外は、残念ながら何か言及できるほど人物を知っているわけではないので、それについては今後のチーム作りの中で見て行きたいと思っています。ただ、残り半分でチームの方向性を再び見つけ出せるかどうかは、今後数年間のチームの強化計画を含めた様々な面で影響してくることですし、今回の仕事は個人的には降格争いに現時点では直面していないとはいえ、非常に重要な仕事だと認識しています。おそらく守備の建て直しから入ると思いますが、そこからどこまでチームの良さを取り戻していけるのか、意欲的に取り組んで欲しいですね。

日時: 2006年08月15日 20:53

2006年08月16日
日本代表2-0イエメン代表(アジア杯最終予選 TV観戦)
引いてしっかりと守ってくるイエメン代表を相手に、前半はなかなか攻めあぐねていた日本でしたが、後半投入された羽生が積極的に動いてリズムを作り出すと、後半25分にCKから阿部がヘッドで決めて先制。後半ロスタイムには投入された佐藤寿がFKから自ら合わせたこぼれ球を押し込んで追加点。前半0-0で折り返したときには少し心配しましたが、終わってみればそれなりの結果に落ち着きましたね。

引いた相手に対して苦戦するのは、やっぱりある程度はしょう面もあったとはいえ、人数がいる割にはどうも前の動きが少ないためか、やや詰まっている感じで、巻のポストプレーを使うとか、バイタルエリアで突っかけるような動きをもっと引き出してセットプレーをものにして決められればもう少し早い時間帯に点が取れたでしょうか。外から崩すことも方法としてはありだと思うのですが、外からだけだと中をしっかり固めれば良く、なかなか決定的な場面に繋がりにくかったように思いました。

今の代表はジーコ時代の重厚な雰囲気は感じません。むしろ全体的に運動量が多く、積極的な仕掛けるメンタリティと後方からの追い越しによる局面の打開が、ある意味今のオシム日本のウリなんだと思うわけなんですが、一方でどうも相手が引いてペースを落としてくると、相手のペースに付き合ってしまうようなところもあるようです。そういった試合運びはもっと経験を積んでいくことが必要でしょうか。ただ所属チームが落ち着かない状態だとそんな代表もどこか遠い存在です。今度の週末の試合で東京はどこまで立ち直っていてくれるんでしょうか。

日時: 2006年08月16日 23:22

2006年08月18日
東京のスタイルを取り戻すということ
昨日初胃カメラ(太いチューブがしんど過ぎて、もう二度とやりたくないと思いました・・・)の検査の結果、実は十二指腸潰瘍ではなく、他の大きな病気でもありませんでした。胃腸がやや緊張しやすいらしく、それで胃酸過多になりやすいことが原因のようです。まだ完全に治ったわけではないので、しばらくは薬を飲むことになりそうですが、思ったほど酷くなくて、正直ホッとしました。医者に脅かされてびびっていたのですが、お騒がせしてしまいすいません。


さて、倉又監督に代わってから4-5-1の布陣に変更し、堅守からの攻守の早い切り替えを目指している東京ですが、トーチュウの記事を見ると紅白戦で苦戦するなど、なかなか一筋縄ではいかないようですね。記事や会見の模様などから類推すると、戦い方の変更点として挙げられるのは

1.4-5-1を基調とした布陣。
2.ボール奪取のポイントの確認・整備。
3.ボール奪取後攻守の早い切り替えからの速攻復活。

といったあたりでしょうか。そして昨年までのそれらに加えて、ゴール前でどうフィニッシュに繋げていくかという部分についてもう少し手を加えて行きたいという部分が、これからの倉又さんの独自色ということになるのでしょう。しかし、トーチュウの記事を読む限りでは、繋ぐ意識が強かったためにその意識を変えられず、自ら前に出て仕掛けていくような意識や、なかなか守備ポイントを意識した動き、その攻守の切り替えの早さを取り戻すには時間が掛かりそうですね。


実際問題として3バックでも4バックでも、攻撃のリズムを作り出し、得点に繋がる形となったのは後列からの攻撃参加が効果的なものとなった時でした。そういう意味では3バックで守る形を作り出せず、中盤の流動性に乏しいために効果的な連携を生み出せないのであれば、布陣を元に戻した方がいいのは言うまでもありません。東京にしてみれば4バックの方がSBやボランチの攻撃参加など、布陣の流動性を作りやすいと思うんですね。ただ、結果的に昨季までと違う戦術をこなすための準備をしてきた以上、戻すことが思っていた以上に難しいのは仕方ない面があるのかもしれません。

また4バックの時も3バックの時も、苦しい戦いを強いられたのは前線に基点を作れなかった時だというのは共通していました。前線が孤立しなかなかキープできなかったことで、ますます悪循環に陥ってしまっていたわけです。前線をどうするか、あるいは左サイドに誰が入るのかといったことにもよりますが、前線と両サイドが複数のパスコースを確保する動きで基点を作り、それを素早くフォローする動きで形を作りたいところです。前線に基点を作って攻撃を展開していく部分は以前からの課題でもありますし、後列の攻撃参加は一つのポイントとしても、カウンターなどでは前の数枚だけでも攻めの形を作れる工夫も欲しいですね。

サイドから崩すことで中央の守りを引き出し、そこに後列の飛び出しも含めてフィニッシュの枚数を増やす。これはクロスの精度と中に入ってくる選手のタイミングを調整すれば、得点に繋がる可能性は高くなると思うんですね。しかし攻撃参加は走る距離が長くなればなるほど、それを繰り返すうちにしんどくなるわけで、その形を作り続けるためにどうアプローチしていくかがポイントになります。布陣として比較的高い位置で維持しつつ、守備のポイントをきっちりと作ってボール奪取し、基点をフォローする選手の走る距離をいかに少なくしていけるか。そして攻撃をいかにフィニッシュで終わらせるかに、東京がリズムを取り戻す鍵があるのではないでしょうか。

トーチュウの記事を読んで思ったのですが、筋肉のバランスとしてパワーばかりを重視すると、今度はスピードやアジリティ(敏捷性)が失われてしまいます。ポゼッションを上げるためにパワーを付けても、周囲がフォローをするための動きを失ってしまっては意味がないわけです。基点となるポジションの選手はともかく、上下動が求めらるポジションにはまた違ったアプローチが必要でしょう。その辺のバランスを取っていくことも今後の課題ではないかと。パワー重視のフィジカルトレーニングを続けたことも、東京のらしさを失ってしまった一つの要因だったのかもしれませんね。

日時: 2006年08月18日 23:12コメント (2)

2006年08月19日
千葉戦のポイント
さて、東京は監督解任でリスタートしたものの、果たしてどれくらいやりたいことができるのか。難しい相手とはいえ重要な一戦です。この試合で流れを変えたんだと感じさせる何かは見せて欲しいとは思うんですが、布陣や戦い方を元に戻すとはいっても、おそらく一度に全てを取り戻すのは難しい。まずは現時点でできることとできないことを見極めて、できることをしっかりやっていくこと、そしてチーム全体の一体感や選手たちの自信を取り戻したいですね。

東京は前節の退場で伊野波が出場停止。代わりに出場停止から徳永が戻ってきます。倉又新監督は4バックに戻すと言っていますが、左SBには藤山を起用するようです。トーチュウやホットラインを見る限りではその前にボランチとして浅利・梶山、右に石川。左に川口か馬場、ルーカスを1.5列目のような位置に置いて前線にワシントンか、赤嶺を置くようです(そういえば赤嶺は千葉戦でゴールしてたんですね)。よって予想スタメンはこんな感じですか。

GK土肥
DF徳永、ジャーン、茂庭、藤山
MF浅利、梶山、石川、馬場(川口)
FWルーカス、赤嶺(ワシントン)

個人的には馬場・ルーカスのキープ力を活かしつつ、右サイドから石川・徳永で形を作るのがいいのではないかと。藤山は左サイドでバランスを取るくらいでいいのではないでしょうか。両サイドから攻められればベストですが、まずはできることをきっちりとやることが大切です。

対する千葉は中断明け5試合で3勝2敗。アウェーで3勝した一方でなぜかホームで2敗。そろそろアマル新監督の下でホーム初勝利が欲しいところでしょう。巻や阿部、羽生、佐藤など大量に代表が選ばれてますが、練習試合も含めると週二回の試合が当たり前の千葉では、試合数の多さは必ずしも大きな障害にはならなさそうです。また出場停止の斎藤が復帰することから最終ラインの枚数も気になるところですね(単に東京の前線に合わせてくるだけかもしれませんが)。予想スタメンはこんな感じですね。

GK立石
DF水本、阿部(斎藤)、ストヤノフ
MF佐藤、坂本、山岸、羽生、クルプニ(阿部)
FWハース、巻

千葉と対戦する時に気になっていたことがあるのですが、千葉のストッパーが開いてポジションを上げながらボールを受けた時、そのマークが曖昧なままなことが多く、相手のボランチとサイドが絡んでたびたびサイドで数的優位を作られていました。一見サイドの枚数は東京の側の方が多いんですが、相手の中の枚数が多かったりして、二列目やボランチが中に絞ったりしてしまうと、案外容易にサイドでの数的優位を作られてしまっています。そこをうまくケアしてサイドでフリーにさせず、クロスを2CBで跳ね返し、そのボールを拾って攻撃に繋げていく形をイメージしたいですね。

また東京が2CBで来た時に有効なのは、ポストプレーからの二列目の飛び出しだということを千葉も分かっています。ポストプレーを着実に潰すことも重要ですが、後列からの飛び出しにいかに対応していくか。千葉の流動的なポジショニングを考えればマンマークだけでは相手の思うツボ。ゾーンと併用して守り切るためには、経験のある浅利や両CBがコーチングで周囲をうまく動かせるかどうかがカギを握るのではないでしょうか。そこまでの前段でカットして逆襲を狙えればいいですが、運動量に勝る千葉を相手にすることを考えると、なかなか容易ではなさそうです。

東京の攻撃もさすがに現時点ではそれほどパターンがないでしょう。石川・徳永を中心とした右サイドからの崩しがカギを握ると思いますが、それをいかに得点に繋げるかが重要です。浦和戦におけるワシントンのエリアに入るタイミングの良さを見たときには、攻撃の組み立てはともかく、何度かチャンスあれば決めてくれるんじゃないかと感じたんですけどね。そのこぼれ球を狙う、あるいはこぼれ球をミドルで押し込む、そしてセットプレーから得点を奪うといった形が現実的でしょうか。今重要なのは形を取り戻しつつ、自信も一緒に取り戻すこと。先制点を取ってリズムをつかんでいきたいですね。

日時: 2006年08月19日 23:01

2006年08月21日
千葉0-4東京(J1第十八節 福アリ)
今日の試合を観てまず思ったのは、最終ラインを押し上げてコンパクトな布陣を維持しつつ、千葉が中盤にボールを入れてくると積極的にチェックに動き、特にハース・巻にボールが入った時には茂庭・ジャーンが早め早めのチェックを意識しているのが感じられました。両サイドからの崩しもキッチリと人についていたことで中途半端な対応が少なく、両CBの縦の強さ、藤山のカバーリングといった持ち味が巧く活きていました。守備の対応を考えた時、浅利の献身的な守備やコーチングで相手の攻撃は何度も遅らせましたし、梶山も失点以降は守備も頑張っていたのではないでしょうか。

そういう点から見ると守備は随分とアグレッシブなものになって、序盤に2失点こそ喫したものの、特に下を向いてしまうようなこともなく、千葉に簡単に楔を入れさせないようになったことで、逆に高い位置でボールをカットし、東京が逆襲を狙うような展開が多くなっていきました。そんな中で生まれた前半16分のルーカスのゴールは大きかったですね。個人技での持ち込み、相手DFに当たってコースが変わったゴールではありましたが、攻めている時間帯にそれを得点に繋げられたのは大きく、試合全体を通してみても一つのターニングポイントとなった得点だったように思います。

後半に入ると東京が千葉の楔へのパスを抑えるようになって、千葉が徐々に攻め手を失っていくのを感じました。連戦の疲れもあったのでしょうが、千葉はキーになる選手ほど無駄走りを惜しまないだけに、前線で基点を作れず、パスカットから逆襲を食らう場面が続くようになると、体力の消耗が激し過ぎるのかもしれませんね。東京は高い位置を取るようになった梶山のキープから17分に赤嶺が泥臭くゴール、30分には右サイドを飛び出した石川が決めて逆転。39分に羽生に一点を返されたものの、ロスタイムに馬場のキープから徳永が飛び出してクロス、これを入ってきた阿部が流し込んで勝ち越し、4-3でからくも倉又新体制緒戦を勝利で飾ることができました。


つくづく東京の守りの良さは受けの強さにあるのではなく、前へ前へのチェックにあることを改めて実感した一戦でした。千葉の最終ラインでのパス回しをむやみに追いかけることはしませんでしたが、中盤をコンパクトにして人をしっかり捕まえ、楔に入れたボールをキープさせないことで、2失点以降は守備→攻めという東京のリズムを取り戻しました。CKで阿部を捕まえ切れなかったこと、2失点目の巻と競った後の対応が中途半端だったなど、確かに課題がなかったわけではありません。しかし2失点目の坂本、3失点目の羽生のシュート自体は相手を褒めるべき類のもので、それ以外の場面では連携から抜け出されても、最終ラインが諦めずにシュートコースの制限を掛けることができていました。その良さは取り戻しつつあると見ていいでしょう。

攻撃面でもややクロスの精度という点で難がありましたが、攻撃時には梶山が一列上がってルーカスとともにボールをキープし、基点を増やしたことで、サイドからの攻めを引き出していました。やはりサイドからの攻めが厚くなると、中央でのボールキープできる意味をしみじみと感じます。藤山や浅利がよくカバーし、守備を引き締めたことも大きかったですが、時折ボールキープを交えつつ、サイドからの攻めで崩そうという倉又新監督の意図は十分に感じ取れた試合でした。まだまだこれで満足してはいけないのでしょうが、この短い期間でここまで立て直してくれた倉又さんには感謝します。最後まで戦うために必要なものを、選手だけでなくたくさんの人に思い出させてくれたのではないでしょうか。

日時: 2006年08月21日 23:55

2006年08月22日
福岡戦のポイント
先日、東京は倉又新監督の初試合で勝利。倉又監督も選手も、そしてサポーターも、これから巻き返すことを信じていたと思いますが、それを確信に変えた千葉戦の勝利は大きかったですね。奇しくも明日は会社から比較的近い国立での試合なので、仕事に問題が起こらなければ観に行くつもりでいます。平日の試合観に行くのは久しぶりなんですよね(苦笑)

その東京は依然として金沢・規郎・今野・三浦といった負傷者を抱えていますが、伊野波が出場停止で復帰します。その運動量は藤山や浅利といったベテラン勢とはまた違った意味で貴重なだけに期待したいところですね。また決勝点を奪った阿部も実は鼻骨骨折だったようですが、倉又監督は起用を考えているようですね。予想スタメンはこんな感じでしょうか。

GK土肥
DF徳永、ジャーン、茂庭、伊野波(藤山)
MF浅利、梶山、石川、川口(馬場)
FW赤嶺、ルーカス

このところどうも失点が続いていて、ここ最近の5試合で14失点と何だか東京らしくない試合が続いていましたが、そろそろ13節の福岡戦以来の完封勝利に期待したいところです。


対する福岡はここ9試合未勝利が続いていて、中断明け6試合を見ると3分3敗。川勝新監督に代わってからもやや苦戦が続いているようです。またメンバーを見ると存在感のあるMF久藤が警告の累積で出場停止、負傷を抱えているFW飯尾は遠征を回避。MFホベルト、古賀、CB金古といったチームの中核をなす選手たちも残念ながら負傷などで本調子にはほど遠いようです。予想スタメンはこんな感じでしょうか。

GK水谷
DF中村、千代反田、川島(柳楽)、アレックス
MFホベルト(城後)、佐伯、薮田、古賀(田中)
FWバロン、田中(有光)

福岡のポイントは中村・アレックスの両SB。福岡が中盤でボールをキープするようになって、攻撃力のある彼らが高い位置を維持できるような展開になると脅威ですね。古賀も出てくるのか分かりませんが、前回の対戦では非常に危険な動きをしていたとは記憶に新しいでしょう。何より攻守の切り替えの早さで劣ればあっという間に数的不利を作られてしまいます。前線のバロンは依然としてフィットしていないようですし、カウンターを食らったら攻撃を遅らせてフィニッシュまで持ち込ませないようにし、逆にカウンターを狙いたいところでしょう。

ポイントとしては中盤の底二枚と周囲の連携を分断することですね。そこにプレッシャーを掛けて二列目や前線へのパスをカット、あるいはボールが入ったところで潰していけば、押し上げられない福岡は攻め手を失うでしょう。前線にボールを入れてくるようならジャーンと茂庭の高さで跳ね返せばいいこと。そしてセカンドボールをきっちり拾うこと、攻守の切り替えの早さを意識したいですね。サイドに展開して相手のSBを押し込んでいくことが、結果的に相手の攻め手を制限し、東京のリズムを作り出すことになります。前節の勝利を無駄にしないためにも、この試合勝ちたいですね。

日時: 2006年08月22日 23:47

2006年08月23日
東京5-1福岡(J1第十九節 国立)
前半、田中がサイドに流れて起点となる動きを見せる福岡に対し、東京は石川・徳永にルーカス・梶山らが絡んで右サイドからの崩しで福岡のゴールを脅かす展開。前半22分に薮田が二枚目の警告で退場になるとさらに東京が攻める展開が多くなるものの、逆に引いた福岡の守備に引っかかってはカウンターを食らい、バロンのポストプレーが機能しなかったことで結果的に助けられました。しかし前半36分にルーカスのキープから藤山が自ら放ったシュートのこぼれ球を押し込んで先制し、東京が1点のリードで前半終了。

後半に入っても東京が右サイドからの攻めを見せると、福岡もサイドに流れる田中に高めに位置取りするアレックス、そして中村が絡んでサイドから右サイドからチャンスをうかがうようになり、後半7分にそのコンビプレーから右サイドを抜け出した中村のクロスが徳永にあたってO・G。その後は東京もサイドから攻めを見せて赤嶺・ルーカスらがゴールを脅かすも、福岡もカウンターから城後が飛び出しを見せて何度か危ない場面を作られてしまいました。

しかしルーカスを基点にサイドへ展開してチャンスをうかがう東京は、後半19分に徳永のクロスのこぼれ球を川口がシュート、それを赤嶺がコースを変えて追加点を奪うと、21分にはルーカスのキープから抜け出した川口がシュート、GKがはじいたこぼれ球を石川が叩き込んで3点目。これで意気消沈した福岡を相手に伊野波・阿部・馬場を次々と投入した東京はCKから31分に伊野波、44分には阿部が決めて追加点。5-1で福岡を下しました。


前線のバロン、田中に入ってもそこからの展開がなかなか続かなかった福岡に対して、東京は中央を絡めてボールを繋いでサイドに展開し、そこから攻める形ができていたように思いますね。特に右サイドは石川・徳永の2人に梶山・ルーカスらが絡んでさらにボールの出し入れができるようになり、多くのチャンスを作り出していました。徳永はコンディションの問題もあるのか、ややプレーにムラがありましたが、石川のプレーは本当に迫力がありました。どうしても右サイドからの攻めに対して相手も人数を掛けてくるのでカウンターを食らってしまうこともありましたが、石川が叩き込んだ3点目は試合の流れを大きく引き寄せるものでした。

前半の早い時間帯に1人少なくなった福岡を相手に5得点を奪って大勝。終わってみれば大勝でしたが、O・Gで追いつかれてからしばらくの時間は福岡のカウンターに脅かされて何度か危ない場面も作られてしまっていました。やや動きが重かったようにも思いましたが、考えてみたら連戦が続いているんですね(しかも福岡より休みが一日少なかった)。5得点したとは言え、2試合続けてやや大味な試合になってしまったのも確かで、次の清水戦でもどこまで戦えるかがポイントになってくるでしょう。藤山のJ1初ゴールもありましたし、連勝したのも大きかったと思います。ただできれば守備陣が自信を取り戻すためにも、何とか完封して終えたかった試合でした。

日時: 2006年08月23日 23:54

2006年08月24日
今日の雑感
昨日も勝った試合観れて正直嬉しいと思いました。周囲にはまだまだ、みたいなことを言ってみたわけなんですが、それでも国立から家までの帰り道・・・東京らしいサッカーが見れて、それで試合に勝てた。そんなフツーのことがいかに大切なことだったのか、しみじみと噛み締めながら帰ってました。

今さらガーロ監督時代を否定するつもりはありません。ただ以前も書きましたが、今までの東京らしさを失ってまで、チームが言うような「ポゼッションサッカー」を目指さなければいけないのか?その部分が自分の中でずっと引っかかっていましたし、やはりどこか納得してなかったわけです。東京には強くなって欲しいと思いますが、別に鹿島や磐田を目指して欲しいなんて思ってませんでした。

ポゼッションサッカーへの移行に失敗した、としたり顔で一般論を言う人もいますが、人の好むサッカースタイルはそれぞれですし、各々のチームが得意とするスタイルを模索して、突き詰めていけばいいと思うわけです。どこのチームも同じサッカーをしていて面白いですか?そうじゃないと思うんですよ。そのスタイル論が画一的なものに収束していってしまったら、かえってつまらなくなってしまいます。

仮にポゼッションサッカーを目指すにしても、それは今までのサッカーに上積みするものでなければ意味がないわけです。そうでなければ一からチームを作り直すことになってしまい、時間が掛かるのは当然です。またどんな監督であろうと、起用されない選手が出てくるのは仕方ありません。ただそれでも選手とのコミュニケーションは重要ですし、出場している選手は納得させるだけのプレーを見せる必要があるわけです。そうでなければ結果がついている時は良くても、苦しい時にはそういった問題が一気に噴出してしまいます。

思うにガーロ監督就任も倉又・長澤両コーチが留任していたら、また違った結果をもたらしていた可能性があったように思えてなりません。初の海外監督を迎えるにあたって、そこまで一気に刷新する必要があったんでしょうか。J1に上がってから東京は着実にレベルアップしてきたわけで、それは漸進と呼ぶにふさわしいものでした。そのこと自体は評価していますし、もちろん強くなるための道程がチームとしても未知の領域で、試行錯誤の連続なのは仕方ありませんが、今回のことは今後に向けての教訓としなければならないでしょう。


ところでまだ二試合を経過しただけですが、倉又監督の采配は素晴らしいですね。浅利・藤山の起用がチームに安定感をもたらしていることは明らかですし、試合の流れを読んだ交代策も的確です。一見オーソドックスな采配に見えますが、いろいろなことをきちんと見ていないと、実はそうすることさえも難しい。やはり10年も東京を見てきたのは伊達ではないということですか。正直に吐露すると、倉又監督を良く知らなかった私はその力量を甘く見ていました。すいません(笑)

日時: 2006年08月24日 22:17

2006年08月25日
清水戦のポイント
いよいよ明日はアウェーの清水戦ですね。酷暑の中で過密日程が続くと、選手のコンディションも心配ですが、過密日程になると放送スケジュールが入り乱れることによって、相手チームの偵察がしにくくなるという問題が発生します(苦笑)戦評を書く時間がないだけで、相変わらずそれなりにJの試合は観てるわけなんですが、特に直近の試合が観れないんですよね。困ったものです。

さて東京は監督交代から連勝。過密日程の疲労によって引き起こされる、運動量の低下が心配されるところではありますが、一時期に比べれば格段に状況は改善されてきているわけで、ディテールの部分をもう少し整備していけば、さらに安定感を増すことができるでしょう。ここ二日はコンディション調整に重きを置いた練習だったようですが、明日までにどれくらい回復しているでしょうか。予想スタメンは前節と同じですね。

GK土肥
DF徳永、ジャーン、茂庭、藤山
MF浅利、梶山、石川、川口
FW赤嶺、ルーカス

90分走り続けるのは困難なだけに、勝負どころでそれをしっかりと得点に繋げたいところ。途中出場で二試合連続でゴールを決めている阿部の決定力にも期待したいですね。


対する清水は中断明け7試合で5勝1敗1分。リスクを恐れない攻撃的な姿勢で15得点。若い選手も多く、勢いのあるチームの1つといえるでしょう。負傷していたFWチョジェジンも復帰。4試合で4得点と好調のMF村枝も、大分戦で左ふくらはぎを打撲したようですが、東京戦の出場には問題なさそうです。東京戦でもベストメンバーを組んできそうですね。予想スタメンはこんな感じです。

GK西部
DF市川、青山、高木和、山西
MF伊東、村枝、兵働、藤本
FWマルキーニョス、チョ・ジェジン

清水は中盤の伊東、村枝を基点とした右サイドの市川・兵働からの攻め、サイドや裏を狙って動き出す前線の2人に二列目の兵働・藤本が絡む攻めが基本的なポイントになります。その辺で基点を作られると、その間隙を突いてボランチの村枝、そして時折伊東がするすると上がってきてゴールを狙ってくるわけです。やや外から中に切れ込んでくるような動きも見せる二列目を捕まえることもポイントですが、両ボランチの攻め上がりに対してしっかりと対応していくことも重要になってくるでしょうか。

もっとも受身になっては苦しい守備を強いられてしまうことは言うまでもありません。それ以前に清水の中盤の繋ぎからボールを展開していく動きにプレッシャーを掛け、高い位置で攻撃の基点を作らせないことが大切でしょう。そうすれば決定的な形も減りますし、リスクを負って攻めるチームほど、カウンターからの逆襲が効果的。それを繰り返すことによって相手も消耗するでしょうし、先制することができればさらに相手にダメージを与えられるはずです。

清水も伊東が中盤の底に残ってリスクマネジメントしていますが、そこはルーカスらを活かしてボールをキープし、そこからサイドへの展開で活路を見出したいところ。右SB市川の攻撃参加も多い清水相手では、石川より川口による左サイドから仕掛けがポイントになるかもしれませんね。青山・高木和が中を固める清水の守りに対して単調なクロスを入れるだけでは相手の思うツボ。サイドから仕掛けてCBを引っ張り出す、あるいはCBとGKの間にボールを入れる、バイタルエリアからミドルを狙う、ファーから入ってゴールを狙うなど、攻めに工夫が欲しいところですね。赤嶺の抜け目なさにも期待してます(笑)

日時: 2006年08月25日 23:50

2006年08月26日
清水2-0東京(J1第二十節 TV観戦)
この試合は序盤こそ東京が仕掛ける展開が続きましたが、テクニックに優る清水が中盤でボールを巧みに回すようになると、くさびのボールを入れる動き、受ける動きが活発な清水に徐々に後手に回らざるをえなくなってしまいました。想像以上に清水のMF藤本の動きが良く、右サイドの兵働・市川の基点を作る動き、前線の2枚の動きとの質の高い連動から何度もチャンスを作られたことで、危ない場面を何度も作られました。しかしこの日は精力的に動き巧みにチャンスメイクに貢献したマルキーニョスが、フィニッシュの面では精度を欠いてたことで、結果的に助けられていました。

前半12分のマルキーニョスのPK失敗の後、梶山のミドルなど東京にもいい流れがあったのですが、それを得点に繋げられないまま清水にリズムを取り戻されてしまい、前半終了間際の時間帯に、PKと徳永の退場でビハインドと1人少ない戦いを強いられることになりました。後半1人少ない中、東京は石川やルーカスらを中心に粘り強くチャンスをうかがう姿を見せてはくれましたが、元々が相手の攻めをしのぐことも多かった試合だけに、トップを一枚削った状態では基点を作る上でどうしても展開は苦しいものにならざるをえなかったですね。

徳永のサイドはFWやボランチ・SBなど、思っていた以上に清水の選手の出入りが多く、局面局面において枚数的に足りないケースが少なくありませんでした。相手が意図的に片方のサイドに人数を掛けてくる攻めは対応が難しいのですが、特に藤本がフリーでボールを持つ場面が多く、徳永がチェックに行く前に誰かがフォローに行きたかったですね。相手のキーマンである藤本へのチェックが後手になったことと、巧みな動き出しをする相手FWにくさびのボールを入れられて簡単に前を向かせてしまったことが、この試合の苦戦の直接の要因だったように感じました。


基本的に審判の判定にどうこう言いたくはないのですが、今回の徳永の二枚目の警告の原因がマルキーニョスを押したということなら、マルキーニョスよりも身体を前に入れた徳永が押したというのは・・・一度出された判定は覆りませんし、その場で審判を煽っても何もいいことはないのですが、徳永には少し酷な判定でした。ただチーム全体としてはいい時間帯も何度か作れたわけで、茂庭の状態も気になるところですが、修正すべきところを修正して気持ちを切り替え、次のC大阪戦で何とか勝って中断を迎えたいですね。

日時: 2006年08月26日 23:57

2006年08月29日
C大阪戦のポイント
さて明日はC大阪戦です。8月最後の試合で、この試合が終われば次の試合は9/9のホーム甲府戦。ちょっと間が空きますね。思えばいろいろあった8月でした・・・チームにとっても管理人にとっても。ま、明日も国立なので例によってどうにかこうにか仕事をやりくりして試合を観に行くつもりでいます(予定)。一つ負け越している状況なので、明日勝ってイーブンで9月を迎えたいものです。

東京は倉又体制になってから2勝1敗。最初の2試合は大量得点が続いた試合でしたが、細かいところはこれから詰めていくわけで、それを運動量で補っていた部分もあったと思います。過密日程による疲労や、それに伴う運動量の低下がどうしても避けられません。茂庭の負傷や徳永の出場停止などもありますが、何とかこの試合を乗り切りたいところです。予想スタメンはこんな感じですね。

GK土肥
DF伊野波、ジャーン、増嶋、藤山
MF浅利、梶山、石川、川口(阿部)
FWルーカス、赤嶺

今節は阿部のスタメン出場もありそうです。コンディション・連携面がまだまだということでベンチ入りもままならなかったFWワシントン、そろそろ見てみたいかな?と思うのは私だけでしょうか。

対戦するC大阪は最近5試合で1勝1分3敗。ここ数試合を見ると名波・大久保を中心とした得点力はあるものの、守備が落ち着かずに勝ち切れない試合が続いているようですね。東京戦では大久保とブルーノ・クアドロスが出場停止。西澤の1トップと3バックの組み合わせは変わらないと思いますが、中盤の組み合わせがポイントとなりそうです。途中出場して攻撃にアクセントを加えていた名波が、今節はスタメンの可能性もあるそうです。予想スタメンはこんな感じでしょうか。

GK吉田
DF藤本、前田、柳本
MF河村、宮本(名波)、山田卓、古橋(徳重)・森島、徳重(名波)
FW西澤

C大阪の場合は1トップの西澤を基点に2シャドーが絡む形が基本的な戦い方となるわけですが、1トップのマークを厳しくして基点を作らせなければ、C大阪の前線は孤立します。1トップと絡みつつ思い切り良く飛び出して2シャドーの脅威は、前線に基点が作られてこそ。その思い切りの良さを消せば、C大阪の攻撃力は半減します。コンパクトなラインを維持してパスコースを限定しつつ基点を早めに潰し、そこから攻守の早い切り替えでワイドに展開していく。そういう戦い方ができれば、この試合で主導権を握るのはさほど難しくないでしょう。

基点となる名波はゲームを作ることのできる視野の広さと判断力、正確な技術を考えると侮れません。それが西澤のポストや森島・古橋らの運動量と巧い具合に絡むと脅威です。ただ運動量やスタミナはそれほどではないだけに、楽にボールを持たせず、そのスタミナを削っていきたいですね。逆に避けたいのはうっかり先制されて前掛りになり、カウンターを食らうような展開です。スペースがあれば名波の基点になる動きも活きてくるだけに、守りが後手になって2シャドーの飛び出しに苦しめられることもありそうです。

C大阪は石川を警戒して4バックにしてくる可能性もありますね。ただC大阪の守備陣は、局面局面でどうもボールの動きに目を向けてしまうあまり、人の動きを捕まえきれない傾向があります。どこかの局面で1対1をブレイクすれば、瞬間的にC大阪のDF陣はそちらに注意が行ってしまい、ボールを受ける動き出しや、後列やサイドからの飛び出しには後手に回ってしまうわけですね。ボールの受け手がその辺を意識して動き出しができれば、C大阪の守備陣を出し抜くことは必ずしも難しくありません。真っ向からの打ち合う展開になると試合の行方は分からなくなるだけに、相手の特徴を消して試合の主導権を握りたいですね。

日時: 2006年08月29日 23:00

2006年08月30日
東京2-3C大阪(J1第二十一節 国立)
前半、名波を基点にサイドへの展開からチャンスをうかがうC大阪は、左サイド名波のクロスを西澤がヘッド、ポストに当たったこぼれ球を河村が押し込んでいきなり開始2分で先制されてしまう。逆に4バック気味に守るC大阪に対し、なかなか決定的な形を作れない東京は、前半18分に密集地帯でボールをキープしたルーカスが浮き球のパス、それに抜け出した赤嶺が前田に倒されてPKを獲得し、これをルーカスが決めて同点に追いつく。

前半残り時間は東京がルーカス・阿部らのコンビネーションからチャンスをうかがうも崩しきれず、C大阪がカウンターを狙う展開に。後半に入ると前線の赤嶺に代えて馬場、負傷したのか増嶋に代えて中澤を投入。しかし後半7分に名波の左CKからファーに入ってきた藤本に打点の高いヘッドを決められて失点。東京は何度も決定機を作るものの決めきれず、逆にカウンターに脅かされる展開の中で後半37分に西澤に決められ2点差に。ロスタイムには馬場がゴールを決めて1点差に詰め寄るも時すでに遅く、連敗で中断期間を迎えることになってしまいました。

この試合、やはり名波が素晴らしかったことに言及せねばならないでしょう。運動量がないなりにボールを引き出したり、視野の広さを生かしたその展開力からゲームのリズムを作り出していました。対する東京はやや足元のパスが多く、ダイナミズムに欠けたために攻撃が手詰まりになりがちで、苦しい状況からの中途半端なパスをカットされてのカウンターという展開も少なくありませんでした。パスの受け手ももっとボールを引き出すような動き出しが欲しいですし、出し手にももと攻撃のリズムを作り出すような意識が必要ですね。

あれだけの決定機を作りながら点に繋がらなかったことは、止むを得ない部分もあるでしょう。攻撃はどうしてもそういう面がありますし、攻撃が手詰まりになりがちな展開の中で(そこは修正していかねばなりませんが)、ああいう形を何度も作れたことを考えれば必ずしも悲観しなくてもいいのではないかと。むしろ失点を重ねるようになってしまった守備の方が心配です。シーズン半ばを過ぎた時点ですでに昨年の失点数に届こうかという状況は尋常ではありません。構造的な問題もありそうですが、それ以前に微妙な曖昧さの積み重ねが失点に繋がっているようにも思えるだけに、守備の建て直しは急務でしょう。

日時: 2006年08月30日 23:40
スポンサーサイト
2006.08.30 00:00 | 過去アーカイブ | トラックバック(0) | コメント(0) |












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://yocchifootball.blog36.fc2.com/tb.php/610-8e3a2fc0

| ホーム |