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試合開始から前線を3トップ気味にも見える布陣で、意識的にペースを上げて前からプレッシャーを掛ける川崎。これには東京も最終ラインからじっくり繋ぐというわけにもいかず、長いボールを蹴らざるをえないことも多い我慢の時間帯となりました。東京は最終ラインとボランチでブロックを作ってコンパクトな布陣を維持しつつ、川崎が前線に入れてくるボールを跳ね返すことの方が多かった印象。

ただ東京も攻勢に出ていたわけではなかったことで、川崎のショートカウンターに繋がる場面は少なく、むしろ川崎がビルドアップを試みることの方が多かったのですが、ここでリンクマンの中村が引いてボールを受ける機会が増えたことで、攻め切れずやや焦れてきていた川崎の前線3枚と、中盤以下の距離が徐々に広がる傾向が強まり、効果的な繋ぎが徐々に減っていった川崎は、前線に長いボールを入れる形が増えていったように感じました。

もちろん川崎は個で局面を打開できる力を持っているので、チョンテセ・ジュニーニョがいい形でボールを受けた時、時折中村や谷口が前に顔を出した時には危ない場面も作られました。しかし東京はこの最初の15分くらいの時間帯を無失点にしのいだことで徐々に試合も落ち着き、東京が低い位置から徐々にゲームを組み立てられる機会を増やしていけるようになったことで、試合の流れも変わっていったのかもしれません。

そんな中で生まれた22分米本の先制点。平山からのリターンパスを受けて打たれたこのミドルが貴重な先制点に繋がりました。結果として川崎は先制されたことで前線の3枚が攻め急ぐことが多くなって機能しなくなり、一方の東京もようやく低い位置からビルドアップする余地がようやくできて、自分たちのリズムで前半の残り時間を戦うことができるようになっていったのは、いったんゲームを落ち着かせることができたという点で大きかったように思います。


後半に入ると、関塚監督の修正が入ったのか、リンクマンの中村が前半以上に工夫してボールを引き出すようになって、再び川崎がリズムを取り戻し東京を押し込んで攻勢を掛けますが、要所要所を締めた東京の守備に川崎は得点に繋げられず。さらに前掛かりになって攻めに人数を掛けてきた川崎に対し、逆にカウンターから鈴木達也が左サイドを抜け出しクロス、これを巧みにファーに流れた平山が頭で押し込み、59分に貴重な追加点を挙げました。

2点リードした東京は60分に赤嶺を下げて長友を投入、鈴木達也をFWに上げる布陣に変更。2点ビハインドになった川崎は70分に左SB村上を削って田口を投入し3バックの布陣に変更、さらに79分には黒津、84分には登里を投入して前に人数を掛けるものの、東京は74分に羽生に代えて平松を投入しサイドの守備を強化、最後には佐原を投入してさらに守備を引き締め、川崎の攻勢を無失点に抑え、そのまま逃げ切ることに成功しました。



東京はやはりカボレに続いて石川を欠いたことで、結果的にどうやってチームとして戦うべきなのか、再度見つめなおすことができたのが大きかったのかもしれませんね。この試合では守るべきなのか攻めるべきなのか、長いボールを蹴っていくのか、低い位置からきちんと繋いでいくのか、そういったチームとしての戦い方にブレがなかったと思いますし、梶山・米本のボランチコンビを中心に、その状況に応じた判断がチーム内できちんと意思統一されていたように感じます。

それはやはり梶山・米本のボランチコンビのアグレッシブな奮闘がチームに好影響を与えていること、彼らに加えて前線の起点となっている平山、貴重なバイプレーヤーである羽生、ブルーノ・今野の安定した繋ぎ、何度も好セーブを見せた権田といったセンターラインが安定してきたことが大きいのだろうと思います。その上で攻守に安定感を見せるようになった徳永や、貢献度の高い鈴木達也、計算できるプレーを見せた椋原など、今日も全てが良かったわけではありませんが、悪い時も悪いなりにチームとしてフォローし合う形ができつつあるのはいい傾向です。

さらに城福監督も限られた駒の中で勝つためにどうすべきか、状況に応じた的確な判断も光りました。この試合に関しては負傷した石川・茂庭、退団する藤山、引退する浅利らへの思いも当然あったと思いますし、相手が焦りから自滅するという運もありました。でも今日の勝利はやはりこれまでの積み重ねがあったからですし、運があったとしても、それだけだったら今日の勝利はなかったと思います。まだまだチームとしては発展途上ですが、これまで積み上げてきた結果として今回優勝という形に残せたことは、今後にさらに積み上げていく上で大きな励みになりますね。まだリーグ戦も残っていますし、気持ちも新たに頑張っていきましょう。


【東京】SH10(枠内7) GK14 CK4 Keep45%
GK権田
DF椋原、ブルーノ、今野、徳永
MF梶山、米本、鈴木(→'86佐原)、羽生(→'74平松)
FW赤嶺(→'60長友)、平山
GK塩田、DF藤山、MF中村、FW近藤

【川崎】SH17(枠内6) GK6 CK12 Keep55%
GK川島
DF森、菊地、伊藤、村上(→'70田坂)
MF谷口、横山(→'84登里)、中村
FWチョンテセ、ジュニーニョ、レナチーニョ(→'79黒津)
SUB:GK杉山、DF寺田、井川、MF山岸

【得点】
東京:'22米本、'59平山

【警告】
東京:'58米本、'62羽生
川崎:'24横山
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2009.11.04 00:56 | 戦評・東京 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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