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2005年8月の過去アーカイブです。
2005年08月01日
今日の雑感
昨日のうちに無事8/20浦和戦のチケットは確保できたわけなんですが、アウェーのチケットというのはどうも気をつけてないと忘れやすいものですね。もう9/3の柏戦のチケットももう発売されてるとか。でも今回は柏の葉なのでそこまで焦らなくても大丈夫なんでしょうが。ところで元東京のDF伊藤哲也がFC岐阜に加入という記事を偶然発見しました。大分に移籍後負傷が回復せずにそのまま引退したと聞いたのですが現役復帰するようです。その経験を活かして頑張って欲しいですね。


さて、中断期間で東京以外のJ1の各チームはどのような補強に動いたのか。ちょっと気になったのでまとめてみました(※は期限付き移籍)。

浦和
【IN】
 ←MFポンテ(レバークーゼン / ドイツ)
 ←FWマリッチ(VfLボルフスブルグ / ドイツ)
【OUT】
 →DFアルパイ(契約解除)
 →FWエメルソン(アル・サド / カタール)
 →GK徳重(神戸)※
浦和は外国人2人が加入。経験のある選手を獲ったようですね。


【IN】
 ←FWレイナウド(パリ・サンジェルマン / 仏1部)※
【OUT】
 →FW崔成國(契約解除)
柏は崔成國との契約を解除してパリ・サンジェルマンから長身FWレイナウドを獲得。また元ブラジル代表FWフランサ(レバークーゼン)の獲得に動いているという話もあるようです。

東京V
【IN】
 ←FWジウ(コリンチャンス / ブラジル)
東京Vは元ブラジル代表FWジウを獲得。まぁ個人的には前線よりもボランチや最終ラインを整備した方がいいような気がしないでもないですが・・・。

横浜
【IN】
 ←MFマグロン(パルメイラス / ブラジル)
【OUT】
 →FW安貞桓(メツ / 仏1部)
 →MF遠藤(神戸)
 →FW北野(神戸)※
横浜はマグロンの加入と入れ替わるように遠藤が神戸へ移籍。ただ安貞桓が抜けた穴を埋める補強は現時点ではなく、久保が本調子に戻らない今の段階では前線にやや不安を抱える状態でしょうか。

新潟
【IN】
 ←FWネット(バイーア / ブラジル)※
新潟は若いFWネットを獲得。昨年のエジミウソンの例もありますし、潜在能力は高いのかもしれません。また磐田の菊池直哉を期限付き移籍で獲得という動きもあるようですね。

名古屋
【IN】
 ←MF藤田(磐田)
 ←FWルイゾン(サンパウロ / ブラジル)
前線の外国人2人が抜けた名古屋は中山、藤田が加入。あとは新外国人FWルイゾンがどこまでフィットするかがカギを握るでしょうか。

神戸
【IN】
 ←MFディエゴ・ソウザ(S.E.パルメイラス / ブラジル)※
 ←MF遠藤(横浜)
 ←FW北野(横浜)※
 ←GK徳重(浦和)※
【OUT】
 →FW三浦知(横浜FC)
 →GK阿部(甲府)※復帰
神戸はエムボマの引退に伴ってパルメイラスからディエゴ・ソウザを期限付き移籍で獲得しましたが、元チェコ代表のMFイボ・ウリヒ(ボルシアMG)の獲得に動いているという話もあるようです。横浜から遠藤も獲得しましたし、その辺がチームにどう影響してくるかが気になるところですね。


この辺の移籍によって対戦する時にはチーム状態もまた変わってくるかもしれません。東京も万全の対戦で試合に臨みたいところですね。

日時: 2005年08月01日 23:40 | トラックバック (1)

2005年08月02日
今日の雑感
中国戦は先発全選手入れ替え(日刊スポーツ)

先発予定の11人

GK楢崎
DF坪井、茶野、茂庭
MF駒野、阿部、今野、村井、本山
FW巻、田中達

※駒野と今野、村井は代表初出場。


正直ちょっとびっくりしました。この前の北朝鮮戦での敗戦を見ていると確かに動けていなかったようには思いましたが、疲労が理由とはいえフツーここまでざっくりと入れ替えるということはあんまりしないように思うんですが・・・どうなんでしょうか。少なくとも継続性とかロジカルな思考に基づいて考え出された案ではなさそうな気がします。

でもそんな思惑はともかくとして出場のチャンスをうかがう選手、そして初めて出場する選手にとってはいい経験になるはずです。アテネ組も多いですし、その関連性の高さがうまく連携に繋がっていければいいんですけどね。個々の能力の問題というよりもチームとしてどこまで機能させられるかの方がポイントになってきそうです。今野や茂庭にしても今回の出場を機にもっと代表に対して貪欲になるのではないでしょうか。二人とも負けず嫌いですからね(笑)明日の試合は例によって生で見ることはできないのですが、彼らの活躍に期待したいです。

日時: 2005年08月02日 23:42

2005年08月03日
日本代表2-2中国代表(東アジア選手権 TV観戦)
日本代表はGK楢崎、DFに茶野、坪井、茂庭、MFはボランチに阿部、今野、右に駒野、左に村井、トップ下に本山、FWは巻、田中達の2トップ。

前半、日本は田中の右からのクロスに巻が飛び込むも合わず、駒野のクロスに飛び出した今野がヘッドもGKの正面。阿部がFKから直接狙うもののわずかに枠を捉えられない。その後も右から駒野、左から村井がクロスを入れるものの中に合わない。逆にやや運動量の落ち始めた日本は中国に攻め込まれる時間帯となって、前半37分には右サイドからのクロスに坪井を振り切ったリー・ジンユがヘッドを決めて中国が先制。日本はCKから茂庭がヘッド、本山がミドルシュートを放つもののGKに阻まれてしまう。前半43分には左FKからジャン・ヨンハイに決められて追加点を許してしまう。

後半に入ってもやや中国が攻めるものの、日本も村井のクロスから巻がヘッドでゴールを脅かすと、田中のドリブル突破から右サイドを崩すなどチャンスを作り出し、後半13分には阿部の鋭いFKはGKに防がれるもののそれを茂庭が詰めて1点を返す。その後田中がループを狙うなど攻める流れを作り出した日本は後半21分に本山・巻に代えて玉田・大黒を投入して3トップに。しかし引いて守りに入る中国を相手になかなか崩しきれない時間帯が続き、後半29分には三都主を投入。その三都主のクロスから大黒がポストプレーを見せて田中がゴールを狙うと、後半42分には茶野の縦パスのこぼれ球を田中が思い切ったミドルで決めて日本が同点に追いつく。しかし追加点は奪えず1-1で引き分け自力優勝が消滅した。


序盤は今野が中盤で積極的なボール奪取を見せて阿部の展開力を活かして駒野が右サイドを駆け上がる展開が続き、前線でも田中が積極的にドリブルで仕掛けたり裏を狙うといった動きを執拗に繰り返して中国ゴールを脅かし、巻もその高さを活かして前線で何度かチャンスを作り出しました。阿部・今野の両ボランチが積極的に前に出た時間帯は日本がリズムをつかんでチャンスを作り出していましたが、30分過ぎに運動量が落ちると中国に攻め込まれる時間帯も出てきて日本がサイドからの崩しに対するチームとしてのフォローがやや曖昧だったこともあって中のマークがルーズになった隙に抜け出されて失点。逆サイドでも一対一で駒野がファウルで潰さざるをえず、そのFKを点に繋げられてしまいました。

後半も攻めましたが、またもや詰めが甘く決められない時間帯が続いたところに阿部の鋭いFKに茂庭が詰めて1点を返したのは大きかったと思いますね。しかし勢いに乗りたい日本が後半21分に切ったカードは本山・巻に代えて玉田・大黒を投入し、3トップ気味にすることでした。もともと最終ライン選手や今野は特に展開力に長けた選手ではありませんが、前線での基点がなくなってしまったことでなかなか縦にボールが入らなくなり、攻撃が停滞してしまいました。裏を狙う動き、積極的にドリブルで仕掛ける田中には自ら局面を打開する力がありましたが、オフザボールの動きが秀逸な大黒は周囲がリズムを作れなかったこともあってやや試合の流れに乗れず、玉田は全体的に中途半端な動きが目立ち、田中が一点を返したものの逆転するほどの勢いはありませんでした。

試合としては前半飛ばして攻めている時間帯に点が取れなかったことが、前半半ば過ぎからの失速に堪えたように思いました。逆にサイドの守備へのフォローが曖昧だった部分を突かれて2失点してしまうビハインドの中で、前半21分の2枚の交代が皮肉にも試合の流れを決定付けてしまったように思いました。今回、総入れ替えとなったチームは中盤で華麗にボールを動かせるようなチームではありませんでしたが、動いてボールを受けてそれなりにアクセントとなっていた本山、前線で高さを活かしていた巻がいなくなったことでどうやって崩していくのかというコンセプトが曖昧になってしまったように思います。せめて玉田でなく小笠原を入れていればFWの下でアクセントとなれたかもしれません。最終ラインや今野にはもっと縦に入れる積極性が欲しかったとことですが、意図の曖昧な選手交代が急造チームのコンセプトをさらに曖昧なものにしてしまったことがやや残念でした。

日時: 2005年08月03日 23:59 | コメント (1)

2005年08月04日
今日の雑感
昨日ついにというか、我が家のDVDレコーダー(Victor製)が壊れました。「Loading」という文字が画面に映ってうんともすんとも動かない状態・・・。まだ3年ほどしか使ってないんですが、それは同時に毎年大量にサッカーの試合を録画していた歴史でもあったわけで。そんな簡単に壊れてしまうのかと思う反面、さすがにあれだけ酷使すれば寿命も短くなるのもしょうがないかもという思いも半々です(もっともその壊れた兆候はVictor製のDVDレコーダーの製品に良くみられるもののようですが・・・)。

唯一の救いは今がJリーグの中断期間だったことでしょうか。もしかしたらDVDレコーダーもその辺気を使ってくれたのかもしれません(苦笑)昨日の代表の試合も意外に早く帰れたので無事試合を観ることができました。故障を修理してというレベルの話でもなさそうなので、週末買い換えることにしました。予期せぬ出費は痛いですが、今の生活にDVDレコーダーは必要不可欠なものなのでしょうがないですね。

日時: 2005年08月04日 23:52

2005年08月05日
明日の韓国戦も中国戦と同じメンバーで
韓国戦も第二戦と同じメンバーを起用(スポーツナビ)

これを読んで韓国戦でまた若手を起用云々というよりも、この大会初戦の北朝鮮戦で負けてしまったことが今後に向けての何か大きなターニングポイントになるような気がしてきました。現段階ではそれが何なのかは分かりません。ただ仮に北朝鮮戦に勝っていたらこのような事態にはならなかったでしょうし、そもそも中国戦のスタメン入れ替えすらなかったかもしれません。彼らの多くは海外組が代表に入ったら枠に残れるかどうか微妙な存在です。そんな彼らがもう一試合力を発揮するチャンスを得ることができるのは、ある意味非常にツイているのではないでしょうか。

田中が腰を痛めて微妙な状況のようですが、残りは土肥が入るくらいでほぼ中国戦と同じメンバーのようですね。3-5-2の布陣になるんでしょう。中国戦を観て個人的にはカバーリングに長けた茂庭を中央に置いて、人に強い坪井・茶野をストッパーに据えた方がよりお互いの持ち味が活きるのではないかと感じました。そして巻の高さや両サイドの駒野・村井の両選手がどうすれば持ち味を発揮できるのかと考えた場合、やはりトップ下とボランチのトライアングルがいかにいい位置関係を保って中盤の構成力をいかに高めていけるかがカギを握りそうな気がします。

中国戦の悪い流れの時のように最終ラインからサイドに繋いでも、そこは本来相手に対して勝負を仕掛けていくようなエリアではありません。彼らサイドの選手はあの位置でボールを受けても、中との連携で局面の打開を図っていくくらいしかないわけです。そんな彼らの持ち味をもっと引き出そうとするならば、トップ下+ボランチのトライアングルにFWを絡めることで中央に基点を作る意識を高めて、中に引きつけることでできるサイドのスペースを両サイドが突いていく、というような形が理想でしょうか。

両サイドは各一枚しかいない以上、彼らにしてみれば中盤でボールを支配できるかどうかというのは非常に重要です。中盤で優位に立てればサイドに相手の裏のスペースを突かせることもできますし、逆に中盤で劣勢に回れば、そのサイドの裏のスペースを突かれて押し込まれるようなこともあるでしょう。駒野・村井は優秀なサイドアタッカーではありますが、単独で局面を打開するのは容易ではなく、彼らの良さを引き出す存在がいてこそ彼ら本来の持ち味を十二分に発揮させることができるわけです。

中国戦の前半は中盤のトライアングルがいい距離感を保っていたことで、やや村井の動きは地味ではあったものの、駒野は積極的に前に出る動きでチャンスを作り出しました。しかし後半1点を返して3トップ気味になった時に、トップ下の選手がいなくなったにも関わらずボランチから前線に入るボールがなかったことでボールの流れが停滞し、攻撃の形を作れなくなってしまいました。前線のボールを受けるための動きもそうですが、中盤でのオフザボールの動きはこの試合で注目したい点です。またトップ下に入る選手がペース配分も含めてどれだけ周囲をうまく動かせるかもこの試合のポイントになってきそうですね。

日時: 2005年08月05日 23:34

2005年08月06日
東京が18歳のブラジル人FWルチェーリとC契約へ
なんとゆーか・・・ナビスコ杯が終わってしまっていると、あと二週間も試合がないんですね。やっぱり少し寂しいです。ちなみに代表組が不在の中で行われた準々決勝第一戦目の試合結果はこんな感じだったようです。

 千葉3-2磐田
 清水0-1浦和
 大宮0-1横浜
C大阪0-3G大阪

上の3つの試合は1点差での試合だっただけに、次の試合の結果次第ではどうなるか分かりませんね。ただC大阪はひっくり返すのがちょっと厳しいでしょうか。


さて東京はトーチュウによると練習生として参加していた18歳のブラジル人FWルチェーリとC契約を結ぶようですね。以前からチーム関係者の評価は高かったようですが、18歳未満の国際移籍が禁止されているために、彼の18歳の誕生日を待って契約を結んだということのようです。

今季は阿部の期限付き移籍もあって、開幕当初からFWが足りないのではないかという懸念はありました。そんな状況でダニーロが起用されない時期が続く中では、やはりルーカスが負傷で欠場した時の攻撃陣のパワーダウンは否めませんでした。ササに続いてルチェーリが加入したことで、仮に他の3人との併用ができなくても、連戦の中ではいずれかが欠場する可能性は低くありません。そういった意味で前線の層の厚さを増すことができたのは大きかったのではないでしょうか。

今の東京は負傷者が戻り梶山も復調してきたことで、最終ラインからボランチくらいまでのバランスは格段に良くなってきています。あとはいかに試合を決める点を奪えるようになるか、そして多少欠場者が出てもチーム力を維持できるだけの本当の意味での選手層の厚さを持てるかが、今後の戦績を大きく左右することになりそうですね。もちろんそのためには補強だけでなく、若手の成長も必要不可欠です。

そんな中で馬場が復調しつつあるのは一つの好材料ですね。梶山と同様に序盤は精彩を欠かざるをえませんでしたが、ここ数試合では確実に昨季のいい時期にコンディションが戻りつつあります。ある意味東京らしくない馬場と梶山のユース出身コンビが絡む攻撃は非常に可能性を感じさせてくれます。馬場や梶山はこういったチャンスを確実にものにして自信に繋げていって欲しいですね。若いだけに過信は禁物ですが、試合を重ねることで得られるものは決して小さくないはずです。

日時: 2005年08月06日 23:44

2005年08月07日
日本代表-韓国代表(東アジア選手権 TV観戦)

日本代表はGKに土肥、DFに坪井、茶野、茂庭、MFはボランチに今野、阿部、右に駒野、左に村井、トップ下に本山、FWは巻、玉田の2トップ。控えには楢崎、川口、田中、宮本、三都主、加地、中澤、遠藤、小笠原、福西、大黒。

前半最終ラインで繋ぎつつ長めのパスからサイドにどんどんボールを入れ、右サイドのイチョンスを基点にゴールをうかがう。日本は左サイドの村井から仕掛けるものの決定的なチャンスを作れない。韓国は中盤でボールを奪い返してカウンターでゴールを脅かすと、右サイドでボールを受けたイチョンスが中に切れ込んでシュートを放つものの土肥がファインセーブ。その後もイチョンスのサイドチェンジから繋いだボールをキム・ドヒョンがミドルも枠を捉えられない。日本は決定的な形を作れず、逆に右サイドから切れ込んだイチョンスが茂庭を振り切ってシュートもサイドネット。その後も韓国はロングボールからイ・ドングクが抜け出してシュートも土肥がファインセーブ。その後も韓国がサイドから崩す展開が続く。

後半に入ると日本もサイドの駒野・村井を基点にチャンスをうかがうようになり、韓国もペナルティエリア付近でのパス回しからキム・ドヒョンがミドルシュートも土肥がボールを弾き出す。日本は本山が競り合いながらシュート、巻が詰めるもののGKに抑えられてしまう。後半15分、負傷した坪井に代えて中澤を投入すると、直後のキム・ドヒョンのFKはバーに当たる。日本も村井の中への切れ込みからシュートもGKの正面を突いてしまう。ここでお互いベンチが動き日本は後半24分に本山に代えて小笠原を、後半33分には玉田に代えて大黒を投入。サイドから崩す日本は後半41分、小笠原のCKを巻が潰れた裏に飛び込んだ中澤が決めて先制。その一点を守りきった日本が韓国を1-0で下した。


この試合韓国にセカンドボールを拾われてしまい、長めのボールをサイドに入れられてそれに対応するという後手後手の展開にならざるをえませんでした。右サイドのイチョンスらの仕掛けからたびたびチャンスを作り出した韓国の攻めを土肥を中心とする守備陣がよくしのぎましたが、やはり攻撃の組み立てという部分では前線にボールを入れられず、サイドからチャンスをうかがいはしたものの散発的なものとなり、前半33分の本山のシュートが初シュートになるなどやや物足りなさが残りました。ところどころでは駒野・村井の両サイドもいい形を作りましたが、やはり中盤の構成力が高まらないとその力を十分に発揮することが難しいかもしれませんね。

今回、中澤・小笠原らの投入からセットプレーで得点を奪い勝利しましたが、今回の勝利は試合展開からすると上出来の結果なのかもしれません。ただ、全体的に見れば韓国の攻撃に対してやや受身になってしまっていたこと、そして押し込まれた展開からなかなか攻撃の形を作れなかったように、やや準備不足の布陣とはいえ課題もはっきりとしていたように思います。今回のこの起用が今後どのように繋がっていくのかは分かりませんが、選手個々は自分ができたこと、できなかったことは十分に肌で感じることができたのではないでしょうか。その持ち味を十分に発揮し、課題を解決することに対して意欲的に取り組んでいけばさらに伸びるでしょうし、代表定着も現実的なものになりうるのではないでしょうか。

日時: 2005年08月07日 23:58

2005年08月08日
今日の雑感
週末に西部謙司さんの「技術力―サッカー世界のスタープレーヤー」(出版芸術社)を買って読んでたわけなんですが、この本は文章では説明しにくいサッカーの技術について、ジダンやロナウジーニョといったスーパープレーヤー、あるいはポジションごとの特異なプレーやそのプレーを得意とする選手たち、そして日本の一部の選手のプレーを紹介することで何とかそのすごさを読者に説明しようという一冊です。図もない西部さんの語りだけでその技術のすごさがどれくらい伝わっているのかは評価の分かれるところかもしれませんが、個人的にはなかなか興味深い一冊だと思いました。


さて、その本の中でターゲット型のFWについて説明している時に非常に興味深い記述があったんですね。


パスを縦に入れないかぎり攻撃は進まない。横パスとバックパスだけではボールはいっこうに前に進まないのだ。小学生と大人のサッカーの一番の大きな違いはいわゆるくさびのパスができるかできないかだと思う。(中略)ドリブルと横パス、スペースへの縦パスだけでもある程度の攻撃はできるが意図的な展開には至らない。そこでくさびのパスが必要になってくる。FWの足元にパスにパスを入れて次の展開につなげていけると、かなり展開が楽にできる。パスプレーを覚えた子供たちはどうしてもフリーな味方を探して渡す傾向が出てくるのだが、くさびを覚えることでマークされている味方を使うこと、その時にどういうパスを出し、どうサポートするかを身に付けていく。くさびを使えるようになって子供たちのサッカーは大人っぽくなっていくのだ。(本文より)

ちょっと引用が長くなりましたが、これを読むとどこかの大人のチームにも当てはまるかもしれないと思いませんか?西部さんもその後で書いてますが、くさびのボールを入れてその後の展開に繋げていくのは簡単ではありません。ただ、そのくさびのボールが入るようになれば攻撃の幅は随分と広がってきます。確かにフリーの味方にボールを回すだけでは一向に相手に脅威を与えるような攻撃には繋がらないわけです。

例えばいくらサイドにいい選手がいて、サイドに展開して突破を図らせればある程度攻撃の形はできますが、それだけではやや単調になりがちですし個人の力以上のものは出てきません。本当に高いレベルでその力を活かそうと思うなら、チームとしてどうその力を活かせばいいのかという発想が必要になってきます。もちろんくさびのパスが全てを解決してくれるわけではありませんが、その第一歩として必要なプレーであることには間違いありません。奪い返したボールをすぐに失ってしまっては意味がないので、そこからのチャレンジには勇気がいるとは思います。しかしチャレンジなしには味方の優位な状況を作り出すことは難しいですし、周囲の状況を見て時には積極的に前線にボールを当てていくプレーが攻撃のリズムを作り出す上でやはり必要不可欠なのではないでしょうか。

日時: 2005年08月08日 23:52

2005年08月09日
今日の雑感
W杯最終予選のイラン戦に東アジア選手権と同じメンバーで臨むことが発表されましたが、8/1に少し触れたJ1の他チームの補強についても、またここ数日で動きがあったようですね。

・鹿島のアリが退団(スポーツナビ)
・リカルジーニョが鹿島へ 柏から期限付きで獲得(スポーツナビ)
鹿島はアリが退団して柏からリカルジーニョを期限付き移籍で獲得。実績のある選手ではありますが、負傷で戦列を離れていた期間も長かったような気もするだけに試合勘の方はどうなのかな、という部分がやや気がかりでしょうか。

・グラウが横浜Mに移籍 磐田から完全移籍で獲得(スポーツナビ)
青天の霹靂はグラウの横浜への完全移籍。ここしばらく試合に出ていなかったようですし、コンディションの面も気がかりですが、もともと独力でゴールをこじ開けるタイプではないだけに、周囲との連携をいかに築けるかがカギを握るでしょうか。

・ドートレヒト(オランダリーグ2部) 千葉和彦 選手 加入合意のお知らせ(新潟公式)
・ジュビロ磐田より 菊地直哉 選手 期限付き移籍加入のお知らせ(新潟公式)
新潟はボランチとCBをこなせる若いユーティリティプレーヤー二人を補強。この辺は地味ながらも堅実な補強のような気がします。

・DFマルティン・ミュラー選手期限付移籍加入決定(神戸公式)
・MFホージェル選手 退団のお知らせ(神戸公式)
・金古聖司選手の期限付き移籍について(神戸公式)
ここしばらく積極的な補強に動いていた神戸は最終ラインをさらに補強。ある程度駒は揃っただけに、それをチームとして機能させられるかどうかがポイントになりそうです。

・トゥーリオ選手 獲得決定のお知らせ(大分公式)
・MFエジミウソン獲得へ(日刊九州)
大分はFWドドの契約を解除してMF二人を獲得するようです。実力のほどは分かりませんが、大分の好調時には前線の外国人2トップが脅威となっていたことが大きかったようにも思えただけに、その辺がどのくらい影響するか気になるところです。

この辺の獲得事情はチームによって様々ですが、どんな選手でもうまく+αにできなければ意味がありません。そういう意味では監督がその補強を活かし、うまく戦術に組み込んでいけるかが重要になってくるのではないでしょうか。

日時: 2005年08月09日 23:22 | トラックバック (1)

2005年08月10日
今日の雑感
トーチュウによるとリーグ再開前に実戦でベストの布陣を組めるのは、13日に練習試合として等々力で行われる川崎戦のみのようですね。代表組が17日のイラン戦に向けて召集される中、負傷から復帰したジャーンや金沢、ルーカスらと新戦力のササやルチェーリらが揃って実戦を行う機会というのは非常に貴重ですね。何なら帰省前に一度観に行こうとも思ったのですが、残念ながらこの練習試合は非公開のようです。

守備陣に関しては疲労やケガから復帰のブランクがやや心配されるところかもしれませんが、ここ数年組んできた最終ラインに若い二人のボランチを加えたブロックに関してはあんまり心配していません。懸念されるとすればケガによる欠場でしょうか。スタメンの選手の成長により、控えとの力の差が出てきている点は否めません。長いリーグ戦の中で藤田や増嶋といった選手の出番は必ずあるはずで、彼らにはそういった機会を大切にして欲しいですね。

むしろどうなるのか気になるのが攻撃陣。ササが入ったことでチームバランスやリズムがどのくらい変わってくるんでしょうか。バイエルン戦ではやや押し込まれ気味だったこともあって前線で孤立し、周囲と絡むような場面は少なかったように思いますが、その後どれくらい状況は改善されたんでしょうか。基本的に東京の攻撃は攻守の切り替えが早くてゴール前に入るタイミングも早いだけに、ルーカスとのコンビプレーや石川のクロスの精度といった周囲との連携も重要ですが、そのチーム全体のリズムにいい形で絡んでいけるかどうかがカギを握りそうです。

リチェーリにも言えることなんでしょうが、彼らはまだ若い選手だけに慣れるまでに時間が掛かるのではないでしょうか。最初はいろんなタスクを与えるのではなく、やるべきことをはっきりさせてシンプルにプレーさせた方がいいのかもしれませんね。彼らにとってまず必要なのはチームの一員として貢献し、周囲から評価してもらえることなんではないかと思います。そういう積み重ねが周囲との信頼関係を生んでいきますし、周りを見る余裕も出てくるのではないかと。お互い協力していこうという姿勢が大事なのかもしれませんね。

日時: 2005年08月10日 23:52

2005年08月11日
今日の雑感
自分のblogに限った話ではないのでしょうが、このところ試合もなくてさすがにネタ切れな状態が続いてます(苦笑)そういえば今日はJ+の発売日だったみたいですね。少し気にならないわけではなかったのですが、今日は何となく見送ってしまいました。管理人は習慣でマガジンとダイジェストは毎週買って読んでますが、最近のマガジンやダイジェストは以前に比べるとそれほど興味を惹かれる対象ではなくなってしまいました。

専門誌というのはあり方として非常に難しい存在だと思うんですが、専門誌ならではの視点というのは貴重な存在だと思うわけです。創刊廃刊を繰り返しながらもまたサッカー雑誌は増えてきたように思うんですが、全体的に見れば「個」にスポットを当てたスタイルの雑誌が多いような気がします(←これは自分の偏見かもしれませんが)。それはそれでアプローチの仕方としてはありだと思うわけなんですが、専門誌に求められているのはたぶんそういうことじゃないと思うんですね。

別に専門誌だから小難しいことを書け、と言っているわけではなくてむしろ専門誌だからこそサッカーの難しい部分を易しく解説するような工夫が欲しいと思うんですね。難しいことを易しく表現するにはそれを熟知していないと書けません。つまりこれはどの雑誌にもできる話じゃないわけです。文章だけで表現するのが難しいのなら例えば写真を削ってでも図で解説するとか、もっとどうすればサッカーそのものが分かりやすくなるのか、そういった部分が専門誌としてもっと出てきてもいいんじゃないかと感じています。

日時: 2005年08月11日 23:00

2005年08月13日
今日の雑感
今日のナビスコ杯の準々決勝では千葉とG大阪が準決勝に進出したようですね。管理人は今日から夏休みでしばらく実家の方に帰省してます。明日の浦和-清水戦は次の週末のために向こうで録画の設定をしてきましたが、実家に帰ってみたらちょっとネットの環境が微妙なことになってました。

ところで帰省する前に池袋のジュンク堂で例のJ+を買って帰ることにしました。2階のサッカー本コーナーでJ+の各チームバージョンが売ってたわけなんですが、なぜかFC東京バージョンだけがありませんでした。一瞬売り切れなのかと思いましたが、ふと傍らに二列で積んであった浦和バージョンの下に色の違うものが・・・もしやと思ったらそれがFC東京バージョンでした。売り場の担当がたまたま気づかなかったのか、それとも浦和サポの策略か・・・帰る前にこっそり置き直したことは言うまでもありません(笑)

ともあれ帰省の電車の中で読むのにはちょうど良かったです。内容は読み物としては悪くなかったんじゃないかと思いました。アウェーのスタジアム情報やら前半戦の結果やら、JFLや地域リーグの特集は面白かったと思います。こういう雑誌は全体として今後どういう方向性で誌面を作っていくかが重要なんじゃないでしょうか。サポーターの視点から作っていくことは面白い試みなので次が出たらまた買って読んでみたいです。

日時: 2005年08月13日 22:39 | コメント (1)

2005年08月14日
今日の雑感
帰省するまでバタバタしていて全然気づいてなかったんですが、J+のFC東京バージョンって実は品薄だったんですね。池袋のジュンク堂ではたまたま隠されてた(?)から買えたんでしょうか?それが良かったのか悪かったのか・・・。ま、今何冊残ってるのか知りませんが、何はともあれ何人かでもそれで東京サポが買えたのならよしとしましょう(笑)

ところでナビスコ杯は結局千葉・G大阪・横浜・浦和が残ったみたいですね。東京が負けた今、初タイトルを目指す千葉・G大阪には頑張って欲しいものです。特にG大阪は今のチームの勢いを考えると、タイトルを取れる時に取っておきたいところでしょう。あ、でも管理人の気分的にはやや千葉寄りなのかもしれないですね。千葉の頑張りはそろそろタイトルとして報われてもいいような気がします。準決勝は時間が許せば4試合とも見たいですね。


さて昨日行われた川崎との練習試合ではササと今野がそれぞれ2ゴールずつを挙げて4-2と勝利したようですね。川崎のサイトを見て向こうのメンバーも確認したんですが、ジュニーニョ以外はそこそこベストに近いメンバーだったように思います。茂庭があんまり調子良くなさそうだったのは気がかりですが、ササがゴールを挙げたのは朗報ですね。今野も好調を維持しているようです。

ちなみに川崎戦のメンバーはこんな感じでした。

GK土肥
DF加地、茂庭(→ジャーン)、藤山、金沢
MF今野(→三浦)、梶山(→宮沢)、石川(→栗澤)、馬場(→規郎)
FWルーカス、ササ

CBを茂庭、ジャーンにしたらほぼベストメンバーなんでしょうね。この試合で起用された選手にも注目です。あとはGKが入るので全員ではありませんが、ベンチ入りの可能性が高いメンバーだと思いますね。今野・梶山・馬場の中盤三枚、加地・石川の右サイド、そしてルーカス・ササのFWコンビがうまく絡むようになってくれば、縦に早いだけでない・・・今までとはまた違ったサッカーが表現されるのかもしれません。現段階ではどんな感じになるのか想像の域を出ませんが、浦和戦がちょっと楽しみになってきました。

日時: 2005年08月14日 23:55

2005年08月16日
浦和1-0清水(ナビスコ杯準々決勝第二戦 TV観戦)
ホームの浦和はGKに都築、DFに内舘、闘莉王、堀之内、MFはボランチに長谷部、鈴木啓太、右に平川、左に三都主、トップ下に山田、ポンテ、FWはマリッチの1トップ。控えには山岸、細貝、酒井、永井、岡野。

対するアウェイの清水はGKに西部、DFに市川、斉藤、森岡、山西、MFはボランチに高木和、伊東、右に山本、左にチェテウク、FWはチョジェジンをトップ、やや引き気味に久保山。控えには黒河、兵働、高木純、澤登、西野。

前半、浦和が徐々にボールをキープするようになり、繋ぎながら右サイドの平川に展開してそれをフォローしてチャンスをうかがう。清水もボールを繋ぐものの浦和の守りを崩せず、前線に入れるボールはキープできない。しかし浦和が攻め切れない時間帯が続くうちに、徐々に清水も前線にボールが収まるようになり、そのリターンボールを展開して両サイドバックの攻め上がりを引き出しボールを入れるようになる。浦和が攻めて清水が逆襲を狙う展開が続く中、前半32分には鈴木啓太と競ったチョジェジンが判定に怒ってボールを叩きつけてこの日二枚目のイエローで退場に。その後お互いセットプレーやサイドの崩し、縦へのボールなどでチャンスをうかがうものの得点に繋がらない。

後半、浦和は左サイド三都主の突破からたびたびチャンスを作り、ポンテが個人技で中に切れ込みシュートも西部がセーブ。その後も浦和は左サイド三都主・内舘が崩す展開が続き、三都主の入れるボールにマリッチ・山田が合わせるものの枠を捉えられない。清水は後半16分に澤登を投入すると徐々にボールが繋がるようになり、浦和の攻めをしのいで逆襲からたびたびセットプレーを得てチャンスをうかがう。浦和は後半26分に永井を投入するとカウンターからチャンスを作るもののものにできず、三都主のクロスから永井がヘッドでゴールもオフサイド。後半36分に西野を投入し前に人数を掛けて浦和を押し込むものの攻め切れない清水に対し、浦和はたびたびカウンターを狙って後半43分に長谷部が決勝点。浦和が清水を1-0で下した。


浦和は前半ボールはキープしたものの手数が多くて攻めにやや時間が掛かってしまい、サイドからチャンスは作っても崩しきれない時間帯が続きました。後半に入って平川を一列下げて最終ラインを4枚にし、左サイドの三都主、内舘にポンテが絡んでチャンスを作り出すようになり、永井が入ってからはたびたび効果的なカウンターがあってもこれを崩し切れなかったことで、逆に清水の攻勢を許して押し込まれてしまいました。しかしそれが効果的なカウンターに繋がる皮肉な結果となって長谷部が決勝点を挙げましたが、守りには安定感があり、ポンテも周囲によく絡んではいましたが、その前線の破壊力は本来のポテンシャルには程遠いものだったのではないでしょうか。

対する清水は浦和の攻めをしのぎつつ、徐々にチョジェジン・久保山にボールが収まるようになってからはそのリターンボールを中に絞った二列目のチェテウク・山本を伊東・高木和の両ボランチがフォローし、スペースが出来た両サイドに市川・山西が進出してサイドから崩す攻めを見せました。そんな中で前半32分のチョジェジンの退場は大誤算だったでしょうが、その後の時間もしのいで後半16分の澤登の投入で再び流れを引き寄せました。しかしサイドからの崩しやセットプレーのチャンスは作り出すものの決め手を欠いたのは確かで、浦和を押し込みながら攻め切れずにたびたびカウンターに脅かされ、ついには決勝点を奪われてしまいました。1人少ない中よく戦った清水でしたが、やはり前線の柱を前半のうちに失った影響はやはり小さくなかったようですね。

日時: 2005年08月16日 21:49

2005年08月17日
日本代表2-1イラン代表(W杯アジア最終予選 TV観戦)
ホームの日本代表はGKに川口、DFに田中、宮本、中澤、MFはボランチに遠藤、福西、右に加地、左に三都主、トップ下に小笠原、FWに大黒、田中。控えには楢崎、駒野、茂庭、本山、今野、阿部、巻。

前半、小笠原や遠藤のフィードから大黒がたびたび裏を狙う日本に対し、セカンドボールを拾うイランはサイドへの展開を狙う。その後も裏を狙う動きが目立つ日本は玉田・大黒がたびたび決定的なチャンスを作るもののものにでききない。対するイランもサイドから崩そうと試みるものの中盤でボールが繋がらず、日本が裏を狙う展開が続く。日本はその後も小笠原のフィードに右サイドへ抜け出した大黒が切り返しからゴールを狙うと、前半28分には玉田が入れたグラウンダーのクロスに大黒が中でGKと潰れ、ファーに入ってきた加地が決めて日本が先制。日本はサイドをボランチがフォローしてチャンスをうかがい、セットプレーからチャンスを作るイランはダエイのシュートがポストを直撃してしまう。

後半2人の選手交代を行ったイランがサイドからチャンスをうかがうものの、日本は冷静に対応して両サイドや大黒もたびたび裏を突いてチャンスをうかがう。イランは日本ゴール前の混戦からネクナムがシュートも田中に当たり、CKからダエイがヘッドも左にそれてしまう。日本も早い攻守の切り替えからチャンスをうかがい、小笠原のフィードに抜け出した大黒のクロス、三都主のスルーパスも玉田が決められない。遠藤の展開から仕掛けた三都主がシュートもGKがファインセーブ。しかし後半31分、CKからの大黒のヘッドがオウンゴールを呼び日本が追加点。直後の後半32分にダエイが得たPKを決められるものの、ラフプレーが多くなったイランに対し39分に今野、44分に阿部を投入して中盤を厚くして2-1で逃げ切った。


前回の対戦では相手の個人能力の高さにやられた感もあったわけですが、今回のイラン代表は国内組が中心。サイドから崩す動きを見せましたが、それも中盤の構成力が以前ほどではなかったこともあって、それほど十分に発揮できる状況ではありませんでした。日本は中澤が積極的に前に出るなど積極的な守備でうまく中盤でボールをキープすると、遠藤や小笠原を基点としたフィードから大黒、玉田が最終ラインの裏やサイドのスペースに出て基点となり、たびたびチャンスを作り出しました。これをなかなか決められませんでしたが、前半28分に加地が代表初ゴールを挙げて先制しました。これは代表に入る以前にはなかった動きからのゴールで、加地の成長を如実に感じさせるものでした。

後半にイランが早い時間に交代を仕掛けて攻めの姿勢を見せたものの、日本は中盤や両サイドの積極的な守備もあってイランになかなか決定的なチャンスを作らせませんでした。日本も早い攻守の切り替えから両FWや両サイドが積極的に裏を狙い、玉田が決定機を逃したもののオウンゴールで追加点を挙げて試合の流れを決定付けることに成功しました。直後にダエイの巧みな動きからPKを取られて一点を返されましたが、ラフプレーの多くなったイランに対してやや交代が遅い感があったものの今野・阿部を投入して逃げ切りました。高さのないFW陣に対して中盤での早い攻守の切り替えから裏を狙うという攻めは悪くなかったように思います。玉田の不調がやや気がかりな点ではありますが、全体的に見れば攻め込まれる時間帯もあったものの、うまく試合の流れをコントロールできた試合だったのではないでしょうか。

日時: 2005年08月17日 23:55

2005年08月18日
浦和戦のポイント
いよいよというか、ようやく週末にリーグ戦も再開ですね。なぜか期せずしていつも結果的に着くのがギリギリになってしまう埼スタですが・・・今回は開始時間も遅いので多分大丈夫でしょう(苦笑)この後の名古屋戦、磐田戦と観に行けない試合が続くので(←先の事考えてなかったのであんまり認識してませんでした)、この試合は勝って良い気分で来週を迎えたいものです。

さて東京は藤山が復調しつつあるらしい一方で、代表の4人組のコンディションも心配されるところですが、気になるのはどうやら石川が不調らしい点。その分規郎が好調らしいのでそんなにマイナスではないのかもしれませんが、戸田がもう少し時間が掛かりそうな状況を考えると、縦に早いだけでない攻めのちょっとしたアイディアが重要になってきそうです。その点梶山と馬場、そして今野の出来がカギを握るのではないでしょうか。予想スタメンはこんな感じです。

GK土肥
DF加地(藤田)、ジャーン、茂庭(藤山)、金沢
MF梶山、今野、規郎(石川)、馬場
FWルーカス、ササ

ササは徐々にチームにフィットしつつあるようですが、チームとしてどういう形で攻撃を組み立てていくのか。ベストメンバーでの試合を見たことがないだけに注目ですね。


対する浦和は腰痛の田中の復帰はもう少し先のようですが、同じく負傷で代表を辞退していた坪井が戦列に復帰するようです。ナビスコ杯の清水戦2試合では3バックのスタートでしたが、2戦目では後半平川を一列下げた4バックに変更しており、その辺は臨機応変の対応が可能のようです。また永井も左膝付近の筋肉に違和感があるとかで清水戦ではベンチスタート、マリッチの1トップにポンテ・山田の2シャドーでしたが今回は前線を2トップに変えてくるかもしれません。個人的なスタメン予想はこんな感じです。

GK都築
DF堀之内、闘莉王、坪井(内舘)
MF長谷部、鈴木啓太、平川、三都主、ポンテ
FWマリッチ、永井

新外国人2人が入った状態の試合はマンチェスター・U戦を合わせても2試合しか観ていませんが、以前に比べると縦に縦にと早いだけでなく、随分と繋いで組み立てていくような動きが増えてきたような印象がありました。永井は前の試合ではやや精彩を欠いていたようですが、その特徴は言うまでもありません。マリッチは特に個人技や身体能力が突出しているわけではありませんが、一度ポストプレーをこなしてからボックスに入ってゴールを狙うようなオーソドックスな動きをしてきます。派手さはないものの一つ一つの技術はしっかりしているため、決定的な場面は確実に決めてきそうです。

しかし、むしろ本当に気にかけねばならないのはトップ下に入るポンテの方でしょう。全体的にプレーがシンプルで運動量もあります。積極的にサイドのフォローをするため両サイドの攻めも以前に比べれば活性化し、長谷部の前に出る動きもうまく引き出してきます。何より自分自身もワンツーで前方に進出してゴールを狙ってくるため、前を向いてボールを持たせてしまうと守る側としては非常にやっかいな存在です。やや連携面が試行錯誤の段階であることを差し引いても、前線のマリッチのポストプレーからの連携や、周囲からボールを受けた後の周囲との連携には注意が必要でしょう。

エメルソンが抜けた後の浦和の試合を観る限りでは、以前のような破壊力のある攻撃によってではなく、むしろ中盤の運動量や両サイドの献身的な上下動、そして闘莉王の高さを中心とした安定した守りによって勝利を重ねています。以前のように相手に圧倒的なプレッシャーを与えるチームではなくなりましたが、守備が安定している分だけに浦和に先制されると得意のカウンターに繋げやすくなり、苦しい戦いを強いられることになりそうです。逆に言えば先制することができれば浦和を引き出し、カウンターを狙いやすくなるという見方もできます。そのためこの試合ではいかに先制点を奪って相手の焦りを誘うかが一つのカギとなるのではないでしょうか。

浦和は縦への早い攻めからポゼッションサッカーへの移行を図っている過程で、ややパスの手数が多くなっています。相手のキーマンであるポンテ、そしてここ数試合で点を取っている長谷部は要注意ですが、中盤でボールをカットしての攻守の早い切り替えによる逆襲は今の浦和には有効なはずです。中盤の鈴木啓太、最終ラインの闘莉王を中心に厳しいチェックを仕掛けてきますが、単なる縦パスを入れるだけでは相手の思うツボ。ルーカス、ササの前線に積極的に楔を入れて基点を作りたいところですね。以前に比べれば基点が増えた分だけ入りやすくなったはずですし、確実に攻めの幅が広がります。そうして攻撃を組み立ててルーカス・ササを活かすようなパスを周囲が供給できれば、ゴールを奪うことはそんなに難しくないはずです。リーグ再開後の緒戦だけに今後の勢いに繋げていくためにも、何とかして勝利したい試合ですね。

日時: 2005年08月18日 23:30

2005年08月20日
浦和2-1東京(J1第19節 埼スタ)
ホームの浦和はGKに都築、DFに坪井、闘莉王、内舘、MFはボランチに長谷部、鈴木啓太、右に山田、左に平川、トップ下にポンテ、FWはマリッチ、永井の2トップ。控えには山岸、堀之内、酒井、三都主、岡野。

アウェイの東京はGKに土肥、DFに加地、ジャーン、茂庭、金沢、MFはボランチに梶山、今野、右に規郎、左に馬場、FWはルーカス、ササの2トップ。控えには遠藤、藤山、三浦、石川、栗澤。

この試合、東京は前線の動きに対して後方がくさびのボールを入れる思い切りの良さがなく、横パスやロングボールをを中心とした苦しい繋ぎからセカンドボールを浦和が拾う展開が序盤から続いて、苦しいものになりそうな予感がありました。しかし金沢のクロスをササがヘッドで決めて意外にも東京が前半5分に先制することになりました。あの金沢の右足で入れたクロスはゴールに向かう軌道を描いていてササから逃げるような難しいボールだったと思うのですが、ファーで合わせたササのヘッドは目立たないながらも非常に質の高い動きでした。その後もササは鈴木規郎のクロスに闘莉王の前に入り込んでニアでヘッドに合わせるなど、いいクロスが入ればそれをゴールに結びつけるだけの可能性を感じさせてくれるだけの動きは見せてくれたのではないでしょうか。

しかし東京は前線で浦和の選手を背負ったササ・ルーカス・馬場といった選手の足元にくさびのボールを入れていくことは稀で、時折ルーカスにはボールが入ってもそれをどう受けて繋げていくのかというイメージに乏しく、結果的にほとんど攻撃の形を作り出すことができませんでした。FWも頻繁に下がる浦和が中盤で数的優位を保って厳しいプレッシャーを掛けてくる中で、前線にくさびを入れたリターンパスを受けて二列目、あるいはボランチが高い位置で前を向けないと攻撃の選択肢は広がっていきませんし、ボールを中盤でキープできなければラインを押し上げてコンパクトにすることもできず、相手にボールをキープされて後手後手に回ることになってしまうのはある意味必然的でした。

それでも序盤は後方から繋いで機を見て入れてくる浦和のくさびのボールをうまく潰せていたことで、何とかその攻めをしのいでいましたが、ボールを奪い返しても中盤で厳しいプレッシャーに遭ってなかなかボールを繋げられず、セカンドボールを拾われる苦しい展開が続くうちに徐々にポンテや永井にくさびのボールが簡単に入るようになってしまい、SBがサイドの選手に引っ張り出されたCBとの間のスペースを浦和のポンテと永井に突かれてたびたび決定的な場面を作られて同点にされると、ポンテの高いスキルと精度の高いミドルシュートにたびたびゴールを脅かされて逆転を許してしまいました。苦しい展開が続く中で守備陣もよく耐えてはいましたが、その後もくさびのボールが簡単に入ってしまった点は今後修正が必要な部分だったと思います。

後半10分に何をすべきなのかがやや曖昧だった梶山に代えて三浦を投入してからは浦和の攻勢一辺倒だった流れも収まりましたが、17分に石川を投入して4-5-1の布陣にしても浦和が引いて5バック気味になるまでなかなか攻めの形を作りだすことができませんでした。これは前線の問題ではなく、どうやって攻めを組み立てていくのかというチーム戦術の問題です。その点いいボールが入れば何とかしてくれそうだったササはもう少し我慢しても良かったと思いましたし、高い位置で活きる規郎をわざわざSBにするよりも、例えば増嶋を投入して3バックにするといった、前に人数を掛けるにしてもどうすれば効果的な攻撃に繋がるのか、攻撃の時間を長く出来るのかの工夫が必要な気がしました。

確かにササは単独で局面を打開できるだけの個の能力のはないと思いますし、前線に張ることが多くて全体的には運動量も少なく、使い方が難しいと感じるかもしれません。しかしクロスに点で合わせていく巧さは今までの東京になかったものだったように思いますし、チームとして確実に勝点を積み上げていくにはそれをどう活かしていくかを考えた方が現実的です。例えばルーカスを引き気味にした縦の関係にしてみるのも一つの方法でしょう。またくさびがなかなか入らない状況で、サイドからのクロスに活路を見出すのであれば展開力のある宮沢の起用を考えてもいいのかもしれません。「くさびのボールを入れる」というテーマはそれまでずっと東京の中で曖昧なままでした。どこかで直面しなければいけない問題でしたが、これをどう解決していくかをチームとして考えていかなければ、このままササを先発で起用し続けるのは難しいのではないでしょうか。

日時: 2005年08月20日 23:50 | コメント (1)

2005年08月21日
磐田3-1横浜(J1第19節 TV観戦)
ホームの磐田はGKに川口、DFに茶野、田中、服部、MFはボランチに福西、名波、右に太田、左に村井、トップ下に成岡、FWはカレン、前田の2トップ。控えには佐藤、金珍圭、河村、崔龍洙、中山。

対するアウェイの横浜はGKに榎本哲、DFに田中隼磨、栗原、松田、ドゥトラ、MFはボランチにマグロン、那須、二列目に大橋、山瀬、FWは久保、坂田。控えには榎本達、上野、奥、大島、グラウ。

前半開始直後、磐田は左サイド村井のクロスをカレンが落とそうとしたボールが松田に当たってこぼれ、これをカレンが押し込んで先制しました。これで磐田はリズムをつかみ、中盤でボールを拾ってサイドに展開し、チャンスをうかがうようになりました。対する横浜は前線の久保にボールを集めましたが磐田の厳しいマークに苦しみました。逆に久保がエリア内で服部に倒された微妙なプレーに棒立ちになった横浜を尻目に磐田はそのボールを繋いでカウンター、カレンがドリブルからこれを決めて前半24分に磐田が追加点を挙げました。対する横浜はサイドから崩してチャンスをうかがい、久保がたびたびゴールを狙うものの枠を捉えられず、マグロンが自ら入れたクロスのこぼれ球を再び押し込むもののバーに嫌われ得点を挙げられません。

後半横浜はやや存在感の薄かった大橋に代えて奥を投入し、ドゥトラ・田中隼磨がたびたびオーバーラップを見せて久保がゴールを狙いますがゴールを割れませんでした。逆に磐田はたびたびカウンターを狙い、太田がドリブルからそのままシュートを放ってゴールを脅かすと、横浜は那須を一列下げて3-5-2に変更し山瀬・奥を二列目に置く前掛かりの布陣に変更。後半11分には久保に代えてグラウを投入し、グラウや坂田がサイドの裏のスペースを狙うものの決定的なチャンスを作れない。19分には山瀬に代えて大島を投入し前線を3トップにした横浜に対し、磐田は河村を投入し名波を一列上げると、前線にも中山を投入。繋いでチャンスをうかがう横浜はクロスやドリブル中へ切れ込む動きから局面を打開しようとするものの中を固める磐田の最終ラインに跳ね返されてしまいました。

後半35分に磐田は崔龍洙を投入。一方で福西が最終ラインをケアする動きを見せて横浜の3トップに対応すると、縦パスから中山がクロス、崔龍洙がフリーでシュートも榎本がファインセーブ。42分には左サイドからのFKをファーに入ってきた栗原がねじ込んで横浜が一点を返すものの、前田を基点にカウンターを狙う磐田は44分、カウンターから崔龍洙がキープ、河村が切れ込んでシュートを決めて突き放す。そのまま磐田が3-1で横浜を下しました。横浜はやや前線の4人の距離が遠く、孤立してしまってボールを持っても潰されてしまって攻撃が散発的なものとなり、3トップも中をしっかりと固める磐田の守備を崩すには至りませんでした。対する磐田は福西が周囲と連携しつつバイタルエリアを巧みに潰して中で形を作らせず、最終ラインも中央に構えた久保に厳しく当たり、横浜の3トップにも冷静に対応したことが横浜を攻めあぐねさせた大きな要因になったように思いますね。

日時: 2005年08月21日 23:58

2005年08月22日
今日の雑感
例によって過密日程になるとJリーグの試合は放送スケジュールがかなり怪しくなってきますね。実は東京の試合を中心に観てる人からするとCSとBSを見れる環境があれば、だいたいどこかで当日のうちに試合を観ることができるのであんまり実感がないんですが、スカパーで全試合放送とは言っても確実に放送の早いチームと遅いチームはあるように思うんですね。

例えば東京は浦和戦ではBS-iとTBSチャンネルで生放送がありましたし、その後も2日連続でJSPORTSが放送しています。水曜の名古屋戦は生放送でTBSチャンネル、深夜にBS-i、木曜の深夜にTBSチャンネル、金曜の夜と土曜の早朝にJSPORTSが放送。磐田戦はBS-iとTBSチャンネルで生放送、深夜にTBSチャンネル、さすがに翌日はありませんが、29日、31日と断続的にJSPORTSが放送しています。

何となく以前から感じていたことではあるのですが、特に過密日程の放送スケジュールにおいて東京の試合に関するTV環境は他チームに比べれば明らかに恵まれていますし、放送数も多いような気がします。おそらく民放で放送できるほどメジャーではないけれど、確実にある程度の需要が見込めるコンテンツと評価されている証なのかもしれません(そういう意味では浦和も多いですね)。

しかし単純に放送が多いとは言っても、TVで視聴したい人の大多数はおそらく生放送で観れればいいわけで、何度も観たいという人は果たしてどれくらいいるんでしょうか。生放送で放送する機会が多く、放送回数が多いというのはチームや応援しているサポーターにとっては非常にありがたいことなんでしょうが、実際に放送を視聴するという点で考えると、何度も放送することが有効なのかというのは、一概には言えないとはいえやや微妙な気がしないでもありません。

次に当たる名古屋の試合(神戸1-0名古屋)は火曜の深夜、つまり名古屋戦の当日まで放送がありません。それはその次に当たる磐田の試合(G大阪-磐田)に関しても同様で、これまた金曜の深夜つまり磐田戦の当日まで試合の放送がありません(それが分かっていたから昨日磐田-横浜戦を観たわけなんですが・・・)。つまり東京の当日の試合を観るのには苦労しなくても、次の対戦相手の試合を観るにはなかなか難儀していたりもするわけです。

今私がなぜあえて個人的に対戦相手の試合を観て傾向と対策のようなものを考えて書いているかというと、予備知識があった方が試合が面白いですし、個々の選手の動きをイメージしてどう組み立てていくのかを考えることで結果的に実際の選手の動きをよりイメージできるようにもなります。自分のサッカーを観る目を養うためは悪くない手段だと思ってます。ま、自分はそう思うというだけでそれが正しいとは限らないわけなんですけどね(苦笑)

日時: 2005年08月22日 23:48

2005年08月23日
名古屋戦のポイント
さて今回は昨日も書いたように直近の名古屋の試合観れていませんし、ナビスコ杯の試合も名古屋が予選で負けてしまってるのでありませんでした。なので新外国人FWルイゾンについては謎のままです。なので突っ込んだことは分からないので今日は簡単に書きます。また今回は平日開催のため味スタに行けません。ちょっと残念ですがしょうがないですね。仕事が忙しく生で見るのも難しいので、録画で後から見ることになりそうです。

さて東京は塩田が手術のため長期離脱、戸田はもう少し時間が掛かりそうですね。浦和戦後の原監督のコメントを見るにササの起用法や布陣について再考する可能性もあり、ササを続けて起用して4-4-2を修正していくのか、ササをベンチスタートで慣らしながら使って4-5-1にするのかの2通りがありますが、現実的には後者の方が可能性が高いような気がしますね。予想スタメンはこんな感じです。

GK土肥
DF加地、ジャーン、茂庭、金沢
MF今野、梶山、石川、馬場、規郎
FWルーカス

ちょっと4-4-2の課題を克服しないと2トップ起用は難しそうですね。今回は今野、梶山、馬場の3人がどんなプレーをするかがカギを握りそうです。


対する名古屋は角田が出場停止。山口慶も左手を骨折したらしく出場は難しいのかもしれません。練習では右SBに井川が試されているらしく、そのまま起用される可能性が高いのではないでしょうか。

GK楢崎
DF井川(山口慶)、古賀、増川、中谷
MF吉村、クライトン、安英学、中村、藤田
FWルイゾン

基本的な布陣は4バックに流動的に動く吉村、クライトン、安英学の3枚のボランチ、サイドに流れる動きもできる中村、藤田が二列目、トップには新外国人のルイゾンが入る形のようですね。ただ神戸戦では3ボランチのバランスが悪く、新外国人のルイゾンもゴール前以外では周囲と絡むことが少なくて、サイドからのクロスも不発に終わったようです。ただ中村・藤田という飛び出しが得意な選手が二列目にいることでルイゾンが前線でボールをキープできるようになると、二列目からの飛び出しに脅かされることになるかもしれません。また古賀・増川らの高さを生かしたセットプレーにも注意が必要でしょう。

そういう意味では前線のルイゾンにボールを簡単にキープさせないことが重要になってきますね。前からきちんとプレスを掛けて出しどころを制限していくこと、そしてそれに連動していく形で入れてくるボールを奪いに行くという連携がどこまで確立できるのかが、この試合の一つのポイントになるのかもしれません。あとは相手のCB古賀、増川は高さ・強さはあるもののやや後列からの飛び出しに弱く、その辺をうまく突いていけるかがカギを握りそうな気がします。サイドはうまくすれば数的優位を作りやすいと思いますが、単にクロスを入れるだけでは芸がありません。その辺どう崩してゴールに繋げていくか石川・加地の右サイドのコンビの見せ所になるのではないでしょうか。

日時: 2005年08月23日 23:57 | コメント (1)

2005年08月24日
東京1-1名古屋(J120節 TV観戦)
ホームの東京はGKに土肥、DFに加地、ジャーン、茂庭、金沢、MFはボランチに梶山、今野。右に石川、左に規郎、トップ下に栗澤、FWはルーカスの1トップ。控えには遠藤、藤山、三浦、馬場、ササ。

対するアウェイの名古屋はGKに楢崎、DFに井川、古賀、増川、中谷、MFはボランチにクライトン、安英学、二列目に中村、藤田、FWはルイゾンをトップにやや引き気味に本田が構える形。控えには川島、秋田、吉村、渡邊、中村。


前半、名古屋の入れるパスをカットし東京が逆襲を狙う展開が続きながらなかなか前線にボールが収まらない中で、名古屋はルイゾンに絡む形を意識していた本田が飛び出して何度か形を作りだしました。一方の東京は中盤の潰しあいが続く中で何度か混戦を抜け出してサイドへの展開を狙い、石川のクロスやCKからルーカスがシュートを放つと、ルーカスの展開から栗澤が飛び込む決定的な場面を作り出しましたが、いずれも得点には繋がりませんでした。

その後も東京は中盤での早めのチェックからの逆襲で規郎、ルーカスらがサイドに抜け出すものの手数が掛かったり、跳ね返されたりで攻めきれない時間が続きました。一方本田が前線に飛び出したり、サイドと絡んでチャンスをうかがった名古屋は中谷のクロスをルイゾンがそらし、クライトンが裏に抜け出しましたがシュートは枠の上。中盤からの逆襲を狙う東京は金沢とのコンビプレーから今野、左サイドに流れたルーカスを起点に栗澤が狙うものの楢崎の正面。攻めきれない時間帯が続きました。

後半に入っても東京は今野らが中盤でボールをカットし、そのまま左サイドの規郎に展開したり攻め上がったりでチャンスをうかがうと、石川・栗澤もエリア内に入ってチャンスをうかがうものの崩しきれない展開が続く。一方の名古屋はルイゾンが裏を狙うもののオフサイド、本田とのコンビプレーから藤田が飛び出すものの決定的な形を作ることができませんでした。後半17分にササを投入して4-4-2に変更した東京は左サイドの栗澤のサイドチェンジや右サイドの崩しからチャンスをうかがい、石川のパスに抜け出したササがループシュートも枠を越えてしまいました。

その後も栗澤や今野との絡みで左サイドの金沢も積極的にクロスを入れるようになり、繋がらない名古屋のパスにカットしてたびたび逆襲を狙う東京。しかし攻めきれない時間帯が続いた後半32分、カウンターからクライトンのパスに右サイドを抜け出した中村が折り返し、これを藤田が決めて名古屋がワンチャンスをものにしてしまいました。藤田・クライトンを中心に焦らず繋ぎ始めた名古屋に対し、東京は34分に馬場、37分に三浦を投入してバランスを取りつつ前を厚くすると、今野の飛び出しからのクロス、馬場のドリブル突破からササがシュートもゴールを奪えませんでした。

名古屋も藤田が右サイドのキープからシュートを放つなどうまく時間を使っていたかに見えた後半43分、栗澤のスルーパスから今野がクロス、これを楢崎がファンブル、意外な形で同点に追いつきました。直後に右サイド加地が飛び出しクロス、それに入り込んだササがヘッドも吉村にクリアされてしまい1-1のドロー。東京は名古屋の運動量の少なさもあって中盤で奪い返してサイドから崩すという形が見えていたように思いましたが、サイドで手数が掛かったり詰めが甘かったりで得点を奪えず、追いかける展開になってしまいました。ただ馬場投入後の左サイドからの今野や金沢の仕掛けは今後に可能性を感じさせるものだったように思います。

途中で負傷交代した金沢は気がかりですが、連戦が続くため修正は容易ではないだけに、やや攻め切れずカウンターからの失点というサッカーの典型的な負けパターンにはまりかけながら、運良く同点に追いついて引き分けたこの試合には意味がありました。今後は相手にかかわらずいかに流れを引き寄せられるようになるか、そして今日のような形をシンプルに確実にいかに点を繋げていくかを大切にしていきたいところですね。そしてササはいいボールを入っていくようになればそれを何とか得点に変えられそうな可能性を感じるだけにうまくチームに組み込んでいきたいと改めて感じました。

日時: 2005年08月24日 23:51

2005年08月25日
今日の雑感
昨日の試合、全体的に見れば名古屋は運動量が少なく、中盤もスカスカだったので浦和戦に比べればボールを繋ぐこともできましたし、サイドでボールを持つ形もできていたのですが、サイドからの崩しに時間が掛かってしまったり、フィニッシュの詰めが甘かったりで攻め切れない時間帯が続いていました。ただ、この試合で勝点3を挙げられなかったのは主にそういうフィニッシュの仕上げの部分が拙かったことにあったと思いますが、難しいのはその部分を解決すれば現時点で東京のチームとして勝ち切れない問題の全てが解決するわけではない点です。


原監督はこの試合の試合後の記者会見でこう述べています。

「もう一度自分たちのアグレッシブなサッカー、グラウンドを広く使っていい守備から入って、左右からどんどんクロスを入れていくサッカーを取り戻そうと話した。」(J’sGoal)

確かにこの形を東京としていかに作りだしていくのかというのは非常に重要なテーマでしょう。しかしこの形が有効に機能している時というのは、中盤でボールを奪って素早い攻守の切り替えからサイドを深くえぐるような攻めができているわけなんですが、定番とも言えるこの東京のスタイルを相手も十分に熟知し研究してきているわけで、いかにこういう形に持ち込ませないかという点を十分に対策を講じてきています。

勝ち切れない今の東京が直面している問題の本質は、相手がそういった攻めを封じ、遅攻に移らざるを得なくなった時に、後方から組み立てていくだけのチームとしての戦術が確立されていないために前線でボールが収まらず、ラインを押し上げて自らのリズムを取り戻すことができなくなってしまった点にあります。以前は展開力のある宮沢を起用し、中盤でのビルドアップを省略してサイドに展開するというある意味荒業を使っていたことで、それが表面化することはありませんでしたが、そういった手段を放棄してしまっている今、その問題を解決しないことには真の意味での復調はありえません。

本来4バックというのは3バックのように常に中央で数的優位を保っているわけではないので、最終ラインで受け止めて守るとなるとCBに掛かる負担はどうしても大きくなりますし、相手が優位な状況でうまく崩してくると、どうしても数的不利となってカバーしきれない部分が出てきてしまいます。できれば中盤との連携でボールを奪い、それでも奪えなかった場合に最終ラインで跳ね返すという形が望ましいのは言うまでもありません。またサイドバック、ボランチの攻撃参加はアクセントとして非常に貴重なものですが、これも前線でボールをキープした状態で初めて効果的な攻撃参加に繋がるわけで、逆に言えば前線でタメを作れていないことがもたらす弊害は少なくないわけです。

本当はチームとして低い位置からゲームを組み立てる際に前線にくさびのボールを入れて、そのリターンボールを受けた中盤の選手がボールをキープして全体のラインを押し上げ、攻撃を組み立てていくのが理想です。今の東京は前線の足元にくさびのボールを入れていく意識が低いだけでなく、二列目が大きく開いてしまっているために中盤の個々の距離や中盤と前線の距離が遠く、前線でボールをキープするための効果的な連携を生み出しにくい状況にあります。ショートカウンター気味の縦に早いサイド攻撃だけではいずれ行き詰まるであろうことは今までの戦いぶりが如実に物語っているだけに、選手個々の頑張りを無にしないだけのそういったチーム戦術の整備が今後必要不可欠となってくるのではないでしょうか。

日時: 2005年08月25日 23:50 | コメント (1) | トラックバック (1)

2005年08月26日
磐田戦のポイント
どうやら阿部が東京は戻ってくるらしいという話を聞いて、今は嬉しくてしょうがありません。最近は大分でもベンチ入りすらしてないことがあって、正直やんぬるかなとも思いましたし、実力以外のところで評価されちゃってるのかなと心配していただけに、途中での復帰は阿部本人にとってはもしかしたら不本意だったのかもしれないけれど、個人的には思い入れのある選手だけにまた東京で気持ちを新たに頑張って欲しいです。

その東京の方は金沢が負傷で欠場。ここをどう埋めるのかが一つのポイントになります。候補としては今野、規郎、藤山、尾亦などがいますが、過去の感じからすると今野あたりの起用の可能性が高そうな気がします。予想スタメンはこんな感じです。

GK土肥
DF加地、ジャーン、茂庭、今野
MF梶山、宮沢、石川、規郎、栗澤
FWルーカス

今野の代わりにはボランチに宮沢の起用を期待したいですね。展開力でサイドの攻め上がりをうまく引き出してこういうチャンスをものにして欲しい。ササはトーチュウを見る限りではベンチスタートの可能性が高そうですね。


ところで磐田は東京以上にすごいことになってます。川口、鈴木秀人、西、服部が負傷による欠場が濃厚、前田が出場停止です。予想スタメンはこんな感じでしょうか。

GK佐藤
DF金珍圭、田中、茶野
MF名波、河村、村井、太田、成岡
FWカレン、

磐田は藤田やグラウや菊池が移籍して、あれだけ欠場者が出ても、これだけのメンツが出てきます(さすがにベンチのメンバーは微妙かもしれませんが)。服部や福西の欠場は守備力という点で若干のマイナスでしょうし、好調だと感じた前田が出場停止であることは攻撃面でも少なからず影響が出るとは思いますが、相手の欠場者が多いということがアドバンテージだとは思わない方がいいですね。

注意すべきは積極的に仕掛けてくる太田・村井の両サイドと、それをトップ下・FWらがフォローする動きでサイドに数的優位を作って基点とし、そこから崩してくるような動きでしょうか。横浜戦で積極性が光ったカレンにも要注意ですね。基点となる名波は前節欠場したようですが、厳しく当たって簡単にボールを持たせないくらいの気持ちが欲しいところ。名波をゲームの流れから消せば今の磐田の中盤の構成力は確実に落ちるはずです。名波からの展開を簡単にさせてしまうとどうしても守りが受身になってしまいますし、逆に言えばアグレッシブに逆襲を狙うには基点を潰してボールを奪うのがもっとも効果的なのは言うまでもありません。

本当は昨日書いたようにそこでボールを奪った後にくさびを入れることができれば、馬場や栗澤、梶山といった中盤の選手やサイドからの崩しもより活きてくるとは思うのですが、それは一朝一夕に解決する問題でもありません。ササをどういかしていくのかというのも重要なテーマですし、おそらくポイントになるのは前線やサイドで起点を作った時にそこからパスコースをどれだけ確保していくか、どれだけ攻撃の選択肢を作っていく動きを意識できるかでしょう。運動量はもちろん重要な要素ではありますが、今後東京に求められてくるのは動きの質。個々の動きをうまく連鎖させていけるようになれば今まで以上にチームのレベルは上がるでしょうし、今の磐田にも十分勝機を見出せるのではないでしょうか。

日時: 2005年08月26日 23:44 | コメント (1)

2005年08月27日
磐田1-1東京(J1第21節 TV観戦)
ホームの磐田はGKに佐藤、DFに金珍圭、田中、茶野、MFはボランチに河村、名波、右に太田、左に村井、トップ下に成岡、FWはカレン・ロバート、崔龍洙の2トップ。控えには松井、大井、船谷、川口、中山。

対する東京はGKに土肥、DFに加地、ジャーン、茂庭、今野、MFはボランチに三浦、梶山、右に石川、左に規郎、トップ下に栗澤、FWはルーカスの1トップ。控えには遠藤、藤山、宮沢、馬場、ササ。

前半、右サイドの太田やサイドに流れる崔龍洙がチャンスをうかがう磐田に対し、東京は石川・加地の右サイド、今野・規郎の左サイドから崩してチャンスをうかがうと、中盤で優位に立つ磐田は太田のスルーパスからカレンと崔龍洙が抜け出しかけるも土肥が飛び出してセーブ。サイドに展開するものの決定的な形を作れない東京は高い位置からボールを奪ったルーカスがそのままシュートも枠をそれてしまう。中盤でやや優位に立つ磐田は太田・村井の両サイドを周囲がフォローし、そのクロスから波状攻撃を仕掛けてきました。

前半26分に名波が負傷交代して船谷が入り、成岡が一列下がったものの磐田ペースの流れは変わらず、崔龍洙のポストプレーや右サイドの太田に成岡・カレンが絡む波状攻撃を仕掛けて太田・カレンが次々とシュートを放つものの枠を捉えられず。一方の東京は今野・規郎がポジションチェンジをするものの流れを変えられず、東京の前線に入れるボールをカットした磐田がチャンスをうかがう時間帯が続き、前半38分には成岡に代えて中山を投入。東京も栗澤のサイドチェンジから石川、ルーカス・梶山のカウンターから梶山がミドルもバーに当たってしまいました。

後半、サイドに流れるルーカスを起点に、栗澤・今野・鈴木規郎が絡んで左サイドを崩し、梶山がミドルシュートも右に。東京は後半7分にササを投入し、今野をボランチにして4-4-2に変更。石川・鈴木規郎の両サイドに栗澤が絡んでチャンスをうかがう東京に対し、磐田は左サイドに流れる船谷を基点にそこから村井・太田の両サイドを使ってチャンスをうかがい、崔龍洙や中山にボールを入れてカレンや河村が前線に絡んでシュートチャンスを作るようになりました。東京も時折梶山のスルーパスから石川が、そしてサイドに流れるルーカスが基点となってチャンスをうかがうもののそのシュートはいずれも佐藤に弾かれてしまいました。

その後もルーカスのキープから石川が、梶山のスルーパスにササが飛び出すもののゴールを奪えず、後半30分には馬場を投入。しかしその後は磐田の攻勢が続き、35分には中盤を抜け出した河村のスルーパスから崔龍洙に決められて先制を許してしまいました。しかし直後の36分には馬場の機転を利かせたFKから栗澤が決めて同点に追いつくことに成功しました。その後磐田がカウンターからゴールを脅かすと、東京も41分に梶山に代えて投入した宮沢が右サイドからクロスを入れるもののいずれも決め手を欠き、1-1で勝点1を分け合うことになりました。

ルーカスのマークが厳しく、前線でボールをキープできなかった東京はなかなかラインをコンパクトにできず、時折両サイドから崩したものの単発な攻めになってしまい、規郎をサイドバックに下げて今野を一列上げ、梶山を前に押し出してルーカスと絡ませることでチャンスを作り出しました。後半ササを投入して4-4-2に布陣を変更したものの、中盤の混戦を抜け出すようになった河村を捕まえきれないうちに失点。今置かれている状況を考えれば勝点3が欲しい試合ではありましたが、中盤で優位に立つ磐田にあの時間帯に先制された状況を思えば、よく追いついたと見るべきなのかもしれませんね。

ただ、後半投入されたササは何度かエリア付近でチャンスは作ったものの、前線の基点となって後列の攻め上がりを引き出すといった攻撃のビルドアップに絡む動きはほとんどありませんでした。確かにエリア付近の動きは可能性を感じさせるものがありますが、最終ラインと同じ並びでボールを待っているだけでは攻撃の幅がいつまでも広がらないだけでなく、ササ自身もゲームの流れに乗っていけません。一度引いてくさびのボールを受けて中盤にボールを落とし、そこからゴールを入っていく動きが欲しいところですね。ササが前線に張るだけでなく中盤の動きを引き出すようになれば、4-4-2の布陣に変更することも現実味を帯びてくるのではないでしょうか。

日時: 2005年08月27日 23:59

2005年08月29日
今日の雑感
XP2をインストールして以来、自分の使ってるThinkpadは異様に遅くなってしまったので、昨日思い切って新しいノートパソコン(Dynabook)を買ってその引越し作業を黙々とやってました。年々パソコンの初期設定は簡単になってきてはいるのですが、買い換えるたびに毎回問題になるのがデータの引越し作業。今回は特に難しくないはずのOutlookExpressのメールインポートがどうしてもうまくいかず、結局どうにかインポートすることはできましたが、思ったより時間が掛かってこっちのblogの更新ができなくなってしまいました。

とりあえずネットの環境は構築できたので、後は細かいファイルなんかを移行するだけになったわけなんですが、昨日そっちに気を取られていて、うっかり深夜にBS1で放送していた大宮-柏戦を録画するのをすっかり忘れてしまうという痛恨のミスを犯してしまいました。次に放送があるのは木曜日ですね・・・正直痛いです。時間があればナビスコ杯の準決勝も観ようかと思っていたんですが、今の状況からするとちょっと難しそうです。週末は例のつくばエクスプレスを使って柏の葉に行ってみようと思ってるんですが、アクセスの方はどうなんでしょうか。

阿部の復帰は個人的に大歓迎ですが、前線はやや激戦の感もあります。ただ磐田戦後の原監督のコメントを読む限りではササはまだ一試合フルに戦えるだけのコンディションはないようですし、阿部が昨年のような活躍を見せてササを脅かすくらいにまでなれば、チームとしても大きなプラスになります。まずは東京も今季随分変わってきた部分がありますし、コンディションを取り戻してその辺にいかに早く慣れていくかが大切になってきますね。

日時: 2005年08月29日 12:52

大宮3-2清水(J1第21節 TV観戦)
ホームの大宮はGKに荒谷、DFに片岡、冨田、奥野、三上、MFはアンカーにトニーニョ、中盤に藤本、純マーカス、久永、トニーニョ、FWは1トップに森田。控えには安藤、平岡、斉藤、島田、横山。

対するアウェイの清水はGKに西部、DF市川、斉藤、森岡、山西、MFはボランチに伊東、高木和、右に佐藤、左に兵働、FWはチョジェジンをトップに久保山がやや引き気味の形。

前半、大宮が高いラインをキープするものの、清水も自陣でラインを厚くしてボールを拾い逆襲を狙う。前線のチョジェジンにボールを入れていく清水は素早いリスタートから佐藤がクロス、高木和がヘッドも枠の上。その後も中盤でボールを拾ってサイドからチャンスをうかがう清水は前半10分、スローインのボールを中でチョジェジンがキープ、久保山のシュートのこぼれ球を佐藤が蹴り込んで先制しました。その後もコンパクトなラインを維持する清水に対し大宮は前線にボールを入れられず、清水の斉藤らが前線に入れるボールやサイドからの崩しを大宮の最終ラインが何とか跳ね返す展開に。

大宮は最終ラインから入れたボールからトゥットが狙うくらいの単発な攻めに終始。清水の早い戻りに手を焼いていた大宮も左サイドに流れる藤本が基点になると、トニーニョがミドル、トゥットの突破から森田が狙うなどの形を作るものの得点に繋がらない。その後清水のサイド攻撃に再三脅かされた大宮は前半28分に片山に代えて斉藤を投入し4-4-2に変更。トニーニョや最終ラインから出るボールにトゥットが飛び出す形を見せ、ボールをキープするもののやや手数が多く崩しきれない大宮に対し、前半43分清水は市川のクロスをチョジェジンが落とし、フリーの兵働が豪快なミドルを決めて突き放す。

後半に入っても大宮の前線へのボールが繋がらず、清水がチャンスをうかがう中、後半3分トニーニョの意表を突いた遠い距離からのミドルが決まって大宮が一点を返すと、後半6分にはゴール前で競った森田を森岡が潰してPK、これをトゥットが決めて大宮があっさり同点に追いついてしまう。その後清水も攻め込むもののややリズムがちぐはぐで市川らサイドからのクロスは跳ね返されてしまい、大宮も左サイドに流れる藤本を基点にチャンスをうかがい、そのボールから純マーカスがゴールを脅かす。

後半15分には清水がマルキーニョスを投入するものの前線が孤立してしまい、前線へのボールにマルキーニョスが絡むも崩せず、トニーニョがボールを拾う大宮が左サイドの藤本を基点にチャンスをうかがう展開が続く。その後もカウンターから久永の突破を基点にトゥットがゴールを脅かした大宮は後半29分、高い位置でキープした森田から純マーカスが繋いで右サイドから切れ込んできた久永が角度のないところから決めて逆転に成功。清水も後半35分に投入した高木純、そして兵働らがクロスを入れるものの大宮の守りを崩しきれず、3-2で大宮が逆転で清水を下した。

お互いコンパクトなラインで戦った前半は、自陣でコンパクトなラインを築いた清水が中盤で優位に立ち、そこからサイドに展開してチョジェジンに入れていく形で攻撃の形を作り先制すると、4-4-2に布陣を修正した時間帯で時折大宮が形を作りはしたものの前半終了間際に追加点を挙げるなど、清水の時間帯が続いていました。しかし後半開始直後のトニーニョのミドルが決まってしまった時間帯にやや清水がバタバタしてしまったことで同点に追いつかれ、すっかりリズムを失ってしまいました。ふとしたことで流れが変わってしまうことはよくある事ですが、大宮が苦しい展開が続きながらも焦らず、修正して徐々に形を作っていったことも結果的に逆転勝利に繋がったのではないでしょうか。

日時: 2005年08月29日 23:53

2005年08月30日
今日の雑感
セリエAのトレビソからオファーの来ていた石川ですが、結局チームの説得もあって残留することになったようですね。今のチーム状態が上を目指すというよりもやや後ろを気にしなければならない現状を見ると、今回の引き留めはしょうがないのかなという気もしてます。

石川はどちらかというよサイドアタッカーというよりはウイングに近いタイプで、日本にはあんまりいないタイプなんですね。彼を布陣で活かそうと思ったらウイングに近いポジションのある布陣でないとその良さは活きてきませんし、逆に言えば彼を起用しようと思ったらその特性をどう活かすのかチームとして無視できないだけの強烈な個性を持った存在と言えるでしょう。

海外で戦うにはややフィジカルが気になる部分でもありますが、プレーのキレという部分では十分に通じるものがあるのではないかと感じています。いずれの国に行ったところでフィジカルの問題はついて回ると思いますが、彼のような特徴のある選手だからこそ、条件面だけでなくどこの国が自分の特性を活かせる国なのか十分に考える必要があるのではないでしょうか。

個人的には何となくスペイン辺りが石川に合っているような気がしますが、オランダやポルトガルといった国から始めて異国の地でサッカーに慣れてからという手段もあるでしょう。ここ数年のうちにいずれ海外に挑戦することになるのでしょうが、攻撃的な選手だけにもう少し突破した後のフィニッシュに絡むプレーの精度を上げていくことや、自分のスタイルでどこまでゴールに繋げられるのかといった部分をもっともっと突き詰めていく必要がありますね。

日時: 2005年08月30日 23:57 | コメント (1)

2005年08月31日
今日の雑感
トーチュウによると阿部は練習において右サイドに入ったり、FWの一角に入ったりと主力組でプレーしているようですね。しばらくはコンディションを整えてというのではなくて、早い段階での戦力化を考えるのであれば、主力組の中で実際に起用される可能性の高い位置で練習した方が、試合勘を取り戻したり周囲とのを連携を築きやすいのは言うまでもありません。状況的に引いた相手を崩すことを考えた場合に、個で局面を打開できる力のある阿部がいるのはやっぱり大きいと思うんですね。

それに阿部がそれなりに計算できるようになってくれば、仮にササのフル出場が難しくても先発で起用することができるようになるのではないでしょうか(いつまでもこのままではいけないですよね)。個人差はもちろんあるとは思うのですが、異なる環境でサッカーに慣れるには、流れに乗るのが難しい途中出場を繰り返すよりは、先発で起用した方がゲームに入りやすいのではないかと感じます。ただ、ここで必要なのは彼をゲームの流れに乗せるために役割の明確な意識付けをして、それを彼に理解させることができるかだと思うんですね。

前線に張るだけでは今の東京ではなかなかボールが入りませんし、ボールをキープしたり次のプレーに繋げていくのも簡単ではありません。今の彼に必要なのは引いたり、スペースへの動き出しによっていかにいい形でボールを引き出すことを意識させられるかだと思いますし、チームとしてもそれをいかにうまく使っていくか、そしてうまくフォローしていけるかという部分をもっと意識していくことが必要でしょう。出し手、受け手だけでなくそれぞれがその動きを活かすような意識、信頼関係が大切になってくるわけです。磐田戦などを見ていて差を感じたのはまさにそういう部分でした。

ミドルレンジで中盤の選手が前を向いてボールを持てれば攻撃の選択肢は確実に広がりますし、FWも今までよりは確実にいい形でボールをもらえるようになるはずです。今はルーカスが懸命に動いてボールをキープしようと奔走していますが、1トップにしても2トップにしても現時点ではそのルーカスに掛かる負担があまりにも大き過ぎます。とりあえず前線のササの動きを修正して前線にもうひとつ基点を作り出すことと、それを中盤が意識してフォローし次のプレーに繋げていくことは、ササを先発で起用しそれを活かしていくためには必要不可欠なことだと感じています。

日時: 2005年08月31日 23:10
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2005.08.30 00:00 | 過去アーカイブ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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