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ようやく久しぶりに仕事の方が普通に土日休めそうな状況になったので、2月下旬に行われる茶話会用に向けて、少しずつ試合を見直し始めています。何試合かアンコール放送などを録画して試合の流れ、局面局面ごとのプレイを見直したいと思っていますが、その第一弾として先日アンコール放送で録画しておいた17節ホーム名古屋戦を自分なりに再度まとめました。

この試合のスタメン
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この試合の東京は序盤の入り方で前からの積極的な守備ができていて、名古屋に対してはCBにはボールを持たせても、そこから先のボランチやCBにはコースを切りながら確実に追い込んで、簡単にボールを繋がせませんでした。ボールは行ったり来たりがつづいていましたが、それは名古屋陣内での話。その状況下で名古屋は繋ぐのを諦めてロングボールを蹴るようになりましたが、前線には繋がらない状況。開始直後は東京がリズムを握って試合に入ることができていました。

そんな状況でゴールキックに平山が競ったこぼれ球をバイタルエリアで受けた石川が、3人に囲まれながら右サイドへ流れながらのドリブルから冷静に右隅に決め、前半3分に東京が先制。得点自体はチームとして崩したというよりは石川の個人技でしたが、ボールを相手選手が触れない位置にうまく置きながらシュート態勢に持っていったところさすがでした。またチームとしても早い時間帯で先制点を奪えたことは、東京がこの試合を優位に進める上で大きかったと思います。

逆に先制された名古屋はロングボールが多くなって攻めが機能せず、マギヌンを一列上げた4-3-3の布陣に変更。東京はCBにはボールを持たせても、そこから先へのボールにはコースを制限して厳しくチェックに行くため、名古屋はなかなかボールを繋げない。逆に早い時間に先制できたことで、東京はきっちりと守備から入り、前からきちんと制限することで、名古屋がプレッシャーかけられながら入れてきたボールをきっちに潰すことができていました。

ゲームが落ち着くまでの15~20分まではどっちに転ぶか分からない重要なターニングポイント。東京も石川のゴールで先制した後は実はほとんどシュートがありませんでしたが、向こうの攻撃の形はあまり作れてない。ゲームが膠着する前に先制できてるのは大きかったと思います。名古屋はサイドに起点を作ってクロスを入れてくる形は作るものの、東京はCB・SBが中の選手を視野に入れつつ、クロスを見ている状況で、よほど高さ・出足で圧倒されない限り対応は難しくありませんでした。

膠着状態から変化が訪れたのは27分、米本がブルーノから右サイドに張った徳永へ展開、そこから寄って行った梶山からダイレクトに中に入っていった石川へ、そこから中に切れ込んだ石川が左足でシュート。カボレが右に切れ込んでできたスペースに入って打ったシュート。左足で放ったシュートは右にそれたものの決定的なシーン
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30分、ロングボールをブルーノがダヴィと競りつつキープ。米本-長友-今野と繋いで米本-長友-羽生-米本と続き、引いてボールを受けに来た平山に楔、左サイドを駆け上がった長友、右に石川、カボレと4対3の状況を作り出した。長友への展開が繋がらなかったけど、見事なパス回しからのカウンター。
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36分追加点シーン。名古屋が右サイドから入れてきたボールを今野がクリアせずにキープ、米本-梶山と繋いで中盤に引いてきた平山へ。ワントラップで名古屋左SBの裏に出したスルーパスに石川が反応して飛び出してバイタルエリアへ折り返し、入ってきた羽生のシュートのこぼれ球をカボレが押し込んで追加点。
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前半はゲーム開始直後から名古屋の中盤・SBの起点となる動きを追い込んでリズムを作らせず、早い時間帯に先制。中盤は攻めに出ようとする相手に守備をきちんとセットして相手に攻撃のリズムを作らせず。流れが停滞してさらに前に出る名古屋に対して繋ぎと平山の楔を上手く使って追加点を奪うという理想的な展開。

一方の名古屋はブロックは作っているものの、人を捕まえるところが曖昧なため、東京の中盤や引いてくる平山のボールを引き出す動きに対して後手に回りがち。それに対して中盤が後手に回った分、その後の動きも一歩分くらいずつ遅れてしまってる印象。その遅れというかリズムのズレが結果的にギャップを生み出してしまいました。

ちなみに前半の東京と名古屋のシュート数は7対6。実はあまり変わらないけど、先制して守備から入れてる分、攻めに出なければいけない名古屋相手にいい形はあまり作らせなかったし、カウンターからいい形を作れていました。



後半開始直後に名古屋はボランチの吉村に代えて前線に高さのある巻を投入。しかし東京の方は前の方からコースを切る守備ができてるため、多少ボールを持ち込まれても最後のシュートまではなかなか持っていかせない。ちなみに名古屋のCKはファー側を狙ってることが多かった気がするんだが、これは意図的なものだったんでしょうか。

64分に羽生 out 草民 in

66分のシーン、名古屋の低い繋ぎに対してボランチに入ったボールを米本が素早く寄せて潰し、こぼれ球を拾った草民が中に切れ込むドリブル、左サイドに流れてDF陣を引っ張る平山に対し、逆に外から左SB・CBの間のスペースに入り込んだカボレへ草民がスルーパス、カボレのシュートは楢崎が冷静にセーブ、こぼれ球に草民が詰めるもクリアされてしまう。

75分頃のシーン。梶山・米本・草民のパス回しから左サイドの長友へ、そのアーリークロスを石川飛び込むも楢崎冷静に対応。数えてみたら自陣ゴール前で今野がこぼれ球を拾って繋ぎ始めてからクロスを上げた長友に繋がるまで、実に19本ものパス回しで繋がっていた。
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しかしこのプレーで足がつった石川が、77分に当初カボレと交代予定だった鈴木達也と交代。一方接触プレーで肩を痛めた花井が負傷退場。すでに交代枠を使い切った名古屋は10人で戦うことに。しかし10人でもサイドを使って攻める名古屋に対し、80分赤嶺がカボレに代わって投入。84分頃に名古屋の巻が足を痛めて負傷し精彩を欠くように。東京は左サイド草民を起点に、長友・平山・梶山が絡んでチャンスをうかがう。

終盤カウンターのチャンスを狙う東京は、徳永のフィードから左サイドに流れた赤嶺がキープしてカウンター、走り込んだ平山にいいスルーパスを送るも、平山の足に合わず。さらにロスタイム、徳永のフィードを右サイドに流れた赤嶺がキープ、中に入ってボールを受けた鈴木達也のドリブルに人数の揃った名古屋DF陣は誰も寄せていけず、十分に空いたコースで左足で豪快に決めてダメ押し。3-0で勝利。


振り返ってみた試合で改めて感じたのは、CB今野の繋ぐ意識の高さ。ボールホルダーに対する意識も高く、攻撃の起点となる展開力も身につけつつある印象でした。また米本も積極的にパス回しに参加して冷静にボールを繋ぎ、縦にボールを入れる意識・視野の広さもありました。スタメンに定着した直後はパス回しで無難なプレーも目立ちましたが、この頃には意欲的に絡めるようになっていたんですね。

もちろん徳永・長友の両SBを始め、チーム全体が成長したからこそ、あれだけの試合ができるようになったのでしょうが、それはそれとしてこの2人が成長し、今のポジションに定着したことによって、08年までの梶山頼みの色が濃かったチームという単調さから、チームが一歩成長できたのだろうと感じます。この時点で今年のチームはある程度完成され、連動していた動きができていました。


【東京】SH15(枠内11) GK11 CK2 Keep49%
GK権田
DF徳永、ブルーノ、今野、長友
MF米本、梶山、石川(→'77鈴木達)、羽生(→'64田邉)
FWカボレ(→'80赤嶺)、平山
SUB:GK塩田、DF佐原、DF椋原、MF金沢

【名古屋】SH10(枠内5) GK9 CK6 Keep51%
GK楢
DF田中、竹内、増川、阿部
MF山口(→'63花井)、吉村(→'45巻)、小川、マギヌン
FW玉田、ダヴィ(→'69杉本)
SUB:GK西村、DF佐藤、MF福島、FW津田

【得点】
東京:'3石川、'34カボレ、'89鈴木達

【警告】
名古屋:'13ダヴィ

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2010.01.16 19:31 | FC東京 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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