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【東京】SH11(枠内7) GK12 CK5 Keep50%
GK塩田
DF長友、佐原、茂庭、今野
MF浅利(→'60梶山)、羽生、エメルソン、石川(→'71赤嶺)
FW平山 カボレ(→'77川口)
GK荻 DF藤山、金沢 MF栗澤

【浦和】SH10(枠内5) GK12 CK4 Keep50%
GK都築
DF坪井、闘莉王、堀之内
MF鈴木、阿部、平川(→'61細貝)、相馬、永井(→'83堤)
FW田中、高原(→'65ポンテ)
GK山岸 MF山田暢、梅崎、FWエジミウソン

【得点】
浦和:'67相馬

【警告】
浦和:'44坪井、'79永井、'82田中
東京:'62梶山、'89長友


前半、東京は序盤の入り方を意識したのか、相手のボールキープ時は前から無理して取りに行かず、カボレを前線に残して最終ラインをある程度の高さに維持しつつ、中盤の4枚がフラットになってコンパクトな2ラインを形成。左サイドにボールがある時には平山が下がって平川をケアする徹底振りで、相手の両サイドをケアしつつFW・トップ下をその2ラインの間、ボランチをその2ラインの手前に置いて入れてくるボールを徹底的に潰しに掛かりました。その対策が奏功したのか、浦和の攻撃は散発的に。

海外招待の審判団は、バクスタ側の線審のオフサイド判定がやや微妙で、浦和は田中の縦パスからの裏への抜け出し(1本は長友が残っていましたが)や、スルーパスに抜け出した高原がたびたび決定機を迎えるも今日は彼らの日に非ず。ことごとくバーやポストに嫌われました。東京は左サイドでのボールの出し入れや、相手CKからのカウンターで良い形はあったものの、ゴールは奪えず。東京にかなりツキもありながらリードを奪えなかった前半は、ゲームプランとしては致命的な誤算だったのではないでしょうか。

後半は守備を意識しつつ、それでいて焦らずじっくりとボールを繋いできた浦和がポゼッションする展開となり、そうなると逆に東京の攻撃が散発的に(坪井と堀之内のポジションが入れ替わっていたような気が・・・)。しかし浦和の前線も相変わらずな状況の中で東京が梶山、浦和がポンテを投入すると、ここを勝負どころと見たのか、一時的とはいえ浦和の動きが活性化。押し込まれたところで、鈴木のフィードを長友の死角から入ってきた相馬にダイレクトで合わされ失点。そうなるとその1点が重く、東京は赤嶺・川口を投入も得点を奪えないまま、守りきられてまたもや敗戦となってしまいました。


2ラインを形成する守りで前から取りに行かない状況に、周囲からは不満の声もちらほら聞こえてきましたが、おそらく今日の戦い方は浦和に勝つために相手を研究し、その対策を意識した戦い方だったように思います。それによって中盤やサイドへの展開は封じることができて、圧倒的な浦和の攻勢という状況にはなりませんでした。田中や高原に抜け出されたりはしましたが、前半抑えたのはツキがあっただけでなく、守備陣も踏ん張って茂庭を中心によくカバーに回り、ピンチの芽を摘んで、身体を張って守った結果。集中できていて、入り方としては決して悪くなかったと思います。

それだけに、攻撃陣が先に点が取れなかったのは前半の大きな誤算だったはずです。攻撃陣もやや一対一の対応に難がある坪井に対して、スピード・フィジカルのあるカボレをぶつけて突破を図ったり、相手CBも上がるCKからのカウンターを意識したり、相手を意識した戦い方を選択していたような印象。エメルソンが基点となって、左SBに入った今野のパスアンドゴーでの攻撃参加や、低い位置での繋ぎの中から佐原がフィードを狙ったりと、チャンスを作るところまではいいのですが、それがゴールに結びつかない厳しい状況。これはなかなか根の深い問題だと感じました。

チームとしてパスを繋ごう、カウンターを狙っていこう、攻撃参加しようという意識は感じられるのですが、自分から意識してパスコースを作ったり、どうすればゴールを奪えるのかといった部分を考えて連動させていかないと、どんなに数を重ねたところでそれが効果的なものにはなりえません。ゴールを奪うためにどういう過程が必要なのか、それにどうアグレッシブに関わっていくか、関わったときにアグレッシブなチョイスが選択できたか。そういった部分を突き詰めていかないと、ムービングもゴールも生まれないわけで、そういう好循環をいかにチームとして作り出していくかが、今季の課題です。

残念ながら今の東京は個人技や前線だけで点が取れる形を持ったチームではなく、精度の高いキック精度を持ったキッカーの不在から、セットプレーも効果的な武器ではありません。今の東京が点を取るためには複数がアグレッシブに、効果的に絡むことが必要不可欠ですが、今の東京にはチャンスに自らゴールを狙う、その思い切りの良さが欠けていることも大きな要因の一つ。思うに選手個々が「責任を全うする」ということは、タスクをこなすだけでなく、無難なプレーを積み重ねることでもなく、局面局面で時には冷静に、時には思い切った決断をして、チームがひとつの方向性を作り出すのに貢献することではないでしょうか。

もちろん状況を把握し、それに応じた適切な判断・プレーを選手個々がきちんとでこなすのはレベルの高い話です。個人的に今の浦和のサッカーがいいサッカーだとは思いませんが、今の東京と浦和の差はそういう部分ですし、そういう部分を意識していかないことには、その差も埋まりません。こういう試合を見ると、どうしても個の能力差や技術の差云々といった面に目が行きがちですが、そういった部分は意識の差によっても大きく変わるもの。時間が必要ですが、そういう部分から目をそらさず、地道に取り組んでいって欲しい課題です。

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2008.08.16 23:58 | 戦評・東京 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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