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JリーグのFC東京を応援しているBlogです

前半、負傷から復帰したばかりの遠藤・ルーカスをベンチスタートとして、3バックで明らかに守備から入る形だったG大阪は前に掛ける人数が足りず、東京が中盤でボールを奪い返して攻勢に出る時間帯が続きました。ただサイドで数的優位を作って突破を図っても中の人数が1~2人だったり、いい位置でボールを持ってもそこから手数が掛かったりでなかなかシュートまで持ち込めず、攻めている割にはフィニッシュまで行けた回数が少ない難しい状況。

先に失点しないことを優先して後ろに人数を掛け、前線へのロングボールが多かったG大阪が、30分前後から徐々にラインを押し上げてボールを繋ぎ出すと、徐々に東京の攻撃が散発的になってG大阪がシュートで終わるような場面が増え、試合の流れは徐々にG大阪へ。後半開始とともにG大阪は遠藤・ルーカスを投入。それによってボールの落ち着きどころが増えたG大阪は縦の楔も入るようになり、ポゼッションがさらに安定してきました。

後半序盤はG大阪のポゼッションに劣勢になった東京も、安田の裏を突く石川の縦への抜け出しでたびたびチャンスを作るも、リカルジーニョが逸機するなど攻め切れず。逆に中盤でうまくリズムを崩されてカウンターを食らう難しい状況に。59分東京は梶山・重松を投入して羽生を二列目に上げ、梶山を起点とする形で勝負に出ましたが、ゴール前、ロングボールから平山が競って落としたボールを石川シュートも、わずかに左にそれるなど得点を奪えませんでした。

対して遠藤を起点として攻めるG大阪は、ルーカスとのワンツーから明神のミドルでゴールを脅かすと、66分には右サイドからのサイドチェンジのパスを受けて前を向いたルーカスにミドルを決められ失点。東京は鈴木を投入して再び攻勢に出るも決めきれず、75分にはルーカスとのワンツーから抜け出した宇佐美が飛び出しは権田がブロックしたものの、こぼれ球を遠藤が折り返し宇佐美に決められ再び失点。その後はなかなか攻撃の時間帯を作れないまま、0-2で完敗しました。


やはりポイントとして挙げねばならないのは、守備から入ったG大阪に対して、東京がG大阪の前の起点を潰して攻勢の時間帯を作り出していた前半30分までの時間帯。サイドから崩してはいましたが、中の枚数が足りない場面が多くて、フィニッシュまで持ち込むには選択肢が少なく、迫力に欠けていました。そういう迫力のなさを見透かされていたからこそ、G大阪も守りから入るような戦い方を選択してきたのでしょうし、相手の思惑通りに攻め切れない戦い方をしてしまいました。

今の東京はいい形で起点を作っても、ひとつふたつ手数が多くて攻撃に時間が掛かってしまっています。しかも崩した時に中の枚数が足りず、跳ね返されたボールに詰めることもできていません。以前城福監督のコメントで「個々の成長を促すために、あまり選手に約束事は設けないようにしている」という話をどこかで読みましたが、サイドからのクロスに対してファーとニアは必ず誰かが入る、こぼれ球をどう拾って次の攻撃に繋げていくのかはもっと考えるべきではないでしょうか。

またペナルティエリアの角など、一見ミドルを打ってもいいような場面で、さらにそこからの崩しを図って潰されたりとか、思い切りのなさも目立ちます。ボールの改良もあってか、ミドルによるゴールの割合は以前よりも増えている印象です。結局ゴールは手段でなく結果として奪えればいいわけで、キレイに崩しても偶然でも泥臭くても1点は1点です。シュートを打たなければゴールは奪えません。東京の選手にそういう思い切りの良さ、勇気がもっとあってもいいとは感じるところです。

そしてセットプレーが怖くないと、相手はファウルで止めればいいし、CKに逃げればいいと割り切れます。やはり相手にプレッシャーを与える意味でも、セットプレーは一考したい点。2失点した守備も遠藤やルーカスら起点となる選手に対してもっと厳しく行けなかった点は課題ですが、守備の安定は絶対的なものではありません。リスク冒して攻めに出れば付け入る隙も出てくるのはどちらのチームにも言えることです。選手が急に上手くなることはなくても、チャンスを決定機に結びつける確率を上げるためにできることは、あるんじゃないでしょうか。


【東京】SH12(枠内7) GK9 CK6 オフサイド2 Keep43%
GK権田
DF長友、森重、今野、キムヨングン
MF徳永、羽生(→'71鈴木)、石川、中村(→'59梶山)
FW平山、リカルジーニョ(→'59重松)
SUB:GK塩田、DF平松、椋原、FW赤嶺

【G大阪】SH11(枠内7) GK11 CK2 オフサイド10 Keep57%
GK藤ヶ谷
DF加地、中澤、山口、高木
MF武井(→'46遠藤)、明神、二川、安田理
FW大塚(→'46ルーカス)、宇佐美(→'84星原)
SUB:GK木村、DF下平、菅沼、MF佐々木

【得点】
G大阪:'66ルーカス、'75宇佐美

【警告】
東京:'90キム・ヨングン
G大阪:'17高木
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2010.04.25 14:08 | 戦評・東京 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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