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2004年12月の過去アーカイブスです。
2004年12月01日
浦和1-0広島(J1第十五節 TV観戦)
ホームの浦和はGKに山岸、DFにアルパイ、闘莉王、ネネ、MFはボランチに鈴木啓太、長谷部、右に永井、左に平川、トップ下に山田、FWは田中、エメルソンの2トップ。控えには都築、内舘、堀之内、酒井、岡野。坪井、山瀬、三都主が負傷で欠場。

対するアウェイの広島はGKに下田、DFに西河、小村、吉弘、MFはボランチに森崎和、森崎浩、右に駒野、左に服部、トップ下にベット、FWは大木、チアゴの2トップ。控えには林、八田、李漢宰、盛田、前田。

前半、序盤こそ広島が前線から積極的に仕掛けていたものの浦和が徐々にカウンターからチャンスをうかがい高い位置でボールを奪って田中・エメルソンが飛び出す。しかし前半4分にロングボールから飛び出しかけた広島・チアゴをネネが後ろから抱きかかえる格好になって一発退場。平川と山田を下げて4バックに変更する。直後に広島は右からの駒野のクロスからチアゴがシュートも山岸がファインセーブ、服部が押し込むもののオフサイド。繋ぐ浦和は長谷部ら中盤から前線にボールが繋がらない。対する広島も数的優位を巧みに作り出してボールを奪いはするもののチアゴら前線の選手も囲まれてボールをキープできず。浦和はエメルソンのドリブルからたびたびFKのチャンスは獲得するものの山田のFKは決定的なチャンスを作り出せない。

浦和は田中のキープからエメルソンがたびたびチャンスをうかがい、長谷部の右サイドドリブルから田中が繋ぎ、永井がドリブルからシュートもDFに当たってしまう。広島も大木のドリブルからの展開で右から駒野、駒野の右からのクロスのこぼれ球を拾ったチアゴのドリブル突破はいずれも闘莉王がファウルすれすれの激しい守備でボールを奪う。浦和はロングボールからエメルソンが囲まれながらも何とかゴールを狙うがそのシュートは下田が何とか弾き、山田がこぼれ球に詰めるものの枠を超えてしまう。浦和は前半41分に負傷した鈴木啓太に代えて酒井を投入。広島はベットを基点に前線のチアゴにボールを入れるもののキープできず逆に浦和がチャンスをうかがう展開が続く。

後半に入ると広島は西河に代えて李漢宰を投入、4バックに変更。お互い前線にボールを入れるもののボールをキープできない中、徐々にクリアボールを拾って浦和がチャンスをうかがう時間が長くなり始めた後半6分、クリアボールを拾った永井の入れたボールを服部が中途半端なクリア、それを酒井が中に繋いで前線に上がっていた闘莉王が決めて浦和が先制。先制された広島はなかなか前線にボールが繋がらず、逆に浦和がカウンターからエメルソン・永井らがサイドからチャンスをうかがう。森崎浩司や李漢宰のサイドからのクロスにチアゴがヘッドを狙う広島は後半18分にベットに代えて前田を投入し前線の枚数を増やす。そしてショートコーナーから服部が服部がクロス、チアゴが落としたボールを服部がシュートも山岸がファインセーブを見せる。

浦和は永井が右サイドから服部・小村を相手に積極的に仕掛けていく一方で、広島も森崎兄弟らを基点に前線のチアゴにボールを入れるもののなかなかボールをキープできず、時折チアゴが前田とのコンビプレーを見せたり、前田がドリブルから仕掛けていくものの最後は囲まれて奪われてしまう。広島は後半27分に負傷した大木に代えて盛田を投入。しかし前線にボールが収まらないのは相変わらずで浦和がエメルソン・永井・田中を基点に積極的に積極的に仕掛け、アルパイが右サイドを突破してフィード、飛び出したエメルソンがゴールもオフサイド。中盤でボールをカットしてチャンスをうかがう浦和に対して広島は永井・田中のドリブル突破には複数で当たって何とか止める状態が続く。後半44分にはエメルソンの突破を止めた吉弘がこの試合二枚目のイエローで退場。浦和が1-0で広島を下した。

浦和は序盤から中盤で優勢に立って攻勢を仕掛けるいつも通りの展開でしたが、前半4分にロングボールに裏を取ろうとしたチアゴをネネが倒して退場してしまう展開。山田・平川を一列下げて4バックの布陣に変更することになってしまいました。それでもエメルソンのドリブルからたびたびFKを獲得しましたが、そのいくつかあった山田のFKのチャンスはほとんど決定的な場面を作れず。しかし永井がドリブルで右サイドから仕掛けるようになると広島の守備は複数で当たらざるをえなくなり、個人技で圧倒する浦和が広島から主導権を取り戻すのは時間の問題でした。力の差を思えば一人少ないとはいえ妥当な結果だったのではないでしょうか。

一方の広島は前半の早い段階で一人多いという優位な状況に立ちましたが、序盤こそ守備面でうまく数的優位を活かしたものの全体的に攻守の切り替えが遅く、基点となることの多かったベットが持った時には選択肢が極めて限られていた状態で、チアゴに入れたボールは囲まれてうまく潰されてしまうことが少なくありませんでした。後半に入って駒野・服部を一列下げて4バックにしたのは浦和の永井らのサイドからの崩しに対応するためという側面もあったとは思いますが、両サイドが攻めあがれなくなり結果的に攻撃が前線頼みになってしまった点は否めません。いくら組織的な守備とはいっても1人に3~4人が当たりに行かなければいけない状況が何度も続くようでは試合が苦しくなるのもある意味必然だったのではないでしょうか。

日時: 2004年12月01日 08:01

2004年12月02日
大谷がザスパ草津へ完全移籍
・大谷圭志選手 ザスパ草津へ移籍決定のお知らせ(オフィシャル)

大谷は群馬の前橋育英高の出身なのであるいは・・・と思っていたのですが、正式に発表になりました。東京ではなかなか出場機会に恵まれませんでしたが、期限付き移籍していた先のザスパ草津では結構試合にも出ていたようですね。今は負傷を治すのが先決ですが、J2に上がってくるザスパ草津だけに今後の活躍に期待したいと思いますね。

今現時点で東京の去就で具体的に動きが注目されるのは、今シーズンでA契約に移行したチャンと、京都から期限付き移籍している松本でしょう。確かJリーグの規約では1チームにつき25人のA契約(4年目以上の選手、もしくはJ1450分以上、J2で900分以上出場した選手が契約を移行)、そしてA契約の外国籍選手は3名までと定められています。来シーズンからアジアチャンピオンシップに出場するチームは27名までと枠を増員されるようですが、契約の枠を超えた場合には超えた選手数分の契約を解除する、期限付き移籍をさせるなど何らかの手段を考えねばならないわけですね。

チャンのようにA契約に移行したシーズン中は認められますが、現在負傷しているとはいえ来シーズンからはどうするのか考えないといけないんですね。フツーに考えれば期限付き移籍、なんだと思うわけですが来年は良くても再来年以降はどうするのかという問題もあり、外国籍選手となるチャンの場合は本人と相談しながらの決断になるのではないでしょうか。今季出場の機会のなかった松本に関しては京都の戦力外通告の状況を見る限りではおそらく復帰しそうな気もしますが・・・正式な発表がないことには何とも言えませんね。

その他のJ1のチームでも戦力外が次々と発表されています。
浦和・清水・磐田などは今回戦力外通告がないようです。
知った名前もあって切ない気分にもなったりしますが、東京はどうするんでしょうか。

鹿島
バロン、ファビオジュニオールに戦力外通告
市原
ミリノビッチ、望月、羽地、野本、金位漫に戦力外通告

渡辺、小峯、加藤、下平などベテラン選手に戦力外通告
浦和
戦力外通告はなし
東京V
ウベダ、ウーゴに戦力外通告
新潟
秋葉、阿部、栗原、深沢、平間、山形、和久井、オゼアスに戦力外通告
清水
真田が現役引退。ゼロ回答選手はなし
磐田
現有選手全員と契約へ
名古屋
深津、森、北村、氏原、ジョルジーニョに戦力外通告
G大阪
木場、羽畑に戦力外通告
神戸
不老、青野、森、岸田に戦力外通告
広島
外池、リカルド、佐藤、西村、松浦、中山、上村、桑原、高橋、松下、眞中靖、河野に戦力外通告
大分
サンドロ、三上、山崎、伊藤、永井、金守に戦力外通告

大宮
若松、木谷、松本、喜名、氏家、丹野に戦力外通告

日時: 2004年12月02日 07:33

2004年12月03日
ケリー退団
・来季契約非継続選手について(東京オフィシャル)

どの方のサイトを見てもやはり皆さんかなり驚かれてるみたいですね。無理もないと思います。ここ数年の東京の躍進はケリー抜きには語れなかったですからね。もちろん管理人も驚いていないわけではないのですが、正直なところを言えば実は今季の東京を見ていてやっぱりなぁ・・・という思いがあったのもまた事実だったりします。

現時点で調子がいい時のケリーは馬場や梶山を圧倒するだけの実力があると思います。そして来季に関して言えば怪我の不安さえなくせば、また素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるのではないでしょうか。ただ、ケリーはそれと同時に馬場や梶山、そして来季正式に入団する栗澤らにとって超えなければならない非常に高い壁でもありした。今季、ケリーが負傷したことは彼らにとっては絶好のチャンスでもあったはずです。

馬場らにとってみれば今季これだけ試合に出られたことは得がたい経験だったとは思います。やはり試合に出続けないと分からないものもあったんじゃないでしょうか。そういう点でどういう形でも試合に出続けるというのは貴重なことなのかもしれません。しかし、一方で今季は特に一時期本職がサイドでない馬場や栗澤を両サイドに置くことが多かったために、本来のチームの特徴であるサイド攻撃の勢いがなかなか出てこなかったこともあったとは感じていました。

個人的にはサッカー選手は20歳前後の時点でどれくらい試合に出続けることができるかどうかで5年後、10年後の潜在的な伸びしろは随分変わってくるんじゃないかと思ってます。もちろんチームとしてポジションを争わせて奪うのか、与えるのかという問題はあるにせよ、そういう意味では潜在能力の高い選手は試合で経験を積ませていくことで、初めて潜在能力を本当の能力として定着させ、安定して発揮することができるようになるのではないでしょうか。将来的なチームの柱として考えている選手ならなおさらです。

今回の選択はチームとしても非常に苦渋の選択だったように感じています。将来を考えれば馬場や梶山らを起用し続けて中心選手として成長させなければならない必要性を感じている一方で、サイドに置いたのではチーム本来のスタイルを十分に発揮できないとなると、結果としてどちらも中途半端なことになりかねませんし、本来トップ下でこそ活きる選手にとってトップ下で生きていくために本当に必要なことはトップ下でしか得られない部分もあるのではないでしょうか。

ケリーが今でも素晴らしいプレーヤーであることは疑いの余地がありませんし、チームに貢献したことも間違いありません。管理人個人としても東京でプレーするケリーが見られなくなるのは非常に残念ではありますが、東京がおそらく考えに考えた末での結論であることは十分に感じられるだけに、そしてその結論を東京が必ずしも時期尚早とは言えないと思っているのではないかとシーズン中感じたことも実はあっただけに、自分の中で消化していかなければいけない部分なのかとは感じています。でも、実際にそうなってみるとやっぱりケリーがいなくなるというのは思っていた以上に大きな決断を東京はしたんだな、と改めて感じずにはいられませんね。正直ここまで思い切ったことをするのは簡単なことではないですよ。

日時: 2004年12月03日 06:22

2004年12月04日
昨日の補足
書いて見直してみたらみたら補足になっているか微妙な気もしてきたのですが、とりあえず昨日の補足について書いてみました。

昨日の今日で正直まだ落ち着かない部分もあるのですが、ここ数年の補強を見ても東京は「どうすれば強いチームにすることができるのか」というテーマに対してポリシーを持って真摯に取り組んできたと感じています。応援しているチームに何を求めるのかというのは人それぞれな部分があるとは思いますが、その全てに対してチームとしてどうするのがベストなのかというのは非常に難しい問題です。今回のケリーの件はチームなりに真剣に考えて出した結論であるとは感じるだけに、一概に否定はできないのではないかと感じています。

ただ、トーチュウにあった鈴木徳彦強化部長の

「チームのステップアップを考えた時、ケリーに頼ったチームから脱皮しないといけない。あくまでもチームの成長のため」

というコメントについていうと、今季ケリーが負傷して思ったような活躍ができなかったから、という単純な理由だけでケリーとの契約を更新しなかったのではないと思います。一人の選手に頼ったチームはどうしてもその選手の調子次第で大きくチームの成績が変わってしまうことは否めません。少なくとも昨季の東京に関しては特にその傾向が強かったのではないでしょうか。

もちろん困った時の精神的な支柱がいればチームが踏ん張りを見せることもあるでしょう。しかし、若い選手が多い今の東京が成長していくためには、選手個々がもっと自覚を持つことに対して強く意識していく必要があるのは確かです。今季少なからず経験を積んだ若い選手が遠慮せずに積極的に主張していかなければならない緊張感のある環境が必要だと感じたことも今回の結論を選択することになった理由の一つだったのではないでしょうか。


ただ、そうなると今後獲得される新外国人選手はどのような選手になるのかが気になる点です。チャンに関して言えば当初の予定通りに期限付き移籍が高いような気がしています。チャンはシーズンを通して試合に出場していたことがない点を考えると、潜在能力の高さは疑いがなくても年間を通して考えればやや未知数な点があることは否めません。外国籍選手の枠を埋めることを考えればまずは年間を通して出場しそこでどれくらいの働きができるかを証明する必要があるのではないでしょうか。

また、馬場・梶山に加えて栗澤も加入する来季にあえてトップ下の外国籍選手を獲得する可能性も低いと感じています(もちろんその可能性も否定できないわけですが)。あと可能性として考えられるのが、

1.FW 
2.左サイド(プレーエリアの広いサイドのスペシャリスト)
3.ボランチ

この辺でしょう。3に関しては宮沢の復調をチームとしてどう捉えているか次第だとも思っているのですが、三浦・梶山・浅利もいることを考えればそんなに可能性が高いとは思っていません。1のFWに関しても、4バックを維持しつつトップ下の人材を抱える現状で2トップという選択肢をあえて採るのがどうかは微妙な気がしてます。1ボランチと併用してという可能性もありますが、サイドが張り出し、サイドバックも頻繁に攻め上がる東京の戦術を考えれば、ベースとなる戦術としては守備の負担を考えるとやや現実味に乏しいと言わざるをえません。

そうなってくるとおそらくサイドバックもできる左サイドのスペシャリストか、そこからペナルティエリアに入っていける人材というのが一番ありそうな線だと感じています。規郎に関しては今後成長して欲しい存在ですし、戸田の献身的なプレーはチームに好影響を与えていると思いますが、現実的に考えれば今季はサイドからの勢いがやや足りなかったこともチームが停滞した大きな原因だと感じています。また、金沢のバックアップという点では甚だ心もとない気持ちにならざるをえない今シーズンでした。

将来的には規郎やイ・チュンソン、そして鈴木健児、サイドバックでも中村や今季は大宮に期限付き移籍していた尾亦が左サイドでレギュラーとしてプレーするようにならなければならないとは思っていますが、戸田が負傷で途中離脱したことが少なからず影響していたとしても、1シーズンを乗り切るだけの安定感という意味では今季14試合に出場した規郎に関しても絶対的な存在にはなりえていないと思います。そういう点でおそらく左サイドが現時点で一番流動的なポジションであるような気がするわけです。

もちろんチームの選手構成を考えれば左サイドに外国籍選手を置くかどうかは微妙なのは言うまでもありません。ただ消去法で考えると実は当てはめる必要があるような曖昧なポジションというのは実はありそうでそんなにありません。そういう意味ではユーティリティープレイヤーであるチャンを残すというのも一つの選択肢ではあるんですよね。鈴木徳彦強化部長の言葉を聞く限りでは新外国人選手の獲得に動いてるような気もするんですが、果たしてどういう結論になるんでしょうか。逆に言えば獲った選手がどういう選手かで東京の考えてることが少しは感じられるのかなという気がしますね。

日時: 2004年12月04日 00:30

入れ替え戦
さて、今日はかなり久しぶりのJ1・J2入れ替え戦の第1戦ですね。

福岡-柏(13時 博多の森)

今回はJリーグ公式戦初のインターネットでのライブ中継を行うそうなんですが、

(1)asahi.com(http://www.asahi.com/)
(2)ウェブサイト J'sGoal(音声のみ) (http://www.jsgoal.jp)
(3)MSNスポーツ(http://sports.msn.co.jp/home.armx)
(4)ShowTime (http://www.showtime.jp/)
(5)Sports@nifty(http://sports.nifty.com/)
(6)スポーツナビ(http://sportsnavi.yahoo.co.jp/)
(7)Sonet(http://www.sonet.ne.jp/)
(8)ニッカンスポーツ・コム(http://www.nikkansports.com/)
(Jリーグ公式サイトより抜粋)

果たしてどこがいいんでしょうか。
実はこういうので見るの初めてなもので・・・まぁどこでも一緒かな。

日時: 2004年12月04日 10:07

天皇杯五回戦、大宮は東京戦を外国人抜きで
・体力強化中心に練習再開(Web埼玉)

12/3付けのWeb埼玉(埼玉新聞のWeb版)天皇杯五回戦で東京と対戦する大宮はDFトニーニョが来週中に帰国の可能性があり、FWバレーは家庭の事情で急遽帰国で再来日の日程は未定とのこと。FWトゥットに関しては鼻骨骨折で12月上旬に手術を受ける予定で、外国人抜きで五回戦を戦うことが濃厚になっているようです。

ちなみに大宮が練習を再開した12/2(木)、尾亦は保有権を有する東京との交渉で不在だったそうです。基本的に保有権を保持し続けることは決まっているようですが、12/3の日本代表ニュースに尾亦が甲府のセレクションに参加していたとの報もあり、尾亦が来季をどこの所属で迎えるのかその動向が気になるところですね。

日時: 2004年12月04日 10:26

入れ替え戦第一戦は柏が勝利
噂のネットライブはどこもあんまり良くなかったみたいで・・・Sonetが唯一繋がったんですが、音声が途切れ途切れというくらいでしたね。ちゃんと見ることができていた方はいたんでしょうか。

試合の方はアウェーの柏が後半大野のゴールの先制して攻める福岡に対してロスタイムにカウンターから谷澤が2点目。柏がJ1の意地を見せて2-0で福岡を下す結果となりました。あと一試合あるとはいえ2点差がついたことで次節アウェーで対戦することになってしまった福岡はやや苦しくなってしまいましたね。とはいえ何が起こるのかが分からないのがサッカー。柏も油断は禁物でしょう。

日時: 2004年12月04日 16:19

チャンピオンシップ第一戦のポイント
さて明日は横浜国際競技上でチャンピオンシップ第一戦が行われます。普段は東京以外のチームの試合前のポイントはやらないのですが、今回はJリーグ最後(となる予定)のチャンピオンシップなので特別に少し考えてみようと思います。

1stステージ優勝の横浜は久保が安貞桓が欠場が濃厚、柳想鉄も1戦は欠場が濃厚なだけでなく、最終戦の東京V戦において遠藤と那須が負傷、那須は1戦目の出場が微妙で、遠藤はチャンピオンシップそのものへの出場が微妙になってしまっています。

対する2NDステージ優勝の浦和は最終節で一発退場になったネネが第一戦を出場停止となっていますが、負傷していた闘莉王、三都主、鈴木啓太らは戻ってくる見込みで、中盤から前はほぼベストメンバーになることでしょう。

それらを踏まえて考えると、第一戦の予想スタメンは

横浜
GK榎本達
DF中澤、松田、河合(栗原)
MF中西、上野、田中隼磨、ドゥトラ、奥
FW坂田、清水

浦和
GK山岸
DFアルパイ、闘莉王、内舘
MF長谷部、鈴木啓太、永井、三都主、山田
FWエメルソン、田中

こんな感じでしょうか。おそらくお互い3-5-2のがっぷり四つという感じになるのではないでしょうか。一見、圧倒的な攻撃力を持つ浦和に対して横浜の守備がどう対応していくのか。そういう見方が分かりやすい構図ではありますし、久保・安貞桓を欠く横浜の前線がやや迫力不足であることは否めません。客観的に見れば浦和の圧倒的優位であるようにも見えますね。そういう点からすると横浜がどうやって浦和と対するかという観点の方が考える上では面白いですね。

浦和の高い守備意識に裏付けられた高い位置からのプレス、そしてそこからの攻守の切り替えの早さは前線のスピード、そして個々の高い突破力もあいまって圧倒的な破壊力を誇ります。リーグ屈指の守備力を誇る横浜と言えど、中盤でボールを奪われて後手に回っての守備を強いられる時間帯が続くようだと苦しいですね。アウェーとはいえ、浦和は序盤から間違いなく仕掛けてくるだけにそれに対してどうやって対処していくかは一つのポイントになります。

浦和の攻撃陣に対して特にやってはいけないことは一発でボールを取りに行ってかわされること、後方にスペースがある状態でバイタルエリアで中盤の選手にフリーでボールを持たせてしまうこと、サイドに流れた選手に対して中への突破を許してしまうことでしょう。そういう相手優位の状態を自陣のゴール付近で作り出してしまうと、最終ラインの選手がボールを持った選手とマークしている選手の二人を見なければならない状態が発生してしまい、決定的な場面を作り出されてしまいます。

そうならないためには、もし仮にボールを奪われたとしても浦和の攻撃を遅らせる動きが重要です。そしてスピードを活かすだけのスペースを埋め、ボールを外へ外に追い出しつつ、中への突破を切って侵入させない守りができれば中に高さがないだけに浦和の攻撃はどうしても手詰まりになってしまうはずです。遅攻になれば浦和は当然のごとく攻めに人数を掛けてきます。両サイド・ボランチも上がる浦和の攻撃は裏を返せばカウンターの起点となるポイントを作り出せる場所が必ずあるはずです。そのポジションで基点となる選手(両サイド・そして奥)にボールを繋げられるかがこの試合の一つのポイントになるのではないでしょうか。

そのためには基本的に最終ラインを下げずに逆に押し上げてボランチ・両サイドと近い距離を維持することも重要でしょう。これは複数でケアして当たりやすくするだけでなく、バイタルエリアを消し、中盤の選手の上下動の距離を少なくする意味合いもあります。浦和の裏に抜けるスピードに怖さがないわけではありませんが、それは前線からのフォアチェックで簡単に後方からボールを入れさせない動きも大切になってきます。ボランチには攻守の切り替えとしての繋ぎ役、サイドには攻守の素早い切り替えから前方に飛び出していく動きが必要とされてくるでしょう。

あとはいかに跳ね返したボールを確保して崩していくか。浦和を相手にした場合、相手には高さと強さがあるだけに浦和と同様に前線に高さのない横浜は相手に引かれてしまうと攻め手がなくなってしまいます。遅攻よりもむしろカウンターによるサイドからの崩しに期待したいですね。攻め上がった浦和のボランチのスペースを活用するのか、それともサイドの裏に基点を作るのか。それは状況次第でしょうし、攻守の切り替え時点でどこに基点を作るのか的確な状況判断が出し手と受け手に求められます。

しかし浦和の最終ラインは高さと強さを誇るだけに、FWの縦へのスピードを活かすなら単純に縦へのボールでなく、サイドから早いタイミングでアーリークロス気味にGKとDFの間へのボールを入れてくるほうが相手は嫌がるはずです。また浦和の両サイドは横浜の両サイドほど守備意識は高くないだけに、その裏でボールを受ければどうしての両サイドのストッパーはサイドのケアに回らざるをえません。必然的に3人のCBの間にはどうしてもスペースができるわけで横浜としてはそのスペースもうまく活用していきたいところでしょう。

同時に横浜はサイドに流れるFWやボランチとうまく連携してうまく数的優位を作り出すこともできるだけに、その動きを利用してクロスを入れるだけでなく、むしろサイドから中に切れ込む動きを見せたいところ。横浜の中盤ならば相手にサイドを意識させながら中とサイドを併用した攻めで相手に的を絞り切らせないことも可能でしょう。浦和の最終ラインは基本的に個々の能力が高く、連携も上がってきてはいますが、依然として全体的に守備に粗さがある点は否めません。そこまでボールを運ぶことさえできれば、そこに横浜に付け入る隙を見出すことは決して不可能ではないと思います。

そしてポイントとなるのはやはりセットプレー。とはいっても最終ラインも上がるような状態が続くと、跳ね返されて浦和のこぼれ球を拾われた場合にはスピードのあるカウンターに脅かされかねません。できれば奥が直接狙えるような位置でファウルを獲得できれば理想的ですね。横浜にとって勝敗を分けることになりそうなのはある程度計算できる守備よりもむしろいかに点を取るか。どうしても献身的な動きが多くなりそうなFWよりもむしろ中盤が何ができるかを考えることがより可能性を広げそうな気がしますね。

日時: 2004年12月04日 23:17 コメント (1) | トラックバック (1)

2004年12月06日
横浜1-0浦和(チャンピオンシップ第一戦 TV観戦)
ホームの横浜はGKに榎本達、DFに中澤、松田、河合、MFはボランチに上野、中西、MFは右に田中隼磨、左にドゥトラ、トップ下に奥、FWは清水、坂田の2トップ。控えには榎本哲、那須、佐藤由、山崎、安永。久保・安貞桓・遠藤・柳想鉄が負傷で欠場。

対するアウェイの浦和はGKに山岸、DFにアルパイ、闘莉王、内舘、MFはボランチに長谷部、鈴木啓太、右に山田、左に三都主、FWは永井、エメルソン、田中の3トップ。控えには都築、堀之内、酒井、平川、岡野。坪井・山瀬が負傷で欠場、ネネが出場停止。

前半序盤、ラインを上げて高い位置でボールを奪う横浜がサイドのスペースにフィード、坂田が流れてチャンスをうかがい、清水のシュートが闘莉王に当たったこぼれ球を拾った坂田がシュートもポストに当たってしまう。その後も上野やドゥトラのフィードに坂田や清水がサイドに流れてチャンスをうかがう横浜に対し、浦和も鈴木啓太のスルーパスに抜け出したエメルソンが河合・ドゥトラを抜け出してシュートも松田にブロックされてしまう。横浜が中盤でボールを奪い、サイドに流れる2トップや両サイドが周囲と連携しつつチャンスをうかがう展開が続き、リズムをつかめない浦和はなかなか前にボールを運べない。

浦和も徐々に横浜の攻めのリズムに慣れてくると、CKからエメルソンがカウンターを仕掛けるものの不発に終わり、エメルソンや長谷部がサイドに飛び出してのクロスは中で跳ね返されてしまう。その後も三都主が田中とのワンツーで侵入を図ったり、左サイドからエメルソンが仕掛けるもののいずれも中西がカット。三都主のロングスローから闘莉王が落とすものの田中のシュートは中澤にブロックされてしまう。その後も永井が右サイドから仕掛けるものの河合やドゥトラがブロックし、左サイドからも三都主やエメルソンが仕掛けるものの中澤を中心とした守りを崩すまでには至らない。横浜も早いパス回しからサイドに展開、サイドから基点に仕掛けるものの浦和の守備を崩せない。

後半に入ると浦和は内舘に代えて平川を投入。立ち上がりは横浜が再びラインを押し上げて立ち上がり高い位置からのチェックからチャンスをうかがう展開。浦和も横浜のチェックを受けながら中盤から前線にボールを入れていくもののエメルソンがオフサイドにかかるなど、なかなかいい形でボールが渡らない。対する横浜も中澤のフィードを坂田が競ったこぼれ球を清水が狙うと、エリア付近で山田がこぼしたボールをドゥトラが繋ぎ、坂田がアルパイ・闘莉王をかわしてシュートも右にそれてしまう。その後も田中隼磨を基点に右サイドから崩す横浜に対し、浦和も中盤のこぼれ球を拾った長谷部から三都主・エメルソンが仕掛けるものの横浜の守備を突破できない。

両サイドを基点にチャンスをうかがう横浜は後半21分、奥のCKを長谷部のマークを振り切った河合がヘッドで叩き込んで先制することに成功。浦和は三都主、平川のサイドから崩し、平川のスルーパスからエメルソンが飛び出すものの松田のブロックにシュミレーションを取られてしまう。対する横浜は田中隼磨に坂田・清水が絡んで右サイドからチャンスをうかがう。浦和は後半30分には田中に代えて岡野を投入。永井とエメルソンの2トップに変更し岡野を右に配するものの、右から飛び出す岡野はオフサイド、長谷部のクロスは跳ね返されてしまう。逆に横浜がカウンターを仕掛けるもののゴールは奪えず試合終了。ホームの横浜が1-0で浦和を下した。


横浜は浦和の攻めに対して高いラインを維持しつつ、中西・上野のボランチと両サイドのポジションで浦和の攻めを減速させて中を固めてサイドに押し出し、エメルソン・永井・三都主らにはサイドの選手とCBの一枚で必ず二枚で当たってきました。それでボールを奪うかクロスを跳ね返すかすると、ロングボールで浦和の両サイドのスペースを狙うか、ボランチか下がってボールを受けた両FWを基点に両サイドが絡んでの早いパス回しで浦和のサイドを崩し、そこから得点を奪うチャンスをうかがいました。後半21分にはCKから河合のヘッドで先制。何度かエメルソンに抜け出されかけましたが余った松田が見事なカバーリングで決定的な場面を作らせませんでした。前線の駒を欠く中で第一戦に関して言えばほぼ岡田監督のプラン通りの手堅い戦い方ができたのではないでしょうか。そのホームで先勝したアドバンテージを次戦のアウェーにどう活かしていくか。第二戦の戦い方がポイントになってきますね。

対する浦和は序盤は横浜のロングボールになかなか得意のプレッシングからの素早い攻守の切り替えに持っていけず、リズムに乗れないままボールを奪い返しても中盤で横浜に攻めを減速させられてしまい、サイドに押し出されては崩し切れない時間帯が続きました。攻めあぐむうちに後半21分にセットプレーから失点。エメルソンや三都主、永井のサイドからの仕掛けを基点に何度かチャンスを作りましたが、組織的なカバーリングで厚く守った横浜の守備を打ち破るには至りませんでした。浦和はどうしても局面局面の打開を個の力に頼ることが多く、それを上回る組織力でらしさを消されるような形で対抗されると、個の力を前面に押し出すだけでは優位に戦うことが難しくなってきます。それに対して浦和が次戦どう戦うのか。この試合でやや流れから消えることの少なくなかった田中の使い方も含め、その修正に注目したいですね。

日時: 2004年12月06日 03:51

東京-大宮戦はBS1で録画放送あり
たまたまサッカーカレンダーを見ていて気づいたのですが、天皇杯五回戦の東京-大宮戦は12/12(日)当日の15時からBS1で録画放送があるみたいです(BSのサイトでも確認しました)。どうやら群馬FCホリコシ-磐田戦の後に録画放送を行うようですね。さすがに鴨池までは行けないかな、と思って観るのはほとんど諦めていたのですが、とりあえずTVでは観戦できるみたいで良かったですよ、ホント。

日時: 2004年12月06日 08:07

2004年12月07日
リンク切れ修正・追加
今日は川口が国内復帰、磐田入り決定(日刊スポーツ)したようですが、他に特に書くような題材が思い当たらなかったので、ひたすらこのブログの横にあるFootball Linkと日本人選手の公式HPのリンク切れ確認と整理を行ってました。これは管理人が2002年にこのBlogの前身にあたるHPを立ち上げた時に調べ物用に作った、原型に関して言えば実はこのBlog周りで一番古いページだったりもします。

Football Linkはチームの公式サイトや新聞社などサッカー情報を収集するためのサイトを集めたリンク集、日本人選手の公式HPは文字通り選手の公式HP集です。以前からいつか直そうと思ってはいたのですが、実は2002年に作ってからメインの更新にかまけて管理人が使っている必要最小限の部分しか修正していなかったので、改めて一個一個調べてみるとリンク切れも結構多く、いつの間にかかなり使えないリンク集になってました(苦笑)

今回一個一個リンク切れは極力Googleなどで調べて繋ぎ直せるものは繋ぎ直して地方新聞系など情報源として使えそうなものは追加して修正しました。リンク切れで整理した分と新たに追加した分がとんとんくらいなので、結果的に見るとリンクしている総量は同じ程度でしょうか。チームのオフィシャルや新聞、ニュース系のサイトを複数見る場合には使い勝手が悪くないと思うのでもし良かったら使ってやって下さい。

それにしてもこの2年の間に何回も引っ越しているサイトがある一方で、閉鎖してしまったサイトも結構あったようです。こういう世界ではよくある話なのかもしれませんが、さすがに2年ともなると時の流れを感じずにはいられませんね。

ところでリンク切れを調べている時にたまたま山梨日日新聞で甲府のセレクションに大宮に期限付き移籍している尾亦が参加しているという記事が載ってました。以前日本代表ニュースに載っていた情報のソースはきっとここですね。東京も左サイドバックの交代選手がいないというなら一度尾亦呼び戻してみてもいいんじゃないかな?と素朴に思ってしまうのは管理人だけでしょうか。もしかしたら補強を視野に入れた選手枠の問題があるのかもしれませんが。

日時: 2004年12月07日 03:19

2004年12月08日
16日代表のドイツ戦の影響
えー、気づかなかったというかあんまり気にしてなかったというか16日のドイツ戦のメンバーに東京からは土肥と加地が選ばれてました。それにしても日程的にチャンピオンシップの激闘が終わってさて天皇杯をどうしましょうか?と考えたい横浜と浦和にとって、中澤・松田と三都主は15日の天皇杯五回戦は出るなってことですわな(まぁ浦和の三都主ついてはいなくてもチームとして大勢に影響があるほどではないと思いますが)。

もっともこの件に関して言えば鬼のようにベストメンバーを選んだジーコがどうこうという以前に、この日程に入れたらジーコがこうするって分かっててそこにドイツ戦を入れる協会に問題があると言えるでしょう。もともと天皇杯のスケジュールは協会が立ててるわけですし。まぁそういう事を言い出したらキリないんでしょうけどね。今回の場合はチームの選手全てが過密日程の中での試合になるわけではありませんが、アジアカップ直後のアルゼンチン戦のように何のために行われたのか意味を見出しにくい試合にならないことを祈るばかりです。

ちょっと前のサッカーマガジン(だったかな?)で来年のスケジュールを見た時も思ったんですが、来季は試合数が増えてリーグ戦が土日中心に組まれてるところを見ると、カップ戦は週の半ばに組まれるでしょうし、代表の日程は曜日がバラバラです。今季同様、いや来季に関してはリーグ戦も代表組み抜きで戦う試合が出てくる可能性はあるでしょう。東京もGKは塩田がいるからいいとしても、サイドバックをどうするか・・・その時うまく徳永がいてくれたりしたらいいですが、そうでない時どうするのか考えておく必要があるのかもしれませんね。

ところでもし仮に12日の大宮戦勝てたとしても、次の19日(日)は埼スタで土肥はともかく、おそらく加地抜きかコンディションがあんまり良くない状態で戦う可能性が高いわけですね。しかも茂庭だって戻ってこれるか微妙なわけで。向こうのブロック浦和が勝ち上がってきたとして、向こうが仮に三都主抜きかコンディションがあんまり良くない状態だとしても・・・さりげなく状況的にかなり厳しくないですか、これ?

日時: 2004年12月08日 07:19

2004年12月09日
今日の雑感
徐々に今年の終わりが近づいている状況で、年内までに終えなければならない仕事が山のようにあって、最近は思うようにこういったブログの更新の時間も取れなかったりする状況が続いています。今はリーグ戦が終わっていて良かったというのが嘘偽りのない正直な実感だったりしますが、週末にはチャンピオンシップの第二戦、天皇杯の五回戦、国内で行われる最後のトヨタカップが行われますね。

最近は帰る時間が遅いのでまだ買いに行ってないんですが、埼スタで行われる天皇杯の準々決勝のチケットはもう買っておこうかと思ってます。今ならまだチケットは十分にあるようですし、五回戦が始まる前なら大丈夫かと。まだ五回戦の結果は分かりませんが、昇格した勢いがあるとはいえ外国人選手3人のいない大宮には勝って欲しいですね。まぁそれで運悪く準々決勝の対戦カードが埼玉ダービーになったりしたら諦めるしかないです(苦笑)

今年の1stステージに埼スタで行われた最終戦は今のところに引っ越す直前に行われたので、もし次の埼スタの試合を観に行くとすると、都内に引っ越してから初めての埼スタの試合になるわけなんですね。以前は仕事の関係で埼玉の南の方に住んでいたので、一駅なのに妙に高かったりする埼玉高速鉄道はともかく、あの妙に入り組んだ面倒な場所にある埼スタもそう遠くないと感じていたのですが、北の方とはいえ都内に引っ越してみると、直線距離的にはそんなに遠くないんでしょうがいざ行こうと考えると案外面倒に感じますね。

その次の対戦相手は順当に考えれば・・・浦和なんでしょうね。湘南が去年みたいに頑張ってくれないかな、と密かに期待してたりもするのですが、逆に言えば次が浦和ならもし運良く勝てたとすると、その後のチケットを取るのは随分楽になるんじゃないでしょうか。浦和が絡むとフツーならそこまで大変にならない可能性が高いはずのチケットの確保が一気に争奪化してくるだけに、決勝に行くまでにどこかのチームが浦和を止めた方がいいんじゃないかと素朴に思ったりもするわけなんですが、まぁ浦和の場合は替えの効かない前線の3人はずっと出ずっぱりなので、そろそろシーズンの疲労の蓄積がじわじわと出てくるんじゃないでしょうか。

ところでトヨタカップが近いうちにあるのは知ってたんですが、今週末に試合が行われるというのはマガジンとダイジェストを読んで初めて知りました(苦笑)今回は天皇杯の五回戦の開催日と同じ日なんですね。チャンピオンシップの翌日で天皇杯五回戦の当日、そして今回はFCポルト(ポルトガル)とオンセ・カルダス(コロンビア)の対戦と最後のトヨタカップの割にはかなり渋めなカード。身近にサッカーの話題を話す相手もいないので世間(といってもかなり狭い範囲でしょうが)がどれくらいトヨタカップで盛り上がっているのかはイマイチ定かではなのですが、こういう渋めなカードの方が逆に退屈な試合になったりしないことが多いですよね。個人的には何となく見ないような予感もしている最後のトヨタカップですが、観に行った人がサッカーを面白いと感じてくれるような試合を期待したいですね。

日時: 2004年12月09日 08:24 コメント (1)

2004年12月10日
Number #617
今日は東京の記事が載っているという噂を聞いて何年かぶりにNumberを買ってみました。なんとゆーか・・・うまく言えないんですがケリーの退団が決まった時、個人的に喉元まで出掛かっていてうまく表現できなかったことを表現するためのいいヒントをくれた気がする記事だと思いました。今すぐだとまだちゃんと書けないようにも思えますが、近いうちにまた何か書ければと思っています。

それにしても最初のナビスコ杯優勝が決まった瞬間の写真がなんかいいですね~。でも実はこの中で個人的に一番最初に目に付いたのは金沢で、その表情を見て彼でもこんな表情するんですねぇ・・・とふと思いました。いや、当たり前っちゃ当たり前なんですが(笑)

日時: 2004年12月10日 04:54 コメント (2)

チャンピオンシップ第二戦のポイント
先週横浜が横浜国際で行われた第一戦で河合の一点で先勝し、今週末には埼スタで第二戦が行われます。

浦和は坪井、山瀬が負傷で欠場、闘莉王・永井が別メニューで調整しているようですが、基本的には出場には問題がないでしょう。また一戦目は出場停止だったネネがこの試合には復帰しますね。

対する横浜は久保・安貞桓の欠場は相変わらず。負傷からの復帰が注目されていた柳想鉄と遠藤はやはり第二戦の出場も厳しいようです。また別メニューで調整している河合・中西については試合出場は問題なさそうです。

そうなると予想メンバーは

浦和
GK山岸
DFアルパイ、闘莉王、ネネ
MF鈴木啓太、長谷部、永井、三都主、山田
FW田中、エメルソン

横浜
GK榎本
DF中澤、松田、那須(河合)
MF上野、中西、田中隼磨、ドゥトラ、奥
FW坂田、清水

というような感じでしょうか。

浦和は第一戦を終えて1点ビハインドとはいえ、ホームでの仕切りなおし。実質ほとんどそれはほとんど考えなくていいでしょう。個人的に第一戦の修正点を考えると、3トップ気味になるとどうしても2列目以降との絡みが少なくなってきてしまうことから、3-5-2に戻してやや調子を落としている感のある田中を勝負どころで投入するために控えに置き(今まで流れを変えたいときに流れを変えられるだけの交代の駒がなかったことも要因の一つ)、永井・エメルソンで2トップ。長谷部をトップ下にボランチに酒井を置く形を取りますね。

長谷部をより高い位置に置いて前線と絡ませると同時に、2トップにしてサイドのスペースをサイドに流れるFWと両サイドが連携して横浜の守備陣を引っ張り出す。守備の強化としてボランチに酒井を置くことで中盤でのボール奪取率も上がるはずです。あとは横浜のロングボール対策にラインを押し上げて全体をコンパクトにして中盤との距離を縮め、連携した守備をしたいところでしょう。裏を狙う横浜のスピードのある選手に対してラインを押し上げることは勇気のいることですが、それができれば横浜がパスを繋ぐスペースもなくなるだけに一石二鳥になります。

攻撃としてはサイドから圧力を掛ける戦い方自体はそれでいいと思いますが、そこから何でもかんでも仕掛けるのではなく、一度トップ下を経由してFWが裏を狙う形、あるいはワンツーなどで中に入っていく形を作っていきたいところ。それで相手に選択肢をちらつかせることで初めて積極的な仕掛けも活きてくるのではないでしょうか。初めてのチャンピオンシップということでやや緊張もあったのか、個々の選手のプレーにおいて選択の幅が狭くなっているような印象も受けました。もともとの攻撃力自体はリーグ屈指なだけに、どうすればそれを活かせるのか、それをまず考えてもいいような気がしますね。


対する横浜は基本的に戦い方を変える必要はないとは思いますが、序盤から前に出てくることが予想される浦和に対して受身になり過ぎないことが肝心です。確かに浦和を前掛かりにさせてカウンターを仕掛けることができれば効果的なようにも思えますが、それをやると最終ラインにかかる負担は必然的に大きくなってしまいます。序盤に点を取れれば心理的に優位にたてるとは思いますが、むしろ気をつけたいのは序盤の失点。「点を取りに行く」というアクションは「取りに行かねばならない」になると、それによる個々の心理のばらつきがチームのバランスを狂わせていったりもします。第一戦と同様に前線からパスコースを限定して中盤でボールを奪う形は忘れないようにしたいところでしょう。

選手の特徴を考えるとカウンターとセットプレーから得点を狙う形は変わらないでしょうが、そこで重要になってくるのがどうやってそういう形に持っていくのか、そしてどうすれば効果的な形に持っていけるのか。おそらく攻撃を司るキーマンとなるのはトップ下に入る奥、両サイドの田中隼磨とドゥトラでしょう。彼らと周囲がいかにサポート関係を築いていけるかで相手に対する脅威は変わってきますね。前の第一戦によって1点のリードがあり、守備が安定しているとはいえ、現実的に考えればもう一点は欲しいところ。スピードのある坂田・清水のFW陣、セットプレーのキッカーとなる奥、そしてそのキックを合わせることになるセットプレーはこの試合でも重要なポイントになりそうな気がしますね。

日時: 2004年12月10日 08:03 | トラックバック (1)

2004年12月11日
Numberを読んで思ったこと
とりあえずローソンに行ってロッピで12/19(日)に行われる天皇杯準々決勝のチケット(アウェー自由席)を買って来ました。まぁそれで東京が勝てなかったら意味がないので明日の鴨池はよろしくということで。頼みますよ~。せっかくの人の誘い断って予定空けたんですから(笑)

ところで東京が今後どのような方向に進んでいくのか。現時点では未だはっきりと方向性が見えてきているわけではありませんが、ケリーの退団を機にずっと考えていました。というのは個人的には鈴木強化部長の「ステップアップのため」という言葉はもちろん「ステップアップ≒優勝・勝利」ではあっても、必ずしも「ステップアップ=優勝」だけではないニュアンスを感じていたからです。

今回のケリーの退団に関して言えば、確かに今季やや精彩を欠いたことは無関係ではないでしょう。今季、ケリー不在の時期が長かったことは東京が思ったほど上の順位に行けなかったことと無関係ではなかったと思います。しかし一方で負傷を経て復帰したケリーはそのキープ力が裏目に出ることも多く、攻守の早い切り替えが持ち味の東京の攻撃を時として停滞させてしまった点も否めません。

今季のケリー不在によって選手個々が今まで以上に自覚するようになったことで、今季の東京が昨年までのようにケリーだけに多くを依存するチームではなくなっていたのは事実です。皮肉な話ではありますが、不在の間に他の選手が成長したことでチーム全体のリズムが微妙に変わってしまい、それによってケリーがそのリズムと噛み合わなくなってしまったこともあったのではないでしょうか。

ただ、一方で今季の東京の戦いぶりを見ていて、東京のスタメンを張る選手や層の厚さは客観的に見ても実際に優勝を争っていたチームと比較してその質にそう遜色があるわけではないと感じていました。その優勝争いをしていたチームと東京の差を考えてみると、勝ち切るだけの決定力も無視できない要素ではありますが、中心選手が勝敗を決する要素の占める割合が相対的に低かったように思います。言葉をかえれば個々の選手が勝利のために何ができるのかを自覚し、特定の選手だけに依存しないチーム作りができていたのではないでしょうか。

もちろんチームには選手の精神的支柱になるような求心力のある選手は必要でしょう。ただ、特定の選手を中心としたチーム作りはその選手の調子にチームの調子も左右されることが多く、必ずしも安定した戦いができるわけではありません。安定した戦いをするためには個々の選手がレベルアップし、チーム全体を底上げして特定の選手への依存度を相対的に下げていくことは必要不可欠だと感じます。ケリーを欠く戦いが多かった今季、チームとしてケリー頼みのチームから脱却し、より個々の自覚を促す好機だと考えたのではないでしょうか。

今回のNumberの記事を読んで基本的に「強く愛されるチーム」になるためにはどうすればいいのか、東京が真剣に考えているのは改めて感じました。ケリーが退団するのは残念ですが、若手の多い東京がチームとしてより成長していくためには個々がもっと成長してチームを支えているという自覚を持つようになることが必要でしょう。ケリー個人の成績がどうというよりも、むしろチームとして成長するためにどうすべきなのか、それを考えた結果だったのではないかと感じています。

ジャーンにしてもルーカスにしても最近獲得したブラジル人選手はチームの一員としてチームと共に成長していこうという意識を強く持っているような気がします。チームとしてのベースの上昇に伴って、東京は昇格した当時の外国人が引っ張っていくチームから、外国人選手が足りないポジションを補うチームへの変化を遂げつつある時期にあるのかもしれません。そうした中で仮に新外国人を獲得するとしたら、経験豊富な大物選手ではなく、同様に中堅どころとしてチームとともに成長していける選手を獲得するのではないでしょうか。

日時: 2004年12月11日 12:49 コメント (1)

2004年12月12日
浦和1(2PK4)0横浜(チャンピオンシップ第二戦 TV観戦)
ホームの浦和はGKに山岸、DFにアルパイ、闘莉王、ネネ、MFはボランチに長谷部、鈴木啓太、右に平川、左に三都主、トップ下に山田、FWは永井、エメルソンの2トップ。控えには都築、内舘、酒井、田中、岡野。山瀬、坪井が負傷で欠場。

対するアウェイの横浜はGKに榎本達、DFに中澤、松田、河合、MFはボランチに上野、中西、右に田中隼磨、左にドゥトラ、トップ下に奥、FWは清水、坂田の2トップ。控えには榎本哲、那須、大橋、佐藤由、山崎。安貞桓、久保、遠藤、柳想鉄が負傷が欠場。

前半から浦和が高い位置から仕掛ける展開が続き、エメルソンがドリブルで積極的に仕掛けていくと、左サイドからも三都主、長谷部らが次々と仕掛ける。高い位置でボールを奪う浦和がチャンスをうかがう中、三都主の右FKからアルパイがフリーでヘッドも左にそれてしまう。その後も右サイドから山田・永井らが仕掛けると、その後もピッチを広く使ったサイドチェンジで浦和がサイドのスペースを狙う。対する横浜も奥や上野を基点とした中盤での冷静な繋ぎから坂田やドゥトラが左サイドから飛び出すものの、なかなか決定的な形にもっていけない。

浦和はその後立て続けにファウルを獲得、高さのあるDF陣をおとりに入ってきたエメルソンがゴールを狙うと、三都主のFKはネネがヘッドも上野にクリアされてしまう。相変わらず浦和がキープする時間が続くものの、攻めに時間を掛けさせられるとファウルはものにするもののセットプレーではなかなか決定的なチャンスを作れない。横浜も前線の清水のキープから繋いで坂田がオフサイドラインギリギリで飛び出しシュートも山岸がファインセーブ。浦和は永井・三都主・エメルソンらがサイドから仕掛けたり、ボールを前方に入れていくものの冷静に跳ね返し、ボールを繋いでチャンスをうかがう。

後半に入ると横浜は坂田がたびたび前線に飛び出してゴールを狙うと、浦和も三都主・長谷部が左サイドから仕掛けてチャンスを作り、山田のFKに闘莉王がヘッドも榎本が弾き出す。横浜もカウンターからドゥトラのクロスに坂田がヘッドでゴールを狙うも山岸がクリア、その後も奥や坂田・田中隼磨らが次々と飛び出す。浦和はサイドへの展開からクロスを入れるものの中に入れるボールはクリアされてしまい、セットプレーにも決定的な場面を作れない。浦和は後半18分に平川に代えて田中を投入。サイドに移った永井、そしてエメルソンが仕掛けたり、田中・エメルソンが飛び出したりするものの決定的な場面を作れない。

しかしカウンターを狙う横浜に対し、FKからのセカンドボールを拾ってのカウンターに繋げた浦和は田中のスルーパスに飛び出したエメルソンを潰した中西が後半28分に一発退場。直後に三都主がFKを直接沈めて浦和がついにトータルで同点に追いつく。横浜もチャンスをうかがうもののボールをキープするのは浦和。そういう展開の中、横浜は後半37分に清水に代えて山崎を投入。浦和は攻めてCKなどからチャンスは作るものの決定的な形を作れない。終盤永井がチャンスを作り、CKから飛び込んだ闘莉王がヘッドも榎本の正面。試合は延長へ。

延長に入ると浦和がエメルソンや田中が次々と仕掛けてセットプレーからチャンスを作るもののゴールを奪えず、松田・闘莉王がお互い攻撃参加する展開になり、永井が入れたボールから山田が中に切れ込みゴールを狙うも左にそれ、クリアボールを拾った三都主のシュートも左にそれてしまう。延長後半に入って横浜も何度かチャンスを作る一方でエメルソンの仕掛けからたびたびFKのチャンスを作るものの得点に繋がらず、逆にロスタイムに河合を蹴ったエメルソンが一発退場に。PK戦では浦和が闘莉王、長谷部が失敗したのに対し、奥・上野・坂田・ドゥトラと全員が成功した横浜が4-2で浦和を下し、二年連続年間王者に輝くこととなった。


ナビスコ杯に続きPK戦で王者の座を逃した浦和ですが、この試合では序盤は押されていたこの前の試合とは違って中盤で仕掛けて優位に立ち、横浜を自陣に押し込めました。しかし一方で押し込みながらも横浜の守備を前にエリアの中にはなかなか入れず、決して少なくなかったセットプレーのチャンスで奪えたのは1点のみでした。FKから得点を奪うだけの精度があれば、試合の展開はまた違ったものになっていたかもしれませんね。山瀬を負傷で欠くようになってから浦和の攻撃は前の3枚と後ろの7枚が分断されるようになってしまい、エメルソンを除く2枚がチャンスメーカーとなって結果的にフィニッシャーの数が減ってしまうか、後方から押し上げるにも時間が掛かり過ぎて押し上げていた時には相手も守りを固めているような状態が続いて、しっかりと守ることのできる相手には何をどうすれば守りきれるのか、非常に分かりやすかったのではないでしょうか。PK戦での敗北は確かに不運だったと思いますが、そこに至るまでの過程を運がなかったとしてしまうにはやや愚直過ぎたようにも感じました。

対する横浜はこの試合では前線へのボールがなかなか繋がらず、苦しい展開が続きましたが、中盤で減速させつつ松田・中澤・河合の最終ラインを中心とした守備で粘り強く跳ね返し、時にはカウンターを狙いました。最後は中西が退場になってしまいましたが、中西・上野の両ボランチ、田中隼磨・ドゥトラの両サイドの献身的な守備も光りました。ここで一発で飛び込まずに相手の攻めを減速させたことが相手の攻めに時間を掛けさせ、最終ライン付近で複数でエメルソンらに対峙することができた大きな要因となりました。ただ逆に言えば浦和は三都主のFK以外はほとんどが最後のボールをエメルソンに集めてしまう傾向があって、攻めに時間を掛けさせればクロスを入れられても相手に高さがないことから高さのある最終ラインが跳ね返せばよく、セットプレーの数の割にはその精度に難のあった浦和という相手は、横浜にしてみれば攻められてはいても正面から対峙する分には案外与しやすかった部分もあったのかもしれません。前線の大駒二枚を欠く状況でどうしても攻めの部分が苦しくなった点は否めませんが、そのしっかりとした堅実な守りでしのぎきった横浜の優勝はこれまでの伝統を思えばそれもまたらしい優勝だったのではないでしょうか。

日時: 2004年12月12日 09:52

大宮3-6東京(天皇杯五回戦 TV観戦)
大宮はGKに荒谷、DFに西村、平岡、奥野、富田、MFは安藤正、斉藤、金澤、久永、FWは高橋、森田の2トップ。控えには安藤智、木谷、氏家、島田、横山。トニーニョ、バレー、トゥットが欠場。

東京はGKに土肥、DFに加地、ジャーン、藤山、金沢、MFはボランチに今野、宮沢、右に石川、左に規郎、トップ下に馬場、FWにはルーカスの1トップ。控えには塩田、増嶋、三浦、ケリー、阿部。茂庭、梶山、戸田が負傷で欠場。

前半中盤でボールを奪う東京は宮沢からボールを受けた馬場がミドルレンジからミドルシュートを決めて前半1分に先制。大宮も久永・安藤の両サイドを基点にチャンスをうかがうものの最後へのパスが繋がらない。東京はやや引き気味に位置する馬場から規郎へたびたび展開、そのクロスからゴールをうかがう。大宮はカウンターやFKから高さのある森田にボールを集めるもののそのこぼれ球を拾えない。右サイドからルーカス・石川、左サイドから金沢が攻め上がってチャンスをうかがう東京に対し、大宮も左サイドの久永・富田からボールが入ってくるものの東京の守備陣に跳ね返されてしまう。

右サイドから崩す東京は今野が久永からFKを獲得、宮沢が入れたボールをジャーンが押し込んで前半22分に追加点を挙げる。その後も中盤での早いチェックからボールを奪い、石川・加地が右サイドからたびたび崩す東京に対し、サイドから森田にボールを集めてそのこぼれ球を狙う大宮は森田のポストプレーに左サイドから久永が飛び込んでくるものの東京が何とかクリア。しかしCKから富田にヘッドで押し込まれて前半40分に1点を返されてしまう。その後も森田のポストプレーから富田・久永の左サイドから崩す大宮は、繋いでチャンスをうかがうもののなかなか決定的な場面を作れない。

後半はお互いサイドへの素早い展開から攻める展開となり、東京は規郎のパスを受けた宮沢がミドルシュートを放つものの荒谷に弾かれ、その後はボールを奪われても高い位置からボールを奪いに行って右サイドから仕掛けていく。東京は加地のロングスローなどから規郎がたびたびゴールを狙う動きを見せ、後半12分には藤山のインターセプトから規郎がサイドを突破して入れた早いクロスを奥野がオウンゴール。直後に西村に代えて島田を投入した大宮に対し、東京は後半19分に馬場に代えてケリーを投入。しかし直後に大宮は右から安藤のクロスにファーへ流れた高橋が土肥の頭上を越すヘッドを決めて1点を返す。

大宮は後半20分には森田に代えて横山を投入。その横山が放ったシュートがポストを叩くなど勢いに乗る大宮に対し、東京は宮沢に代えて三浦を投入。しかし後半24分、右からの久永のクロスにニアに入った高橋がジャーンに競り勝って押し込み大宮が同点に追いつく。直後の後半26分には相手を引き付けての規郎のスルーパスに飛び出したルーカスが折り返しこれを無人のゴールに石川を押し込んで再び突き放す。東京は後半31分に規郎に代えて阿部を投入。後半36分に藤山のロングフィードを左サイドで受けた阿部がヒールパス、上がってきた金沢が中に入れてルーカスがゴールを奪うと、後半43分には三浦のスルーパスに阿部が右サイド抜け出してクロス、これをケリーが決めて東京が6-3で大宮を下した。


東京は開始直後に馬場のゴールで先制点を奪うと、中盤での早いチェックから主導権を握って左サイドの規郎、右サイドの石川・加地で崩し、宮沢のFKからジャーンが追加点を奪うことに成功しました。その後もCKから1点を奪われはしたものの、オウンゴールで再び突き放しました。しかしその後はサイドから崩す大宮の攻めに受けに回ってしまうようになってしまい、馬場に代えてケリーを投入したものの後半19分、後半24分と安藤・久永のクロスを高橋にヘッドで決められ同点に追いつかれてしまいました。その後大宮の運動量が落ちてからは再びサイドからの崩しで石川・ルーカス・ケリーと次々にゴールを挙げて6得点。中盤での守備からのサイドへの展開で攻撃の形を作り出しましたが、一方で自陣のゴール付近ではマークがルーズで3失点とやや大味な試合になってしまいました。

大宮は中盤と最終ラインのフラットなラインの間のスペースを突かれ早い時間帯に失点。その後は高さのある森田を基点に左サイドの久永・富田、右サイドの安藤が絡んでそれを斉藤、金澤がフォローしてゴールをうかがいましたが、FKからさらに失点してしまいCKから富田が一点を返したものの東京のサイドからの崩しに後手後手になってオウンゴールからさらに失点してしまいました。しかし直後に西村に代えて島田を投入し、久永・安藤で右サイドを形成すると、FWへのくさびからサイドへの展開がより効果的になり、安藤・久永からのクロスを高橋が決めて同点に追いついたものの、守備陣が個人技に翻弄されてさらに3失点。外国人3人を欠いたことも少なからず影響したのでしょうが、今後見直されるであろう前線はともかく、前線に複数のタレントを抱えるチームが多いJ1のチームを相手にどう守っていくのかという点は、チーム全体の戦術も含めもう一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。

日時: 2004年12月12日 23:10

2004年12月13日
天皇杯五回戦ほか
さて、今日は入れ替え戦、天皇杯五回戦、そしてトヨタカップとあったようですが、まぁトヨタカップは最初から興味なかったのでいいとして(笑)、柏は福岡に2-0で下して残留を決めましたね。試合は観てませんが、やはり一戦目で柏が終了間際に2点目を奪ったのは大きかったかもしれませんね。それで福岡は二試合目のゲームプランとしてどうしても2点以上奪いに行かねばなりませんでした。やはりホームでもう少しいい形で試合を終えたかったところですね。

また本日行われた天皇杯五回戦の結果は下記の通り。

東京V 21 名古屋 (豊田) 
鹿島 3 2 川崎(カシマ) 
横浜FC 05 G大阪(愛媛) 
大 宮 36 東京(鴨池) 
札幌 10 大分(熊本)
群馬FCホリコシ 12 磐田(ヤマハ)

※12月15日(水)に行われる試合
横浜-ザスパ草津 (19:00/仙台)
浦和-湘南(19:00/岡山)

それにしても途中で相手のGKが退場になったとはいえ大黒の5得点はすごいですね・・・。今日は大宮-東京の他にも群馬FCホリコシ-磐田、鹿島-川崎といった試合もBS1で観ていたのですが、なかなか侮れない相手だったのではないでしょうか。これらの結果に伴い準々決勝の組み合わせは

      ┌横浜-ザスパ草津の勝者
     ┌┤
     │└東京V

   ┌┤
   ││┌鹿島
   │└┤
   │  └G大阪
優勝┤
   │  ┌東京
   │┌┤
   ││└浦和-湘南の勝者
   └┤
     │┌札幌
     └┤
       └磐田

こんな感じになりましたね。とりあえず19日のために買っておいたチケットはムダになりませんでした。チャンピオンシップの関係で五回戦の二試合は15日(水)に行われるわけですが、エメルソンも出場停止なわけですし、湘南には昨年の天皇杯の再現をちょっぴり期待してみたいところ(苦笑)今日の東京の出来を見る限りでは今の状態で浦和と当たるとちょっと苦しいでしょうか。相手も日程的に苦しいことを思えば条件的には五分五分くらいなのかもしれませんが。

日時: 2004年12月13日 01:22 コメント (2)

2004年12月14日
ベストイレブン発表
本日、Jリーグ・アウォーズでベストイレブンが発表になりましたね。

GK 
土肥(東京)
DF
闘莉王(浦和)・ドゥトラ(横浜)・中澤(横浜)
MF
小笠原(鹿島)・長谷部(浦和)・奥(横浜)・遠藤(G大阪)
FW
エメルソン(浦和)・マルケス(名古屋)・大黒(G大阪)

まぁこんなもんかな、という人選ですね。土肥は他のGKに決め手がなかったこともあったでしょうし、ナビスコ杯決勝の活躍で得してるような気がします(笑)150試合連続試合出場を果たした今季ですが、代表との往復でコンディションを崩したりとなかなか大変なシーズンだったのではないでしょうか。

東京でいえば茂庭・ジャーン・今野なんかは悪くなかったとは思いますが、リーグ戦の順位が思わしくなかったことが少なからず影響していたように思いますね。あと個人的にDFならシジクレイ(G大阪)、MFなら二川(G大阪)あたりも入ってもいいんじゃないかと。今季のG大阪の躍進は彼ら抜きには語れないでしょう。躍進と言えば市原からは一人も選ばれてませんが、村井や坂本、阿部など渋い働きを見せた選手はいても、ややインパクトが弱かったのかもしれません。

MVP中澤というのは横浜が優勝したことを思えば納得の人選。新人王の森本(東京V)は他の梶山(東京)・岩政(鹿島)といった候補と比較すると単にインパクトの差でしょう。チームの貢献度で言えば梶山は決して小さくなかったと思いますし、途中からとはいえ岩政が鹿島のCBに定着したことは長い目で見れば鹿島にとって大きなことだったように思いますね。

日時: 2004年12月14日 00:22 コメント (1)

2004年12月15日
今日の雑感
・柏DF永田を追加招集(日刊スポーツ)

宮本・松田の出場辞退を受けて永田が召集されたわけなんですが、去年の召集(永田と共に招集されて茂庭が出場)を思うと案外茂庭が負傷していなかったらフツーに召集されたのかもしれませんね。五輪代表の時の茂庭しか知らない人にはイマイチピンとこないのかもしれませんが、茂庭は本当にいいCBですよ。茂庭は3バックよりも4バックでこそその真価が分かるCBといえるでしょう。日本では一人余る3バックをこなせるCBは結構いますが、よりシビアに多くのことを求められる4バックの2CBをこなせる優れた人材は決して多くありません(それはサイドバックにも言える事で、だからこそ日本には4バックを継続できるチームが少ないのかもしれませんが)。ここ1~2年の成長を思うと東京本当にいいCBを獲得したと思いますよ。逆に言えばいないとそれだけ中央の守備が急に不安になったりもするわけなんですが。今の東京の守備は茂庭に負うところが大きいですね。

ちなみに今週のダイジェストには今シーズンの総括として東京も載ってましたが、その中で原監督は新外国人について「得点力」をある程度求めているとありましたね。そうなるとやはり新外国人は攻撃的なポジションになるんでしょうね。同じダイジェストの加部究さんの「サッカーを極める」で広い視野とキック精度を持つ若手として梶山が紹介されてます。

ところで水曜に五回戦を戦う浦和は横浜戦の退場を受けてエメルソンが2試合の出場停止となったようですね。必然的に湘南戦を勝ち上がっても準々決勝も出場できなくなりました。闘莉王も両脚内転筋痛の治療のために15日にブラジルへ帰国することになっており、天皇杯の欠場が決定的となっています。三都主も欠場が決定的な湘南戦を経ての準々決勝は大変でしょうが、東京も茂庭を欠いてドイツ戦で加地もおそらく元気でなくなっていることを思えば、それくらいのハンデがあっていいんじゃないでしょうか(苦笑)

さて、今シーズンのリーグ戦も終わったので、何となく新年に向けてサイト全体をリニューアルしようかと少しずつ細かい部分から手をつけ始めています。テンプレートをいじって少しBlogの構成を変えようかとも思っているのですが、さてどのように変えようかと思うと、いろいろ考えてはいてもなかなか思い切ったことができません。いつかある日突然変わっているかもしれませんがビックリしないで下さいね(苦笑)たぶんそんな奇抜なことにはならないとは思いますが。

日時: 2004年12月15日 01:55

横浜1-v2ザスパ草津(天皇杯五回戦 TV観戦)
横浜はGKに榎本哲、DFに田中隼磨、栗原、那須、ドゥトラ、MFは大橋、奥、佐藤由、山瀬、FWに山崎、安永。控えには下川、尾本、後藤、北野、阿部。チャンピオンシップに出場した選手の大半を欠く布陣。

対するザスパ草津はGKに小島、DFに小川、小田島、籾谷、MFはボランチに山口、鳥居塚、左に依田、右に堺、FWは宮川の1トップに山崎、寺田の2シャドー。控えには北、セレゾモラエス、小久保、佐藤正美、吉本。

両サイドから高い位置を取ってボールを回しつつ、サイドからチャンスをうかがう横浜に対し、それに素早い帰陣と複数によるチェックでボールを奪うザスパ草津は1トップの宮川にボールを入れ、そのこぼれ球を厚くした中盤でプレスを掛けてボールを奪い、攻め手を欠く横浜を相手にザスパ草津がやや優勢に試合が進める。中盤での素早いプレスからボールを奪って1トップの宮川のポストプレーからたびたびゴールをうかがうザスパ草津は、横浜のセットプレーをしのぎつつ堺、山口らを基点にサイドからたびたびゴールを脅かす。

前半28分には高い位置でボールを奪ったこぼれ球を宮川が左隅に押し込んでザスパ草津が先制。横浜はザスパ草津を押し込んでこぼれ球を拾い、サイドから次々とボールを入れるものの、懸命に守るザスパ草津を相手になかなか決定的なチャンスを作れない。前半の終盤から3バックに変更してドゥトラ・佐藤由の両サイドが高い位置を取った横浜はサイドやセットプレーからたびたびチャンスは作るものの点を奪えないのは相変わらず。逆にザスパ草津がたびたびカウンターでゴールを脅かす。


後半に入ると横浜が全体的にラインを押し上げてザスパ草津を押し込むものの、ザスパ草津もロングボール一本でチャンスを作ろうとする。後半5分に負傷した栗原に代えて尾本を投入した横浜はサイドに流れるFWを基点に両サイドが絡んでたびたびチャンスを作り、ザスパ草津もカウンターからチャンスをうかがう。横浜はカウンターから山瀬、ドゥトラがゴールを脅かしセットプレーを得ると、地力に勝る横浜が奥を基点とした攻めでザスパ草津を徐々に押し込む。ザスパ草津は後半15分、堺に代えて吉本を、宮川に代えて佐藤正美を投入。ややもたつく横浜の守備陣を尻目に積極的にゴールを狙う。

横浜が積極的な出足から中盤でボールを奪い、繋いでゴールを狙うもののなかなかラストパスが繋がらず、その後もたびたびセットプレーを得て、両サイドから崩すものの決定的なチャンスを作れない。ザスパ草津は粘り強い守備からのカウンターで佐藤正美がたびたび飛び出してエリア内で倒されるもファウルの判定はなし。後半30分には山口が二枚目のカードで退場となってしまう。その後はザスパ草津もカウンターを狙いはするものの、人数に勝る横浜が2バックにして押し込む時間が長くなり、後半39分には左サイド北野のキープから大橋が繋ぎ、奥が同点ゴールを決めると、後半40分には北野を倒した籾谷が二枚目のイエローで退場、ザスパ草津は9人になってしまう。


しかし9人になっても同点にして勢いに乗る横浜の攻勢を懸命の守りで前後半をしのいだザスパ草津は延長に入ると前掛かりになる横浜を相手にたびたびカウンターを狙う。しかし横浜に押し込まれ小島も負傷してしまう苦しい展開が続くザスパ草津は、延長前半12分にFKからのこぼれ球の依田が押し込んでVゴール。ザスパ草津が9人になりながらも横浜を下して準々決勝に駒を進めた。


複数でボールを持った選手に素早いチェックを仕掛け、宮川へ入れたボールのこぼれ球を積極的に拾いに来たザスパ草津に対し、横浜はなかなか落ち着いたボール回しができず、リズムに乗り切れないうちに失点。徐々にリズムを作り、立て続けに退場者を出したザスパ草津を相手に奥のゴールで同点に追いついたもののそこで畳み掛けられませんでした。逆に2人多い状況で前掛かりになったスペースをうまくザスパ草津に突かれてたびたびカウンターを食らってしまい、Vゴール負けを喫してしまいました。

横浜はレギュラーメンバーを多数欠いたためかやや最終ラインの連携が悪く、球際への出足もザスパ草津にやや遅れをとってしまたことがリズムに乗り切れない遠因となったでしょうか。対するザスパ草津は高い位置からの仕掛けでゴールを目指す戦い方をチーム全体でよく理解し、先制点を奪った後は横浜に押し込まれる時間帯も少なくありませんでしたが、守るだけでなくうまくカウンターで横浜のゴールを脅かし続けました。2人が退場し小島も負傷してしまう苦しい展開も、その選手個々の粘り強さが横浜を上回り、最後まで諦めなかったことが結果的に勝利を引き寄せた最大の要因となったのではないでしょうか。

日時: 2004年12月15日 23:13 コメント (3)

2004年12月16日
浦和3-0湘南(天皇杯五回戦 TV観戦)
実は横浜-ザスパ草津戦のあと浦和-湘南戦も観ていて、自分の中ではすっかり書いた戦評をUpしたつもりでいたのですが、寝ぼけていたのかそれをUpしないままテキストで書いていたメモ帳を保存せずにパソコンを落としてしまっていたようです(苦笑)

メンバーを落とさざるをえなかった浦和に対して、湘南もボランチの中町やFWの佐野を基点に右サイドから高田や加藤が崩す動きを見せたのですが、フリーになることの多かった逆サイドの坂本をうまく活用してもう少しピッチを広く使えると良かったかもしれないですね。

一方で浮気、戸田(東京の戸田の弟。185cmの長身で最近FWからCBに転向したらしい)の両CBを中心に4バックで臨んだ守備陣もボールを奪われた時のマーキングがやや曖昧だったり、浦和のプレスからの早いパス回しに最終ライン付近でのミスも多かったりで、なかなか守備のリズムをつかめないまま前半のうちに田中達也の裏を狙う動きに2失点。

後半半ば過ぎからは高田をトップに上げて3トップ気味にし、右サイドバックだった加藤を一列上げるとパスを繋いでその右サイドに展開し、そこからの崩しでリズムをつかみましたが、高田に代わって入ったアマラオが入れたボールに競り勝ちはするもののセカンドボールを拾えず、終盤に長谷部が半ば強引に打ったミドルシュートが決まってしまいダメを押されてしまいました。


湘南は4バックにしてサイドのスペースを埋めてきましたが、逆に浦和のロングフィードからの裏を狙う動きに簡単に裏を取られてしまい苦しめられてしまいました。4バックにしたことで突破を許した時にカバーリングできる選手がいなかったことが前半苦しんだ最大の要因だったような気がしますね。後半は浦和のカウンターに苦しめられながらも修正を施してほぼ互角の戦いができていただけに、前半もう少し守備が粘れていれば、というところだったでしょうか。

浦和はエメルソン・アルパイ・闘莉王・三都主らを欠く布陣ながらも、ややマーキングの甘い湘南の守備に対して、鈴木啓太や引き気味に位置した永井が繰り出すフィードから田中が裏を狙う動きでたびたびチャンスを作り出し、その田中が確実にチャンスを決めて試合の主導権を握りました。後半の半ば以降は相手の3トップへの変更に対して最終ラインが同数になってしまいやや押し込まれる場面もありましたが、内容からすればほぼ順当といえる結果だったのかもしれません。これで準々決勝で東京と今季四度目の対戦となったわけですが・・・また浦和と戦うの?というのが偽らざる正直な気持ちですね(苦笑)

日時: 2004年12月16日 12:04 コメント (1)

2004年12月17日
ドイツ戦
実は今日は会社の忘年会だったので、帰ってきてからつらつらと録画で見てたわけなんですが、試合の方は3-0だったんですね。客観的に見て完敗としかいいようがない試合内容でした。半分酔っていて、ぼーっと見ているだけで特に何かを書いていたわけでもなく、ところどころ記憶が抜け落ちていたりもするわけなんですが、ドイツ代表は高さと強さはあったにしても驚異的なスピードがあったわけでも、特筆するほどテクニカルだったわけでもなかったような気がします。

それでもあれだけ日本を押し込んだのはフォローする、スペースに飛び出す、スペースを埋める、こぼれ球に詰めるといった一つ一つのプレーに対する判断が非常に的確で、ここに来られたらイヤだなと思う部分をサボらず確実に突いてきたことが大きかったように思いますね。ああいうやるべきことをしっかりやってくるチームというのは派手でなくても非常に戦いにくく、小手先でごまかせるような相手ではありません。その意味では年内最後の試合でこういう相手に今の日本代表がどれくらいできるのかを見ることができたのは、来年の最終予選に向けていい経験になったのではないでしょうか。

それにしても日本はボールを奪ってもそれをなかなか攻撃に繋げる事ができませんでした。基点を作ってもそこへのフォローが遅く、そこからどう展開するのかというイメージがやや乏しかったような気がします。いくらうまくボールをキープしてもそこからの展開に時間が掛かってしまってはプレスの格好の餌食になってしまいます。一方でショートパスだけで繋いでいこうとしても、どうしてもコースを限定されていってやはりどこかで苦しくなってしまいます。

思うに一度サイドに展開してそこに基点を作り、そこから逆サイドのスペースをサイドチェンジで狙うといった、もう少しピッチを広く使う意識もあってもいいと思いました。そういうアクセントを加えることで両サイドバックの攻め上がりもより効果的なものになったのではないでしょうか。今週のダイジェストに寄稿していた加部さんの記事ではありませんが、Jリーグでは3バックのチームが多いために、そういったサイドチェンジを効果的に使うという発想がなかなか育ちにくいという部分もあるのかもしれませんね。

ただ、今日の加地はもともとの4バックの右サイドバックということもあったのか、タイミングのよい攻撃参加で二度ほどチャンスを作り出しました。やはり足元でボールをもらって自分から仕掛けていくというよりは長い距離を走ってトップスピードに乗った状態でその勢いのまま前に出るタイプだけに、周囲がうまくそれを引き出してくれるとその持ち味が出てきますね。何にせよドイツを相手にそういういい形を作り出せたのは大きかったでしょう。東京も金沢や規郎が負傷したりと苦しい布陣だけに、疲れもあるでしょうがこの試合で見せた勢いを準々決勝でも見せて欲しいですね。

日時: 2004年12月17日 07:44

2004年12月18日
浦和戦のポイント
浦和とは今季四度目の対戦になりますか・・・。
特に浦和に対して苦手意識を感じているわけではないのですが、こう何度も当たっている浦和とまた当たるのかと思うと正直少々げんなりしてます。J2のチームはいつもこんな感じで他のチームと対戦しているんでしょうか・・・素直に感心してしまいますね。

さて、日曜の浦和戦を迎えるにあたって東京はDFは茂庭、金沢、MFは規郎、梶山、小林らが負傷で欠場が決定的。宮沢が負傷で出場が微妙、加地が代表戦でフル出場、といった状況です。一方で浅利が復帰し、宮沢の状況次第では先発もあるようで、また規郎・戸田が負傷中であることから阿部の左サイドでの先発の可能性も出てきていますね(ちなみにこの前の早稲田大との練習試合ではレンタル中の迫井・尾亦が出場していたみたいですね)。予想スタメンは

GK土肥
DF加地、藤山、ジャーン、前田
MF今野、浅利(宮沢)、石川、馬場、阿部
FWルーカス

とこんな感じでしょうか。

対する浦和は闘莉王・山瀬が負傷で欠場、エメルソンが出場停止(どうやら負傷で全治四週間くらいみたいですね)。それとアルパイが負傷で出場が微妙、ドイツ戦に出場していた三都主が試合に出場するかどうかでしょうか。坪井は湘南戦で途中出場していましたが、スタメン復帰するほどではなさそうな気がします。予想スタメンは

GK山岸
DF内舘(アルパイ)、堀之内、ネネ
MF酒井、鈴木啓太、山田、平川(三都主)、長谷部
FW田中、永井

こんな感じでしょうか。

湘南戦ではエメルソン・三都主を欠き、長谷部をトップ下に置いたこともあったのか、ダイレクトのパス回しで中盤では圧倒していたものの、いつもほどの重厚な攻めは見られませんでした。どちらかというとボールを奪取しての右サイドの永井のドリブル突破、ロングフィードからの田中の裏を狙う動きが攻めの中心だったように思いますね。これに三都主が復帰すれば永井・三都主のサイドからのドリブル突破と田中達也の裏を狙う動きが中心になってくるのかもしれませんね。あとは長谷部の動きに要注意というところですか。ただ三列目の時ほどゲームを作るような形にはならないので、その辺は単純にプラスとも言えない部分のような気がします。

エメルソンがいないだけでも守備陣が受けるプレッシャーは随分と軽減されるようにも思いますが、東京の方も守備の要である茂庭が負傷で不在であることを考えれば単純にアドバンテージとは言い切れません。できるだけラインを押し上げて最終ラインと中盤の間のスペースを埋めてそのエリアで簡単にボールキープさせないようにするとともに、ボールを失った時に(特にサイドに流れることの少なくない)前線の二人をきちんとマーキングできているかどうかは一つのポイントになりそうな気がしますね。またサイドからの突破は一発で止めに行かず中を切って外へ外へと押し出し、入れてくるクロスを確実に跳ね返したいところではないでしょうか。

もしかしたら東京の攻撃時には東京のサイドからの仕掛けに備えて山田が最終ラインに入っての4バック気味な布陣で守ってくるかもしれませんね。なんかそんな気がしてます。ここでポイントになってくるのは両サイドからの崩しでしょうか。右サイドからは石川・加地、左サイドから阿部が積極的に仕掛けていくことで相手に対して優位に立ちたいところでしょう。そのサイドからの崩しからのフィニッシャーとしてポイントになってくるのは馬場の動きでしょう。ルーカスは1トップとして常にマークされやすい存在だけに、二列目からエリア内に入っていく馬場が相手がいやと思うようなポジショニングをとってゴールを奪いにいく姿勢を見せられるかは試合の流れを大きく左右しそうな気がしますね。

また、お互いサイドからの崩しを見せることでセットプレーの機会も多くなるはずです。セットプレーからのリスタートではどうしても得点の多いジャーンはマークが厳しくなってきます。この試合ではこのところ得点のない今野にそろそろ一時期のようなセットプレーからの得点を期待したいところです。単純に前線の決定力だけを見れば雪辱に燃える浦和がやや有利なのかもしれません。しかし、エメルソンを欠く浦和の攻撃陣は戦い方次第で封じることは十分に可能です。この試合はそのチームのらしさを出し切った方が勝つような気がします。集中力を切らさずに思い切ったプレーで先手先手を取って先制点を狙っていきたいところですね。

日時: 2004年12月18日 00:13

2004年12月19日
ちょっとデザイン変更してみました
Blogのデザインをちょっと変えてみました。
細かい部分はもう少し変えるかもしれませんが、これから埼玉スタジアムに行かねばならないのでとりあえずここまでということで。

日時: 2004年12月19日 10:41

浦和2-1東京(天皇杯準々決勝 埼スタ)
浦和はGKに山岸、DFにアルパイ、堀之内、ネネ、平川、MFはボランチに鈴木啓太、右に山田、左に三都主、トップ下に長谷部、FWは永井、田中の2トップ。控えには都築、坪井、内舘、酒井、岡野。エメルソン、闘莉王、山瀬が欠場。

東京はGKに土肥、DFに加地、ジャーン、藤山、前田、MFはボランチに今野、宮沢、右に石川、左に阿部、トップ下に馬場、FWはルーカスの1トップ。控えには塩田、増嶋、浅利、ケリー、近藤祐。茂庭、金沢、鈴木規郎、チャン、梶山、小林、戸田らが負傷で欠場。

前半右サイドから石川・加地のコンビでチャンスをうかがう東京は、平川を最終ラインに置いた4バック・ダイヤモンド型の布陣を敷いてきた浦和にやや戸惑ったのか、サイドから中に切れ込んでいく永井・山田らのドリブルにややかき回されてしまい、何とかクリアするもののこぼれ球を拾われての波状攻撃に最終ラインがもたついて、永井や田中・三都主らにゴールを脅かされてしまいました。東京は馬場がシンプルなサイドへの展開を見せて右サイドの石川や加地、左サイドから阿部が攻め上がってチャンスは作るもののなかなかリズムをつかめない苦しい時間帯。

前半20分過ぎから浦和は山田・鈴木啓太をボランチに、長谷部を右、左に三都主を配する布陣に変更して中盤でこぼれ球を拾うと、右サイドから永井・田中・長谷部らが絡んで崩す形を見せて明らかに東京の左サイドバックの前田を狙ってきました。一方でようやくリズムを取り戻した東京も右サイド石川・加地のチャンスメイクから何度かセットプレーのチャンスを得るもののそれをものにできず、ルーカスが競ったロングボールのこぼれ球を拾った阿部が堀之内を振り切って山岸と一対一になったものの、シュートは左サイドにそれて決定機を逃してしまいました。

後半に入っても東京が右サイドから石川・加地らが仕掛けると、浦和も入れたボールのこぼれ球を拾い、右サイドから永井、長谷部に加えて最終ラインのアルパイも攻め上がってチャンスをうかがう展開。お互い中盤の潰し合いからの何度も攻守が切り替わる時間帯は徐々にセカンドボールで浦和が優勢に試合を進めようになり、東京は後半15分に宮沢に代えて浅利を投入。直後の後半16分に中盤でこぼれ球を拾った浅利が左サイドに展開、阿部が逆サイドに振ってスペースに入ってきた石川がエリア外からミドルシュートを決めて東京が先制に成功しました。

しかし直後の後半19分、右サイド永井の突破から入れたクロスを田中がシュート、これが今野に当たって方向が変わり同点に追いつかれてしまいました。勢いに乗る浦和はアルパイも攻め上がって右サイドから永井らとともに右サイドから仕掛けるようになり、東京は後半25分に馬場に代えてケリーを投入しました。その後も中盤での潰し合いが続き、三都主が右サイドから切れ込んでゴールを狙うと、東京も浅利のチェックから右サイドで起点となった石川が中に切れ込んで阿部が繋ぎ、そこからケリーが飛び出しシュートもバーに当たってしまいました。

その後も右サイドから石川が平川を相手に積極的に仕掛けていくもののそこからのチャンスメイクではゴールを奪えず、逆に後半40分に長谷部のスルーパスで右サイドのスペースに飛び出した永井がクロス、土肥が触ったことで方向が変わり浅利がクリアできず、三都主に押し込まれて勝ち越されてしまいました。その後、東京は前田に代えて近藤を投入してジャーンも前線に上げて攻めるものの攻めきれず、ロスタイムに田中に代えて内舘を投入して守りきった浦和が2-1で東京を下し準決勝へ駒を進めました。


東京は負傷者が多くやや苦しい布陣でしたが、おそらく公式戦では初の左SBに起用された前田がこの試合では徹底的に狙われてしまいました。冷静に見ればほとんどこのポジションでの経験がない前田を責めるのは酷だと思うのですが、全体的に戸惑いがあったのかポジショニングが曖昧で、スピードがないためにコースを切っても振り切られてしまうことが少なくありませんでした。選択肢で言えば増嶋をCBに起用して藤山を左SBに起用する手もあったと思うのですが・・・おそらく右SBで起用した時の前田のいいイメージがあったために原監督も前田に賭けてみたくなったのかもしれませんね。

もっとも右と左だと視野も正反対なのでSBの動きそのものに慣れてるならともかく、左右両足が使えるからといってなかなか簡単に両サイドが務まるわけではないのではないかと。このあたり怪我人が多かったという事情があるにせよ、結局金沢が欠場した時の組み立ての構成力・守備力のダウンは否めなかったような気がします。金沢は宮沢を除けばサイドチェンジを意識してプレーできている数少ない人材の一人だけに簡単には替えが効きません。将来的には今後入ってくる鈴木健児や中村、そしてレンタル移籍している尾亦らはいるものの、とりあえず来季はどうするんでしょうか。国内ではサイドバックそのものの絶対数が少ないだけに効果的な補強も簡単ではなさそうな気がします。

ただそういった苦しい事情があったにせよ、この試合では先制点を奪った後の時間帯はもう少しうまく時間帯を使いたかったところでしょう。浅利が入ってきてからやや劣勢だった中盤のこぼれ球をうまく拾って繋げられるようにはなっていたものの、早い展開ばかりで浦和のリズムに付き合ってしまい、なかなか試合を落ち着かせることができませんでした。そのまま追加点を奪って試合を決めてるだけの勢い以外の決め手に欠ける現実的な東京の攻撃力を考えると、どうやって相手の反撃をさばきつついい形の攻撃を作っていくかは今後もっと重要になってくると感じますね。それは個々の意識の部分でもそうですが、頑張れる選手は揃っているだけに、それに方向性をつけてうまく活かすことのできる選手が一人でも出てくれば東京はもう1ランクレベルアップできそうな気がしてます。


浦和は平川を最終ラインに入れて4バックにしてきたのを見たのには正直驚きました。徹底して東京の特徴を消してきたわけですね。それで中盤をダイヤモンド型にすることで東京を幻惑するだけでなく、中盤でこぼれ球を積極的に拾ってのサイドへの展開から縦に飛び出したり中に切れ込む動きで東京の守備陣を振り回しました。前田の動きが怪しいと分かると永井だけでなく、長谷部も右サイドに移動して右サイドを脅かし、後半にはアルパイまで攻め上がって右サイドを突く徹底ぶり。東京もそこまでそのサイドを厚く守っていたわけではなかっただけに、ただでさえ優勢だったそのサイドでたびたび数的優位が生まれ、それが結果的に得点に繋がりました。エメルソンらを欠き必ずしもベストメンバーではなかった浦和でしたが、勝ちたいという執念は十分に伝わってきました。

日時: 2004年12月19日 23:29 コメント (1)

2004年12月20日
東京、名古屋DF藤田泰成を完全移籍で獲得
・グラ・藤田、FC東京へ完全移籍(中日スポーツ)

昨日来年サイドバックどうするんでしょうね、なんて書いてたらそつのない東京はすでに獲得に動いていたようです(苦笑)

昨日の浦和戦の帰りに知人とサイドバックの話をしていて、家に帰ってからJリーグの選手名鑑を眺めていたりもしたんですが、現実的に考えて日本人のサイドバックで他のチームが出してくれそうな潜在能力の高いサイドバックって案外少ないんですね。もともと日本で4バックを敷いているチームが少ないというのもあるんですが、パッと見で可能性ありそうと言えるのはこの藤田と・・・鹿島の石川くらいでしょうか(これも微妙ですね)。

今度名古屋から移籍してくる藤田に関しては個人的に実際に試合でのプレーを見たことがないのでなんとも言えないのですが、蹴りたいグランパスさんのところの選手紹介によると、石川や茂庭と同年代でU20代表候補にも選ばれた存在(そういえば今年京都から来たDF松本も元U20代表候補でしたね・・・偶然?)。思い切りが良く、スピードやキック力といった身体能力の高い、両サイドができる選手のようですね。ペナルティエリアまで届くロングスローも魅力だとか。

3バックのウイングバックというのは4バックのサイドバックや二列目におけるサイドアタッカーと求められる動きが微妙に異なります。名古屋でなかなか4バックが定着しなかったことを考えると、サイドバックとしての本格的な経験はもしかしたらこれからなのかもしれませんが、「前に出る馬力のある」という資質を備えていることは、そういったサイドアタッカーそのものが少ない日本にあっては非常に貴重な存在といえます。何というか・・・ここ数年の補強を見ていると東京の場合は派手さはなくても、本当に堅実な補強をしてきますね。

日時: 2004年12月20日 21:40 コメント (2) | トラックバック (1)

2004年12月21日
東京はJリーグへの反則金なし
・Jリーグが21クラブに反則金(日刊スポーツ)


Jリーグは、今季のリーグ戦の退場や警告などの回数を数値化した反則ポイントが多かったJ1の12クラブとJ2の9クラブに反則金を科すと21日、発表した。総額は2170万円。最高額は大分、C大阪、鹿島で各250万円。J1はG大阪、東京、新潟、市原、J2は山形、水戸、大宮が反則金を科せられなかった(本文より)

東京は反則金を科されなかったチームの一つ。確か去年も東京は反則金を科されてなかったと記憶してます。もちろん状況によっては厳しい守備や止むを得ない守備をせざるを得ない時はありますが、そういった警告や退場は少ないにこしたことはありません。こういう形でそれが現れたことはチームとして良かったと思いますし、今後もこういったことは大切にしていって欲しいですね。

日時: 2004年12月21日 23:41 コメント (1)

2004年12月23日
今日の雑感
すでに各所で掲載されてますが、2005年のJリーグの公式日程が発表になり、東京の来年のJリーグ開幕カードはホームの新潟戦に決まったみたいですね。個人的には新潟にはチームもサポーターにも非常に好感を持ってるのでいいカードかなと思ってます。ちなみにその他の開幕カードは以下の通り。

横浜-磐田  浦和-鹿島  G大阪-大宮 
 柏-川崎  名古屋-千葉 大分-東京V 
神戸-C大阪 清水-広島

よく見ると何となく考えに考えた末の組み合わせのカードのような気がしないでもないですね(←どの辺が? 笑)


一方で今回から準決勝までH&A方式に戻したナビスコ杯の予選リーグの組み合わせは

Aグループ:浦和 大宮 新潟 神戸
Bグループ:東京V 川崎 G大阪 広島
Cグループ:東京 千葉 柏 大分
Dグループ:鹿島 清水 名古屋 C大阪

こんな感じになりました。
Cグループは何か微妙に組し難い相手が並んでるような気がするのは管理人の気のせいでしょうか?今回は単純な上位2チームではなくて上位2チームのうち成績上位2チーム(ACL出場の2チームがシードされてるため)が決勝トーナメントに進出できるため、今まで以上に勝ち点、そして得失点差が問われてきそうですね(1位抜けできれば問題ないわけですが)。それにしても・・・「千葉」という言葉に少なからず違和感を感じたのは管理人だけじゃないですよね、きっと。


あと、ケリーとチャンがそれぞれ帰国。ケリーの来季の所属先も気になるところですが、チャンは来季はKリーグでプレーすることになりそうです。いつぞやのサッカー批評にも原監督がコメントしていましたが、彼のプレイヤーとしてのキャリアを考えるなら常時出場できるような環境が必要だと感じています。彼は十分にレギュラーを張るだけの力を持っていますからね。U19韓国代表としての彼は同じU19代表の増嶋や梶山にとっても強力なライバルでしょう。彼に負けないように二人も頑張って欲しいですね。

・・・と書いていたら梶山に続き増嶋も右ひざ半月板損傷で1月に手術することに。今年は本人にとっても決して本意ではなかったシーズンかもしれませんが、焦らず怪我をしっかりと治して来年の6月にオランダで行われるWユース目指して頑張って欲しいですね。

日時: 2004年12月23日 01:11

2004年12月24日
05年日程
改めて来季のJ日程を見ていると来季は今季に負けず劣らず過密日程になりそうな気がしますね。もちろん、リーグ優勝したがために早い時期にゼロックス杯やA3を戦ったり、リーグ戦を並行してACLを戦わねばならない横浜などに比べるとまだマシな部分もあるのですが、リーグ戦が34試合になるのに加えて今季からナビスコ杯も決勝トーナメントがホーム&アウェイに戻ったために予選6試合+最大5試合になってしまうわけです。この基本セットだけでも仮にナビスコ杯で決勝に行くとすると今季と比較して6試合増加するわけです。

おそらくA3&ACLを戦う横浜やACLが控える磐田は今シーズン同様早い時期からの始動を強いられることになるでしょう。今シーズンは五輪がないとはいえ2/9(水)にW杯の最終予選を控えているため代表に召集されると1月下旬のチーム始動の時期にチームに合流できない事態になる可能性が高いですね。さらにナビスコ杯予選6節が行われる6/11(土)から7/2(土)・3(日)に行われるリーグ戦まで中断期間があるわけなんですが、その間はコンンフェデ杯が6/15(水)~29(水)、Wユースが6/10(金)~7/2(土)に行われます。

結局のところW杯予選なども含めリーグ戦の中断期間で修正を図ることのできる時期に代表組はチームに不在であることが多く、代表選手は休みがなくてコンディション維持も難しくなってくるでしょうし、特に前半戦は代表組をチームにフィットさせるのが難しいというような事態も想定されるでしょう。その分代表選手に依存しているチームは苦しくなるでしょうし、今年と同様に今まで以上にチームとしての総合力が問われることになってきます。代表を抱えるチームでも選手層が薄かったら、それを補うことができずに早々にリーグ戦から脱落することになってしまうかもしれません。

チームの土台を作るべき比較的早い時期に代表や五輪に選手を招集されつつ、A3やACLを並行して戦った今季の横浜の苦境は言うまでもありませんが、例えACLを戦わなくてもここ数年で試合数が飛躍的に増大した背景は今後十分に考慮すべきことのような気がしますね。リーグ戦+カップ戦でもそれをベストメンバーで戦い続けることは事実上非常に難しいのが実情でしょう。将来の育成を含めたチームの総合的な選手構成を考えると保有人数=現時点で戦力足りうる選手ばかりではありません。現行の1チームあたりのA契約保有人数が果たして妥当なのかどうかという点は、もう一度真剣に検討されるべき課題なのではないでしょうか。

日時: 2004年12月24日 02:39

2004年12月25日
他チームの移籍状況
ところで東京以外のJ1のチームの補強状態はどうなっているのか。浦和は大きな動きはなさそうですが、それ以外のチームについて放出と移籍を中心にちょっと調べてみました。


鹿島は根本の復帰が濃厚。池内(→札幌)、ファビオ・ジュニオール(退団)、バロン(→仙台)などの放出はあるものの、今季の低迷の原因は明らかに決定力不足にあっただけに得点力のある外国人FWの獲得が鍵でしょうか。

大宮は藤本(←名古屋)を獲得したものの、控えクラスの戦力外通告も多く、盛田が広島に完全移籍し、森田が新潟への復帰が濃厚でその穴を埋めつつ今季よりも戦力の上積みできるかが鍵を握るでしょうか。

千葉はミリノビッチが退団。期限付き移籍している崔龍洙も磐田への移籍が濃厚ですが、むしろ問題は村井(磐田が興味)、林・鷲田(京都が興味)、阿部(名古屋・神戸が興味)など草刈場となりかねない状況にあるところ。上積みも考えたいところでしょうが、まずは現在の主力を温存できるかどうかでしょう。

柏は渡辺、小峯、下平、加藤らベテランを放出。ただ移籍が噂される土屋(神戸)やブラジルの長身FWクリスチャンの獲得がうまくいけば攻守の軸となりうる可能性はあるでしょうか。

東京Vはウベタ・ウーゴの退団が決定的で、出場機会の減った三浦も神戸の移籍が噂されています。一方で獲得がほぼ決まった元ブラジル代表の長身FWワシントンだけでなく、戸田の獲得にも動いているため今後の動向が注目されますね。

今季ダントツの成績で昇格した川崎は塩川が横浜に移籍した一方で名古屋から鄭容臺を期限付き移籍で獲得。あとは中堅どころの補強で選手層を厚く出来るかでしょうか。

今季リーグ優勝の横浜は柳想鉄・安永が退団。J2からMF熊林(←湘南)、塩川(←川崎)、FW大島(←山形)らを補強。熊林は若く技術のある選手ですし、塩川と大島はそれぞれやや層の薄かった左サイドとFWで実績を残した選手。彼らが過密日程の中でどれだけ戦力になれるかが今季のポイントになりそうな気がしますね。

今季昇格を遂げて躍進した新潟はMF秋葉、栗原、FW深澤、オゼアスといったベテランを放出しました。大宮に期限付き移籍して結果を残したFW森田が復帰予定。守備の再建に向けてDFの新外国人を補強するという話が出ているようですね。

清水はGK真田が引退、DF池田が期限付き移籍で広島へ、鈴木隼人らが甲府へ完全移籍するそうです(この二人の移籍は意外でした)。朴圭善や西澤らの獲得には動いているようですが、アラウージョ・戸田の移籍の話もあり、予断を許さない状況は続きそうですね。

磐田はGK川口に続いて、市原から京都へ期限付き移籍していたFW崔龍洙の獲得が濃厚。グラウには欧州を含めた複数のチームからオファーが届いているようですが、セネガルFWカマラ(18)が練習に参加しているようですね。

今季大物補強で話題を呼んだ名古屋は鄭容臺(期→川崎)、ジョルジーンニョ(期→広島)、藤田(→東京)を放出。さらに昨年期限付き移籍していた藤本(→大宮)、本田、滝澤や氏原は放出、原は期限付き移籍が濃厚で今季負傷で棒に振った岩本も退団の可能性があるようですね。市原の阿部の獲得には動いているもののの、それ以外の大物補強の動きは今のところなさそうです。

G大阪は木場、マグロンを放出しましたがFW崔龍洙の獲得には失敗。さらに外国人FWの獲得に動くのか注目されるところでしょうか。

C大阪はラデリッチ(→退団)、大森・上村(→戦力外)、廣長(引退)と昨年に引き続きDF陣がごっそり抜けてその対応が注目されるところ。さらに大久保に加えて西澤も移籍を希望している模様で、黒部の獲得には動いているもののやや苦しい事情のような気がしますが、今後どうなっていくか。

神戸は今季期限付き移籍で加入した本田、高木、藤本、滝澤らは獲得せず、出場機会の減った土屋の退団が濃厚なようです。東京Vの三浦の獲得が濃厚と聞きますが、MF阿部(市原)、DF手島・萩村(京都)、MF藤田(磐田)ら噂のある補強はいずれも不確定要素も多く、確実に戦力になる補強ができるかは現時点で何とも言えない状況のような気がしますね。

広島はリカルド(→京都)・外池(→戦力外)・チアゴ(退団)らを放出。一方で97年に東京Vに在籍したこともあるDFジニーニョ、池田(期←清水)、ジョルジーニョ(期←名古屋)、佐藤寿(←仙台)らの獲得が決定しており、堅実な補強がうかがえますね。

大分はマグノアウベスの残留と、韓国から元ブラジル代表FWドドの獲得が濃厚。しかし一方で伊藤(引退)根本(→鹿島へ復帰)・サンドロ・山崎・三上(戦力外)らごっそり抜けたDF陣の穴を埋められるかが鍵でしょうか。その点では海本慶(名古屋)の獲得には動いているようですが、それだけではちょっと埋まりそうにないような気がしますね。


ここまでざっと書いて振り返ってみると、堅実な補強をしているチームと選手が流出しているチームの二極化が進んでいるような気がしますね。元々の選手層の厚さもありますし、今季加入する新人選手いるので一概に言えないのですが、今季も過密日程であることは間違いなく、レギュラー陣の補強のみならずどれだけ戦力として期待できる選手を抱えられるかは1リーグ制となる今季の大きなポイントとなりそうな気がします。今後も補強の動きはあるとは思いますが、その動きには注目していきたいところです。


ところで湘南のアマラオの群馬FCホリコシへの移籍が決定したとか。新天地での活躍を期待したいですね。

日時: 2004年12月25日 08:31

東京V3-1G大阪(天皇杯準決勝 TV観戦)
東京VはGKに高木、DFに米山、李康珍、富澤、MFはボランチに林、右に山田、左に相馬、トップ下に小林慶、小林大、FWは飯尾、平本の2トップ。控えには水原、柳沢、廣山、塗師、玉乃。

G大阪はGKに松代、DFに山口、宮本、實好、MFはボランチに遠藤、シジクレイ、右に渡辺、左に二川、トップ下に橋本、FWは吉原、フェルナンジーニョの2トップ。控えには日野、青木、児玉、松波、中山。

前半お互い早いチェックで中盤の潰し合い。東京Vが早いパス回しで徐々にラインを押し上げると、G大阪もボールを奪うとフェルナンジーニョ・吉原が積極的に仕掛けていく。G大阪の攻めをいなしつつパスを繋ぎながらチャンスをうかがう東京Vは相馬のサイドチェンジから飯尾がファーへクロス、これを外から入ってきた小林慶がヘッドでゴールを奪い前半15分に先制。その後も高い位置でボールを奪う東京Vが左サイドの相馬、右サイドに流れた飯尾を基点にチャンスをうかがう。

東京Vは二川のパスをカットした小林大がシュートを放つと、その後も飯尾にボールを集めて、飛び出した山田が入れたクロスに小林慶が飛び込む。前半25分には宮本をパスをカットした小林大が繋いで平本が切れ込み追加点。G大阪はパスを回すものの東京Vの守りを崩せず、橋本がワンツーから繋いで飛び出した吉原がシュートも高木の正面。こぼれ球を拾う東京Vは相馬が左サイドから崩し、米山がミドルシュートを狙う。なかなか崩せないG大阪はシジクレイがミドルシュートも高木の正面を突いてしまう。

後半G大阪は宮本に代えて児玉を投入、シジクレイを最終ラインに下げる。そのG大阪は二川のフィードから吉原が抜け出してゴールを狙うと、二川を基点にフェルナンジーニョが繋いで遠藤がシュートも高木がセーブ、CKも攻め切れない。二川を基点に児玉がクロス、吉原がヘッドも高木の正面を突いてしまうなど攻めながら攻め切れないG大阪に対し、左サイドの相馬が仕掛ける東京Vは後半13分に小林大のCKから米山がヘッドでゴール、3点目を奪って突き放す。その後もスピードのある飯尾、平本がラインの裏を狙って東京Vがゴールを脅かす。

G大阪は後半15分に渡辺に代えて松波を投入。前線を3トップにして最終ラインを基点に松波にボールを集めるもののセカンドボールをなかなか拾えず、吉原がラインを飛び出し戻したボールを遠藤がシュートも高木の正面。逆に飛び出した平本を基点に小林大、相馬のシュートを何とかしのぐ展開に。カウンターを狙う東京Vに対し、遠藤を基点にチャンスをうかがうG大阪は二川のシュートは右にそれてしまう。その後運動量が落ちた東京VをG大阪が押し込むものの、富澤ら身体を張った東京Vの守りをなかなか崩せず、得点は後半37分のCKから松波が押し込んだゴールのみ。結局3-1で東京VがG大阪を下し、決勝へ駒を進めた。


東京Vは基点となるフェルナンジーニョ、二川らをうまくチェックして押さえ、左サイドの相馬、右サイドに流れた飯尾を基点に先制点を奪うと、G大阪のミスを見逃さず追加点。後半に入ってもG大阪の攻めをうまくいなしつつ、CKからダメ押し点。そつのない試合運びが際立っていました。しかし、試合の流れを引き寄せたのは勝ちたいという気持ちを感じさせる献身的な運動量と、積極的にゴールを狙っていく姿勢だったのではないでしょうか。若く勢いのある選手を経験のある選手が支える今のチームの状態は非常にいいような気がしますね。

大黒を欠くG大阪はこの試合では宮本を最終ラインに置いてシジクレイをボランチに置く布陣に変えてきましたが、フェルナンジーニョを抑えられてなかなか攻撃の形を作れず、サイドに流れる飯尾、二列目から入ってくる動きを捕まえられずに先制点を許すと、ミスから前半のうちに2点目を許して一気に試合が苦しくなってしまいました。後半布陣を変えて攻めたもののCKから失点。終盤に1点こそ返したものの、準決勝になって布陣を変えた事が結果的にリズムを崩し、それが裏目に出てしまった格好になってしまったのかもしれません。やはり前半の2失点があまりも痛過ぎました。

日時: 2004年12月25日 21:39

浦和1-2磐田(天皇杯準決勝 TV観戦)
浦和はGKに山岸、DFにアルパイ、堀之内、内舘、MFはボランチに鈴木啓太、長谷部、右に山田、左に平川、トップ下に三都主、FWは田中、永井の2トップ。控えには都築、坪井、酒井、横山、岡野。

磐田はGKに佐藤洋平、DFに鈴木、田中、菊池、MFはボランチに福西、服部、右に河村、左に西、トップ下に名波、FWはグラウ、前田の2トップ。控えには岩丸、山西、川口、藤田、中山。

前半、左サイドを基点にロングボールを入れてきたり、仕掛けたりといった展開。浦和の素早い出足に磐田はやや押され気味になるものの、落ち着いてパスを交換してリズムを徐々に取り戻す。磐田はパスを繋いでチャンスをうかがうものの中の枚数が足りず、浦和は永井がサイドに開いてチャンスをうかがい、積極的にオーバーラップするアルパイがたびたびシュートを狙っていく。磐田はグラウ、名波が繋いだボールを前田が切れ込んでシュートも右にそれてしまう。

浦和は三都主がドリブルからシュート、こぼれ球を田中がシュートを放つもののゴールを奪えない。その後も服部のパスをカットした山田からカウンター、永井のドリブルから田中がゴールを狙う。磐田もカウンターから前田が右サイドから入れたボールにグラウが飛び込むものの届かない。磐田がプレスからボールを奪ってチャンスをうかがうものの浦和の守備を相手に決定的な形を作れず。浦和も永井、山田らがラインの裏に飛び出すもののゴールを奪えない。磐田は裏を取った前田がシュートを狙うものの枠を超えてしまう。

後半、高い位置から積極的にプレスを仕掛ける磐田に対し、浦和もサイドから平川・永井がたびたびチャンスをうかがい、永井が右サイドから崩して入れたボールに田中が合わせるものの左にそれてしまう。その後もこぼれ球を拾う浦和は田中・三都主・長谷部らがドリブルで次々と仕掛けリズムをつかみ始め、山田が中に切れ込んでゴールを狙う。後半16分磐田は前田に代えて中山を投入。しかし浦和は永井・長谷部・三都主らが次々とドリブルで仕掛けて磐田を押し込み、カウンターから永井がシュートもバーに当たってしまう。

磐田は後半22分に名波に代えて藤田を投入。対する浦和も三都主に代えて酒井を投入し後半26分に右サイドから永井が入れたボールを田中が合わせて先制。しかし直後の後半28分に福西のフィードから河村が折り返し、藤田が押し込んで磐田がすかさず同点に。永井が右サイドからたびたび仕掛ける浦和に対し、磐田は後半33分にグラウに代えて川口を投入。磐田は鈴木のクロスに藤田が押し込むもオフサイド、浦和も直後に田中がループシュートもサイドネット。しかし後半39分、西の個人技から中山が押し込み磐田が勝ち越し。その一点を磐田が守りきって決勝に駒を進めた。


浦和は序盤から積極的なプレスから磐田を押し込んで右サイドに流れる永井、左サイドの平川から積極的にチャンスを作り、その後も永井・田中・長谷部・平川らが積極的にドリブルで切り崩し、後半26分に右サイドからたびたびチャンスを作っていた永井が入れたボールを田中が押し込んで先制しましたが、直後に失点。混戦で中山に押し込まれて逆転も許してしまいました。序盤から磐田を押し込んだ割にはなかなか得点を奪えず、早い時間帯で試合の主導権を握ることができなかったことが、結果的に試合の流れを混沌としたものにしてしまい、磐田に付け入る隙を与えてしまったでしょうか。

対する磐田は押し込まれながらも、菊池を中心に西や服部もフォローして永井を抑えるなど粘り強い守備を見せて浦和の攻撃をしのぎ、後半に中山・藤田を投入しながら先制される苦しい展開ながらも直後に藤田のゴールで追いつき、中山のゴールで逆転勝ちしました。確かに今の磐田に圧倒的な強さはないように見えますが、一時期の悪い時よりも粘れるようになったことで、その経験をうまく活かせるようになってきているのかもしれません。やはりもう少し若い勢いがあれば、という気はしないでもありませんが、それはそれで今後に期待する部分なのかもしれませんね。

日時: 2004年12月25日 22:09

天皇杯決勝は東京V-磐田
今日の準決勝の結果を受けて元旦に行われる天皇杯の決勝は東京V-磐田となりました。今日の試合を観る限りでは前線に平本・飯尾・相馬といった勢いのある下部組織出身の若手を配する東京Vがやや優位な気もしますが、磐田もそれをうまくいなすことができれば十分に勝機を見いだせるのではないでしょうか。

ところですでに決勝戦を見越して大量にチケットを購入してしまっていると思われる浦和サポはどうするんでしょうか・・・こうなってしまうと決勝に臨む両チームサポがすでに完売のチケットを入手するのは大変そうです。そういう意味で言えば浦和サポはホント罪作りですね(苦笑)まぁ買っちゃう気持ちは分からないでもないですけどね。

日時: 2004年12月25日 22:37 コメント (1)

2004年12月26日
今日の雑感
宇都宮徹壱さんの天皇杯漫遊記の準決勝分がアップされてますね。一回戦から続いているこのコラムはずっと気にして読んでいたのですが、今回もなかなか興味深い内容ですね。

またオフのJ1の移籍動向を見るとG大阪が最近活発に動いてるようです。マグロンの退団に伴って動いてた崔龍洙の獲得には失敗したようですが、清水FWアラウージョの獲得が濃厚であるのに加えて、札幌GK藤ケ谷の獲得にも動いているようです。こちらも条件次第では札幌の放出を容認していることから、G大阪が移籍金を満額出せば完全移籍もありそうです。

アラウージョを獲得すると、攻撃陣がややプレーの個性が強そうなメンツばかりで最初はまとめるのに苦労しそうですし(苦笑)、前線に高さがないのがやや気がかりではありますが、元々中盤の構成力は高いですし、中盤を支配しつつさらに前線に力のある選手を揃える事で今季浦和に次いで得点の多かった攻撃力をよりてこ入れしようと考えているのかもしれませんね。その補強が吉と出るか凶と出るかはやってみないと何とも言えないところではありますが。

ただ、気になるのはそのG大阪が東京の加地をリストアップしている点なんですね。確かにG大阪の右サイドが決め手に欠ける部分があったので補強ポイントであるのは分かるんですが・・・客観的に見ると加地はまだ24歳で4バックのサイドバックも3バックのサイドもできる現役代表。鹿○とか○戸ではありませんが、そのポジションに人材を渇望してるチームにとってはやっぱり狙い目なんでしょうか。以前所属していた名古屋・海本幸が移籍志願しているようですし、そっちを狙ってください(笑)

日時: 2004年12月26日 23:15

2004年12月28日
磐田と市原
昨日、G大阪が活発に補強に動いていると書きましたが、奇しくも同じ元五輪代表監督である山本監督率いる磐田も負けず劣らずオファーを連発してます(苦笑)ここまでGK川口と仮契約を交わしたのをはじめ、韓国代表の大型CB金珍圭(19)、京都に期限付移籍中のFW崔龍洙、市原のMF村井の獲得にも動いていましたが、市原DF茶野にも正式オファーを出していたようですね。いや、これはすごいですよ・・・もし成立したら昨年の浦和・名古屋並みの大型補強になりそうです。逆に言えばそれだけ危機感を抱いてるということなんでしょうが。そんな磐田にしてみれば実は天皇杯は絶対に負けられない一戦なのかもしれませんね(苦笑)

その磐田に3人もオファーを出されて食い物にされかねない市原は、名古屋・神戸もMF阿部に、京都がDF鷲田やFW林に興味を示すなど一歩間違えば今季上位に食い込んだ戦力もボロボロになりかねない非常に危険な状態になっています。G大阪を退団したDF木場や、今季広島から大宮に期限付き移籍し、この前の天皇杯で東京から2ゴールを奪ったFW高橋泰らの獲得には動いているようですが、もし何人か引き抜かれたら、それらだけではとても埋まりません。チームとしては何としても阻止したいところでしょうが、過去にも佐藤寿人(広島)、酒井(浦和)、山口(G大阪)といったユース出身の有力選手がたびたび他チームに流出してしまっている経緯を思えば、同じユース出身の阿部や村井もいつか移籍してしまう可能性を常に抱えているといっても過言ではないのかもしれませんね。

日時: 2004年12月28日 02:13

2004年12月29日
東京が新外国人選手の獲得を発表
東京のことだから年内には発表があるとは思ってましたが、ようやく新外国人の発表されましたね。

【氏名】 ダニーロ・グスターボ・ヴェルグナー・ゴメス
【国籍】 ブラジル
【ポジション】 MF
【生年月日】 1981年10月15日(23歳)
【身長・体重】 174cm/69kg

【現所属クラブ】 インテルナシオナル(ポルトアレグレ州)
2004年5月~ 全国選手権18試合出場 11得点
【アピールポイント】
ボールコントロールに優れ、スピードに乗ったドリブル突破やワンタッチパスなどでゲームメイク。積極的にゴール前にも飛び出し、シュートへの意識も高い。FKも得意。
(以上東京オフィシャルより)

これを読むだけだとMFであるのはともかく、中盤のどの辺をこなすのかは何とも言えませんね。ただ、どちらかというと司令塔というよりはチャンスメーカーという感じがします。今の東京に一番求められているのは「点の取れるアタッカー」でしょう。果たして彼がそれに合致する存在なのか、そして既存の選手との兼ね合いをどうするのか、注目はこの二点に集約されるのではないでしょうか。

一般的に何でもそこそこできる選手よりも、スピードや高さ、ドリブルの突破力といった一つでも何か絶対的な武器を持っている選手の方が活躍できる可能性が高いのは言うまでもありません。彼は果たしてそういった特徴を何か持っている選手なんでしょうか。個人的には彼は完成された即戦力というよりも、チームとともに成長していく存在として獲得されたような気がしています。どうしてもケリーと比較されてしまうのは仕方のないことだと思いますが、変に意識し過ぎないようにのびのびとプレーして、自分らしさを存分に発揮してくれるといいですね。

日時: 2004年12月29日 01:10

今日の雑感
今日は部屋の大掃除をしつつ、以前買っておいたナビスコ杯優勝記念DVDを初めて観たんですが・・・優勝したんだなぁというほんわかした気分よりも、優勝するまでも競った試合が多かったんだなと改めて思い出しました。ナビスコ杯の決勝は点を取れなかったという意味でもある意味今季の東京を象徴するような試合だったのかもしれませんね。

さて先日浦和の山瀬が移籍志願したとかで彼の代理人となっている田邊伸明氏のBlogが大変なことになってる(まぁあの山瀬がいきなり移籍志願したらサポがびっくりするのも無理はないとは思いますが)なぁと思っていたら、何と報知新聞の紙面の方で阿部が大分に期限付き移籍するという話が出ていたという話を東京の系のBlogでいくつか見かけてびっくりしてしまいました。

まぁその紙面を実際に見てないですし、それ以前の問題として放置なので話半分に聞いておいても良さそうな気はしてるのですが、普段阿部のコメントを見ていてもホントはスーパーサブではなく先発として出場したいんだろうなというのは痛いほど伝わってくるだけに、そこに阿部のジレンマを感じずにはいられません。ただ、阿部は私が応援するようになってから実は一番思い入れのある選手だけに、そんなことになったら個人的にはアマラオやケリーの退団よりもショック受けるかもしれません。東京で頑張って欲しいです。

日時: 2004年12月29日 23:07

2004年12月30日
阿部期限付き移籍はホントのことらしい・・・
阿部期限付き移籍で大分へ(トーチュウ)

う~ん・・・昨日の噂は何となく本当っぽいような気がしてたので、すでに心の準備はできていたつもりでいたのですが、ホントに決まっちゃうとやっぱりショックですね。今季の発言が微妙なもの多かったのでどうかとも思ってたのですが・・・そうですか(ため息)

決まった今となっては大分で元気で頑張ってくれることを祈るしかありません。でもやっぱりガックリです。絶対に帰ってきてくれよ~。

日時: 2004年12月30日 08:03 コメント (3)

今季の東京の成績を振り返る
今シーズン、東京が残した戦績は以下の通りです。

・1stステージ  6位
 15試合 6勝 5分 4敗 得点19 失点19 得失点±0
・2NDステージ 10位
 15試合 4勝 6分 5敗 得点21 失点22 得失点-1
・リーグ通算   8位
 30試合10勝11分 9敗 得点40 失点41 得失点-1
・ナビスコ杯  優勝
  9試合 7勝 1分 1敗 得点18 失点10 得失点+8
・天皇杯   ベスト8
  3試合 2勝 0分 1敗 得点 8 失点 5 得失点+3
・通算
 42試合16勝12分12敗 得点66 失点56 得失点+9

今年はナビスコ杯こそ取ることができたものの、リーグ戦では低調だった感は否めませんでした。何しろ2NDステージでは二ヶ月勝利に見放されたこともあり、ここまで勝てなかったことはこれまでそうそうなかったのではないでしょうか。

今季はチームの始動時期から石川・茂庭・今野(・徳永)らの五輪組、土肥・加地の代表組が召集されるなど、初めから苦しい戦いが予想されていましたし、ケリーも負傷で長期離脱するなど負傷者が続出したシーズンでもありました。そのため原監督は調子のいい選手を積極的に起用することで乗り切ろうとしました。それはそうせざるを得なかった事情もあったとは思いますが、若手を積極的に起用したことで若手が経験を積んだ反面、主力が離脱と復帰の繰り返しでチームがなかなか固まらなかった点はリーグ戦で低迷した遠因一つだったような気がします。

それが如実に顕在化したのは攻撃陣だったのではないでしょうか。なかなかルーカスがフィットしなかった前半戦において馬場や栗澤を中心とした中盤が形成されつつありましたが、ケリーが復帰した後はそれもまた変わってしまい、石川も五輪前後で負傷してしまってなかなかチームに復帰できず、終盤戦まで勢いを取り戻せませんでした。結果的に戸田も含め縦にスピードのある選手が次々と離脱したためにチームの持ち味である攻守の切り替えの早さ、サイドからのスピードのある突破を活かしきれなかった部分があったのかもしれません。

また、今季は東京を相手に4バックに変更してサイドのスペースを埋めてきたり、ロングボールを入れてそのこぼれ球を狙ってきたりと、東京の中盤でボールを奪ってそこから攻守の切り替えを早くする攻めに対して、その特徴を消してくるチームも少なくありませんでした。そうなるとボールを奪う位置がどうしても低くなってしまい、攻めが遅くなって守りを固めてくる相手にどうしても人数を掛けた攻めをせざるをえず、結果的に跳ね返されてカウンターを狙われてしまい、攻め切れずカウンターからの失点で敗れることも少なくありませんでした。

そして中盤から前の連携が完全に構築できなかったこともそれに拍車を掛ける要因の一つだったように感じています。東京の守備陣の能力は非常に高いと思いますが、2CBをカバーリングする選手を置かない4バックで、両サイドバックもスペースを埋めるよりもむしろ攻め上がることも多い存在であることを考える、中盤から前で攻撃を限定していかないことにはどうしても3バックを採用することの多い他のチームよりも2CBに掛かる負担は必然的に大きくなるのは言うまでもありません。またCBの前のバイタルエリアを制されると致命的なだけに、ラインを押し上げる、ボランチがカバーするなど最終ラインと中盤の連携をより充実させてそのスペースを埋めていくことが必要になってくるはずです。

またルーカスも中盤以降は徐々に周囲との連携が取れるようになってきたものの、彼はポストプレーヤー向きの選手ではなく(上背の割にはハイボールの競り合いにさほど強くない)、サイドに流れてそこに基点を作るタイプ。そのサイドに流れて基点となる動きから中盤やオーバーラップしたサイドバックが絡んでどうやって点に繋げていくのかが今後重要になってきます。ルーカスのサイドに流れる動きを周囲がフォローしていくと共に、その作るスペースに中盤の選手が今まで以上に前に飛び出してゴールを狙っていくことで相手に脅威を与えていく動きが欲しいところでしょう。

両サイドをカバーできる藤田を獲得し、栗澤とダローニが入る中盤も層が厚くなってきたことを考えると、1トップを今後も継続していくのならば、そのバックアップを充実させていくことが必要になってくるでしょうし、チームとしてそれは近藤祐の成長に期待するということなんでしょう。そういう意味ではチームが戦術を継続していく限り阿部の居場所がサイドにしかないことは明白で、先発で出場できれば2桁は点を取ってもおかしくない阿部が「FWとして先発で出たい」と以前から強く感じていたのなら、遅かれ早かれ2トップ、3トップを採用する他チームを考えざるをえない時期がくるのは避けられなかったと思いますし、個人的に応援してはいましたがその種の矛盾は実は以前から感じていました。

今シーズンナビスコ杯を取った事はチームとして初タイトルを獲得したという意味で非常に大きかったと思います。しかしリーグ戦を振り返ってみると一試合一試合で確実に勝ち点を重ねていくだけの決め手に欠け、現実目標として優勝を目指すにはやや苦しいシーズンだったと言わざるをえません。しかし一方でナビスコ杯、リーグ戦を通じて若手が出場数を大きく伸ばし、経験を積んだことは来季に繋がる大きな収穫だったと思います。来季もU19代表の梶山・増嶋、代表の土肥・加地、そして場合によっては石川・茂庭あたりも代表に召集されることがあるかもしれません。そんな状況を想定しつつ、今季経験を積んだ若手と新戦力もうまく活かしていかにチームとして「ブレないベース」を作れるか。東京が現実目標として優勝を目指すためには勢いだけでなく、そういった部分をいかに早い段階で確立していけるかがポイントになってくるのはないでしょうか。

日時: 2004年12月30日 23:59

2004年12月31日
本年もありがとうございました
今日は雪が降って大変なことになってますが、今実家に帰ってきてます。もうすぐ今年も一年が終わりますね。このBlogも3月末に移転して、以前からの今までの数字を引き継いでのアクセス数ではありますが、無事10万アクセスを達成できました。これもこのBlogを訪れて下さった皆様のお陰です。本当にありがとうございました。

今年は今年でいろんなことがありました。
東京もナビスコ杯優勝で初のタイトル獲得も獲りました。
少しずつチームを変えつつ着実に前進してきた結果が今回の優勝に繋がった気がしますね。ただ、ナビスコ杯の優勝で満足するのではなく、今後はいかにリーグ優勝を狙っていくか。来季は1リーグ制になって今まで以上にリーグ戦で優勝するのが難しくなってきますが、チームのポテンシャルは非常に高いだけにもう少し何か+αの要素、あるいはきっかけがあれば、もう一つレベルを上げられるのではないでしょうか。もちろん優勝することが全てではありませんが、チームと共に多くの勝利をわかりあえたらいいなと思っています。

今季の観戦試合はスタジアム観戦は25試合、TV観戦は155試合の計180試合。去年よりも10試合ほど少なくなりましたが、今年は会社で異動があったり、引越ししたりと去年以上にいろいろあったりしたことを思えば、結構見た方なのかもしれません。来年は試合数が増えるとはいえ、実質平日開催も増えるので観戦が難しい試合は今まで以上に増えてくるとは思いますが、出来る範囲で頑張って行きたいと思っていますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに明日の天皇杯決勝はその時間帯に予定が入りそうなのでもしかしたら見れないかもしれません。実家に帰ると自分の思うように動けないのでちょっともどかしいですね(苦笑)

日時: 2004年12月31日 21:06
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