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JリーグのFC東京を応援しているBlogです

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2006年7月の過去アーカイブスです。
2006年07月01日
準々決勝一日目
第一戦はアルゼンチンは巧みパスを繋ぎつつ、左サイドからテベスやソリンが積極的に仕掛けたものの、厳しくチェックしてくるドイツにリケルメや前線になかなかボールが収まらなくて、ボールはキープするもののなかなかシュートまで持っていけず、ドイツが奪ったボールからカウンターを狙う展開が続きました。アルゼンチンは後半の序盤に先制したものの、後半26分にGKが負傷交代。交代枠が一つ減ったのは痛かったでしょうか。ドイツは終了間際のクローゼの同点ゴールから結局PK勝ち。それにしてもPKになると強いですね、ドイツは(苦笑)

第二戦はいきなりリードを奪ったイタリアに対し、ウクライナは選手交代で4バックに変更し、サイドから崩そうとしたもののどこか苦しい展開が続き、前半終了間際にはさらにもう一人のCBが負傷交代し、前半だけで2枚の交代枠を使ってしまいました。後半に入ってウクライナがサイドからの崩しが機能し始めて何度か決定機を迎えたものの、決めきれないうちにセットプレーから痛い失点。後半24分にトニがこの日2点目を決めたイタリアが3-0で順当勝ちしました。

アルゼンチンに少し可能性を感じてただけに、この段階での敗戦はやや意外な感もありましたが、ドイツが中盤と前線の基点をうまく潰したことでアルゼンチンをうまく封じこめた試合でした。イタリアとの対戦は何とも堅実な試合になりそうですが、開催国ドイツは徐々に調子を上げてきているだけにイタリアを破って決勝に進めるのか見ものですね。今晩はイングランド-ポルトガルと早朝にフランス-ブラジル。特に調子を上げてきているように見えるフランスと優勝候補ブラジルの試合はちょっと楽しみです。

日時: 2006年07月01日 09:01

2006年07月02日
W杯準々決勝二日目
土曜日は昼間結構歩き回って思ってた以上に疲れていて、拮抗しながらもあまり大きな動きの少なかったイングランド-ポルトガルの試合は、気がついたら寝てました(後でもう一度観ましたが)。イングランドの中盤には存在感があっても、フィニッシャーに不安を抱えていては勝ち切れません。1人少なくなったイングランドでしたが、延長の後半途中でPK狙いの守り固めの交代を見た時点で、どこか勝ちはなくなった雰囲気を感じました。ポルトガルはC・ロナウドとリカルド・カルバーニョは復帰したものの、ベストメンバーでは戦えないこの難しい局面を全員の力でうまく乗り切ったのは大きかったですね。

第二試合のブラジル-フランスは中盤にベルナンプカーノ、前線にロナウジーニョを起用したブラジルが序盤から押し込み、フランスがジダンを基点に前線に張ったアンリがカウンターを狙う展開。フランスの厚い守備を崩せず、セットプレーのチャンスを活かせなかったブラジルは徐々に勢いを失い、逆にフランスが中盤でリズムを掴み、たびたびブラジルゴールを脅かすようになりました。後半さらに前掛りになったようブラジルの裏をアンリやリベリーが突くようになり、57分にはジダンのFKからアンリが決め先制。アドリアーノを投入したブラジルが猛攻を仕掛けるも、フランスは苦しい時間帯を耐えつつカウンターを狙う交代のカードを切り続け、1-0でブラジルを下しベスト4進出を果たしました。

これによって準決勝の対戦カードはドイツ-イタリアと、ポルトガル-フランスに決定しました。優勝候補といわれたブラジル・アルゼンチン・イングランドといったチームがベスト8で軒並み姿を消してしまったため、正直やや意外な組み合わせとなりました(とはいってもいずれも実力はあるチームが残ったわけですが)。勢いという点では地元開催の利があるドイツ、ジダンと心中ということで徐々に調子を上げつつあるフランスあたりがやや優勢のような気もしますが、イタリアは試合巧者ですし、ポルトガルも苦しい試合をものにしているように、どこが決勝に上がってきてもおかしくありません。試合としてはポルトガル-フランスの方が面白そうな気がしますけどね(苦笑)

日時: 2006年07月02日 23:18

2006年07月03日
中田の現役引退
ブラジル戦のあと、ずっと一人ピッチに残っていた中田の姿は強く印象に残りましたが、代表を引退することはあってもまだ現役は続けるものだと思っていました。しかし、自分で考えて自ら道を切り開いてきた彼のこれまでの人生を思うと、半年前から引退を決めていたというのも、それはそれである意味中田らしいとも感じます。

ペルージャの頃、ローマの頃と比較すると、あるいはピークを過ぎていたのかもしれませんが、まだまだ十分にやれるだけの力はあるはずです。ただこれまで10年もの間、代表や海外のトップレベルのプレー環境に身を置き続けることが、どれだけのプレッシャーであったのかは常人には分かりえないことなのかもしれません。

あまりにも早い引退は惜しいと思いますが、これまで中田が日本代表や日本サッカー界にもたらしたものには決して小さなものではありませんでしたし、そんな多大な貢献を果たした中田がを新たな人生を選択したいと考えることを否定することもできません。非常に残念な話ではありますが、新しい旅立ちを応援したいと思います。これまでお疲れ様でした。

日時: 2006年07月03日 23:47

2006年07月05日
準決勝一日目 ドイツ0-2イタリア
前半サイドを基点に攻めるドイツは、人数を掛けてゴール前・バイタルエリアを固めるイタリアの守りを崩せず、逆にイタリアはやや低い位置で基点となるトッティやピルロを基点に一本の縦パスから前線のトニ、両サイドにボールを入れていく。イタリアはトニに入ったボールにトッティが絡んだり、左サイドのペッロッタ が中に切れ込んでくる形でチャンスを作るものの得点を奪えず。逆になかなか決定的な形を作れなかったドイツも、カウンターからクローゼがDFを引きつけ、右サイドから入ってきたシュナイダーがフリーでシュートを放つも枠の上。

後半ドイツはクローゼが一瞬の隙を突いて中央突破を図るもののブッフォンがセーブ。逆にイタリアもピルロのスルーパスに左サイドからペッロッタ が裏に飛び出すもレーマンがカット。サイドからチャンスをうかがうものの相変わらず決定的な形を作れないドイツに対し、イタリアがトッティを基点に前線のトニ、両サイドにボールを入れていくものの、その3つの基点を人数を掛けて潰すようになったドイツが攻撃の形を作らせず、ドイツとイタリアはお互い交代のカードを切るものの、徐々に試合は決め手を欠いてこう着状態に陥ってしまう。

延長に入るとイタリアがサイドから崩しCKをたびたび得るもののゴールに繋げられず。その攻勢をしのぐとドイツも右サイドのオコンドーを基点に攻めるものの、イタリアの粘り強い守備を崩すだけの決め手を欠く。しかしイタリアも単調な縦パスが多く、その基点をしっかりと潰されてチャンスを見出せない。お互いカウンターの不発が続いた延長後半の終盤、イタリアピルロのミドルはレーマンがファインセーブ。しかしCKのこぼれ球を拾ったピルロのキープからスルーパス、これをグロッソがファーサイドに決めてイタリアが先制。ドイツも攻めるもののイタリアが守りきり、逆にカウンターから前線で基点となったジラルディーノのパスを飛び出したデルピエロが決め2-0でイタリアが決勝進出を決めた。


ドイツはサイドを意識した崩しでチャンスをうかがいましたが、ボールを奪い返してのカウンターという形で数多くのチャンスを作って攻め込んだ割には、人数を掛けて中央を固めるイタリアの守りを相手になかなか決定的な形を作り出す事ができませんでした。特に後半の半ば以降はイタリアの単調な攻めを封じ込み、そこからカウンターを狙う形でリズムを掴んでいたようにも見えただけに、そういう時間帯に点を奪えなかったことが痛かったですね。ただそれはフィニッシャーの問題というよりも、むしろチームとしてどうやって崩し、決定的な形を作り出して点に繋げていくか、という連動性にやや乏しかった部分にもう一工夫見出したかったですね。

逆にイタリアはしっかりと中央を厚く固める守備でドイツの攻めを水際で押さえ込み、前線のトニのポストプレーからトッティや左サイドのペッロッタ らが飛び出す形、あるいはトッティが高い位置でボールを持って、そこからトニやペッロッタ が飛び出す形でチャンスを作り出したのですが、徐々に前線あるいは両サイドへの縦パスがサポートの乏しい単調なものになり、お互いのカウンターが不発に終わるこう着状態をもたらしてしまいました。ただ、それでも最終的にはCKから決勝点を奪い、攻めに出たドイツに対してカウンターから追加点を奪うなど、その試合巧者ぶりはさすがの一言でした。翌朝のもう一方の準決勝でどちらが勝ち上がってくるのか、そこも気になるところですね。

日時: 2006年07月05日 23:45

2006年07月08日
今日の雑感
このところバタバタしていて、ちょっと更新の間が空いてしまいましたが、準々決勝のポルトガル-フランスは当日の夜に録画で観てました。決勝点こそアンリが獲得したやや微妙なPKをジダンが決めたものでしたが、フランスの守備は磐石で、ポルトガルは仕掛けた割には決定機をなかなか作る事ができませんでした。

これで決勝はイタリア-フランスに。お互い守備が堅いだけにピンと緊張感が張り詰めた展開になりそうですが、できたらPK戦での決着ではなく、90分で試合を決めて欲しいものです(苦笑)例によって録画になるとは思いますが、翌早朝の三位決定戦も録画で観るつもりです。さらに言えばJリーグの再開も徐々に近づいてきて、その辺も今から待ち遠しいです。

日時: 2006年07月08日 23:03

2006年07月10日
今日の雑感
ついにW杯も終わってしまいました。決勝戦はどちらもしっかりとした守備で相手に決定的な場面を許さない展開が続いて、得点はどちらもセットプレーから。しかし後半ジダンの決定的なシーンをブッフォンに弾き出され、さらに延長後半のジダンが退場してしまったことで、PKを前にしてどこかフランスの命運は尽きてしまっていたようにも思えました。対するイタリアはこれまで何度も涙を飲んだPK戦で5人全員が決めて見事優勝を勝ち取りました。

これまでのW杯の中で一番試合を観た大会でしたが、今大会でベスト8に残ったのはやはりそれなりの力を持ったチームばかりでした。しかし優勝候補の呼び声が高かったブラジル、そしてアルゼンチンは準々決勝で敗退。その采配に疑問がなかったわけでもありませんが、ベスト4に残ったのがヨーロッパのチームばかりだったのは偶然だったのでしょうか。PKなどの運もあったでしょうが、やはり守備がしっかりしていて、なおかつ点を取る形を持っていたチームが残っていたと思います。

何のことはない、当たり前と言えば当たり前のことですが、上に勝ち上がっていけば行くほど、勝つことを意識してしっかりと守りから入った上で、そこからいかにチャンスを作り出すかという展開になりがちです。そういう展開でじっくりと攻めて相手を崩そうとしたところで、なかなか点が取れるものではありません。相手の攻めをしっかりと受け止める、あるいは受け流しつつ、どこから、どうやって攻めるのかという明確なイメージを持てるような戦い方ができるかどうかも重要になのかもしれませんね。

今回の大会は派手な打ち合いのような試合は決して多くありませんでしたが、激闘と呼ぶにふさわしい試合は少なくありませんでした。そういった激闘を勝ち抜いていけるだけのタフさ、したたかさを日本はこれから身につける事ができるのでしょうか。またこんな感じというのではなく、もっとチームカラーを明確にしていくことも必要でしょう。総じて日本はいろんな面でまだまだなんだなという実感を強く持った大会でもありました。逆に言えば、これまでどこか日本代表を過大評価していた部分があったのかもしれません。

代表を信じる気持ちというのは大切なことだと思いますが、それと同時に現実的な力を見極めて自分の立ち位置をきちんと確認しておくというのは非常に大切なことだと思います。己をきちんと把握できていないままでいれば、何が必要なのかということをなかなか見出せません。日本は残念な結果に終わってしまいましたが、良くも悪くもこれが今の日本の実力です。それをきちんと見据えた上でもっと強くなるために何が必要なのか、特にこれからの世代はじっくりと考えてみて欲しいですね。

日時: 2006年07月10日 23:15

2006年07月14日
今日の雑感
ようやくW杯が終わって週末にはオールスター、来週の半ばには福岡戦でリーグ戦が再開するわけなんですが、来週末の松本はもとより、再来週の半ばにあるアウェーのC大阪戦も当然のことながら観に行けないため、管理人が東京の試合を再び生で観れるようになるのは29日の広島戦になりそうです。なのでまだリーグ戦が再開するんだな、という実感がなかなか湧いてきません。

東京はどうやら中断期間中3バックに取り組んでいたようですね。ガーロ監督はどこか3バックを気に掛けているような印象もあったのですが、中断前まで負傷でほとんど出場していなかったのに「金沢が負傷したから」を理由に3バックに変更するあたり、別の真意がありそうです。もっとも練習試合の様子を聞く限りではそのタスクをこなすのに精一杯で、まだまだそこから積極性を出していくというところまでは到達していないようです。来週のリーグ戦再開時には果たしてどんな布陣で臨むことになるんでしょうか。

最終ラインを3枚とする布陣は全体的に個々の選手の役割分担がハッキリしやすく、攻守両面で人数を掛けやすい一面もあるため、その布陣自体は一概に否定したものでもありません。ただ一方で前線に局面を打開できる選手を置かない限り、中盤より後ろの選手に前へ出る積極性がなければ、チームとしての流動性を欠いて攻めが硬直してしまう可能性も秘めています。監督が言う「ミスを減らす」結果として「積極性を欠いてしまう」のでは意味がないわけです。

これまでを見る限りでは、ガーロ監督は細かいところまで突っ込んで戦術的な指示を出すタイプでもなさそうです。たぶんフツーのことはフツーにできることを前提にして考えてるんだと思うんですが、東京の選手はどうも細かいところが曖昧なままだとプレーに積極性を欠いてしまったり、こうしろというと意識がそちらに向かってしまって、プレーの選択肢が狭まってしまったりといったことも起こります。その辺少しずつでも改善されていけばいいのですが、これはもう少し時間が必要でしょうか。

後半戦のキーマンは個の突破で局面を打開できる石川でしょう。その彼をどこに配置するかはやはり一つのポイントで、ゴールに近い位置に置くのは選択肢の一つとしてありだと思います。ただその石川がサイドへ流れる動きが多くなると、二列目以降がフィニッシャーとして意識的に前に出ていかない限り、得点チャンスが生まれにくい面も出てくるでしょう。守りにも言えることですが、攻撃の組み立て、フィニッシュといった部分のイメージがどれだけ具体的にあるのか、そこが少しばかり気になるところではありますね。

日時: 2006年07月14日 23:38

2006年07月17日
今日の雑感
ついに今週の半ばからJリーグが再開するわけなんですが、その再開を前にササがアルゼンチン一部リーグのニューウェルズ・オールドボーイズに期限付き移籍することになってしまいました。ボックス内の決定力は疑いの余地がなかったものの、ボールを引き出すような動きに長けているわけでもなく、また独力で局面を打開するような選手ではありませんでした。

おそらく東京がもう少しチームとして彼にいいパスを供給できるようなポゼッションの高いチームであったなら、あるいはチームとして彼を活かすような戦い方を選択していたら、彼の評価もまた違ったものになっていたかもしれません。しかし昨季の中断明けから加わった彼は浦和戦でいきなりゴールを決めると、東京V戦や新潟戦でも決勝点を挙げるなど、苦しんでいたチームに彼がもたらしたものは決して小さくありませんでした。

ササはチームに少なからず愛着を持っていてくれているようですが、新外国人獲得の可能性もゼロではありませんし、そうでなくてもおそらくリチェーリが今季中にA契約に移行するであろうことを考えると、現実的には来季再びチームに加われるかどうかは微妙と言わざるをえない状況でしょう。再びチームに戻ってきてくれたら嬉しいですが、そうでなくてもどこかで元気でサッカーをやっていて欲しいと思います。新天地でも頑張って欲しいものですね。

日時: 2006年07月17日 22:51

2006年07月18日
福岡戦のポイント
W杯期間中は逆に全くサッカー雑誌を買っていなかったり(←何となく)、いろいろ忙しくてこのところネットから少し縁遠い生活を送っていたのでボーっとしてたのですが、福岡戦は明日だったんですね。てっきり明後日かと思ってました(笑)危ないですねぇ・・・。

さて前に書いたのがいつだったのか覚えていないくらい久方ぶりのポイントなわけですが、中断期間中に金沢が負傷、ササが移籍したものの、石川ら負傷者が続々復帰。ガーロ監督はフィジカル強化を課した後、3バックの布陣でこれからの試合を戦っていくことを考えているようです。石川のFW起用に続き、馬場も1.5列目で起用するなど、前線が有機的に絡んだらどうなるのか少しばかり楽しみです。予想布陣はこんな感じですね。

GK土肥
DF増嶋、ジャーン、茂庭
MF今野、川口、規郎、梶山、ルーカス
FW石川、馬場

昨年までの東京からはある意味想像しにくい布陣ですね(笑)この布陣のポイントになるのはサイドの裏に基点を作られた時の対応と、1ボランチとなる今野が攻守両面においていかに周囲とうまく連携を取って絡んでいけるかでしょうか。最終ラインの3人にも時には思い切りの良さが求められそうですね。


対する福岡は16位なわけですが、川勝新監督を迎えバロン、佐伯、飯尾などを補強。日程的にもその後は横浜・清水・G大阪と侮れない相手が続くだけに、東京戦に勝って勢いに乗りたいところでしょう。話に聞く限りでは以前よりも高い位置でのボール奪取からの速攻を目指し、チーム全体で攻守の意識が高まっているようです。久藤や布部、薮田といったベテランの存在も大きい気がします。予想布陣はこんな感じでしょか。

GK水谷
DF中村、金古、千代反田、アレックス
MFホベルト、佐伯、古賀、久藤
FWバロン、薮田

練習試合からうかがう限りでは、4-4-2という基本布陣自体に大きな変更はなさそうです。あえて言えばボランチの位置に佐伯が入って中盤を引き締め、二列目に経験のある久藤、前線に高さのあるバロンが入った辺りが変更点でしょうか。バロンは未だ本調子ではないようですが、二列目の久藤・古賀は調子も良さそうですし、前線でのポストプレーがハマってくるようになるとなかなか厳しい戦いを強いられそうです。

チームとしてリズムを作っているのはホベルト・佐伯の両ボランチでしょう。東京としては二列目の二人が前線と絡んで積極的に相手のボランチにプレッシャーを掛け、二列目や前線にボールが渡る前にカットしたいところ。その辺りで攻撃を遮断できればSBの攻め上がりも押さえ込めるでしょう。古賀がやや高い位置取りで積極的に攻撃に絡んでくると思いますが、恐れずにラインを押し上げて最終ラインと今野、サイドの連携でうまく封じたいところです。

攻撃面では前線の四人の流動的なポジショニングから溜めやスペースを作り出し、二人目、三人目が絡んでいく攻撃を期待したいですね(もっともそんな簡単ではないかもしれませんが 苦笑)。相手もガチンコで当たってくるでしょうし、正直そんな簡単な試合にはならないと思いますが、新しい戦い方で臨む初めての試合だからこそ、結果を残して自信をつけることが非常に大切になってきます。お互い負けられない試合ですが、何とか勝ってその後の試合に向けてはずみをつけたいですね。

日時: 2006年07月18日 23:03

2006年07月19日
福岡0-0東京(J1第十三節 TV観戦)
ホームの福岡はGKに水谷、DFに中村、金古、千代反田、アレックス、MFはボランチにホベルト、佐伯、二列目に久藤、古賀、FWはバロン、薮田の2トップ。控えには神山、吉村、川島、布部、城後、有光、飯尾。

対するアウェイの東京はGKに土肥、DFに増嶋、ジャーン、茂庭、MFはボランチに今野、右に徳永、左に規郎、二列目に梶山、ルーカス、FWは馬場、石川の2トップ。控えには塩田、中澤、伊野波、三浦、栗澤、川口、リチェーリ。

石川の復帰戦となったこの試合は、前半東京が序盤こそ攻めたものの、徐々にホベルト・佐伯を中心とした守備からバロンに入れ、落としたボールに久藤・藪田が絡みサイドにボールを展開していく形を作る福岡が試合の流れを作るようになりました。中盤でボールを拾う福岡は薮田らの展開から古賀と、それに絡むアレックスがボールを入れる時間帯が続き、カウンターから落としたボールを薮田・久藤が繋ぎ、左サイドから切れ込んできた古賀がシュートを放つ決定的な場面もありました。

その後も東京は単発ではチャンスを作るものの決定的な形までは繋げられず、中盤でボールを拾えないために、最終ラインがボールを跳ね返してもそこからなかなか攻撃に繋げられないまま、福岡に攻め込まれる時間帯が続きました。その後も散発的な攻撃に終始する東京に対し、バロンの落しや、福岡のスピード溢れるパス交換から古賀に飛び出されると(いずれもオフサイド)、雨足が強くなっていく中、左サイドから古賀・アレックスが仕掛ける福岡がたびたびFKやCKを得て東京のゴールを狙ってきました。

後半に入っても雨は止まず、ピッチは水を含んだ状態になってほとんどドリブルができない状態でした。そんな中でも福岡がリズムを掴んだのは福岡で、東京の攻めをしのいではバロンや久藤らを基点にカウンターを狙い、左サイドから古賀が飛び出してたびたび東京のゴールを脅かしました。難しい展開が続く中で東京は後半24分に伊野波、リチェーリを投入。しかし中盤から積極的に守る福岡を相手に後手に回り、カウンターに脅かされる展開は相変わらず。後半34分には栗澤を投入したものの、流れを決定的に変えるまでには至らず、0-0のままスコアレスドローで試合を終えることになりました。


足元にボールを持って、そこからのキープやドリブル突破を持ち味とする選手の多い東京だけに、今日のような雨のゲームはなかなか厳しいものがあったかもしれませんね。ただ、天候を踏まえた上でどう戦うべきなのか、それを考えて戦う事ができていたのは福岡でした。東京は今野の1ボランチで臨んだものの、カウンターの際にバイタルエリアに下がってくるバロン、それをフォローする動きを見せた薮田・久藤を誰がどうケアするのかが曖昧で、結果的に最終ラインに人数が揃っているにも関わらず、後手に回っては左サイドの古賀・アレックスの攻めに苦しめられました。

バイタルエリアで後手に回れば、エリア付近ではどうしても苦しい戦いを強いられます。最終ラインは何とか福岡の攻めに対して身体を張った守りでしのいでいましたが、相手の攻撃を跳ね返しても、なかなかクリアボールを拾えず、リズムを作れない苦しい時間帯が少なくありませんでした。せめて守備の時だけでも梶山を一列下げてバイタルエリアを埋めるなど、何らかの対策を考えるべきだと思いましたし、ボールを奪ってからの攻撃の組み立てにも、相変わらず現時点では課題を残したままでした。

攻撃の組み立てを考えるとき、馬場・梶山らの即興のアイディアを活かした流動的な攻撃の組み立てに可能性を感じないわけではありません。ただ前線に確固たる基点、そしてどう展開するのかといったヴィジョンがなかったのも確かで、後半リチェーリを投入しても、彼をどう使うのかという具体的なイメージがないまま、いたずらに時間を消費してしまいました。ドリブルするとボールが止まってしまうのならどう攻めの形を作れるのか、一部の選手のアイディア頼みになるのではなく、もっと個々の選手一人一人がもっと考えて、そういったことにもう一工夫が欲しかったところでしょうか。

日時: 2006年07月19日 22:50

2006年07月20日
鹿島戦のポイント
さて水曜の福岡戦でリーグ戦が再開したわけですが、土曜日には早くも松本で鹿島戦があります。この日は用があって実家に帰らねばならないので、残念ながら後日TVの録画観戦になると思います。先ほど昨日行われた鹿島-川崎戦を録画でざっと観ていました。鹿島はフェルナンドが退場して1人少なくなり、2-4で川崎に逆転負けを喫した試合でしたが、正直今のチームの成熟度という点で観ると、正直今の東京の状態は決して楽観できるような状態ではありませんし、危機感を感じる内容でした。

東京はスコアレスドローで福岡戦を引き分けましたが、ガーロ監督はおそらくいきなり布陣を変えて来るということはないでしょう。ただ守備時にワンボランチのままだと、今野一人ではバイタルエリアの対応が苦しくなりそうなのは目に見えているだけに、その辺でどう修正してくるのかがカギを握るでしょうか。その辺は明らかに戦術的なバランスの問題なだけに、その辺を気合が足りないといった問題だと捉えているとしたら苦戦は必至です。予想スタメンは前節と同じということで。

GK土肥
DF増嶋、ジャーン、茂庭
MF今野、徳永、規郎、梶山、ルーカス
FW馬場、石川

もっとも雨でピッチコンディションが最悪の状態にならなければ、多少はチーム状態も良くなる可能性もあるでしょうか。


対する鹿島はリーグ再開の川崎戦を2-4と逆転負けで落としましたが、フェルナンドが前半のうちに退場したことでどうしても苦しい戦いを強いられたのは確かで、前半の半ば近くまでは圧倒的にボールを支配していましたし、一人少ない状態で一時は逆転しました。負傷で離脱していた曽ヶ端なども復帰し、東京戦では退場したフェルナンドが出場停止なものの、チームとしての状態は必ずしも悪くないといってもいいでしょう。予想スタメンはこんな感じでしょうか。

GK曽ヶ端
DF内田、岩政、大岩、新井場
MF青木、小笠原、ファビオ・サントス、本山
FWアレックス・ミネイロ、柳沢

今の鹿島は最終ラインを上げてボランチとコンパクトな守備を維持し、そこから中盤の二枚も絡めて積極的なボール奪取を試みてきており、その辺でボールを奪われるようだと苦しいですね。両SBが高めの位置取りで基点となることも多く、そこから中盤にいったんボールを当て、そこから中盤でボールを繋ぎつつFWに当てていったり、さらに前に出るSBを使って攻撃を構築している感じでしょうか。

新加入のファビオ・サントスは特に存在感を感じませんでしたが、本山に代えて起用するほどですからそれなりの力はある選手なのでしょう。その他にも右SBの内田は2点目のPKを奪うなど積極的な攻め上がりが目立ち、アレックス・ミネイロは柳沢の落としたボールをダイレクトでキレイに流し込んで見せました。個で局面を打開するような選手はいませんが、いやなプレー、巧いプレーを見せる選手も多く、後ろの方もルーズボールを拾うのが巧いですね。

基本的にはいかに序盤の中盤のプレスをかいくぐるかがひとつの課題になるでしょう。相手がラインをコンパクトにしてきていることもあり、思い切って裏をどんどん狙っていくのも有効な手段なのかもしれませんね。また相手のSBはボールの落ち着き場所として機能していますが、縦に蹴ってくることは少なく、中盤に繋いでくることが多いことから、そこにプレッシャーを掛けて中盤へのパスをカットできればチャンスも作れるでしょう。今の東京ではなかなか簡単な相手ではありませんが、チャンスを確実にものにして勝機を見出したいですね。

日時: 2006年07月20日 23:50

2006年07月22日
東京2-4鹿島(J1第十四節 TV観戦)
この試合東京は3バックを継続しつつも3バックの右に徳永、右サイドに石川を配置。今野・伊野波のダブルボランチ、馬場の1トップといくつか布陣の変更を行っていました。試合は開始直後から鹿島が規郎のサイドから徹底的に仕掛け、東京はそれを今野・伊野波のダブルボランチがカバー、石川らがカウンターのチャンスをうかがう展開となっていきました。しかし前半6分という早い時間帯に鈴木規郎が負傷で三浦と交代、ボランチに入って伊野波が左サイドに回りました。

左サイドの伊野波は積極的に攻め上がりを見せ、右サイドの石川もスピードとキレのある動きで新井場を翻弄するものの、そのクロスはなかなかシュートまで繋がらず。徐々に鹿島がルーズボールを巧みに確保して攻めるものの東京が跳ね返し、カウンターからチャンスをうかがう展開に移行していきました。攻めながらもなかなか決定的な形を作れないという展開の中、東京は中盤のパスカットからそのままルーカスがドリブルで持ち込み、DFを前にしながら左隅に決めて先制。

その後も鹿島の攻めをしのぎつつカウンターを狙い、ルーカス・馬場をアクセントにチャンスをうかがう東京でしたが、石川・伊野波の両サイドや今野を絡めた攻めも決定機を作るまでには至らず。逆に鹿島は小笠原を基点としたスルーパスから右サイドに流れたアレックスミネイロがクロスを入れて柳沢がゴールを脅かすと、ロスタイムに素早いリスタートに右サイドを抜け出した内田がクロス、それをファーにフリーで入ってきた小笠原が決めて追いつかれてしまいました。

後半、柳沢に代えて野沢を投入した鹿島がロスタイムの同点の勢いのままに前線からチェックを仕掛けてきたことに東京は苦しみました。リズムを取り戻せないうちに後半2分、中途半端なクリアボールを拾われ、本山のキープから内田の放ったミドルがDFに当たって方向が変わり逆転されてしまいました。その後は鹿島のパス回しに徐々に後手になってしまい、後半10分には梶山に代えてリチェーリを投入し、馬場を二列目に下げました。しかし前線のプレスと中盤以下の連動が噛みあわず、なかなか決定的な形を作れませんでした。

しかし後半14分、徳永のボール奪取からのカウンターで馬場のドリブルからのパスを受けたルーカスが、またもや巧みなミドルを決めて東京が同点。後半21分に鹿島は深井を、東京は三浦に代えて川口を投入し、川口を左サイドに配する形に変更。馬場とリチェーリが絡む形でチャンスを作る東京に対し、鹿島もカウンターのチャンスを作り出し、小笠原の直接FKは土肥がはじき出したものの、直後の後半29分にCKを大岩に決められ、再び鹿島にリードを許すことになってしまいました。

東京は馬場を基点に左サイドからの崩しから攻めるものの、その攻めをしのぐ鹿島は後半31分に本山に代えて中後を投入し、前線に残したアレックスミネイロを基点にカウンターのチャンスをうかがい、東京はジャーンをたびたび前線に上げるものの攻めきれないまま。逆に44分にはカウンターからアレックスミネイロが前線の基点となり、そのパスを受けたフリーの深井に土肥との1対1を冷静に決められて鹿島がダメ押し。東京は鹿島に2-4で敗れてしまいました。


前半の早い時間に規郎が負傷退場するというアクシデントはあったものの、東京の3バックはダブルボランチにしたことでスペースを埋めることができるようになり、基本的には随分と安定感を取り戻せていたように思いました。現時点ではどうしても局面局面で難しい対応を迫られることも出てきていますが、ずっと4バックだった東京の経験不足は、一朝一夕でどうにかなるものでもありません。地道に試合をこなしていくことで少しずつ改善していくしかない部分でしょう。

規郎の負傷がどの程度のものなのかが気になるところではありますが、当面はバックアッパーも含め左サイドをどういったメンバー構成で乗り切っていくのかも考えねばならない問題の一つですね。東京の両サイドは攻撃的な選手を置いていることが多いですが、攻守の切り替えの時のポジショニング、つまり攻撃から守備に切り替わる時のアプローチや、逆にボールを奪った時にボールを引き出す動きがもう少し良くなってくると、チーム全体のバランスも変わってくるでしょうか。

FWから右サイドに移った石川のスピードとキレは今後に期待を感じさせました。伊野波も積極的な攻め上がりからチャンスを作り出しましたが、彼らの攻撃参加をいかにフィニッシュまで繋げていくかが当面の課題です。前線の組み合わせに関しても好調のルーカスを前に置いて、素直に馬場のアイディアを二列目で活かした方が可能性が広がりそうな気がします。試合を見る限りでは4失点と聞いて感じたほどの不安定さはありませんでしたが、守勢に回った時に抑えるべきポイントをしっかり抑えるような守りができるかも重要になってきますね。

日時: 2006年07月22日 23:33

2006年07月23日
これまでの2試合を見て思ったこと
今日から8/12(土)の浦和戦(19時 埼スタ)と8/23(日)の千葉戦(19時 福アリ)のチケット販売が開始していますね。さすがに10時過ぎは浦和サポが大挙して押しかけたせいか(笑)、なかなか繋がりませんでしたが、無事連れの分も含めてチケットをゲットできました。ぴあもローソンもSA席とSB席以外はまだ残っているようですが、行かれる予定の方は早めに買っておいた方がいいですね。


昨日の試合を見て率直な感想として思ったのは3バックで戦おうと思うなら、もう少し時間が必要だということですね。最終ラインも1対1をベースにした攻防ならある程度対応できているので、ある程度前線のFWに攻撃を託すチームであれば押さえ込むこともできるでしょうが、複数の選手の連携による崩しに絡めて後列から飛び出してこられると、まだまだ対応が中途半端で後手に回ってしまいます。これはケースごとにどう対応するという蓄積が十分でないことも無関係ではないでしょう。

そういう意味でガーロが1ボランチを諦めて中盤の底を2枚に変更したことにはホッとしました。まだ試行錯誤の部分もありますが、1枚の時に比べれば随分とマシになったのではないでしょうか。これには今野が攻撃参加できるというメリットもあります。このまま最終ラインを3枚で行くのであれば、両サイドとボランチ2枚の連携を強化して、より安定した守りを築いて欲しいものです。守備の安定があるかないかで、競った試合における勝点が随分変わってきます。

石川・徳永がいる右サイドに比べると、金沢に続いて規郎が負傷した左サイドはやや心もとないところ。ガーロ監督の中で藤山は必ずしも優先順位が高いわけではなさそうですし、鹿島戦でまずまずの対応を見せた伊野波、あるいは川口・戸田・池上あたりが候補になるでしょうか。左サイドということで言えば層の厚さから考えても金沢が今季絶望という時点で獲得を考えても良かったと思うんですね。左サイドは守備から入れる選手の方が全体のバランスから考えてみても良さそうな気がするんですが。改めて今から獲得に動くんでしょうか。

前線はまず最初にゴールを狙うことを意識するような、よりFWらしい選手を起用すべきでしょう。馬場自身も2列目に下がってからの方がらしさを発揮できていました。今、東京はパルメイラスのFWワシントンの獲得に動いているようですが、彼はどうやらガーロ監督が発掘した選手のようですね。ルーカスが好調とは言え、彼以外はやや心もとない状況を考えると、得点源が2つ以上ある方が勝点を確実に計算できます。ただ今のルーカスは個人技で点を取っているだけで、チームとしての形は不十分です。まずはそこを解消していかないことには、根本的な解決には至らないだけに、その辺りにも注目していきたいですね。

日時: 2006年07月23日 20:40

2006年07月25日
C大阪戦のポイント
とにかくリーグ戦が再開しているのに全然東京の試合を観に行けないのがとてもしんどい今日この頃ですが、またもや平日夜の開催、しかも大阪・・・。とりあえずBS-iは観れるので23時からの録画でも観ることにします(24時からTBSチャンネルでも放送がありますね)。今日発表されたU-21代表には増嶋・伊野波・梶山が選ばれたようですね。小澤にも頑張って欲しいものですが、まずはチームでの出場機会をいかに得るかというところからですね。

さて中断明けから3バックに変更したものの、1分1敗となかなか波に乗れない東京ですが、金沢に続いて規郎も鹿島戦で負傷し、長期離脱の可能性が高そうです。当面は伊野波が左サイドを務めることになりそうですが、ボランチの位置はどうするんでしょうか。さらに言えば中盤の方が活き活きとしていたようにも見えた馬場のポジションも次の試合ではどうなるのか気になるところではありますね。予想スタメンはこんな感じでしょうか。

GK土肥
DF徳永、ジャーン、茂庭
MF今野、梶山、伊野波、石川、馬場
FWルーカス、リチェーリ(川口)

予想というか、願望ですね(笑)「テストじゃなかった」という言葉をわざわざ否定したりはしないので、馬場やルーカスなどもそろそろ本来のポジションで使ってみてもいいんじゃないでしょうか。


対するC大阪はリーグ再開後大分・磐田に連敗。山田・河村に加え、中断中に負傷した森島が欠場したことも大きかったのかもしれませんが、磐田戦でも先制しながらリズムを維持できず逆転されてしまいました。復帰した大久保も膝の調子が思わしくないようですが、2試合途中出場してシュート1本に終わっています。東京戦では西澤が警告累積で出場停止。大久保が先発し、森島がこの試合で復帰するようですね。予想スタメンはこんな感じでしょうか。

GK吉田
DF藤本、前田、ブルーノ・クアドロス、宮本
MFピンゴ、下村、森島(古橋)、ゼ・カルロス
FW柿本、大久保

磐田戦では最終ラインを押し上げてSBが積極的に攻撃参加し、サイドからの攻めでチャンスをうかがってきました。前線の柿本は高さがあるだけでなく、相手のDF陣がいやがるような動きをしてきますね。大久保は膝の調子が必ずしも思わしくないようですが、ゴール前でボールを持たせたら、あるいはカウンターからの突破などを考えると、非常に怖い存在です。そんな彼らを後ろの選手がフォローするような形が作られるようだと、攻撃力に関してはなかなか侮れないと言えるでしょう。

ただ、磐田戦でもスローインの流れからピンゴがミドルシュートを決めて先制したものの、その後は中盤で繋ぐパスの精度がイマイチだったこともあって主導権を握れず、磐田にボールをキープされてズルズルとラインが下がり、結果的に前線が孤立してしまいました。さすがに前線に大久保を投入しても前線にボールが入らない、あるいは入っても選択肢が少ない状態では、なかなか厳しいものがあったようです。それは前線と中盤のプレスの連携がイマイチだったことも無関係ではなかったと思います。

戦い方としては東京のボールキープする時間帯を長くするか、あるいは上げてくる最終ラインの裏をどんどん狙っていくだけでも、相手の中盤は間延するでしょう。中盤を支配して前線を孤立させればC大阪の選択肢はかなり少なくなります。やはりどうしても勝てていないチームだけに先制点は堪えるでしょうし、特に序盤は積極的に当たってくるかもしれません。焦らず石川・伊野波の両サイドを基点にピッチを広く使ってプレスの的を絞らせないようにしたいですね。連戦で運動量的に厳しいものもあるかもしれませんが、それは相手も一緒です。なんとかうまくメリハリをつけて戦いたいものです。

日時: 2006年07月25日 23:58

2006年07月27日
C大阪1-5東京(J1第十五節 TV観戦)
C大阪はGKに吉田、DFに藤本、前田、ブルーノ・クアドロス、宮本、MFはボランチにピンゴ、下村、二列目に古橋、森島、FWは柿本、大久保の2トップ。控えには多田、柳本、ゼ・カルロス、苔口、酒本、香川、徳重。

対する東京はGKに土肥、DFに徳永、ジャーン、茂庭、MFはボランチに三浦、今野、右に石川、左に伊野波、二列目に梶山、ルーカス、FWは1トップに馬場。控えには塩田、中澤、宮沢、栗澤、戸田、阿部。

前半11分に古橋のゴールでC大阪に先制されてしまった東京でしたが、徐々に前線へのパスを分断するようになって、高いラインを維持していたC大阪を押し込むようになり、今野が伊野波・梶山に絡んでチャンスを演出。ルーカスも前線の基点となって自らも積極的に仕掛け、前半26分には梶山のキープから今野が森島を振り切って左サイドに飛び出しクロス、これをルーカスが押し込んで同点。完全に主導権を握った東京は前半42分に馬場のキープから伊野波が左サイドを抜け出して折り返し、入ってきた梶山が冷静に左足で決めて逆転で前半を折り返しました。

後半に入ってもリズムを取り戻せないC大阪は、後半2分に古橋が二枚目の警告で退場。引き気味にならざるをえなくなったC大阪は、大久保にボールを集めるものの得点に繋げられず、逆に後半8分にはルーカスのキープから追い越した今野が角度のないところから決めて追加点を挙げました。後半20分には右サイドのスローインから抜け出した梶山のライナー性のクロスを馬場が押し込んで4点目。後半24分には左サイドを抜け出した伊野波のクロスを馬場がスルー、それを入ってきた石川が決めて5点目。その後追加点はなかったものの、落ち着いた試合運びでC大阪に隙を見せずに5-1でリーグ再開後初勝利を挙げました。


今日の試合はやや不可解な判定が多かった審判にナーバスになったC大阪のルーズな攻めやマーキングに助けられた面はありました。しかし相手の前線にボールが入る前にそのパスをカットし、落ち着いてパスを繋ぎながら、ルーカス・馬場・梶山といった前線のキープを基点に、伊野波・今野の左サイド、石川・徳永の右サイドから崩す形を作り、全員が違う得点者という形で5得点を挙げられたのは大きかったですね。今日のような試合であれば何も言うことはありません。

ただこういう大勝した試合の後はえてして雑な試合になりやすいことも確かで、警告の累積によるルーカス・伊野波の出場停止に加え、梶山が負傷交代という状況の中、むしろ次の広島戦をどう乗り切るかが重要です。次の試合をキッチリとものにできるかどうかでこの試合の意味合いも変わってくるでしょう。勝って兜の緒を締めよではありませんが、この結果で満足してしまうのではなく、これをきっかけにしてより高いレベルを維持できるようもっと貪欲に頑張って欲しいですね。それだけの力はある選手たちなんですから。

日時: 2006年07月27日 07:47

2006年07月28日
広島戦のポイント
J1が再開してからホッと息をつく間もなく連戦が続いて、ここまでですでに3試合を消化しました。これで広島戦を終えると代表召集や8/5のFCソウル戦はあっても、再び2週間ほどの中断期間を迎えることになるわけです。それだけに中断前の一戦を勝って終えられるかどうかは非常に重要になりそうです。

さて東京は1分1敗で迎えた先日のC大阪戦でチームとして素晴らし戦いを見せてくれました。相手の不調があったとはいえ、その試合で見せたパフォーマンスは今後に期待を抱かせてくれるものだったと思います。しかし、その大勝したC大阪戦においてルーカスと伊野波が警告を受けて次節出場停止。また梶山も足首をひねって出場が微妙なようです。予想スタメンはこんな感じでしょうか。

GK土肥
DF徳永、ジャーン、茂庭
MF三浦(宮沢)、今野、石川、戸田、栗澤(梶山)、馬場
FW阿部(川口、リチェーリ)

左サイドもそうですが、難しいのは前線の組み合わせですね。馬場を一列下げるのか、それとも2トップにしてくるのか。その辺りで戦い方もまた変わってくるでしょう。


一方の広島はリーグ再開後、名古屋に勝利したものの千葉・甲府に敗れ1勝2敗。ペトロヴィッチ新監督の下でウェズレイが好調なものの、一方でビルドアップ重視な最終ラインを組んだこともあってか、3試合で9失点とやや失点が多く、安定した戦いをすることができていません。ただ東京戦から2試合出場停止だった戸田が復帰することから最終ラインに入ることになるでしょうか。それによりこれまで最終ラインに入っていた森崎和も一列上がることになるようです。予想スタメンはこんな感じですね。

GK下田
DF駒野、戸田、盛田
MF森崎和、李漢宰、服部、青山、森崎浩
FW佐藤、ウェズレイ

前線で基点となるウェズレイ、そして二列目の青山・森崎浩を中心に両サイドの李漢宰・服部が絡む攻めは森崎和が一列上がることで攻撃の精度も上がってくるでしょうし、攻勢時には最終ラインの駒野・盛田もオーバーラップしてくるなど、攻撃にかなり人数を掛けてきます。またフィニッシャーとしてウェズレイ・佐藤の決定力は侮れません。この辺りは中盤の底で基点となる森崎和、あるいは前線にボールが入った時点で潰し、守りで受身にならないようにしたいですね。

ただ前に人数を掛ける一方で、中盤の底が一枚な上に、最終ラインがビルドアップを重視した布陣なためか、やや不安定な守りが続いているようです。その原因はバイタルエリアを埋めきれていないこと、そして両サイドのCBが中に絞り気味なためにサイドの裏を突かれた時のカバーが遅れ、結果的に対応が後手になりがちであること、また経験不足からかセットプレーの対応に難があることも多いようですね。前線からの守備が機能している時はこういう守備でも案外何とかなるものですが、受身で守備をする時間帯が続くようだと、正直やや厳しいのではないでしょうか。

まずはサイドの裏のスペースを突いていく、ピッチを広く使うなどして、相手の高い位置からの守備を機能させないことですね。そこが空転すると相手は最終ラインを押し上げることができず、中盤の底の守りが苦しくなってきます。そこでバイタルエリアあるいはサイドの裏に基点を作り、そこから外と中のボールの出し入れ、基点を追い越す動きでチャンスを作りだしたいところですね。確かにルーカス・伊野波らの欠場は痛いですが、焦らずいかに自分たちのリズムを作り出すかがポイントになるでしょうし、決定機を逃し続けるようなことがなければ、十分に勝機を見出せるのではないでしょうか。再開後初めての味スタですし、勝って気持ち良く中断を迎えたいところですね。

日時: 2006年07月28日 23:25

2006年07月29日
東京0-2広島(J1第十六節 味スタ)
ホームの東京はGKに土肥、DFに徳永、ジャーン、茂庭、MFはボランチに今野、三浦、右に石川、左に川口、二列目に梶山、栗澤、FWは馬場の1トップ。控えには塩田、中澤、宮沢、小澤、戸田、阿部、リチェーリ。

アウェイの広島はGKに下田、DFに中里、戸田、盛田、MFはボランチに森崎和、右に駒野、左に服部、二列目に森崎浩、青山、FWはウェズレイ、佐藤。控えには木寺、八田、入船、李漢宰、柏木、高柳、上野。

前半から東京が繋いで攻めようとするものの、広島の最終ラインとボランチ・両サイドが絡んだ守りをなかなか崩せず、攻めきれないところを逆にたびたびカウンターを狙われてしまう。東京は今野が左サイドを駆け上がってチャンスメイクするものの、逆に前半20分に自陣でのファールからウェズレイが素早いリスタート、これを飛び出した佐藤が決めて広島が先制。東京は前半33分に早くも栗澤に代えてリチェーリを投入し馬場を中盤へ。たびたびFKやカウンターからチャンスを作るものの得点に繋げられない。

後半、三浦に代えて阿部を投入し梶山を一列下げるものの、開始直後からたびたび裏を狙う高柳や佐藤にゴールを脅かされ、後半3分にはウェズレイのパスに抜け出した佐藤に追加点を許してしまう。後半11分に戸田を左サイドに投入した東京はリチェーリのパスから石川、茂庭の攻め上がりから阿部がゴールを脅かすもののいずれも下田にストップされてしまう。その後もリチェーリがゴールを脅かすものの得点に繋げられず、守りを固めてのカウンターという形からうまくチャンスを作り出した広島に0-2で敗れることになってしまった。


ルーカスと伊野波が出場停止という状況で、二列目に栗澤、左サイドに川口を起用してきた東京でしたが、広島はストッパーに中里を配し、右サイドの駒野をやや引き気味に置くなど、東京の左サイドからの攻めを随分と警戒していました。広島からすればある意味当然の措置だったと思いますが、守りを固めてカウンターを狙ってきた広島に対し、東京はやや一本調子で攻めきれないままカウンターを食らうという展開を繰り返し、徐々に中盤の運動量が落ちて攻め手がなくなってしまいました。

栗澤はルーカスのようにキープ力に長けた選手でなく、川口も伊野波と同じタイプの選手ではありません。キーとなるポジションに特徴が違う選手を起用しつつ、それまでと同じ戦い方を継続しようとするのはやはり難しいものがあると思いますが、その違いをどう戦い方に活かしていくかという工夫が、この試合の東京には感じられませんでした。攻めを加速させることはできても、硬直した時にリズムを変える意識が乏しく、またそういったリズムの変化を促す存在もいないことから、こういう相手が特徴を消してくるような戦い方をしてくると、今のままではどうしても苦戦は免れません。

今の東京を考えた時、攻めのアクセントとなり、決定力の出てきたルーカスの存在感はやはり否定できません。そのルーカスを欠いた状態で残されたメンバー構成を考えた時、前節までの戦い方よりは、あるいは3枚目のカードを切った後の布陣でスタートした方が、その後の交代のカードも含め、まだ攻めの選択肢があったのかもしれません。ただ、選手は監督が言われたことをただこなすだけの存在ではないはずです。これまでの攻めが詰まった時に、どうすれば局面を打開できるのか。それを模索していく思考力は個々の選手にも求められるのではないでしょうか。

今は一進一退という状況で、ガーロ監督が中長期的に見て東京がさらに成長するきっかけをもたらしてくる人物だという確信が、現時点で見えてきていないのは確かです。しかしだからと言って本当の意味で今の東京が解決しなければいけない問題は、ガーロが他の人物に代われば解決するような単純なものでもないと感じています。ああいう詰まった展開で必要だったのは、以前のようなスピードのある攻めや大きな展開だったように思えたわけで、監督はもちろん、選手もそういう使い分けをもっと意識できるようになれば、もう少し戦い方の幅も変わってくるのではないでしょうか。

日時: 2006年07月29日 23:14

2006年07月31日
今日の雑感
実は今季から、さりげなくこれまであんまりサッカーを見る機会がなかった連れを誘って、全てではないのですが東京の試合を観るようになりました。まだまだサッカーそのものの初心者なので雰囲気から入っている部分がなきにしもあらずですが、一般のチケット購入者と一緒だと優先入場もできないので、今いろいろ画策して何とか後期分からSOSIOにさせようと目論んでいたりもします。

しかし、ここで微妙な問題が一つ。連れは今季ここまで5試合ほど観てたりするわけなんですが、実はここまで観た試合の戦績は1勝4敗だったりします・・・。最初に見た3節の清水戦で0-1の完敗。5節の京都戦で徳永の劇的なゴールで勝って、徳永を覚えてくれたまでは良かったのですが、8節の千葉戦では前半で3点差にされ、12節の大宮戦は逆転負け。久しぶりに観に来た16節の広島戦も見ての通りの試合でした。

最初に覚えた徳永だけでなくて、今野や茂庭、土肥、ルーカス、川口、石川といった選手も徐々に分かるようになってきたわけですよ。もちろんサッカーの試合は勝敗だけが全てではないんですが、やっぱり応援してるチームが勝った方が嬉しいわけで。2週間後の浦和戦、そして翌週の千葉戦もチケットを確保して初めてアウェイの試合も観に行くことになっています。今後につなげるためにもどうにかこの二週間で立て直して、いい試合を見せてくれることを期待してます。

日時: 2006年07月31日 23:07コメント (1)
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2006.07.30 00:00 | 過去アーカイブ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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