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チームの観客動員を上げるために何が必要なのか。それを考える時に、画一的な方法で対策を立てるのは難しいですし、ある程度観戦者のタイプそれぞれに、個別の対応が必要でしょう。そのためにはスタジアムを訪れる観客がどんな層で構成されているのか、それをまず考える必要があります。大雑把に分けるとこのような4つに大別できるでしょうか。


1.新規客・招待客

新規客・招待客というのはまず興味を持ってもらうことから始める層。客観的に見れば、日本においてサッカーはファンが考えているほどメジャーなスポーツではありませんし、残念ながらチームが混同されていたり(苦笑)、「FC東京」というチームは知っていても、東京に所属している選手をほとんど知らないということもよくあります。その辺は周囲に広報活動を行っている方々であればあるほど、痛感されているのではないでしょうか。

興味を持ってもらうためにも、日常的に東京や選手の知名度を上げていくことも重要ですし、スタジアムに来てからも東京というチーム、東京の選手を知ってもらう努力はもっとあってもいいでしょう。例えば入場時のベンチ入りメンバーの選手紹介は時間的にも余裕があるわけですし、初心者の人でも選手のイメージを持てるよう、特徴あるプレーの映像や説明を加えてもいいのではないでしょうか(もちろん日本語で、ですよ 笑)。

知っている人には当たり前のことでも、知らない人にとってみれば何もかもが初めてのこと。前提として面白いサッカーを見せることや、得点した時の盛り上がり、勝利した時の高揚感を知ってもらうというのは大切なことですが、初めの敷居が高くなってしまうと、それがなかなか「次」に繋がりません。友人が連れてくる人もいれば、一人で来る人もいます。そういう人たちがまた来てもいいいかなと思える雰囲気作りや継続的な各種の情報提供は、スタジアムの環境面の整備と合わせて大切なことだと感じています。


2.年間チケットは持っていないがそれなりに観ている人

この辺は簡単に言うと見に行きたい時、行ける時に来ている層。観客動員数に対するSOCIOの人数を考えれば、この層が構成している層の動向は動員数を安定させる重要なポイントになります。個々に温度の差はあっても東京を好きで来ている人もいますし、他サポでも近いからなどの理由で「サッカー」を観に来ている人など、それこそ様々な人がいるわけで、ある意味では「東京のサッカーに面白いかどうか」に、動向が最も影響されやすい層なのかもしれません。

この層はある程度自力で情報を入手する力を持っていますし、スタジアムで行われるがどんなものか知っています。この層がSOCIOになっていってくれれば一番いいのですが、こういう人たちにまず必要なのは行くハードルを低くすることではないかと。もちろん個々の事情はどうしようもありませんが、例えばファンクラブ加入で、チケットや5ゲームズチケットが割引で買えるとか、来やすい環境作りとしてできることもあるはずです。こういうところにこそ差別化を図りたいファンクラブをうまく活用すべきで、あるいはチームへの帰属意識に繋げるという点でも効果を期待できるのではないでしょうか。

【参考エントリー】
各チームのファンクラブ事情(1)
各チームのファンクラブ事情(2)


3.年間チケットを持っていて定期的に観ている人

この層はある意味、試合を観に来ることを計算して考えられている人たちなので、満員にするために実際の出席率をどう高めていくのかがひとつのポイントです(笑) 私も最初はそうでしたが、一人観戦の人も案外多いんですよね。人それぞれですが、観戦仲間とか来る動機付けができてくると、ちょっとは違うでしょうか。でもこの人たちは増やすことも大切ですが、継続してもらえるよう、減らさないように何ができるのかを考えるべきですね。

この人たちは年間チケットを買うくらいだから当然東京のことが好き。ただその好きは人それぞれなわけで、その全ての人のこうしたい、ああしたい思いをチームが100%かなえるのは難しいでしょう。しかしそういう好きな人たちだからこそ、東京が何を考えているのか、どうしようと思っているのかを、メッセージとしてきちんと伝えていくことは大切な気がしますね。この層に限った話ではないのかもしれませんが、コミュニケーションは大切なことです。


4.アウェイサポ

意外と軽視されがちな部分ですが、スタジアムを満員にしようとしたら、ホームチームだけでは達成できません。ここ数年はアウェイサポの来場者数の減少がずっと気になっていました。チームとしては応援するチームは違うものの、チケットを買ってはるばるやって来てくれるお客さんには変わりない、という視点も必要です。観客動員増のためにはアウェイサポが来やすい、来たくなるような環境作りというのも同様に重要なポイントで、この辺は他チームとお互いのアウェイ動員に関する協力体制を作っていくことをもっと考えてもいいのかもしれませんね。



以前、原元監督なども言及していましたが、東京のような大都市圏にあるチームは、潜在的にファンになりうる可能性がある絶対数は多い反面、たくさんある娯楽や興味の選択肢の中からサッカーを、ひいては東京というチームの試合を観に行くことを選んでもらえるかどうかという難しさを抱えています。まず東京というチームに興味を持ってもらうためには、まず目に留まるためにサッカーが面白いこと、華やかさ、あるいは強いこともある程度必要なのかなとは感じます。

また観客動員の影響を考えた時、「ホームに強い」というのは重要なポイント。今季のホームの戦績は必ずしも芳しくありませんが、いつも繋いでくるチームですら味スタでは蹴ってくることでも明らかなように、味スタの芝の影響は小さくありません。数年前から芝の状態の悪さは問題となっていましたが、今年味スタと交渉して次年度に向けて改善を約束させることに成功しました。つまらない揶揄もありましたが、いい成績を残すためには重要なことです。粘り強く交渉し、成果を引き出したフロントの努力はもっと評価されていいのではないでしょうか。


東京がここ数年の状況を踏まえ、変わらなければいけないという意識の下、色々なことを始めているのは感じていました。今年掲げた観客動員やファンクラブの獲得数などといった目標は、1年というスパンで考えると少しばかり大き過ぎますし、実現するには段階を経ること、積み重ねていくための時間が必要なのだろうと思います。しかし試行錯誤しながらでも、チームは必要なことを考えてひとつひとつ実行に移したり、努力しています。今年はリスタートの一歩目。観客動員の増加も当然時間が必要な課題ですが、チームはチームとしてできること、すべきことがあるでしょうし、個人には個人でできることがあるはずです。その2つが揃うことで、初めて観客動員の増加に繋げることができるのではないでしょうか。

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2008.10.29 23:58 | FC東京 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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